『宝くじで1億円あたった人の末路』という本は読まないと損

『宝くじで1億円あたった人の末路』を読んだ。

「宝くじは当たろうと、当たらなかろうと、確実に損するからやってはいけない」ということを学べる本だった。

著者は日経ビジネスの副編集長・鈴木信行氏。

2017年に刊行されてからの約一年後、驚異の「14万部」を突破して話題を呼んだ。

  • 宝くじで一発あてたい
  • お金持ちになりたい

そんな思いで、宝くじ売り場の行列に並ぶ人が後をたたない。

けれど彼らは「宝くじの高額当選者の多くが、その後どんな人生をたどるか」を知っているのだろうか。

目次

『宝くじで一億円当たった人の末路』は読まないと損

① 宝くじ高額当選者の末路

本書によると、宝くじ当選者には、銀行から『その日から読む本』という冊子が手渡される。

お金のことで浮き足立った行動をして、取り返しのつかない事態にならないよう、当選者の興奮を落ち着けるためのものだ。

これは裏を返せば、「高額当選した人のなかには、のちに悲惨な末路をたどる人がいる」ということでもある。

本書には、「宝くじで当選した人に待ち受けるトラブルでいちばん多いのは、家庭・親族のトラブルだ」という内容が書かれている。

疎遠だった親戚がお金をたかるようになったり、お金が原因で家庭内の言い争い・仲たがいが起きたりする。

高額当選のもう一つのリスクは、「金遣いが荒くなるせいで破産すること」だ。

それまで質素な食生活だったのが、1食何万円もする高級レストランで食事をするのが当たり前になる。

株式投資やビジネスを始めて失敗し、何百万円・何千万円をいっきに失うケースも。

ちなみに本書はマンガ版もあるが、マンガ版では「高額当選者が会社をやめて起業し、失敗して悲惨な目にあう」という物語が描かれている。

② 大金をもつ器がない人は、大金に泣く

名著『ユダヤ人大富豪の教え』の著者である本田健氏は、以下のように述べている。

自分以上の器のお金を手に入れても、不幸になるばかりです。

高額宝くじに当たった人の多くは、大きな人生の変化を体験しています。友人や親族にたかられたり、借金の申し込みをされたりするのです。

そして、「こんなことなら宝くじに当たるんじゃなかった」と考える人が、90%もいるそうです。

(出典:本田健著『きっと、よくなる!』より)

お金の勉強をしていない人や、お金が人生に与える影響力のことを知らない人は、自分が大金を手にすることでどんな変化が起きるのかを理解していないことが多い。

大金を手にした先輩のその後

以前僕がいた職場で、株で儲けた先輩がいた。興奮した彼は、すぐさまそのお金で外車を買った。

あとで話を聞くと、彼は車を買ったことを後悔していた。

「この車をもったことで心配事が増えた。維持費もバカにならないし、いつ車に傷がつくんじゃないか心配だし、神経をすり減らす。以前と比べ、接し方がよそよそしくなった人もいる。本当に買ってよかったんだろうか。」

上記のことを言っていた。

自分の器を越えた金額を手にすると、人は物事を冷静に判断できなくなる。自分自身をコントロールできず、欲や感情にまかせて行動し、結果的に後悔してしまうのだ。

③ 宝くじで失う重大なもの

宝くじを買うことで失う重大なもの。

それは僕たちの「時間」だ。

毎年年末ジャンボの時期になると、売り場に長蛇の列をつくる人たちがいる。なかには発売前夜から並ぶ人も。

彼らは宝くじのために、人生の時間をどれだけ消費しているか考えているのだろうか。

  • 売り場に並んで待つ時間
  • くじが当選したかを調べる時間
  • くじが当たるかソワソワ気にする時間
  • 何百枚ものくじを買う現金を引き出すため、ATMに並ぶ時間

もし買ったくじが当たっていなかったら、上記の時間はすべて無駄になる。

もし時間を「寿命」と言い換えるとするなら、かぎりなく当選率が低い宝くじのために、「自分の貴重な寿命を削っている」ようなものじゃないだろうか?

本書によると、年末ジャンボで1等が当たる確率は1000万分の1以下。どれだけ大量にくじを買ったところで、一生当たらない人がほとんどの世界だ。

宝くじの売り場に並ぶ人は、実際は当たりもしないものに「ひょっとしたら当たるんじゃないか」という幻想を抱き、「時間」という大切なものを失っているのだ。

宝くじ・大金の怖さを描いた映画2選

高額な宝くじに当たったり、大金を手にすることでどんな恐ろしいことが起きるか。それをリアルに表現している映画を以下で紹介しておきたい。

僕は以前、U-NEXTでこの2作品を観て、大きな衝撃を受けた。

「お金が原因で不幸にならないよう知っておくべきこと」を学べるので、ぜひ参考にしてほしい。

① 億男

(動画の引用元:東宝MOVIEチャンネル 公式 / YouTubeより)

2018年公開、佐藤健主演の作品。

宝くじで3億円を当てた男の物語だ。

主人公の一男は、失踪した兄の借金を返済するため、過酷な労働の日々を過ごしていた。

3億円が当たった当初は、富士山が噴火したように興奮する一男。しかし後になって、「宝くじで3億円当選した人の多くは、悲惨な末路をたどる」という事実を知る。

  • 大金を手に彼がとった行動とは?
  • お金と幸せの答えとは何なのか?

この世の中では、誰もがお金と向き合って生きていかないといけない。お金が原因で不幸にならないよう、僕たちがけっして忘れてはいけない教訓を学べるすばらしい作品だ。

ちなみに『億男』は、以下のイヤでも貯金したくなる映画の紹介記事でも取り上げている。

よかったら参考にしてみてほしい。

② シンプル・プラン

(動画の引用元:YouTubeの映画とテレビ番組)

1998年公開のアメリカ映画。

田舎で妻とつつましく暮らす男・ハンク。お金に恵まれないながらも平凡な暮らしをしていた。

あるとき彼は、兄と友人の3人で、近所の森のなかに小型セスナ機が墜落しているのを発見。

機内にはあったのは「440万ドル (約6億円相当) 」という大金。感情が高ぶった彼らは、そのお金を自分たちのものにするため、ある計画を立てる。

しかし大金を手にしたのが原因で、彼らの身に恐ろしいことが起きる。

「お金が人生に与える負の影響力」が、リアルに描かれている映画だった。

『シンプル・プラン』は、以下の「お金で人生が狂う系の映画」の紹介記事でも取り上げている。

まとめ:宝くじを買ってはいけない

世の中では「宝くじで大金が当たれば人生安泰」と思われがちだが、決してそんなことはない。

自分の器に見合わない大金を持つことは、人生の歯車を狂わせてしまう恐れがある。宝くじを買うのは控えよう。

注意

本記事でご紹介した映画『億男』『シンプル・プラン』は、U-NEXTで観ました。

U-NEXTは時期によって作品の配信が終了していることもあるので、あらかじめご了承願います。

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