- 経験のない仕事をやることになった人
- 会社で新しい仕事を任され、不安な人
やったことがない仕事を任されたとき、大きな不安を感じるものです。
どうやればいいかわからず、未知のことだらけ。
そんな環境に飛び込むのには勇気がいりますよね。
ですが実際、はじめてやる仕事には、あなたが大きく前進できる可能性が秘められています。その事実に気づけば、いまの不安を前向きに捉えられます。
今回は僕の実体験をもとに、「やったことがない仕事に不安を感じるなら、成長のチャンス」というテーマで解説します。

いまのモヤモヤした気持ちが晴れるきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
やったことがない仕事に不安を感じているあなたへ
① 初めてやる仕事には、誰でも不安を感じるもの


それまで一度もやったことがない仕事を任されたとき、すごく気が重くなるものです。
未経験なので、うまくやれるかわかりません。
失敗するかもしれない不安ゆえ、「あぁイヤだ・・」と感じてしまうのです。
僕は勤務先の会社でマーケティングの仕事をしているのですが、先日いきなり「自社商品のテレビCM制作」の案件を担当することになりました。
それまで別の部署が担当していた案件だったのですが、いきなり引き継がされることに・・。
CM制作会社との連絡・スケジュール調整・撮影現場の準備や立ち合いなど、すべてをやることになりました。
はじめてやる仕事なので、当然わからないことだらけです。
- 制作会社の人たちとどう接すればいいのか
- 撮影当日、突然のトラブルに対処できるのか
- 撮影現場で聞かれる質問にちゃんと答えられるのか
など、すべてが謎。
CM撮影日の1週間前は不安の日々。
プライベートの時間でさえ、つい撮影日のことを考えてしまうほどでした。
やったことのない仕事をするのは、泳ぎ方がわからない状態でプールに放り込まれるようなもの。



「ちゃんと泳げるんだろうか」「溺れるんじゃないか」と不安になってしまうものです。
② 慣れた仕事をし続けるのは気楽。でもそれでいいのか?


「やったことのない仕事より、慣れ親しんだ仕事をしていたい」
多くの人がそう考えるでしょう。
慣れた仕事をしていれば、とくに不安を感じなくて済むからです。
ですが、本当にそれでいいのでしょうか?
慣れた仕事は、言い換えるなら「自分がそれ以上成長できない仕事」でもあります。
たとえば営業職の人が、決まりきった取引先に毎回ルート営業をしていれば、比較的気楽な日々を過ごせるでしょう。
ですがそうした「慣れた業務」をくり返していても、新しいことを学べる機会は少ないです。
もし営業マンとして成長したいなら、多少怖い思いをしてでも、
- 取引先の新規開拓に挑戦する
- 厳しい交渉現場で折衝をする
といった経験を積むほうがいいはずです。



こうした挑戦をせず、慣れきった仕事ばかりしていても、自分が成長できないまま時間が過ぎていってしまいます。
③ その仕事をすれば、あなたは成長できる!


いまあなたは、はじめての仕事を目の前にして、大きな不安を感じていることでしょう。
ですがその不安から逃げず、ぜひその仕事をやりきってください。その仕事は、あなたのキャリアにおける大切な経験になるからです。
僕が以前、勤務先の会社で「自社商品のテレビCM制作」という未経験の案件を引き継いだとき、気が重いと感じていました。
ですが責任をもって業務をこなすなか、多くの貴重な経験ができました。
制作会社の人たち・社長さんと名刺交換できたりと、新しいつながりが生まれるきっかけになりました。
はじめてやる不安な仕事こそ、やり終えたあとには「経験」としてあなたの中に積み上がります。それまで自分が閉じこもっていた殻を破ることで、大きく前進できます。



あなたもぜひ、目の前の新しい仕事と向き合ってみてください。
不安を乗り越え、仕事をやり通したさきに、大きな達成感と自己成長があるはずです。
まとめ:不安を受け入れ、その仕事に挑戦しよう


今回は、「やったことがない仕事に不安を感じるなら、成長のチャンス」というテーマで解説しました。
初めての仕事を任されたとき、かならず不安を感じるもの。
ですがその仕事は、あなたのキャリアにおいて重要な経験になるはずです。



不安を受け入れ、ぜひその仕事に挑戦してみてください!