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- ふだんから貯金をがんばっている人
- 貯金のモチベが上がる映画を観たい人
いま節約・貯金をがんばっている方にオススメしたいのは、「お金についての映画を観ること」です。
ふつう「お金」と聞くと、どうしても固いイメージを持たれがち。
でも映画は娯楽なので、観ているその時間を楽しめますし、かつお金について学べて一石二鳥です。
今回は、「節約・貯金」へのモチベが上がる映画を、厳選してご紹介しますね。
ぜひ最後までお読みいただき、これからの貯金に役立ててください！
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① 億男
お金との向き合い方を真剣に考えさせてくれる作品です。
佐藤健が演じる主人公・一男は、多額の借金をかえすため身を粉にして働く日々。そんなある日、宝くじで3億円があたります。
爆発したように喜ぶ一男。
ですが宝くじで3億円あてた人たちの多くは、悲惨な末路をたどることを知ります。
不安になり、3億円の使い道を相談するため、大学時代の親友・九十九 (くすも) を訪ねます。ですがその九十九が3億円をもって失踪・・。
- なぜ九十九は、お金をもって消えたのか？
- お金のない一男はどうなってしまうのか？
「不幸にならないため、お金のことを学ばないといけない」と痛感する映画です。
② 殿、利息でござる！
実話にもとづいた江戸時代の物語です。
とある宿場町では年貢の取り立てで町民の生活が苦しく、夜逃げが相次いでいました。この町を救おうと、主人公の十三郎 (阿部サダヲ) はある秘策を考えだします。
それは「財政難の幕府にお金を貸し、その利息を町人たちに配る」というもの。
自分たちのすべてを投げ出してでも、町のために奔走する男たちの姿から、お金と社会との誠実なかかわりを学べる一作です。
妻夫木聡が演じる浅野屋さんが、イケメンだけじゃなく、いろんな意味で男前すぎます。(笑)
③ 武士の家計簿
堺雅人が演じる主人公・猪山直之は、加賀藩の経理として働く下級武士。
そんな直之は結婚、出産などの行事で出費がかさなり、どんどんお金がなくなって家計がピンチに・・。
そこから一念発起。家族みんなでキツい質素倹約を始め、家計の管理を徹底することになります。
まさに「倹約こそが生活の命綱」だと思わせてくれる一作。
むかしからの日本人の倹約精神は、お金を浪費しがちな僕たち現代人がいちばん学ぶべきことなのかもしれません。
④ 紙の月
「お金が人を変え、人生を破滅させる」ということを学べる、ある意味ホラー映画より怖い物語です。
銀行の契約社員として働く主人公・梅澤梨花 (宮沢りえ) 。
彼女のちいさな横領行為がきっかけで「欲望の泥沼」にはまり、壮絶な末路をたどっていきます。
お金のことでぜったい越えてはいけない一線がある。
そのことを、人生のはやい段階で知っておかないといけないと感じました・・。
⑤ ハスラーズ
2020年公開のアメリカ映画。
主人公はアジア系アメリカ人・デスティニー。祖母を養うためにストリップクラブで働き、その日暮らしをしています。
商売相手は金融マンたち。
羽振りのいい彼らがばらまくお金が、彼女の収入源でした。
そこへやってきたのが、2008年のリーマンショック。
金融マンたちは失業。店に客は来なくなり、デスティニーは生活に困ることに。
そこで彼女はストリップ仲間と、ある犯罪行為でかせぐことを企てます・・。
一夜で数千万円規模のお金が動く、ストリップの世界。
見た目は派手でゴージャスと思いきや、じっさいは文無しで、目の前のお金を追いかけるのに必死な女性たち。
かせぐ→浪費。
かせぐ→浪費。
文字どおりの「ラットレース」から抜け出せない人たちの物語です。
⑥ カイジ 人生逆転ゲーム
自他ともに認める26歳ダメフリーターの主人公・カイジ。
友人の借金の保証人になっていた彼は、その友人の失踪により多額の返済を肩代わりすることに。
追い詰められたカイジは、命を懸けて一獲千金の「人生逆転ゲーム」に参加します。
いろんな試練が立ちはだかるなか、前に進もうとするカイジ。視聴者がツバをのむくらいハラハラドキドキする場面がたくさん。
原作漫画もおもしろいですが、実写版も迫力があります！
⑦ 老後の資金がありません！
いわゆる「老後2000万円問題」をもとにした映画です。
主人公は、天海祐希が演じる50代パート主婦。家族を養うため、会社員の夫と共働きし、ギリギリ家計をやりくりしていました。
ところが身内の葬式、失業などが重なり、貯金がみるみる減って大ピンチ！
「紙の月」「東京難民」のようなダークな内容の映画とはちがい、本作はユーモアがあり、楽しみながらお金について学べます。
ちなみに本作はお金だけじゃなく、「幸せな人間関係や生き方」についても描かれています。
最後はハッピーエンドで、いいなと思いました。
⑧ ちょっと今から仕事やめてくる
新卒でブラック企業ではたらく、若者の物語です。
- 極端な社訓
- パワハラ上司
- 重い営業ノルマ
悪魔のような上司につめられ、長時間労働に心をすりへらす日々・・。
疲弊しきっていた主人公は、あるとき電車に身を投げようとします。そこにとつぜん、不思議な若い男がやってきて自殺を食い止め・・。
理不尽な会社にしがみつかず生きていけるよう、ちゃんと貯金しなきゃだめだと実感させてくれる作品。
仕事がつらくてしょうがない会社員の人は、この映画から何かを学べるはずです。
⑨ 闇金ドッグス
2015年公開の闇金ドラマ。
お金・欲望・暴力が渦巻く裏社会で生きる人たちの姿を描いた物語です。
元極道の若頭だった主人公・安藤。
彼は手下の不手際により足を洗い、カタギになります。
自らの借金を返済するため闇金になった彼は、お金に困る人たちに融資をしますが、その取り立てに苦労することに。
貸す側、借りる側が抱える「お金の苦労」を、リアルな描写で学ぶことができます。
⑩ ハゲタカ
日本最大の企業を買収しようとする巨大中国系ファンドと、それを阻止しようと奔走する日本人エリートビジネスマンの姿を描いた社会派映画です。
この映画は「お金がないことの悲劇」を生々しく描いています。
底辺社会で理不尽な労働を強いられたくないのなら、1円でも多くお金を稼ぎ、少しでも裕福にならないといけない。
世の中を変えられなくてもいい。
けれど、自分の環境を変える努力ならできる。
お金という「力」をもち、身のまわりの物事を自分でコントロールし、人生の主導権をとる。
そのことの大切さを実感できます。
⑪ 東京難民
「お金がないことで味わう社会の恐ろしさ」がわかる作品です。
- ネカフェ難民
- 日雇いバイト
- 夜の仕事
主人公は毎日を食いつなぐため職を転々とするなか、いろんなお金のトラブル、きびしい世の中の現実を目の当たりにします。
いわゆる「底辺」の世界がリアルに表現されていて、背筋が凍るシーンがいくつかありました。
お金がないと、誰もが主人公のような目にあう可能性があり、他人事じゃありません。
お金で不幸にならないためにも、他人の信用を失ってはいけない。そして無駄遣いせず、貯金しなきゃダメだと気を引き締めさせてくれる映画です。
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まとめ：映画は貯金のモチベアップに最適！
今回は、「嫌でも貯金したくなる映画」をご紹介しました。
映画はそれぞれのストーリーを視覚や聴覚で感じることができます。また登場人物の強い感情があるので、本を読んだりするより、強烈に記憶に残ります。
ぜひ今回ご紹介した映画を、あなたの貯金に役立ていただければ幸いです！
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