こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代 倹約家サラリーマン
- 生活費:田舎で月8万ほど
- 貯金:年間200万円達成
- 元浪費家
- とことんお金を使いたくない人
- 節約、貯金をがんばっている人
「お金を使わないことで、どんなメリットがあるんだろう?」
そう疑問に思う人は多いでしょう。
もちろん「どんなときもお金を使わないほうがいい」というわけではありません。でも、倹約な生活を続けることで多くの良いことがあります。
今回は、倹約家の僕が実体験をもとに、「とことんお金を使わないことで達する6つの境地」について解説します。
節約・貯金のモチベーションが上がるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
とことんお金を使わないことで達する6つの境地
① お金を使わずに楽しむ方法は、いくらでもあるということ
誤解のないよう断っておきたいんですが、これは「完全な0円」というわけじゃなく、「多少はお金がかかることもあるけど安く楽しめる方法」も含めてのことです。
僕がこれまでやってきた、お金を使わずに楽しむ方法は以下のとおりです。
- 読書
- 写真
- 料理研究
- 映画鑑賞
- ブログ執筆
- 朝活の散歩
- 図書館に入り浸り
など。
たとえば読書ならKindle Unlimited
映画鑑賞ならU-NEXTなどの動画配信サービスを使えば、コスパよく楽しめるので重宝してますね。
「楽しむためにはお金をかけないといけない」と考える人もいるかもしれませんが、まったくの誤解。
むしろ、お金をかけないほうが精神的な負担もなく、気楽ですよ。
ちなみに「お金のかからない趣味」については、以下の記事でくわしくご紹介しています。
② 高価なモノを買って幸せを見出すのは、不幸だということ
世の中には、高価なモノを買うことで幸せを見出す人がいます。
たとえば・・
- 高級車
- ブランド時計
- 20万円のコート
など。
でも実際、いくら多額のお金を使って得たモノでも、すぐに飽きます。
僕も大学生のころ、高いストリートブランドの服を買いまくってました。
もちろん買った当初はテンションが上がります。
でも1ヶ月もすれば飽き、また次の服を、また次の服をと買い続けてました。
もちろんお金は貯まりません。
気づけば自宅にたくさんの高価な服がハンガーに吊るされ、気持ちは満たされないまま・・。
いくら高いものを買って幸せな気持ちになっても、その幸せは長続きしません。むしろ大切なお金を失い、かえって不幸です。
③ 今お金を使わないのは、未来の自由を得るためだということ
さいきん読んだ「サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット
以下の引用文は、さらに具体的な記述です。
お金は、自分の時間をコントロールできるようにしてくれる。
これは、誇張ではない。
蓄えが増えるごとに、人は周りの都合に左右されることなく、自律的に生きられるようになっていく。「何を、いつするか」を自分で好きなように決められるようになるのだ。
引用元:サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない富のマインドセット (ダイヤモンド社 モーガン=ハウセル 著 小島修 訳)
僕もこれまで2年間、節約で貯蓄をコツコツ増やしてきました。
2年間で350万円ほど増えましたが、お金が少なかった最初の頃と比べ、いまは心の余裕がまるで違うと実感してます。
かりに突然失業しても、数年は無収入で暮らせるお金があります。そのあいだに仕事を見つければ問題ありません。
また、蓄えがあることで人生の選択肢が増えます。
旅行にも行けますし、すこし給料が安くても社会貢献度の高い、やりがいある仕事に就くことだってできます。
お金があれば自由が増えます。
そして、いまお金を使わないことで蓄えが増え、未来のあなたの人生がより自由になっていきます。
④ 自炊でつくる質素な食事こそが、いちばん贅沢だということ
毎日自炊していて思うこと。
それは、自炊でつくる質素な料理がいちばん贅沢だということです。
自炊する一番の魅力は「自由」だと思います。
自分の好きな食材で、好きな調理のしかたで、好きな量を作れるので。
たとえばカレーにしても、専門店で食べると千数百円とかしますよね?そのわりに量がイマイチ少ない、ということも。
でも自炊で1からカレーを作れば、店よりはるかに安く、自分が食べたいだけ作れます。
スパイスの分量を変えて、自分好みにアレンジすることも可能。
これってある意味、すごく贅沢だと思いませんか?
尊敬するミニマリストしぶさんが、「手ぶらで生きる」という著書で、「自炊は最高の贅沢だ」という内容のことをおっしゃっていました。深く共感します。
もちろん、高級な食事もすばらしいと思います。
僕もむかし本格的なフランス料理店で食べたことがありますが、舌が蒸発するくらい美味しかったです。
でも大事なのは、贅沢な食事をするために、必ずしも高いお金をかける必要はないということ。
むしろ自炊なら自分の好きなように作れ、お金も浮きます。たとえ質素でも、自分で作る料理はやっぱり美味しいもの。
こんな贅沢な食事、ほかにないと思います。あなたはどう思いますか?
⑤ 質素倹約のおかげで、本当に重要なものがわかるということ
お金を使わない生活をしているうち、「重要じゃないことにお金を使わない」のが習慣になります。
たとえば・・
- 余計な買い物
- 不要な飲み会
など。
重要じゃないことを自分の生活から断捨離していると、いつしか「重要なこと」だけが残るようになります。
たとえば、僕にとって重要なことは以下のとおり。
- 読書をすること
- 映画を観ること
- ブログを書くこと
重要なことに時間やお金、エネルギーを集中でき、暮らしが充実します。
これもすべて、無駄遣いしないおかげ。
お金を使わなければ、「自分がいちばん大切にしたい時間」にコミットできます。
ちなみに「質素倹約のおかげで幸せになれる理由」については、以下の記事を参考にしてみてください。
⑥ お金を使わない人はシンプルな暮らしを楽しめるということ
余計な買い物をせず、必要最低限のものだけで豊かに生活すること。
これは俗に「シンプルな暮らし」と呼ばれます。
お金を使わないのが習慣の人は、きっとこのシンプルな生き方が合っています。
必要ないものにお金をかけず、今あるもので満足する。出費が抑えられ貯金が貯まりますし、ごく普通の暮らしを人一倍楽しめるはず。
僕も節約するうち、自分の暮らしに無駄がなくなって充実していくのを実感してますね。
ちなみに、ミニマリストになると、こうしたシンプルな暮らし・節約生活を楽しめるようになります。くわしくは以下の記事を読んでみてください。
もちろん、ときにはお金を使うことも大切
いつでもお金を使わないことが本当にいいかというと、必ずしもそうじゃありません。
ときにはお金を惜しまず使ったほうがいい時もあります。
たとえば・・
- 家族旅行
- 自分の趣味
- パートナーとの時間
など。
ほかにも、読書や勉強など「自分を磨くこと」にも、積極的に使うべきでしょう。
大切なのは、お金を使うとき、使わないときを自分で判断できること。
「お金を使わないぞ!」という考えに囚われすぎないよう、気をつけたいですね。
※
幸せなお金の使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。
※
モノよりも、経験にお金をつかうと幸福度が上がります。くわしくは以下の記事をどうぞ。
まとめ:お金を使わない暮らしは幸せ
今回は、「とことんお金を使わないことで達する6つの境地」について解説しました。
倹約の最大のメリットは、将来の自由を得られることだと僕は思います。
いまお金を使わないことで貯蓄が増え、人生の自由度が上がっていくのを実感しつつ、これからも質素な暮らしを楽しんでいきましょう!
ちなみに「お金よりも大切なもの」について知りたい方は、以下の記事をどうぞ。
人生について、深く考えさせてくれる名作を揃えています。
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