- 30代未経験からWEBマーケティング職に転職したい人
この記事を書いている僕は、30代未経験から、札幌の成長企業でWEBマーケターとして転職しました。
WEBマーケティング職は人気の職種。
業務経験はないけど、挑戦したいと考える人も多いのではないでしょうか?
今回は僕の実体験をもとに、「30代未経験からWEBマーケティング職に就く方法」について解説します。
ぜひ参考にしてみてください!
僕が30代未経験でwebマーケティング転職した6つの方法
① 前職で、WEBマーケに関連する業務を意図的に作り出した
30代未経験からWEBマーケティング職を始めるうえで大切なことがあります。
それは「完全未経験から転職しようとするのではなく、現職でWEBマーケに関連する業務を自分から作り出し、業務経験を積んでおくこと」です。
僕がWEBマーケティング職に転職する前、田舎の農業法人で働いていました。
畑で野菜を作ったり、食品工場で生産管理をしたりなど、WEBマーケとは無縁の世界。
ですが当時いた会社では、
- 「作った農産物をPRして販売を増やしたい」
- 「会社の認知度を高めたい」
というニーズがありました。
そこで、インスタグラムで広報の仕事を提案して始めたり、農産物をPRするためのWEBサイトを、WordPressで作って運営したりなどしていました。
そうした経験を積むことで、職務経歴書には
- 「企業SNSの運営歴〇年」
- 「会社サイトの運営経験〇年」
といったことを書けます。
将来マーケティング職に応募するときに、アピールになります。
あなたの現職で、WEBマーケティングに少しでも関わりそうな業務ができないか探してみましょう。
機会を見つけて上司に「こんな仕事をしたいんですが、やってもいいですか?」と提案するんです。
たとえば
- 勤務先がWEBサイトのない会社なら、WordPressでサイトを作って運営を担当する
- 勤務先で「集客したい」というニーズがあるなら、Twitterの会社アカウントを作って運営を担当する
など。
現職で「WEBマーケに関連する仕事」を、自分で意図的に作り出すことが大切です!
② 一つでもいいので実績を作った
かりに現職で「WEBマーケに関連する業務」を始められたとしても、ただ漫然とやるだけでは意味がありません。
その業務で実績を作ることが大切です。
というのも、30代未経験からWEBマーケティング職に転職するには、現職でWEBマーケに関連する業務で実績を作ることが必須だからです。
ふつう未経験からWEBマーケに転職できるのは、ポテンシャルがあると見なされる「20代の人」。
30代となると、それなりの経験や実績を求められます。
もし転職活動で「現職では会社のSNSの運営を担当しています!」とアピールしても、その業務でどんな成果を出したかを語れないと、内定はとれません。
だからこそ、なにかしらの実績を作りましょう。
たとえば僕が前職の農業法人で、インスタグラムの運営を担当していたときのこと。
当時の実績をもとに、職務経歴書に以下の内容を書きました。
自社インスタグラムの運営を1年担当しました。
畑のトウモロコシの生産過程を撮影・発信していると、その投稿を見た業者からトウモロコシの大口注文があり、500,000円の売上を出しました。
こうやって実績をアピールしたおかげもあり、札幌の成長企業でWEBマーケター転職できました。
現職でWEBマーケ関連の業務をはじめたら、その業務で何か1つ実績を作りましょう。
上記の「売上500,000円」などのように、なるべく具体的な数字で示せる実績を作るのがオススメ。
より客観性が上がり、転職活動でアピールしやすくなります!
③ 副業で個人ブログを運営していた
30代未経験からWEBマーケターになりたい方は、普段からブログで副業するのがオススメです。
というのもブログ運営をしていると、マーケティングに関わる多くのスキルが身につくからです。
たとえば・・
- ライティングスキル
- SEOの知見
- 広告運用の知見
- サイト設計の経験
など。
とくにSEOは、WEBマーケに関わる人が絶対身に着けておきたいスキル。
企業サイトを運営するとき、かならず必要になります。
僕はこのブログを運営するなかで、SEOやライティング、各種マーケティングツールの使い方を学び、のちのWEBマーケター転職につながりました。
ブログ副業をしていると、WEBマーケの技術や知識が身につき、転職に活かせます。
以下の「WordPressブログの始め方の解説記事」を読めば、今日からさっそくブログ副業を始められます!
④ 各種マーケティングツールを使う経験を積んでおいた
副業でも本業でも、WEBマーケに関連する業務を少しでもできているなら、さらにそこから派生させましょう。
具体的には、「マーケティングツールを使って業務の幅を広げること」です。
たとえば・・
■勤務先の会社でTwitter運営を始めた
→Social Dogを使い、自動予約投稿を業務に取り入れる
■副業でブログをやっている
→Googleアナリティクスを導入し、サイトのアクセス解析をする
など。
こうやって、いまのWEBマーケ業務に役立つツールを意図的に使い、各種マーケティングツールの使用経験を身に着けておきましょう。
将来の転職活動で、職務経歴書の「使用できるITツール」欄に、あなたが使ったことのあるマーケティングツールを書くんです。
応募先企業へのアピールになりますよ!
⑤ 発展途上の会社に応募した
「30代未経験からWEBマーケターとして転職するには、まず現職でWEBマーケに関連する業務を意図的に作り出すことが大切」
↑このことを解説しました。
ですが大切なのは、それだけじゃありません。
「WEBマーケティングで集客したいが、自社にまだノウハウが足りず、専門のマーケターもいない。どうにかしてほしい」
↑こう考えている会社に応募することが大切です。
WEBマーケターとしての豊富な実績がない30代でも、転職できる可能性があるからです。
僕がいま働いている会社は、まさにそうした会社でした。
自社の商品をもっと売り込みたいので、ネット集客してくれる人材を探している。
自社にはまだWEBマーケのノウハウが十分になく、弱点なので、自主的に能力を磨いて成長しながら仕事をしてくれる人が欲しい。
そうした会社を見つけ、応募。
面接を受け、どうにか内定をとれました。
すぐにでもWEBマーケ担当が欲しい会社は、たとえ30代で経験が浅くても、ポテンシャルがあると見なせば雇ってくれる可能性があります。
⑥ 面接では、自分がやってきたWEBマーケの業務に関する主体的なストーリーを語った
現職では、WEBマーケに関する業務をただやるだけでなく、
- その業務をしようと思った理由
- その業務で自分が工夫したこと
- その業務をし、どんな結果が出たか
上記のことを、くわしく語れるようにしておきましょう。
こうしたことを自分の言葉で話せば、あなたが仕事にどのような姿勢をもっているかを採用担当者に伝えられ、好印象をもたれやすくなります。
僕がむかし農業法人で働いていたとき。
作った農産物をPRするために企業サイトの立ち上げを社長に提案し、WordPressで立ち上げ、運営していました。
それをきっかけに、以前から取引のあったPR会社の担当者とつながり、LINEの連絡先を交換。
LINEを通じ、いつでも専門的なアドバイスを受けられる状態ができました。
自分が企業サイトの立ち上げを提案し、行動したことで、専門業者とのつながりが生まれた。
↑これは、自分の主体的な行動があったからこそ得られた結果です。
「主体性を感じさせる具体的なストーリー」を、面接で語れるようにしておきましょう。
「この人は自分で考えて工夫し、積極的に提案してくれる人かもしれない!」
↑面接官にこう思ってもらえれば、30代未経験からでも、WEBマーケ転職することは可能です!
まとめ:30代未経験でもWEBマーケターになれる
今回は、「30代未経験からWEBマーケティング職に就く方法」について解説しました。
ポテンシャルがあると見なされる20代と比べ、30代未経験からWEBマーケに転職するのには苦労が伴います。
ですが現職でWEBマーケに関連する業務を自分から作り出し、そこで得た実績をもとに転職活動でアピールすれば、30代未経験からマーケターとして転職するのは不可能ではありません。
この記事が、少しでもお役に立てれば嬉しいです!