本記事では、
- お金の使い方が上手い人の特徴6つ
- お金の使い方が下手な人の特徴6つ
について解説していきます。
この記事を読み終えたころには、「お金の使い方が上手い人」がどんな考えの持ち主で、どんな判断基準でお金を使っているのかがわかります。
では、さっそく行ってみましょう。
お金の使い方が上手い人の特徴6つ
①:自己投資にお金を惜しみなく使う
お金の使い方が上手い人は、自分の知識や能力・健康にお金を使うことが、長期的に見てお金を多く稼げると知っています。
代表的な自己投資といえば
- 読書して知識をふやす
- 健康のための運動・食事
- セミナーに参加し人脈をつくる
- 仕事に役立つ資格・免許の取得
- プログラミングなどITスキル習得
もちろん自己投資をすることで、一時的にお金は減ります。
でも、いまお金を使うことでスキルや知識・人脈が増え、新しい仕事・より報酬の高い仕事が得られます。
こうして将来もっと大きなお金がリターンとして得られるので、こうした自己投資には惜しまずお金を使うんです。
②:モノよりも経験にお金を使う
お金の使い方が上手い人は、どれだけ高価なモノよりも、「新しい経験」にお金を使います。
なぜなら、モノよりも経験にお金を使うほうが、結果的に自分の人生が豊かになるからです。
高いモノを買った当初は、気分が上がって嬉しいですよね。
周囲から「それいいね!」と褒められますし、誇らしげに思うもの。
でも実際どんなに高価なモノでも、何ヶ月か使っているうち、だんだん飽きてくるものなんですよね・・。
いっぽう、経験はその後の人生にプラスの影響を与えつづけます。
たとえば海外旅行がいい例でしょう。
行ったことのない国に行けば、そこで出会うすべての出来事が新鮮です。
- 見たことのない景色
- 食べたことのない食べ物
- 日本とは違う文化・風習
たくさんの新しいものを味わい、心から楽しんだ経験は記憶に残りつづけ、のちの人生に活かすことができるでしょう。
お金の使い方が上手い人は、モノよりも、心を豊かにしてくれる「経験」にお金を使います。
③:慈善団体に募金をしている
お金の使い方が上手い人は、「世の中のためになること」にお金を使います。
自分がお金を出すことで、結果的に誰かが喜ぶことに意味があると考えているからです。
世の中には、なんらかの事情で大変な思いをしている人たちがいます。
- 住む家がなく困っている人
- 食べ物を必要としている人
- 学校に通いたくても通えない人
自分の力ではどうしようもない環境下で困っている人たちの生活が少しでも豊かになり、喜んでもらえるなら、進んで自分のお金を使うんですよ。
- 非営利団体への寄付
- 外套の募金活動への寄付
など、誰かの役に立つ活動をしている団体には、積極的に寄付をしています。
④:自分にとって必要なものだけ買う
たとえばスーパーで買い物するとき、お金の使い方のうまい下手の違いが顕著に表れます。
① お金の使い方が下手な人
もともと買うつもりだったもの以外にも、棚に並んでいる食べ物・飲み物などが視界に入ると「あ、これも欲しい」となり、ヒョイヒョイとカゴにいれてしまう傾向があります。
② お金の使い方が上手な人
買うものをあらかじめ決めておき、店ではそれだけを買います。ほかのものには目もくれず、欲しいものだけ買ったらすぐ店を出ます。
お金の使い方が上手な人は、買い物するとき「必要なもの以外は買わない」と決め、余計なものに出費が出ないよう自分を律しています。
⑤:貯金だけでなく、投資もしている
お金の使い方が上手い人は、
「毎月コツコツ貯金するだけじゃ将来裕福にはなれず、お金の不安は消えない」
という事実を知っています。
なので将来的にもっと多くのお金を得るために、なるべく人生の早い段階から投資をしているんですよ。
・株式
・不動産
・iDeCo
・積み立てNISA
など、投資の種類がどうあれ、お金がさらに多くのお金を生み、自分の生活を豊かにする仕組みを大いに活用しているんですよ。
投資については、多少面倒でも自分で調べて知識を身につけ、じっさいの開始手続きもするなど、ちゃんと行動しています!
⑥:支払いはキャッシュレスで
お金の使い方が上手い人は、現金をほとんど使いません。
支払いするときは
- クレジットカード決済
- スマホアプリ決済
などのキャッシュレスを使います。
キャッシュレスを使う理由としては、
- 支払いのたび、ポイントが貯まる
- 現金でサイフの中がかさばらない
- 毎月の利用総額をデータで把握できる
- 現金をATMから引き出す手間を省ける
など、さまざまなメリットが。
お金の使い方が上手い人は、サイフのなかに現金は数千円ほどしか入れず、基本的にはスマホやクレカで支払っている人が多いですよ。
お金の使い方が下手な人の特徴6つ
①:つい衝動買いをする
お金の使い方が下手な人は、モノを買うことに慎重になれません。
「あ、これいいな!」と思うものがあると、あまり深く考えずに買い、結局使わず部屋の押し入れにしまったままになりがちです。
「これは本当に必要なものなのか」と、冷静に考えれば買わなくていいとわかるものを、ろくに考えず買うのでお金をムダにするんですね。
②:モノにやたらとお金を使う
お金の使い方が下手な人は、やたらとモノを欲しがる傾向にあります。
生活するうえで実際そこまで重要じゃないもの、また、はたから見れば「ちょっと高くない・・?」と思うような値段のものにも平気でお金を使います。
高価なものにお金を出し、貯金残高がギリギリになったとしても、とくに危機感を感じている様子じゃない人が多いですね。
③:見栄のためにお金を使う
自分を良く見せることに多額のお金をつぎこむ人は、あまりお金の使い方が上手くないと言えます。
- ブランド服
- 高級バッグ
- アクセサリー
など、人目を引きやすい高価なもので自分を着飾ることにお金を使ってしまいます。
余計な出費でお金を失いたくないという思いより、周囲から注目を浴び、賞賛されたいという思いが勝ってしまうパターンですね。
こうしたある種の「承認欲求」から、湯水のようにお金を使ってしまうんですね。
④:予算を決めていない
お金の使い方が上手な人は、自分の収支を大まかに把握しているので、買い物の予算を立てることができます。
・そのうち生活費はいくらで
・貯金したい額はいくらで
・余ったお金で○○を買おう
といった感じですね。
いっぽう、お金の使い方が下手な人は、上記のようなイメージがあまりできていません。
「今月はいくらまでならお金を使えるか」という基準を自分のなかでもっていないため、お金を使いすぎて次の給料日までの生活がカツカツになることもザラ。
予算を決めていない人は出費をコントロールできないので、お金が貯まらない傾向がありますね。
⑤:安さだけを基準に買う
たとえば格安中古車を平気で買う人は、まさに「安さ」だけを見て買ってしまっている人の典型です。
そもそも格安中古車ということは、ぜったい訳アリなはずですよね?
私の知り合いで20万の中古車を買った人がいるんですが、買って1カ月ほどで30~40万の修理費を追加で払っていました・・・
「安かろう悪かろう」とよく言われますが、やはりこれは事実かと。
裏にある事情を知ろうとせず、表面上の値段の安さだけで判断してモノを買う人は、お金の使い方があまり上手くないと言えるでしょう。
⑥:毎回現金で支払っている
お金の使い方が下手な人は、支払いはとにかく現ナマです。
けれど、お金の使い方が下手な人は
- クレジットカードは毎月大金が引き落とされるから怖い
- paypayとかLINE payとか、そもそも使い方がわからない
といったかんじで、そもそもキャッシュレスのことを調べようとしていないんですよね。
支払いのたび、毎回サイフから現ナマを抜き出しては、お釣りの小銭でサイフがパンパンに膨らんでいる人が多いです。
お金の使い方が上手になるには?
お金の使い方が下手な人が、上手にお金を使えるようになるには、どうすればいいの?
↑こんな疑問もあるかと思うので、お答えします。
結論ですが、「家計簿をつけて自分の出費額を把握する」ことから始めるのがいいと思います。
毎月自分が何にどれくらい使っているのか、記録に残して「見える化」するんです。
- 家賃・食費
- 水道光熱費
- 通信費
- 交際費
- 娯楽費
それぞれ毎月いくら使ってるのか、家計簿で数字に出してみてください。
「自分って、こんなに余計にお金を使ってたのか!」とわかるはずです。
でも、そこで落ち込む必要はありません。
むしろ自分の出費額を知れたことが大きなスタートなので、そこから少しずつでいいので
- 余計なものになるべくお金を使わない
- 買い物する時は、もう少し慎重になる
というのを実践していってほしいと思います。
ちなみに家計簿を書くのがめんどくさい方は、アプリで簡単につけることができますよ。
マネーフォワードとZaimが使いやすいです。
まとめ:お金の使い方が上手い人になろう!
今回のまとめです。
・お金の使い方が上手い人の特徴6つ
- 自己投資にお金を惜しみなく使う
- モノよりも経験にお金を使う
- 慈善団体に募金をしている
- 自分にとって必要なものだけ買う
- 貯金だけでなく、投資もしている
- 支払いはキャッシュレスで
・お金の使い方が下手な人の特徴6つ
- ついつい衝動買いをする
- モノにやたらとお金を使う
- 見栄のためにお金を使う
- 予算を決めていない
- 安さだけを基準に買う
- 毎回現金で支払っている
お金の使い方が上手な人が一人でも多くなるよう、本記事がお役に立てれば幸いです!