職場を転々とする人の特徴7選と末路【一つの仕事に落ち着くには?】

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筆者はこんな人

  • 大卒後7年派遣。全国約20か所の派遣先で働く
  • 31歳で初就職。仕事が合わず、1年で転職

「仕事が続かない・・。

職を転々としてるけど、このままじゃ将来が不安。ひとつの仕事に落ち着いたほうがいいじゃないかな・・」

そう悩んでいませんか?

仕事を始めては辞めるのくりかえしだと、将来職に困って、一生お金で苦労するんじゃないか不安になりますよね。

今回は僕の実体験をもとに、「職場を転々とする人の特徴7選!一つの仕事に落ち着くには?」というテーマで解説します。

いまの働き方を変えたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

職場を転々とする人の特徴7選

① 束縛が嫌。自由でいたい

職場を転々とする人って、ひとつの仕事・場所にとらわれるのを嫌います。

「何年も同じ仕事をするのは、せまい牢屋に閉じ込められてるみたいでイヤ」

↑こんなかんじ。

僕がむかし派遣で全国各地で働いてたとき。どの職場にも、派遣の人たちがいました。

彼らの多くは、

  • 「束縛されたくない」
  • 「自由に生きてたい」

と言っていて、何年もフリーターをしてる人たち。20代が多いですが、30代もちらほら。

ひとつの職場にずっといるのは、小さい牢屋のなかに入れられて自由を奪われること。

そういう考えから、学校を出ても就職せず、「フーテンの虎」のように暮らしてます。

② 好奇心旺盛

いろんな経験がしたい。
もっと物事を知りたい。

こういうポジティブな理由で転々とする人もいますね。意欲的で、行動力のあるタイプ。

じっさい、毎回ちがう場所に行って、毎回ちがう仕事ができるのって楽しいし刺激的です。

  • 夏は本州のキャンプ場
  • 冬は北海道のスキー場

みたいに、行ったことのない場所で一定期間働く。

休日に周辺を観光したり、その土地のグルメを食べてみたり。職場の人たちと仲良くなって、一緒に遊びに行ったり。

そうやって新しい経験をしていくと、どんどん自分のキャパが広がっていく感じがして嬉しいもの。

とくに20代の若くて多感な人のなかには、

「ひとつの職に落ち着くより、いろんなところに行って経験を増やすほうが大切だ」

と思う人もいるんじゃないでしょうか。

③ 理想の世界を探してる

今よりいい場所が、どこかにあるんじゃないか。

そう考えるのも、職をよく変える人にありがちです。

僕が20代のころ、まさにこのタイプでした。

ある職場で働いてるときも、「ここに長居しちゃだめだ。もっといい世界があるはずだ」と考えて、数カ月後には次に行ってました。

働いて貯めたお金をもって、

  • 国内のいろんな観光地に行く
  • あてもなくアジアに旅をする

など、根無し草みたいに漂ってました。

一か所に落ち着かず、いろんな場所に行くのは、「自分にとってもっと理想の世界がある」という淡い期待があったから。

でもいま思えば、国内だろうと海外だろうと、どこに行ってもだいたい同じでした。同じように人がいて建物があって、車が走ってます。

お腹が空いたらお店で食べ物を買わないといけないし、夜はホテルの寝泊まりでお金が必要です。

そうやってあちこち行ってる間もお金は減っていきます。

貯金が尽きたら、またどこかでバイトしないといけません。

「自分が自由になれる場所があるんじゃないか」というのは幻想です。

④「向き合う姿勢」がない

あなたもお分かりだと思いますが、
仕事では「辛くても向き合わないといけない場面」がたくさんあります。

たとえば人間関係。
どんな職場にも嫌な人がいるもの。一緒に働くのはストレスですよね。

でも仕事だと、そういう相手とも付き合わないといけません。

「おなじ現場の○○さんがウザいから」とすぐ辞めてると、きりがないです。

ほかにも、仕事でミスしたとき。
人前で恥をかくし、上司に怒られて嫌ですよね。

でも大切なのは、落ち込んでも逃げないでふんばること。

これも「向き合う姿勢」がないとできないことです。

でも職を転々とする人は、職場に嫌な人がいたり、嫌なことがあるとあっさり辞めます。難しい状況に耐えられません。

逃げて楽かもしれませんが、「逃げグセ」がついてしまいます。

⑤ 自分の得意・不得意を把握してない

僕が31歳で初就職したのは農業でしたが、合わなくて1年で辞めました。

トラック・トラクターの運転が必須。
いざやってみたら超ヘタクソ(^^;)

注意散漫で、まちがってほかの社用車にぶつかったり、苗をタイヤで踏んづけたりと、ミス連発・・。

「自分は大型機械を使う仕事はムリなんだな」と、そのときはじめて知りました。

仕事をすぐ辞める人は、自分の得意なこと、苦手なことを把握してない可能性があります。

やってみて「あ、この仕事向いてない」と気づいて辞めちゃうんですよね。

⑥ 繊細で傷つきやすい

職を転々とする人は、いわゆるHSP(繊細さん)に多いです。

人の言動とか、まわりの状況に過敏。
仕事でなにかあるたび、人一倍ストレスを感じやすいです。

たとえば

  • 上司に怒られたとき
    → いつまでも引きずって落ち込む
  • 同僚との人間関係で悩んでるとき
    → 嫌な同僚が頭から離れず、プライベートでも悩む
  • 仕事の成果が出ないとき
    →「やばい、低評価される・・」と不安になりすぎて心を病む

上記のとおり。

なにかと不安になって悩む。

それが日常茶飯事の職場なら、繊細な人は長くいられません。

ちなみに「繊細な人って正社員に向いてないの?」という疑問もあるかと思います。それについては以下の記事にて。

⑦ 人間関係が壊れないか不安

「職場の人たちと、ずっと仲良くしてられるか不安・・」

そんな思いから、すぐ辞めるケースもあります。

職場でみんなと仲が良くて、ふだんワイワイしてても、仕事では何があるかわかりません。

ひょんな出来事がきっかけで、急にお互い気まずくなったり、相手に嫌われる可能性もゼロじゃないです。

ひとつの仕事に落ち着けない人は、心配性な性格ゆえか、いつか人間関係が壊れないかと怖れています。

「良好な関係のまま、きれいに別れよう。そのほうがいい思い出に残る」

↑こういう考えの持ち主なんです。

【そのままじゃヤバい!】職場を転々とする人の末路

① 老後もお金に困る

当たり前ですが、職をコロコロ変えてると給料は上がらないです。

転職してはゼロからスタート。
たいてい派遣かバイトなので、手取り10数万円で働き始め、数カ月で辞めるのくりかえし。

つぎの職場に移動するにも交通費がかかります。貯金、増えないですよね。

そのままだと30・40代になっても、生活がカツカツのまま。

老後の年金が足りず、70過ぎても生活のために働くかもです、、

② 社会の信用を失う

僕が30歳ではじめて就活したとき、めちゃくちゃ辛かったこと。

それは、
応募先の人事の人に、履歴書を見てほぼ毎回尋問されることでした。

「なんで今までずっと派遣だったんですか・・?」と疑わしげに訊かれるたび、イチから説明しないといけない苦痛。

  • 30歳で正社員経験なし
  • それまで派遣で職を転々

↑この経歴を見たら、誰だって警戒しますよね。落とされまくって絶望してました。

もちろん職をあれこれ変えてるときは楽です。いろんな仕事ができて楽しいし、嫌なことがあったらすぐ去れるので。

でも、いざ身を落ち着けないといけなくなったとき、転職歴の多さから、どこにも雇ってもらえなくなるかもです、、

③ 専門スキルがつかない

僕が以前正社員で働いてた会社には、業務委託で経理の人がいたんですが、かなりハイスペック。

簿記1級で、自分の会社も作ってました。

稼げる人、社会で重宝される人は、業務の専門スキルがちゃんとあります。

逆にスキルがないと、工場作業・データ入力みたいな「誰でもできる簡単な仕事」しかできないし、相応の安い収入になります。

ほんの2~3カ月で転職をくりかえしてると、毎回仕事をかじる程度しか経験できません。スキルなんてつかないですよね。

そのまま将来ノースキルの中年になって、稼いで食べていけるでしょうか?

仕事を変えまくるのは、能力が育たない「危険な働き方」です。

職場を転々とする人が、一つの仕事に落ち着くには?4ステップで解説

もしあなたが、

  • 「職をあれこれ変えてると、将来やばい・・」
  • 「そろそろ一つの仕事に落ち着かなきゃ・・」

と焦りを感じているなら、以下をじっくり読み進めてください。
かつて同じことで悩んだ身として、本気で書いてます。

まず第一前提。
ひとつの仕事に落ち着くには、自分が働いてて楽しいとか、居心地がいいと思える仕事に就く必要があります。

そのためには、「いかに自分が苦手な仕事を避け、得意な仕事をするか」が大切です。

ただ得意な仕事って、そう簡単に見つからないのが現実。

見つけるには時間をかけて、いくつか段階を踏まないといけません。

場合によっては、そのつど職を変える必要も出てきます。

以下で具体的なステップを見ていきましょう。

STEP① 正社員で最低1年働く

もしあなたが今まで就職せず、派遣やバイトだったなら、まず正社員になりましょう。

理由としては、正社員のほうが辞めにくいからです。

派遣やバイトだと、嫌になったらソッコーで辞めれます。職場によっては翌日辞めれるし、その気軽さもあって仕事が続かないんです。

いっぽう正社員なら「責任」が求められます。

会社にそれなりの働きを期待されて入社してますし、辞めるときの規定もバイトとかより厳しいです。

その縛りのおかげで、「ちょっとやそっとじゃ辞めれない」というメンタルブロックがかかるんです。

こうやって、辞めにくい状況に自分を追い込むことが大切。

そして就職したら、最低1年はその仕事を続けてください。

「逃げグセ」のついた自分を変えるためにも、どんな仕事だとしても1年はやるべきです。

あと、働くなかで自分の得意・苦手を知るには、1年未満じゃさすがに短すぎます。

僕もはじめて就職した会社は、まるで向いてませんでしたが、きっかり1年働きました。


ちなみに、もしブラック企業に入ってしまったら1年とかじゃなく、すぐに辞めるべき。入ってしまわないよう、求人票で見抜く方法も解説してます。

STEP② 働くなかで自分の得意・苦手を知る

初就職したらやること。
それは、働くなかで「自分はどんな仕事に向いてて、どんな仕事に向いてないか」を知ることです。

理由はくり返しになりますが、
ひとつの職に落ち着くなら、苦手なことはやらず、得意なことをやるのが大切だから。

でもはじめて就職したとき、自分は何が得意で何が苦手かなんて、ほとんどわからないですよね。

いざその仕事をやってみたら、全然自分に合わなかった、なんてことも普通に起きます。

でもこれはしょうがないです。
実際に働いて、向き不向きを肌で実感して学んでいくしかありません。

なので初就職は失敗前提。
ます1年働くなかで、

  • 「この仕事は苦手だな・・」
  • 「この仕事は得意だ!」

と感じる場面を見つけていきましょう。

参考までに、僕のケースをご紹介します↓

初就職した農業法人では、現場作業とインスタ広報をやってました。そのなかで見つけた「得意なこと」「苦手なこと」は以下のとおり。

得意なこと

  • インスタに投稿する文章を書くこと
  • 投稿用に、きれいな写真を撮ること
  • インターネットで情報発信すること

苦手なこと

  • トラック、トラクターなどの機械運転
  • スコップなど、体を酷使する肉体労働
  • まわりと足並み揃えてやる、単純作業

上記のことを、1年働いて理解しました。

「自分は文章を書いて写真を撮って、ネットで発信するのが得意っぽいな。

この素質をとことん活かせる仕事なら、もっと楽しく働けるんじゃないかな?」

↑こう考えて、のちに転職。
広告関係の仕事に就けました。

あなたの「得意なこと」「苦手なこと」を把握すれば、将来もっといい仕事を見つける判断材料として役立ちますよ!

STEP③ 苦手な仕事は排除。得意に絞って仕事選び

一度ここでおさらいです。

  • STEP①:正社員就職して、1年働く
  • STEP②:その1年で、自分の得意なこと・苦手なことを把握する

ここまでやったら、つぎに進みましょう。

つぎやることは、おもに以下のどちらか

  • (1) 現職をそのまま続ける
  • (2) 得意をもっと活かせる仕事に転職

まず(1)の場合。
初就職したその仕事が、あなたの得意なことを活かして長く働けそうなら、あなたはかなり運がいいです。

営業の仕事を始めてみたら、初対面の人とすぐ打ち解けられる自分の素質にぴったりの仕事だった。

それなら引き続きその会社で働いて、キャリアを伸ばしていきましょう。

そして(2)の場合。
多くの人はこっちになると思います。

僕のように、初就職した仕事はまったく自分に合わなかった、というのが大半。

でも、そのおかげで自分の苦手な仕事がわかったと思います。その仕事を今後避ければいいだけの話です。

僕も農業をやって「機械運転」「肉体労働」はできないとわかったので、もう二度とやらないようにしてます。

同時に「自分の得意なこと」も見えたと思うので、それを活かせそうな仕事を探しましょう。

もし、ひとりで探すのが大変なら・・

プロの力を借りましょう。

転職エージェントを使えば、自分の素質・能力を活かせる仕事にはどんなものがあるか、アドバイザーに相談できて、求人も紹介してもらえます。

僕も以前転職したときはエージェントを使いました。

デメリットとしては、担当者によって質がまちまちなこと。

不愛想な担当者に当たったこともあります・・。

ただ、応募書類の添削・企業の面接日程の調整など、面倒なことをすべてやってくれるのはありがたかったですね。

おすすめは最大手のリクルートエージェント

完全無料で使えるので、いまのうちにサクッと登録しておきましょう。

STEP④ 失敗覚悟で、ひきつづき試行錯誤

STEP③で解説した

  • (1) 現職をそのまま続ける
  • (2) 得意をもっと活かせる仕事に転職

↑このどっちかを選んで、納得いく仕事ができるようになったとしても、定着できるかはわかりません。

またべつの不満や問題に出遭って、辞めたくなる可能性もあるので。

でも、それでいいんです。

たった1~2回のチャレンジで定着できる仕事が見つかるなんて、99%ムリです。

失敗をくり返し、そのつど学んで、自分に合う仕事をちょっとずつ探り当てていく。
それまでに何度か転職する可能性もありますが、気にする必要なしです。

時間はかかるし苦労するかもしれませんが、根気よく理想の仕事を探していきましょう!

【補足】職場を転々としてキャリアがなく、希望を失っている人へ

かつて31歳無職で初就職した僕の体験記をまとめました。

似た境遇を経験している身として、この本があなたのお役に立てるかもしれません↓

キャリアゼロからの人生再起術 30代無職・キャリアなしで初就職した筆者の体験記

私事で恐縮なんですが、
僕は30歳のとき人生に絶望してました。大学を出てから就職せず、画家になる夢を追って派遣で職を転々。

30歳で病気になったのがきっかけで夢を諦めて、就職を決意したんですが、正社員経験がないので就活でかなり苦労しました。

いくら応募しても落とされ、面接では「なんでずっと派遣だったんですか・・?」と警戒される。

社会に受け入れられない孤独感、「もう一生就職できないんじゃないか・・」という恐怖感。夜中にへんな夢で目が覚めて、不安で寝つけない日々。

約150社に応募して、内定をとるまでもがきにもがいた実体験をもとに、当時のすべてを詰め込んだ渾身の一冊です。

  • 初就職にあたって必ず知っておきたいこと
  • 絶対に入社してはいけない会社の特徴や見分け方
  • 過去の後悔から抜け出すポジティブな物事のとらえ方
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当時の僕のように、就職に焦ってるけどキャリアがなくて自信を失っている人が、希望をもてる本です。

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こちらをチェックしてみてください。

まとめ:職を転々とする生活はもう終わりにしよう

今回は、「職場を転々とする人の特徴7選!一つの仕事に定着するには?」というテーマで解説しました。

自分はこれからどんな働き方をして、どう生きていけば幸せか。

この記事をきっかけに考え、一歩を踏み出していただければ嬉しいです!

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