君たちはどう生きるか【コペル君の名前の由来が衝撃だった話】

みなさんこんにちは。

今回は、吉野源三郎さんが書かれた「君たちはどう生きるか」という本をご紹介します。

尊敬する池上彰先生が、とある著書で「この本を何度も読み返している」と書かれていたので、読んでみようと思ったのがきっかけ。

結論、これは人の人生を変える本だと思います。

いざ読んでみると、頭のなかでカミナリが鳴るような衝撃を受け、読み終わったあとしばらくボーっとしてしまいました。

とくに衝撃だったのは、本書の主人公であるコペル君の名前の由来。

備忘録として書き残しておくのはもちろん、この記事を読んでくださった方に何かしらプラスになれば幸いです。

(※ 以下、ネタバレを含んでいます)

目次

「コペル君」という名前の由来が衝撃だった話

本書の主人公である本田潤一君。

彼のあだ名はコペル君で、その由来は、地動説を唱えたあのコペルニクスなんです。

ある日コペル君が、デパートの屋上から銀座の街並みを眺めていたときのこと。

街を大勢の人が行ったり来たり、入れ替わり立ち代わりしている様子を見て、コペル君は隣にいたおじさんにこう言いました。

“人間て、まあ、水の分子みたいなものだねえ”

引用:君たちはどう生きるか (マガジンハウス)

東京の街並みが海だとすると、そこにいる無数の人はみんな、その海を構成している小さな分子のようなものだということ。

コペルニクスの地動説

コペルニクスの地動説を、みなさんもご存じかと思います。

地動説とは

「地球はほかの星と同じく、太陽の周りをまわっている」という説。

でもコペルニクスがこれを唱えるまで、世の中では天動説が信じられていました。

「地球の周りを、太陽やほかの星が回っている」

というやつですね。

いまでこそ、地動説は当たり前のものと世の中で認識されてます。

でも当時は「地球が太陽の周りをまわっている星の一部だなんてありえない!」と思われていました。

本書でコペル君のおじさんは、以下のように言っています。

” 昔の人はみんな、太陽や星が地球の周りをまわっていると、目で見たままに信じていた。これは、一つは、キリスト教の教会の教えで、地球が宇宙の中心だと信じていたせいもある。しかし、もう一歩突きいって考えると、人間というものが、いつでも自分を中心として、ものを見たり考えたりするという性質をもっているためなんだ。”

引用:君たちはどう生きるか (マガジンハウス)

この言葉からもわかるように、天動説は

俺たちが住んでいる地球こそ、世界の中心なんだ!

という、人間の自己中心的な考えによるものでもあったということですね。

人はみんな、社会を成り立たせる小さな一部

子どものときはこの天動説のように、みんな自分中心で生きるもの。

嬉しい時は喜び、お菓子を買ってほしい時は母親にねだったり、わめいたり。

周囲の人たちの損得なんて考えず、ただ自分の思い通りになることを考えるものです。

けれど大人になるにつれ、人は自分中心でいられないと気づくようになります。

周りのことを考え、自分が納得いかない時も周囲に合わせることを学びます。

社会で他人と関わっているからこそ、自分の気持ちより周囲を優先する「地動説的な考え方」が身についていくものなんですよね。

人はとかく自分を中心にして考え、行動してしまう

大人は子どもより、自分より周囲を優先した行動ができるもの。

でもいつでもそれができるかというと、決してそうではありません。

ときには大人でさえ自己中心的なことをしてしまうんですよね。

  • お金ほしさに他人に損をかぶらせる
  • 都合の悪い事実を隠そうとする

ビジネスの世界でも、会社で働いているときも、大人のエゴは散見されるもの。

  • 自分が得するように
  • 自分が損しないように

と自分中心にモノを考えるのは、人間である以上避けられないのかもしれません。

だからこそ、自分の損得に関わる場面でさえ、自分よりも全体のことを考えて行動する「地動説的な考えの人」は、社会で重宝されるんじゃないかと。

この本は時間を置いて何度も読み返す必要がある

もともと池上彰先生がオススメされていたのがきっかけで読んだ本書。

正直、1回読んだだけではすべてのことはわからないと思いました。

本書では、ほかにも

  • いじめ
  • 貧困
  • 後悔
  • 友情

など、人間社会で重大なテーマについて小説形式で書かれています。

作者である吉野源三郎氏が、どんな思いで各テーマについて書かれたのか、その本質的なメッセージはなんなのか。

これからの人生でいろんな経験をして学んでいくなかで、あるときふと読んでみたときに、

「ああ、そういうことだったのか!」

と気づくのかもしれません。

社会の一部として、どう社会の役に立って生きるかが大切

本書は、

”君たちは、どう生きるか”

引用:君たちはどう生きるか

という一節で締めくくられます。

この問いにたいして答えるなら、

社会を成り立たせている一員として、自分たち人間ひとりひとりは、この大きな社会にどう貢献していくかを大事にして生きる

でしょうか。

個人的にこれまでの人生で一番うれしかったことは、

  • 人の役に立って感謝されたとき
  • 目の前にいる人に喜ばれたとき

です。

他人の役に立ったり、誰かに喜んでもらったとき、人はいちばん幸福を感じるものだと思います。

いざというとき、自分の損得より、所属するコミュニティ、自分が関わる社会全体にとってプラスになる選択をするのが大切じゃないかなと思います。

自分の欲のままに生きるより、いかに人の役に立つか。どれだけ多くの人を喜ばせるか。

自分中心の天動説じゃなく、社会全体を大切にする地動説

これを生きていくことで、人は本当の幸せをつかめるんじゃないかと。

まとめ:「君たちはどう生きるか」をぜひ読んでほしい

いかがだったでしょうか?

このブログで紹介した内容は、本書のたった一部です。

ほかにも人間として大切にするべきことがたくさん詰まってます。

興味のある方は、ぜひお手に取って読んでみてください。

↓こちら、イラストの挿絵つきなので読みやすいですよ。

電子書籍なら、読みたい本はダウンロードしてすぐ読めます。

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今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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