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- 入らないほうがいい会社の特徴を知りたい人
- 間違った会社に入社して、後悔したくない人
世の中には、絶対に入らないほうがいい会社があります。
いちど入ると、劣悪な労働環境で働かされたり、将来性のない仕事をさせられることも。
今回は僕の実体験をもとに、「入社しないほうがいい会社」について解説します。
せっかくの社会人人生を後悔しないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
※
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
ぜったい入社しないほうがいい会社8選
① 衰退産業の会社
需要が減っている事業をしている会社には、入らないほうがいいです。
下手をすると将来職を失う可能性があります。
僕はかつて転職活動していたとき、いちど新聞記者の求人に応募しました。
ですが面接のときに感じたのは、「この会社に入ったらダメだな・・」ということ。
ネットが発達するこれからの時代、新聞を読む人は減るいっぽう。
そんな時代の流れに逆らうかのように、記者として働いても、未来は明るいとは言えません。
衰退する産業で働いてはいけない。このことを押さえておきましょう。
② 固定残業代が多く支払われる会社
固定残業代が多く払われる会社には入らないことをオススメします。
というのも固定残業代が多く払われる会社では、繁忙期には長時間労働になる恐れがあるからです。
固定残業代とは・・
残業が発生するのを見越したうえで、毎月決まった額の残業代をあらかじめ従業員に払う給与制度。
たとえば月収25万円の仕事があるとして、その内訳は
- 基本給20万円
- 固定残業代5万円
としましょう。
あまり忙しくない月は残業も少なく、かつ5万円分の残業代をもらえます。
ですが問題は、仕事が忙しい月。
繁忙期には5万円分、毎日めいっぱい働かされる恐れがあります。
僕もむかし5万円分の固定残業制の会社で働いていました。繁忙期は朝7時~夜9時頃まで働くブラック労働・・。
もちろん固定残業代が月1~2万円分くらいなら、それほど長時間労働にはならないかもしれません。
ですが月5万円・10万円などといった金額なら、かなり長く働かされる危険性あり。
健康を損なうので、そういう会社には入らないようにしましょう。
③ 儲かっていない零細企業
見るからに稼げていない小さな会社は、シンプルに将来性なしです。
僕はむかし田舎の零細企業で働いていましたが、手取り15万円。
ボーナスや昇給もなく、年収240万円でした・・。
役員メンバーすら同じくらいの年収。少なくともお金の面では「絶望的な環境」でした。
もちろん、あまり儲からない会社でも、現場で働くことで学べることもあるかもしれません。
ですが何年そこで働いても、経済的に豊かになれないのは事実です。
ちなみに「零細企業あるある」については以下の記事が参考になります。
また、零細企業は社長のワンマン経営になりがち。くわしくは以下の記事をどうぞ。
④ 縁もゆかりもない、辺ぴな田舎にある会社
自分とは何の縁もない田舎にある会社には、入社しないほうがいいです。
どれだけそこで長く働いても「よそ者」扱いされ、人とのつながりは深まらず、広がりもしないからです。
僕は北海道の田舎に移住して3年目。
現地の会社で働いていますが、周囲との隔たりがいつもあります。
仕事でかかわる人たちは9割が地元民。
もちろんみんないい人たちですが、内輪でのつながりが強く、移住者は「いずれここを去る人」という目で見られがち。
もちろん積極的に自治会活動に参加したりと、自分から地域に溶け込もうとアクションを起こせる人なら別。
ただ、少なくとも普通に過ごしていても、「地元民と移住者」という垣根はいつもそこにあります。
そうした田舎にある会社で、移住者としてどれだけ長く働こうと、人とのつながりは強まらないままです。
ちなみに個人的な感想ですが、田舎の会社で働いても、あまり学ぶものがありませんでした。くわしくは以下の記事で解説しています。
田舎の会社の人間関係について知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
⑤ 設立して数年程度の農業生産法人
設立して間もない農業生産法人で働くのはオススメしません。理由は、極端な長時間労働に巻き込まれるからです。
僕はかつて農業法人の社員として畑で働いていましたが、繁忙期は過酷でした。
たとえば・・
- 繁忙期の休みは月2日
- 朝7時から翌朝3時まで働く
- ベトナム人実習生が畑で倒れる
- 働きすぎで鬱になる社員が出る
など。
(↑実際の写真。農繁期は深夜まで畑仕事することも)
そこの社長は当時50歳の高卒で、親元でずっと農家をやっていた人。
社会経験がないからか、自分の長年の働き方を社員に要求するのが当たり前の人でした。
そもそも農業という世界は特殊です。
世間の一般企業と違い、「残業」「休み」という概念がありません。
農家にとって仕事は生活の一部で、「朝から晩まで休まず働く」という考え。
そうした環境では、うんざりするほど長く働かされます。
ましてや設立して間もない小さな会社なら、社員が働きやすい環境が整っていないことが多々。
常識とはかけ離れた世界で、繁忙期は疲弊するほど働かされる。経験上オススメできません。
かつて農業法人で3年近く働いた感想を、以下の記事でまとめました。よかったら参考にしてみてください。
僕が農業法人で働いていたとき、年間休日が80日以下でした。休みが極端に少ないと、幸福度が下がってしまいます。
⑥「自由」を謳っている会社
面接で担当者が、以下のように言っていたら要注意です。
- ウチは自由な社風です
- 好きな日に自由に休んでいいよ
- ウチは髪型自由、ピアス自由ね
「自由」と聞くと一見いい印象があります。
ですが、それは裏を返せば「社員を管理していないズサンな会社」ともとれます。
僕もいま「自由な会社」で働いています。社員は好きな日に休んでよく、何時に出勤してもいいフレックス制。
こうした体制では、サボる社員が続出しています。
たとえば・・
- 仕事中に友達と電話で談笑
- 仕事中にスマホでゲーム
- 昼休憩を2時間する
など。
社員の管理がズサンな会社では、だらしない行為が起きやすいです・・。
もし求人票に「髪型自由・ピアス自由」と書かれていたり、面接官が「ウチは自由な会社です」などと言ったりしていたら、警戒したほうがいいかもしれません。
ちなみに僕は「日本一だらしない会社」で働いていました。当時の現場でみた惨状をまとめているので、よかったら参考にしてみてください。
だらしない会社では、「給与明細を渡さない」というありえない出来事が起きます。くわしくは以下の記事で解説しています。
⑦ 未経験OKで入社ハードルの低い会社
誰でも入社できる会社には、入らないほうがいいです。その仕事を通じて成長できないことが多いからです。
たとえば飲食店、工場勤務などは典型例。
どちらも未経験で始めやすいです。
ですがとくにスキルも必要なく、誰でもできる単純作業になりがち。
飲食店スタッフの仕事
- お客さんを席に案内する
- ドリンク、料理の注文をとる
- テーブルの食器を片付ける
工場スタッフの仕事
- 梱包作業
- 組み立て作業
- 機械のボタン押し
↑こういった作業を何千回くりかえしても、職務上のスキルアップにはなりにくいですよね。
僕もむかし工場で単純作業をしていましたが、「こんなことずっとしてて将来大丈夫なのか・・?」と不安でした。
↑当時やっていた工場の仕事。
機械の洗浄作業なんて誰でもできます・・。
未経験で誰でも入れる会社は、成長できる環境がないことが多々。
入社する前に、どんな仕事内容かをよくチェックしたほうがいいです。
ちなみに、単純作業ばかりの仕事をしていて悩んでいる人には、以下の記事がおすすめです。
⑧ 採用担当者のレベルが低い会社
採用担当はたいてい人事スタッフがやります。人事の質が低いなら、その会社は要注意。
そもそも人事は、応募者がその会社でいちばん最初に関わる人。その人事の印象で、会社にたいするイメージが作られます。
つまり人事には、会社にたいする応募者の心証を大きく左右する重大な役割がある、ということ。
にもかかわらず、人事の対応がズサンだと「この会社はいったいどうなってるんだ」となりますよね。
僕がかつて応募した会社の人事は、まるでちゃんとしていない人でした。
たとえば・・
- 応募メールを見落とす
- 電話の声がやたら大きい
- メール文に誤字脱字が多い
など。
もちろん、その会社の選考は辞退しました。
会社のイメージを背負っている人間がだらしない。にもかかわらずそれを放置しているなら、その会社はなにか問題がある可能性大。
入社しないことをオススメします。
まとめ:入らないほうがいい会社の特徴を知っておこう
今回は、「入社しないほうがいい会社」について解説しました。
まちがった会社に入ってしまうと、働くうちにかならず不満・後悔が出てきます。
どんな会社は敬遠するべきなのか把握し、求人票や面接で見抜くようにしましょう。
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