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- 真面目だけど仕事がうまくいかない人
- 会社でミスばかりで、悩んでいる人
- 生きづらさを感じている人
真面目なのに仕事ができない。
電話の取り次ぎをまちがえたり、凡ミスして上司に怒られる。「自分ってなんでこんなに要領が悪いんだろ・・」と自己嫌悪。
そう悩んでませんか?
僕も20代前半のころ、まさに同じことで悩んでました。
もともとADHDっぽいところがあり、ポロポロミスしては先輩に「どんくさい」呼ばわりされる日々。
でも、とある対策を打つようになり、いまでは昔ほどミスして落ち込むことが少なくなりました。
そんな実体験をもとに、「真面目だけど要領が悪い人がとるべき対策」について解説します。
いまのつらい状況から抜け出せるよう、ぜひ最後まで読んでみてください!
【※ 事前のおことわり】
この記事は、会社でデスクワークをしてる方にとって参考になる内容です。
真面目だけど要領が悪い人へ
① 生きづらいのはあなただけじゃない
あなたはいま「生きづらさ」に悩んでいませんか?
自分だけ仕事がうまくいかず、まわりより劣ってる感じがする。必死に努力してるけど、いつも自分ばっかり怒られる。
希望をなくし、「なんで自分だけこんな辛い思いをしてるんだ・・」となってるかもしれませんね。
でもひとつお伝えさせてください。
辛いのはあなただけじゃありません。
あなたと同じ悩みをもってる人が、世の中にはたくさんいます。
むかしの僕もまさにそうでした。
事務職で働いてたとき、
業務をさばききれず一人で夜遅くまで残業したり、問合せに対応するのを忘れてクレームを受けたり。
「どんくさいねー」
「お前ばかじゃねえの?」
と先輩に言われて落ち込んでました。
真面目な人ほど、落ち込んだときに視野が狭くなって「なんで自分だけ・・」という絶望感にとらわれがち。
でも、「自分と同じく悩んでる人がいる」という事実を知っておくだけでも、心が楽になるんじゃないでしょうか?
② けして病気とかではない!
要領が悪くてミスばかりしてるうち、
「もしかして俺 (私) って、病気なのかな・・?」
と思うことがあるかもしれません。
でも、その考えは違います。
あなたはたんに少し不器用で、仕事に慣れるのに人より時間がかかるだけです。
それか、いまの仕事があなたの素質に合ってないだけの可能性もあります。
ちなみに僕はひとつのことに集中すると、すぐまわりが見えなくなります。
周囲の会話が耳に入らないし、不注意も多いので、ちょっとADHDっぽいかな?と自覚してます。
ただ、もしかりにADHDだとしても、それはあくまで「障害」であって「病気」とは別。
どんなに仕事がうまくいかなくても、病気とかでは絶対ない。
このことは忘れないでくださいね!
③ がんばるだけじゃ仕事は改善しない
仕事がうまくいかず悩んでるときに、真面目な人がやりがちなこと。
それは、「必死にがんばることで解決しようとする」ということです。
でも、これじゃ解決しません。
たとえばお客さんから問合せの電話がかかってきて、自分が電話をとったとしましょう。
担当者が席を外してるとき、「担当がもどり次第、折り返しご連絡いたします」と伝えますよね。
電話を切ったあと、取り次ぎのために担当者が戻ってくるのを待ってると、べつの電話が。
その電話に対応してるうち、取り次ぎの件をポロッと忘れる、、
1時間後、さっきのお客さんから電話がきて、
「さっき折り返すって言われたんで待ってたんですけど、まだ電話が来ないんですけど・・」
というクレーム。
「あぁーしまった!」ってなりますよね(^^;)
そんなとき真面目な人は
「つぎからは、取り次ぎを忘れないよう気をつける!」
となりがち。
でも人間、だれしも「忘れる生き物」です。
忘れないよう気をつけてたつもりが、ほかの業務が飛びこんできたときなど、つい記憶が抜け落ちてしまうもの。
もちろんミスをなくそうと努力する姿勢はすばらしいです。
でも、ただ気をつけたり、頑張るだけじゃ何も変わらないんですよね。
要領の悪さを改善する6つの対策【仕組み作りがカギ!】
不器用でミスばかりしてしまうなら、たんにミスしないよう必死になるんじゃなく、「ミスしない仕組み」を作ることが大切です。
つまり「ミスが物理的に起きない体制」を整えることです。
以下で具体的にいくつかご紹介しますね。
① 電話は必ずメモる
たとえばさっきの「お客さんからの問い合わせの電話」の例です。
席を外してる担当者が戻るのを待ってるときに、べつの電話がきて、その対応に意識を奪われる。そのせいで取り次ぐのを忘れるとクレームが起きます。
そうならないよう、電話があった旨を紙にメモし、自分のデスクに置いときましょう。
べつの用件で忙しくて担当者に伝え忘れてたときも、そのメモを見れば
「あそうだ!さっきの電話の件、担当の鈴木さんに伝えるんだった」
と思い出して伝えられますよね。
「なかには簡単な要件もあるし、いちいちメモんなくていいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
でも、つねにいろんな案件が飛びこんでくる仕事の現場では、電話があった旨をポロッと忘れるのはよくあること。
少なくとも慣れないうちは、どんな電話もメモ!
「毎回メモる」という体制にしておけば、確実に担当に取り次げます。
ちなみに電話応対がやりやすくなる方法について、以下の記事でまとめてます。よかったらぜひ。
② 重要案件は赤ペンでメモ
その日やるべき重要な案件があっても、忙しくてワタワタしてるとき、つい忘れることがあります。
たとえば・・
株式会社○○の田中さんと、16時からZOOMで打ち合わせ
の予定が、業務が立て込んでて忘れ、田中さんに迷惑がかかる。
重要な案件は忘れないよう赤ペンで書き、自分のデスクの見える位置に貼っときましょう。
「株式会社○○ 田中さん ZOOM打ち合わせ 16時~」
↑こんなかんじに。
信号機の色のとおり、赤は「注意喚起」の色。目につきやすいです。
メモを見るたび「そうだ、このあと16時に打ち合わせだ」と思い出せますよ!
③ 他人に確認してもらう
僕を含め、要領が悪い人は、たまに不注意。
仕事の抜け漏れに気づかないことがあります。
ひととおり仕事をやり終えたら、内容に問題がないか、ほかの人にチェックしてもらいましょう。ミスをかぎりなく減らせます。
たとえば僕はいま会社の広告担当として働いてますが、広告物の制作を業者に外注してます。
(会社パンフレット、CM動画、WEBバナーなど)
納品前にかならず完成品のデータをチェックさせてもらうんですが、
- 会社パンフレットに誤字表記がある
- WEBバナーの画質が荒い
など、たまに修正点が見つかります。
それをぜんぶ自分一人で見つけようとしても、どこかで見落としがあるもの。
なので上司や他部署の人など、毎回ほかの人に頼んでダブルチェックしてます。
自分がやった仕事は、念のため先輩や上司など、ほかの人にも内容確認してもらいましょう。
自分が気づいてない抜け漏れを指摘してもらえます!
④ デスクに余計なモノを置かない
- 山積みの書類
- ハサミやホチキス
など、あまり使ってないモノを自分のデスクに置いてませんか?
そういう状態だと、仕事中つねにそのモノが視界に入ります。集中力が奪われ、仕事の要領が悪くなる一因になります。
デスクのモノを片付け、すっきりさせましょう。
ハサミやホチキスなど、たまに使う程度のものは、引き出しにしまってください。
デスクはキッチンみたいなもの
使わないピーラーや食器がキッチンにごちゃごちゃ置いてあると、料理の邪魔になりますよね。
デスクもそれと同じと考えればわかりやすいかと。
無駄なものはデスクに置かない。
仕事を快適にする体制 (=仕組み) 作りです!
⑤ TODOリストをデスクに置く
真面目だけど要領が悪い人は、よく「仕事の優先順位をつけれてない」と言われます。
その日やるべき仕事は何か。
どれから手をつければいいか。
↑こういうのを自分で把握できてないことも。
そうならないよう、その日やる仕事が書かれた「TODOリスト」を用意しましょう。
そのリストに、優先でやるものから番号を振っていくんです。
- 業務改善の提案書を山田課長に提出
- ○○会社に見積額の交渉電話をかける
- 備品発注の稟議申請をする
- 社内共有データのフォルダを整理
- 事務所の棚の掃除
↑こうすれば、その日どの仕事からやればいいか一目でわかりますよね。
ちなみにTODOのアプリとかもありますが、使うのはおすすめしません。紙で書いたほうがいいです。
理由は以下のとおり
■アプリの場合
TODOを確認するために、パソコンで毎回アプリにアクセスする手間がかかる。
■紙の場合
仕事中、デスクに置いてあるTODOリストの紙をチラ見するだけで、その日やる仕事を瞬時に思い出せる。
まぁアナログなやり方ではありますが、こういうときに紙は便利です。
TODOリストの紙をつねにデスクに置き、業務効率を上げましょう!
⑥ 辞書登録を使い倒す
デスクワークしてる人なら、パソコンでメールやチャットの文章を書く機会がよくありますよね。
なかでも、頻繁につかう言葉があるかと思います。
たとえば以下の言葉
- 「お疲れ様です。」
- 「お世話になっております。」
- 「ありがとうございます。」
- 「よろしくお願いいたします。」
- 「株式会社」
こういった言葉を毎回イチから入力するのはNG。時間がかかって仕事が遅れます。
パソコンの「辞書登録機能」を使いましょう。
MacもWindowsもそうですが、辞書登録しておけば、ほんの数文字を入力するだけで長い文章に変換できます。
以下のとおり
- 「おせ」と入力 →「お世話になっております。」に変換
- 「おつ」と入力 →「お疲れ様です。」に変換
- 「あり」と入力 →「ありがとうございます。」に変換
- 「よろ」と入力 →「よろしくお願いいたします。」に変換
- 「かぶ」と入力 →「株式会社」に変換
一気に時短できてラクになります!
ほかにも、「必要なときにすぐ取り出したい情報」を辞書登録しておくのもアリ。いちいち調べる手間が省けて便利です。
たとえば・・
■自分の社用メールアドレス
「める」と入力
→「××××@~online.jp」に変換
■自社の電話番号
「しゃでん」と入力
→「03-××××-××××」に変換
■得意先の担当者 (ex. 佐藤さん) の携帯番号
「さとでん」と入力
→「090-××××-××××」に変換
上記のとおり。
よくつかう言葉は、バンバン辞書登録しましょう。
仕事が爆速になる仕組みができます!
あなたの悩みを解決する本【無料で読めます】
「真面目で落ち込みやすい人が、仕事の悩みを減らし、いまよりもっとラクに楽しく働ける」
をテーマにしたKindle本を書きました。
いちド真面目HSPサラリーマンの僕が、仕事で経験してきた悩み、それを乗りこえた実体験をもとに、くわしく内容をまとめてます。
こんな人に読んでほしい!
- 要領が悪くて仕事が遅い・・
- まわりが見えずミスばかり・・
- いつも上司に怒られて辛い・・
↑こういったことに悩み、生きづらさを抱えてる人が希望をもてる一冊。
Kindle Unlimited
悩みが晴れるので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:真面目な人こそ、対策で仕事をラクに!
今回は、「真面目だけど要領が悪い人がとるべき対策」というテーマで解説しました。
仕事がうまくいかないとき、ただ頑張ったり気をつけたりするだけじゃ改善しません。
大事なのは、「ミスが起きない仕組み」「業務効率がよくなる仕組み」を作ること。
そうすれば、仕事がやりやすくなりますよ!