尊敬できない上司の下で働くと起きる5つの問題【ストレス大】

この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 尊敬できない上司の下で働いている人

いやな上司のもとで働いてて、辛いと感じてませんか?

上司は尊敬できる人であってほしいもの。
でも、人間的に問題のある上司ってたくさんいますよね。

そういうダメ上司と働いてると、いろんな問題が起きます。

今回は僕の実体験をもとに、「尊敬できない上司の下で働くと起きる問題」について解説します。

ダメ上司の特徴もくわしく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

尊敬できない上司の特徴11選【ストレス大】

① 部下のミスを自分事と捉えない

部下が仕事でミスをしたとき、部下を責める上司がいます。

  • 「いったい何やってんだお前は」
  • 「なんでそうなっちゃんたんだ」

など、「ミスをした部下が完全に悪い」と言わんばかりの言い方です。

たしかにミスをしたのは部下。
でもその部下を管理しているのは上司本人。「部下のミスは自分の責任」ととらえるのが責任者としての務め。

でも尊敬できない上司は、部下の失敗を自分事ととらえず、部下を責めることしかできません。

② 個人的な不満を部下の前で出す

  • 仕事でイライラしたとき
  • 部下が、ミスをしたとき

上記のとき、自分の個人的な不満を態度に出す。

そういう上司は、あまり器の大きい人ではありません。

そもそも不満を出すと、「人間としての限界」を周囲にさらすことになります。

よく人前でイライラしたり怒ったりする人を見て、「あ、この人限界見えてるな」と思ったことは誰にでもあるでしょう。

あと、不満・苛立ちなどのネガティブ感情を出してると、まわりから距離をおかれます。

上司という「人よりも上の立場」の人間が、個人的な不満を部下のまえで出してると、いずれ部下に尊敬されなくなります。

③ 無茶な仕事を投げつけ威厳を示す

僕が昔とある田舎で、穀物を製品化する工場で働いてたとき。

尊敬できない上司が、
ある日いきなり「来週までに500キロ分の製品を作れ!」と指示を出してきました。

そこはアナログな工場。
小さな機械設備しかないので、来週までに500キロなんて無茶です。

それを電話で相談しましたが、上司は「知ったこっちゃない。とにかくやれ」という様子。

結局そこから数日間、ほかの予定をすべて捨てて、500キロを作るのにてんやわんやでした。

期日までにすべて作りましたが、その500kg分を出荷するわけでもなく、そのまま数カ月にわたって放置。

あの業務指示はなんだったんだろう・・?と思いました。

本人の真意はわかりませんが、

無茶な仕事を丸投げすることで「俺は怖い人なんだぞ!」と部下にアピールしようとしたのかな、と思いました。

世の中には、無茶な業務指示で部下を困らせ、優越感に浸ろうとする上司がいます。人間として器の大きい行為とは言えないので、関わらないことをオススメします。

④ 公の場で部下のミスを指摘

自分のミスを職場のほかの人たちが見てる前で指摘されると、屈辱感があって嫌ですよね。

なので部下としては自分がミスしたとき、できれば上司には、ほかの誰もいないときに個別に指摘してほしいと思うものです。

でもそういう配慮ができない上司は、公衆の面前で部下のミスをズバッと指摘します。

たとえばグループLINE内で特定の部下を名指しして、

「昨日○○さんが発送した荷物に不備がありました。今後注意願います」とメッセージを送ってきます。

部下としては、ほかのみんなが見てるグループLINE内で自分のミスを指摘されるので、公の場で恥をかかされた感があってイヤです。

こういう屈辱感を与えない配慮をしないのは、上司としていかがなものでしょうか?

⑤ 重要な連絡をよこさない

部下に回すべき大事な業務連絡をしてこないのも、尊敬できない上司の特徴です。

現場で働いている部下に情報共有しないせいで、現場で問題が発生。

ですが上司本人は、自分のそうしたミスに気づいていないことも。

重要な連絡がこないせいで部下がとばっちりを受け、不満。でも上司にはなかなか言えないので、いっこうに問題が改善されないままです。

⑥ 根拠なく主観で判断する

尊敬できない上司は、客観的に物事を考えることができません。

事実を見ないで、思い込み・憶測だけで判断します。

  • 「絶対○○だから」
  • 「100%○○だ」
  • 「俺は○○だと思う」

など、まるで強い確信があるかのように言いますが、その発言に根拠はなし。

もちろん根拠のない自信をもって周囲をグイグイ引っぱり、成果を出すなら話は別。

でも問題は、客観的に考えないせいで成果が出ないケース。

自分の考えに確固たる自信があるのか、たんに鼻息が荒いだけで冷静に考えることができないのか。理由は人それぞれでしょう。

⑦ 発言のスケールが妙にデカい

世の中には、はたから見て「それはちょっと・・」と思うくらい大げさなことを言う上司がいます。

僕も大げさな上司のもとで働いてましたが、非現実的なことを平気で言う人でした。

当時いたその会社では、ある製品を扱ってました。
上司はよく、

  • 「この製品を全国に売って日本を牛耳る」
  • 「売れるようになったら社員の給料50万円にする」

と言ってました。

結果、ほとんど売れずじまい。

かわりにいつも「金がない」「少しでも安く!」「ストーブの温度を最小にして。もったいないから」とケチ発言をしてました。

極端な言行不一致。

そういう上司から学ぶものは少ないです。

⑧ 自分語り・自慢話

酒の席とかで、

  • 自分の過去の武勇伝を、やたらアツく語る
  • こちらが尋ねてもいないのに自慢話をする

↑こういう話をする上司っていますよね。

自分に自信があるなら、若者相手に自慢げにあれこれ語る必要はありません。もっと謙虚に淡々としてるはずです。

なのに自分から「俺は昔こんなすごいことをやってたんだよ」と大げさに語るなら、たぶん内心のコンプレックスや不安を隠そうとしてます。

僕がむかし入社した会社で歓迎会があったとき。

酔っぱらった上司がビールを片手に、「俺はむかし営業で全国一位だった」「俺はむかし名前を偽ってたこともあったんだ」と、マンガみたいにアツく語ってました。

「入る会社まちがったかな・・」と思い、一年後に辞めました。

そんなに能力もなく、成果も出てない。

そんな自分を口で大きく見せることで、自尊心を保つ上司とは関わらないのがオススメです。

⑨ 懸命に働くのが良しと思ってる

尊敬できない上司は、古い価値観にとらわれていることが多いです。

  • 「休まず長く働くヤツが偉い」
  • 「とにかく必死に働きゃいい」

という昭和流の考え方を、いまの令和の時代にも持ち続け、部下に要求してきます。

こういう上司のもとでは、長時間労働が発生しやすくなります。
本人は「長い時間働くことが大事だ」と思ってるので、部下は残業させられる毎日。

  • 定時までに仕事を済ませる方法はないか?
  • もっと効率のいい仕事のしかたはないか?

上記のような合理的な考えはゼロ。

思考停止してるので、「とにかく頑張ってたくさん働け!」という単細胞な考えを押しつけてきます。

⑩ だらしない部下を叱れない

とある冬、スキー場のインフォメーションセンターでバイトしてたとき。

同期のバイトがズボンのポケットに両手を突っこみながら、事務所の机の上に座っていました。

その様子は、お客さんが来るカウンター越しに丸見え。
かなりだらしない様子。

でもその事務所にいた上司は本人に「そういう座り方しちゃダメだよ」と注意しません。

気になってる様子ではあるんですが、肝心の声がけをしません。

悪く思われるのを恐れてるのか、現場を締めることができないのです。

だらしない部下を叱れない上司は、周囲からナメられます。

⑪ 業務指示が曖昧

尊敬できない上司は、自分がふだん使う言葉を見直しません

業務連絡するときも、いつも言葉が曖昧。
部下にちゃんと伝わっていないのが多々。

「自分だけじゃなく、他人も理解できる言葉で伝える」という習慣がないので、自分にしかわからない抽象的な表現も「相手は理解できるだろう」と思い込んでます。

けっきょく、曖昧な指示をする上司は「他人の気持ちになって考える」ことができないのです。

ちなみに上司の指示が曖昧なことに悩まされている人は、以下の記事を読んでみてください。

尊敬できない上司の下で働くと起きる5つの問題

① ムダな業務をやらされる

尊敬できない上司は、「重要な仕事」「重要じゃない仕事」の区別がついていません。

本当はやらなくてもいい仕事を部下にやらせ、あとで「やっぱりあれはやらなくてもよかった」と判明することも。

そうなると当然、その仕事のために時間は無駄になります。

ですが上司は「時間を無駄にすることの重大さ」を意識していません。あいかわらずムダな業務をふってきます。

② 非現実的なノルマを課される

尊敬できない上司は、客観的に考えることができません。

現実的に不可能なノルマを、部下に課してきます。

僕はいま工場で生産管理の仕事をしていますが、以前上司がありえない生産ノルマを課してきました。

工場のリアルな現状を知ってもらおうと、一日の生産量を、客観的な数字とデータを使って表にまとめて提出。すると上司はノルマを撤回しました。

非現実的なノルマを課してくる上司は、「現場の実情」を知りません。思い込みで判断し、的外れな指示を出してきます。

そういう指示を撤回してもらうには、具体的な根拠やデータをもとに論理的に説明することが大切。

そうしないと、いつまでも無茶なノルマに苦しむことになります。

③ 無能上司の尻拭いをやらされる

尊敬できない上司は、仕事でよくミスをします。

本人はそのミスに気づいていないことも多く、尻拭いを部下がやらされることになります。

もちろん、尻拭いをさせられる部下としては、大きなストレス。

「この上司、もう少ししっかりしてもらえないかな・・」と思ってはいても、本人には言えないので不満を抱えることになります。

④ 情報共有されず、とばっちりを食う

部下に伝えるべき重要な業務連絡を、上司がしていない。

それが原因になって問題が起き、部下がとばっちりを食う。こういうことはよくあります。

そもそも、情報共有をしない上司は「仕事の全体」を見ていません。

「いま自分がもっている情報を、あの現場の社員に伝えないとどんな問題が起きるか」

上記のことを想像しながら仕事をしていないんですよね。

結果、重要な情報を自分だけが保有し、部下に共有しないので、あとでトラブルが起きます。

⑤ ダメな価値観に影響される

尊敬できない上司の下で働いてると、その上司の考え方の影響を受ける恐れがあります。

僕の上司は、かつてドヤ顔でこう語っていました。

「仕事が終わらないなら朝まで働けばいい」

もちろんこの考え、本人にとっては当然なのかもしれません。

でも他人が共感できるかというと謎です。

寝ないで朝まで働けば睡眠不足になるし、健康に悪いです。

社員を朝まで働かせれば「ブラック企業」だと思われる恐れも。

とにかく働け!と部下に強いることで自分の威厳をアピールしたいのかはわかりません。

でも、まちがった思想を植え付けられないよう注意が必要です。

尊敬できない上司の下で働いているなら

① 自分から上司に提案・要求する

尊敬できない上司は指示が的外れだったり、仕事の詰めが甘いことがよくあります。

その場合、部下であるこちらから上司に要求しましょう。

たとえば

  • 上司の指示が曖昧なときは、「具体的にどういうことですか?」と言う。
  • 上司の情報共有が甘いときは、「事前に連絡をお願いします」と伝える。

もちろん相手は上司。
失礼な言い方にならないよう配慮は必要です。

でも言われるがままに仕事をしてても、あなたがストレスになるだけです。

自分が仕事をコントロールするくらいの気持ちで、本人に要求・提案をするようにしてはいかがでしょうか?

② そこで働くメリットを紙に書き出し、部屋の壁に貼る

尊敬できない上司の下で働いてると、「ここで働いてていいんだろうか?」と不安になりますよね。

でも上司がダメだからといって、その職場が必ずしも「完全にダメな職場」というわけじゃありません。

現職で働くメリットを、いまいちど紙に書き出してみましょう。

たとえば僕も尊敬できない上司の下で働いてますが、その職場には以下のメリットもあります。

  • 土日は確実に休み
  • 残業なし。定時で帰れる
  • 自分の裁量で自由に働ける

たとえ上司が微妙でも、ほかのいい部分に目を向ければ「いまの職場も悪くないな」と思えます。

ぜひあなたも現職のメリットを見つけて、紙に書いてみてください。

リストアップした紙は自宅の部屋の壁に貼って、つねに読み返せるようにしましょう。

上司にイライラするたびその紙を読めば、「そうだ、いまの職場にはこういうメリットもあるんだ」と思いして前向きになれますよ。

③ 働きつつ転職活動する

尊敬できない上司のもとで働いていても、学ぶものが少ないです。

  • 「もっと成長できる環境で働きたい」
  • 「もっと尊敬できる上司の下で働きたい」

そうお考えの方は、転職することも考えてみましょう。

もちろん転職活動には時間がかかるので、いまの職場で働きながら同時進行でやっていくのがオススメです。

ちなみに転職活動のさいは、転職エージェントに登録しておくと便利です。プロのアドバイザーが無料であなたの転職をサポートしてくれます。

くわしくは以下の記事が参考になります。

まとめ:尊敬できない上司の下で働くのはやめよう

今回は、「尊敬できない上司の下で働くと起きる問題」について解説しました。

基本的に、尊敬できない上司のもとで働きつづけるのはオススメしません。

上司本人から学ぶことも少なく、むしろ仕事でいつも翻弄されてストレスになる恐れがあります。

「いまの上司が不満で職を変えたい」。
その場合、転職を視野に入れておくのも一つの手です。

いまの仕事を辞めたいあなたへ

転職活動するなら、リクルートエージェントなどの転職エージェントを使うのが必須です。

転職エージェントは、転職活動を「完全無料」で支援してくれるサービス。

ひとりで転職活動をすると、とにかく面倒です。

  • 自分で求人を調べないといけない
  • 職務経歴書を書き直さないといけない
  • 応募先の企業と連絡をとらないといけない

など、だるいことだらけ・・。

ですが転職エージェントは、求人紹介、職務経歴書の添削、応募企業との連絡のやりとり、面倒なことをすべてやってくれます。

手間や時間を減らせるので、つらくなりがちな転職活動がグッと楽になります!

利用料金は0円。面談も完全無料です。

\ 無料で使える!辛い転職活動がもっとラクになる! /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

よかったらぜひコメントをお願いします。

コメントする

目次