穏やかな暮らし・静かな生活を描いた映画5選

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筆者はこんな人

世の中には、「穏やかに暮らす人たちの姿」を描いたすばらしい映画がたくさんあります。

今回は、そんな「穏やかな暮らし映画」のなかでも、僕がとくにオススメしたい作品をご紹介します。

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穏やかな暮らし・静かな生活を描いた映画5選

① やすらぎの森

カナダのケベック州にある深い森のなかで暮らす、歳老いた男たちの物語です。

人里はなれた湖のほとり。
そこで3人で暮らす高齢男性たち。

彼らはそれぞれの事情から、世の中と距離をおき、だれの干渉もうけない静かな自然のなかで生活していました。

ひょんなきっかけで森の男たちと出会ったジェルトルードは、彼らが暮らしているその自然の豊かさに惹かれ、いつしか一緒に住むことに。

高齢者の男女が交流をふかめ、お互いがお互いにたいし、心のよりどころを見つけていきます。

晩年をどう幸せに生きるか？
社会のなかで人と一緒に生きることが幸せなのか。それとも社会との関わりをもたず、しずかな自然のなかで気ままに生きることが幸せなのか。

② アカーサ、僕たちの家

ルーマニアのドキュメンタリー映画。

手つかずの自然にたたずむバカレシュティ貯水池。
大家族のエナカ一家は、その池のほとりで長年ひっそりと暮らしていました。

原始的な生活をする彼らは、みんな自由気まま。池で魚をとり、みんなで焼いて食べ、自然に囲まれのんびりと幸せな毎日。

ですがあるとき政府の決定により、貯水池が自然公園になることに。役人たちから立ち退きを命じられたエナカ一家は、不本意にも都市への引っこしを余儀なくされます。

人間社会のルール・常識を知らずに育った彼らは、都市での暮らしに馴染めません。

街に出ればバスがあり、仕事がある。
なに不自由ないはずなのに、そこでの生活が窮屈だと感じるエナカ一家。

文明社会に生きるのは、本当に幸せと言えるのか？

③ 北の果ての小さな村で

極寒の地グリーンランドで、自然のきびしさと向き合い、強く生きる人たちの物語。

デンマーク人の新人教師・アンダース。
彼はグリーンランド東部にある、人口80人の村の小学校へと赴任します。

文化の違いから、はじめは村に溶けこめず孤立していたアンダース。ですが時間をかけて村民たちと接するうち、すこしずつ暮らしに馴染んでいきます。

あるとき彼は、現地で仲良くなった友人から、ソリにのって一緒に旅に出ないかと誘われますが・・。

この映画の見どころ。
それはずばり、自然の壮大さと美しさ。

一面にひろがる雪山に囲まれ、犬ぞりを走らせる姿は圧巻！みる者の目を奪います。

「生きる」ことの本質が垣間見えるシーンの数々。まるで自分もその世界にいるかのように錯覚してしまいます。

④ ブータン 山の教室

ブータンの首都・ティンプーに暮らす若者ドルジ。

彼は4年間教師として働いてきましたが、「自分は教師には向いていない」と感じ、仕事を辞めようか悩んでいました。

そんなあるとき、彼は秘境の地・ルナナの小学校に赴任することを命じられます。

しぶしぶ現地へと向かうドルジ。
そこで目にしたのは、電気もろくに通らない、けれど壮大な自然のなか幸せに暮らす人たちの姿でした。

現地の小学校で子どもたちに教えるうち、彼はそれまでの考えを改めていきます。

日本人と顔の系統が似ているブータン人。
まったく違う文化でも、どこか日本人にとって親しみが感じられる、彼らの生活模様。

⑤ ハウス・イン・ザ・フィールズ

モロッコの山奥の暮らしを描いたドキュメンタリー映画です。

主人公ハディージャは、将来弁護士になることを夢みる少女。

いっぽう姉のファーティマは、親がきめた結婚をするため学校を辞めることに。

山々に囲まれた地での、ひっそりと静かな暮らし。
毎朝起きれば外で鳥たちの鳴き声が聞こえる。そんな豊かな生活のなかで、少女たちは何を思い、日々を生きているのか。

まとめ：穏やかな暮らしの映画を観て、幸せを味わおう

今回は、「穏やかな暮らしを描いたオススメ映画」をご紹介しました。

静かな地で、平穏に生きる人たち。

彼らの姿をみることは、「ゆたかな暮らしって何だろう？自分はどんな暮らしができれば幸せだろう？」と考えるきっかけになります。

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