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「かもめ食堂」という映画を観た。
サチエさんの名ゼリフに、心を打たれた。
- 自分なりの幸せを探している人
- 大切なことだけをして暮らしたい人
舞台はフィンランドの首都、ヘルシンキ。ちいさな日本食堂を営む女性の物語。
はじめはお客さんが一人も来ず、ガランとした店。
それでも「自分がいいと思う料理」を一生けんめい作り続けるうち、一人、また一人とお客さんがやってきて、店が繁盛していく物語だ。
自分にとって本当に大切なことだけをして、幸せに暮らす。
シンプルで本質的な生き方が感じられる作品だった。
【映画 かもめ食堂】サチエさんの名ゼリフに心を打たれた
① サチエさんの名ゼリフ
この映画には名ゼリフがある。
それは主人公のサチエさん (小林聡美) が言ったひとことだ。
食堂にコーヒーを飲みに来た日本人客 (もたいまさこ) が、楽しそうに働いてるサチエさんを見て、羨ましそうにこんなことを言った。
「いいわねー。やりたいことをやっていらして」
するとサチエさんはこう言った。
やりたくないことはやらないだけなんです。
(引用元:かもめ食堂 サチエ)
僕たち日本人が、思わずはっとさせられる言葉じゃないだろうか。
② お金のために働くことへの疑問
「なぜ働いていますか?」
と訊かれたら、あなたはどう答えるだろう?
僕を含め、きっとほとんどの人が「お金のため」と答えると思う。
もちろんお金は大切だ。
生活にはお金がいるし、無収入の仕事を進んでやる人はそういない。
ただここで大事なことがある。
それは、「僕たち日本人はお金のために、やりたくもない仕事を我慢してやっていないか」ということ。
じっさい日本人のなかには、自分の仕事を嫌っている人が多いと言われる。
- やりたくもない仕事
- 苦痛でしかない仕事
これらを我慢してやり、その対価として給料を受けとる。ほんとにそれで幸せだろうか?
給料が高くても、やりたくない仕事はつらい
かくいう僕も昔、まったく合わない仕事をしていた。
高めの給料ではあったけど、求められる業務が苦手で、根本的に向かない。辛くてしょうがなかった。
やりたくないことはやらないだけなんです。
(引用元:かもめ食堂 サチエ)
サチエさんのこのセリフは、お金のためにやりたくもない仕事を我慢してやっている僕たちに、「本当にそのままでいいの?」という質問を投げかけてくれているようにも見えた。
③ 本当に好きな仕事をする
現実的な話、食堂の仕事はそんなに儲かるものじゃない。
でもその仕事が好きなら、収入が多くなくても心は満たされ、幸せに働ける。
サチエさんが店で料理を作っている姿は、見るからに楽しそうだ。
おでん、から揚げ、おにぎり。
素朴な家庭料理をひとつひとつ丁寧に、心をこめて作っている。
そんな料理を、おいしそうに食べるフィンランドのお客さんたち。
あの小さな店で起きるすべてのことが、サチエさんの人生でいちばん重要なことで、いちばん幸せなことなんだろう。
やりたくないことはやらず、本当に好きな仕事で生き生き働く。
そこにはお金以上の喜びや、本当の意味の「豊かさ」がある気がする。
あなたにとっての幸せは?
この映画は、「あなたは人生で何を大切にして生きていきたいですか?」と、僕たちに問いかけているような気がした。
どんな仕事なら幸せか。
どこに住めば満たされるか。
誰と、何をして過ごしたいか。
日々の忙しさに追いかけられ、自分を見失っている人も多いかもしれない。
そんな人にこそ、この映画を観てほしい。きっと何か大事なことを学べる。
ていねいな暮らし映画を楽しもう
① 「ていねいな暮らし映画のまとめ」はこちら
かもめ食堂のほかにも、ていねいな暮らしを描いた素敵な映画はたくさんあります。
以下の記事でまとめてるので、よかったら参考にしてみてください。
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まとめ:かもめ食堂は素敵な映画
今回は、映画「かもめ食堂」についてご紹介しました。
ほんとに素敵な映画なので、ぜひ一度は観てほしい映画です。