【実体験】尊敬できない上司の下で働くと起きる5つの問題

こんにちは、Kitaです。

この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 尊敬できない上司の下で働いている人

尊敬できない上司のもとで働くことに、疑問を感じていませんか?

上司は尊敬できる人であってほしいもの。
ですが頼りない上司、無能な上司など、世の中にはいろんなタイプの上司がいます。

じっさい、こういうダメ上司のもとで働いていると、いろんな問題が起きます。

今回は僕の実体験をもとに、「尊敬できない上司の下で働くと起きる問題」について解説します。

ダメ上司の特徴もくわしく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

尊敬できない上司の特徴13選

① 部下のミスを自分事として捉えない

部下が仕事でミスをしたとき、部下を責める上司がいます。

  • 「いったい何やってんだお前は」
  • 「なんでそうなっちゃんたんだ」

など、「ミスをした部下が完全に悪い」と言わんばかりの姿勢です。

たしかにミスをしたのは部下ですが、その部下を管理しているのは上司本人。「部下のミスは自分の責任」ととらえることが責任者としての務め。

ですが尊敬できない上司は、部下の失敗を自分事として見なせず、相手を責めることしかできません。

② 個人的な不満を、部下の前で出す

  • 仕事でイライラしたとき
  • 部下が、ミスをしたとき

上記のとき、自分の個人的な不満を態度に出す。

そういう上司は、あまり尊敬できる上司ではありません。

そもそも不満を出すと、「人間としての限界」を周囲に晒すことになります。

よく人前でイライラしたり怒ったりする人を見て、「あ、この人限界見えてるな」と思ったことは誰にでもあるでしょう。

また、不満・苛立ちなどのネガティブ感情を出すことは、周囲から距離を置かれる原因。

上司という「人よりも上の立場」の人間が、自分の個人的な不満を部下のまえで出していると、いずれ部下に尊敬されなくなります。

③ 無茶な仕事を投げつけ威厳を示そうとする

あきらかに部下に大きな負担がかかる仕事を、いきなり投げつけてくる。

そういう上司は、たんに自分の凄さ・怖さをアピールしているだけの可能性があります。

部下の心が折れるような仕事をやらせることで、「俺は怖い人なんだぞ」と知らしめたい。

そういう、ある種の「マウント行為」をする上司は、人間としてあまり大きな器をもっているとは言えません。

④ 部下相手にやたらペコペコする

部下相手にやたらと腰が低い上司も、尊敬できる上司とは言えません。

僕が以前働いていた職場の上司も、よく部下に「すいません」と頭を下げており、職場でナメられていました。

そういう上司は怖くないので、部下としては精神的に楽かもしれません。ですがその職場では、ほぼ確実に部下がだらしなくなります。

職場をマネジメントする人間には、ときに厳しさ・威厳が必須。

肝心なときに現場を締められる人が上司じゃないと、現場はあっという間にだらしない部下の巣窟になります。

⑤ 公衆の面前で部下のミスを指摘

尊敬できない上司には、「部下に無用な恥をかかせない」という姿勢がありません。

部下が仕事でミスをしたとき、ほかの社員たちが見ている前で指摘します。

たとえばLINEグループ内で特定の社員を名指しし、ミスを指摘することも。

こういった指摘ですと、公衆の面前で部下に恥をかかせることになります

そもそも、部下もミスをしたくてしているわけじゃありません。

もしミスを指摘するなら、ほかの人たちが見ている前でじゃなく、誰もいないときに個別に伝えるなどの配慮があってもいいのではないでしょうか。

⑥ 重要な連絡を回してこない

部下に回すべき大事な業務連絡をしてこないのも、尊敬できない上司の特徴です。

現場で働いている部下に情報共有しないせいで、現場で問題が発生。

ですが上司本人は、自分のそうしたミスに気づいていないことも。

重要な連絡がこないせいで部下がとばっちりを受け、不満。でも上司にはなかなか言えないので、いっこうに問題が改善されないままです。

⑦ 根拠なく主観で判断する

尊敬できない上司は、客観的に物事を考えることができません。

事実を把握しないで、自分の思い込み・憶測だけで判断します。

  • 「絶対○○だから」
  • 「100%○○だ」
  • 「俺は○○だと思う」

など、まるで強い確信があるかのように言いますが、その発言に根拠がないことが多々。

もちろん根拠のない自信をもって周囲をグイグイ引っ張り、成果を出す上司もいます。

ですが問題は、客観的に考えないせいで、ろくに成果が出ないままの上司。

自分の考えに確固たる自信があるのか、たんに鼻息が荒いだけで冷静に考えることができないのか。理由は人それぞれでしょう。

⑧ 言うことのスケールが妙にデカい

世の中には、はたから見て「それはちょっと・・」と思うくらい大げさなことを言う上司がいます。

僕もこういう「大げさ発言」をする上司のもとで働いたことがありますが、実現できそうもないことを平気で口に出す人でした。

当時いたその会社では、ある製品を扱っていたのですが、上司は「この製品を全国に売って日本を牛耳りたい」と言っていました。

結果、ほとんど売れずじまい。

発言のスケールが大きいわりに、実態がともなっていない。そういう上司の言葉は、あまり真に受けないほうがいいかもしれません。

⑨ やたらと自分語り・自慢話をする

たとえば酒の席で、

  • 自分の過去の武勇伝を、やたらアツく語る
  • こちらが尋ねてもいないのに自慢話をする

上記のような話をしているなら、その上司はあまり有能ではない可能性があります。

自分語りや自慢話をする人は、内心では自分に自信がなく、そんな自分を大きく見せようとしているからです。

そもそも自分に本当に自信があるなら、若者相手に自慢げにあれこれ語る必要はありません。

それでも語るということは、何かを隠しているということ。自信のなさ、現状への不満など。

アツく語る上司は、一見すごい人に見えるもの。ですがその本質は「ただのイタいおじさん」である可能性が高いです。

⑩ 懸命に働くのがいいことだと思っている

尊敬できない上司は、古い価値観にとらわれていることが多いです。

  • 「休まず長く働くヤツが偉い」
  • 「とにかく必死に働きゃいい」

という昭和流の考え方を、いまの令和の時代にも持ち続けています。

こういう上司のもとでは、長時間労働が発生しやすくなります。
本人は「長い時間働くことが大事だ」と思っているので、部下は残業させられる毎日。

  • 定時までに仕事を終わらせるにはどうすればいいか?
  • もっと効率のいい仕事のしかたはないか?

上記のようなことは、基本的に考えません。

合理的な考え方をしないので、「とにかく頑張って働く」という昭和のやり方を強いてきます。

⑪ だらしない部下を叱れない

世の中には、会社員としてやってはいけないことを平気でやる大人がいます。

そうした社員を上司が叱ったり、厳しく注意しないのは問題。

僕も以前勤めていた会社で、正社員で無断欠勤する人がいました。

ですが現場の上司は、そんな社員を叱りません。

問題行動をしている部下を叱らない。
そういう上司はナメられます。

「この人は部下に厳しいことを言えない臆病な人なんだろうか?」と疑われてしまいます。

⑫ 指示がいつも曖昧

尊敬できない上司は、自分がふだん使う言葉を見直しません。

業務連絡をするときも、いつも言葉が曖昧で、部下にちゃんと伝わっていないことが多々。

「自分だけじゃなく、他人も理解できる言葉で伝える」という習慣がないので、自分にしかわからない抽象的な表現も「相手は理解できるだろう」と思い込んでいます。

結局のところ、曖昧な指示をする上司は「他人の気持ちになって考える」ことができないのです。

ちなみに上司の指示が曖昧なことに悩まされている人は、以下の記事を読んでみてください。

⑬ 自分のミスを無理やり正当化

上司も人間です。
人間である以上、いくら上司でも仕事でミスすることはあります。

そこで間違いを認め、人前で堂々と謝罪するならかえって「器の大きい人だ」と思われるかもしれません。

ですが問題は、自分のミスを正当化する上司。

自分が間違えたのを部下に知られなくがないために、なにかしら理由を後付けして「自分は間違っていないアピール」をします。

こういう上司も周囲からは尊敬されず、むしろナメられます。

尊敬できない上司の下で働くと起きる5つの問題

① ムダな業務をさせられる

尊敬できない上司は、「重要な仕事」「重要じゃない仕事」の区別がついていません。

本当はやらなくてもいい仕事を部下にやらせ、あとで「やっぱりあれはやらなくてもよかった」と判明することも。

そうなると当然、その仕事のために時間は無駄になります。

ですが上司は「時間を無駄にすることの重大さ」を意識していません。あいかわらずムダな業務をふってきます。

② 非現実的なノルマを課される

尊敬できない上司は、客観的に考えることができません。

現実的に不可能なノルマを、部下に課してきます。

僕はいま工場で生産管理の仕事をしていますが、以前上司がありえない生産ノルマを課してきました。

工場のリアルな現状を知ってもらおうと、一日の生産量を、客観的な数字とデータを使って表にまとめて提出。すると上司はノルマを撤回しました。

非現実的なノルマを課してくる上司は、「現場の実情」を知りません。思い込みで判断し、的外れな指示を出してきます。

そうした指示を撤回してもらうには、具体的な根拠やデータをもとに論理的に説明することが大切。

そうしないと、いつまでも無茶なノルマに苦しまされることになります。

③ 上司の尻拭いをさせられる

尊敬できない上司は、仕事でよくミスをします。

本人はそのミスに気づいていないことも多く、尻拭いを部下がやらされることになります。

もちろん、尻拭いをさせられる部下としては、大きなストレス。

「この上司、もう少ししっかりしてもらえないかな・・」と思ってはいても、本人には言えないので不満を抱えることになります。

④ 情報共有されず、とばっちりを食う

部下に伝えるべき重要な業務連絡を、上司がしていない。

それが原因になって問題が起き、部下がとばっちりを食う。こういうことはよくあります。

そもそも、情報共有をしない上司は「仕事の全体」を見ていません。

「いま自分がもっている情報を、あの現場の社員に伝えないとどんな問題が起きるか」

上記のことを想像しながら仕事をしていないんですよね。

結果、重要な情報を自分だけが保有し、部下に共有しないので、あとでトラブルが起きます。

⑤ 質の悪い価値観の影響を受ける

尊敬できない上司の下で働いていると、その上司の考え方の影響を受ける恐れがあります。

僕の上司は、かつてドヤ顔でこう語っていました。

「仕事が終わらないなら朝まで働けばいい」

もちろんこの考えは、本人にとっては当然なのかもしれません。

ただ、他人にとって共感できるかというと、疑問が残ります。

そもそも寝ないで朝まで働けば睡眠不足になり、健康を害します。社員を朝まで働かせれば「ブラック企業」だと思われる恐れも。

マイナス影響を受けないよう注意が必要です。

尊敬できない上司の下で働いているなら

① こちらから上司に提案・要求する

尊敬できない上司は指示が的外れだったり、仕事の詰めが甘いことがよくあります。

その場合、部下であるこちらから上司に要求しましょう。

たとえば

  • 上司の指示が曖昧なときは、「具体的にどういうことですか?」と言う。
  • 上司の情報共有が甘いときは、「事前に連絡をお願いします」と伝える。

もちろん相手は上司。
失礼な言い方にならないよう配慮は必要です。

ですが言われるがままに仕事をしていても、あなたがストレスを抱えるだけです。

自分が仕事をコントロールするくらいの気持ちで、本人に要求・提案をするようにしてはいかがでしょうか?

② そこで働くメリットを紙に書き出し、部屋の壁に貼る

尊敬できない上司の下で働いていると、「本当にこの職場で働いていて大丈夫なんだろうか?」と不安になることもありますよね。

ですが上司がダメだからといって、その職場が必ずしも「完全にダメな職場」というわけではありません。

あなたのいまの職場で働くメリットを、いまいちど紙に書き出してみましょう。

たとえば僕も尊敬できない上司の下で働いていますが、その職場には以下のメリットもあります。

  • 土日は確実に休み
  • 残業なし。定時で帰れる
  • 自分の裁量で自由に仕事ができる

たとえ上司が微妙だとしても、ほかのいい部分に目を向ければ「いまの職場の悪くないな」と思えます。

ぜひあなたも、現職のいい部分 (メリット) を見つけ、紙にリストアップしてみてください。

リストアップした紙は、自宅の部屋の壁に貼り、いつでも読み返せるようにしましょう。

上司にイライラするたびその紙を読めば、「そうだ、いまの職場にはこういうメリットもあるんだ」と思いして前向きになれますよ。

③ そこで働きつつ、転職活動もしておく

尊敬できない上司のもとで働いていても、学ぶものが少ないです。

  • 「もっと成長できる環境で働きたい」
  • 「もっと尊敬できる上司の下で働きたい」

そうお考えの方は、転職することも考えてみましょう。

もちろん転職活動には時間がかかるので、いまの職場で働きながら同時進行でやっていくのがオススメです。

ちなみに転職活動のさいは、転職エージェントに登録しておくと便利です。プロのアドバイザーが無料であなたの転職をサポートしてくれます。

くわしくは以下の記事が参考になります。

まとめ:尊敬できない上司の下で働きつづけるのは、基本NG

今回は、「尊敬できない上司の下で働くと起きる問題」について解説しました。

基本的に、尊敬できない上司のもとで働きつづけるのはオススメしません。

上司本人から学ぶことも少なく、むしろ仕事でいつも翻弄されてストレスになる恐れがあります。

「いまの上司が不満で職を変えたい」。
その場合、転職を視野に入れておくのも一つの手です。

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