U-NEXTで、『ドリーム』という映画を観た。
「働くことと社会貢献」について考えさせられる作品だった。
アメリカのNASAで働く黒人女性たちの、実話をもとにした物語。
1960年代の当時、アメリカとソ連は歴史に残る宇宙開発競争を繰り広げていた。
世界初の有人宇宙飛行を成功させるために奮闘する。この映画は、「国の発展に貢献する」という使命感を胸に、NASAで働く人たちの姿を描いた作品である。
仕事はたんに「お金のため」じゃない
働く人たちの多くは、おそらくお金のために働いていることと思う。僕もしかり。
毎月の生活費の支払いのため、本当は好きでもない仕事をやり、収入を会社の給料に頼る。
もちろん、それがいけないわけではない。
ただ、生き方・価値観が多様化した今の時代においても、「仕事はお金のために我慢してやるもの」というイメージは、僕たちの心のどこかに根強く残っている。
でもこの映画の登場人物たちのように、世の中には、自分の仕事を愛している人たちがいるのは事実だ。使命をもち、理想をもち、世の中に価値を提供することに生きがいを感じながら働く人たちがいるのだ。
もちろん僕たちサラリーマンの多くは彼らのように、「国全体を大きく進歩させるような大仕事」ができるわけじゃない。
けれど、仕事の大きさは問題じゃないと僕は思う。
自分のできる範囲内で、周囲の人たちや、目の前のたった一人の相手を喜ばせることができれば、それも立派な社会貢献だ。
ささやかだとしても、世の中にプラスの影響を与え、誰かに希望を与えている。そんな仕事をしていると実感できれば、僕たちはきっと生き生きと働けるはずだ。
社会に貢献することで幸せに働き続けられる
日本はいま、傾いてきている。
少子高齢化が進み、コロナで多くの人が職を失った。そこに追い打ちをかけるように襲い来る物価高。
家計は圧迫されるなか、渦巻くのは将来への不安。老後の不安。
でも、もし使命感・やりがいをもって働き続けることができれば、将来や老後の不安はなくなるんじゃないだろうか。
「これがやりたい!」と心から思える仕事をもち、70歳になっても、80歳になっても幸せに働く。
それができればお金の心配、生活の不安もなく、豊かな人生を最後まで生きられるはずだ。
そしてなにより、仕事をすることで、誰かの役に立つ喜びを感じることができる。「世の中の大切な一員として生きている」という感覚を忘れずにいられる。
社会に貢献し続けよう。何歳になっても。
僕たちは「はたらく」を通してそれができる。
よかったらぜひコメントをお願いします。