夢を追うフリーターの人へ【警告!不幸になる前に就職セヨ】

この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 夢追いフリーターとしてバイト生活してる人
  • 夢を追うのを辞めて就職しようか迷ってる人

筆者はこんな人

大卒後、画家になる夢を追って7年間派遣
→ 30を過ぎて夢が叶わないと知り諦める
→ 30代キャリアゼロからの就活で、絶望
→ 会社に就職 (平凡なサラリーマン)

世の中には、学校を出てから就職せず (あるいは就職したけど辞めて)、フリーターになって夢を追う人がいます。

  • バンドマンになりたい
  • お笑い芸人になりたい

など、それぞれの「アツい思い」をもって活動する人たち。

彼らは一見、やりたいことに一生懸命になってる感じがして「すごい」と思われがち。

でも、20代のころ画家になる夢を追っていた僕から断言させてください。

夢なんて追うのは、いますぐやめましょう
じゃないと確実に不幸になります

今回は僕の実体験をもとに、「夢を追うフリーターの人に警告!不幸になる前に就職せよ」というテーマで解説します。

人生で後悔しないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。


もしあなたがキャリアゼロから就職することに悩んでるなら、拙著「キャリアゼロからの人生再起術」を読んでみてください。

僕が7年の派遣生活に終止符を打ち、30代で初就職するまでの体験記を一冊にまとめてます。

キャリアなしで就職に悩む人に希望をもってもらえるよう書いた本なので、よかったらぜひです。

目次

夢を追うと確実に不幸になる

① 夢を追ってると、自分に都合の悪い事実に耳を貸さなくなってしまう

夢は、本人の頭のなかで思い描いた「勘違い」です。

「自分の人生こうなればいいな」という都合のいい幻想をもち、それが実現すると思い込んでるに過ぎません。

僕もむかし画家になろうとしてたとき、自分は絵でメシを食ってくんだ!という幻想をもっていました。

もちろん周囲からはいろんな忠告を言われます。

  • 「将来会社に雇ってもらえなくなるよ」
  • 「老後にお金で苦労することになるぞ」

など。

でも当時の僕は「自分が画家になる」と信じて疑わなかったので、そういう「現実的な忠告」がウザいとしか思えず、聞く耳持たずでした。

夢を追ってる人は、その弊害になる「現実的な問題」を自分に都合の悪い情報と見なし、頭からシャットアウトしてしまうんです。

② 現実を直視しないとツケを払うことになる

自分に都合が悪いからといって事実から目を背けても、事実は事実として僕たちの目の前に立ちはだかります。

たとえば僕が30を過ぎて夢追い生活を諦め、就活を始めたとき、それまでの人生でいちばん辛い時期でした。

大学を出てから7年間ずっと派遣だったので、企業で評価されるキャリアはゼロ。応募してもことごとく落とされました。

「もう就職できないんじゃないか」と不安で夜も寝つけない日々・・。

何年も就職せずバイトしてると、あとでお金に困って就職しないといけなくなったとき、それまでのキャリアのなさから就活で辛い思いをします。

でも夢を追う人は、こういう「社会の現実」を知りません。

無謀に行動し、あとでそのツケを払うことになります。

③ 夢が実現しないことへの不満や失望が、不幸のもと

「自分は人生で何かすごいことができる」

↑もしあなたがこう思ってるなら、断言させてください。

それは勘違いです。
自分を過信してるだけで、自分を客観視できてません。

もちろん、あなたが20代の若者ならまだマシです。
でも、世の中には40を過ぎても「俺はすごいことができる!」と勘違いし、非現実的な野望をもってる人がいます。

そういう人ほど表向きにはアツいことを言うわりに、ふだんは「金がない」など弱気な本音を言い、心に余裕がないものです。

彼らは頭で思い浮かべてる理想と、実際の自分がいる現実がまるで一致しておらず、そのことにいつも不満を感じてます。

そんな人生、幸せだと言えるでしょうか?

あなたがスティーブ・ジョブズでもないかぎり、偉大なことを成し遂げようとするのはムダです。

むしろ壮大な夢を追いかけるせいで、それが実現しないことへの不満や苛立ちに苛まれることになります。そして、最終的に夢が叶わないとわかったときの失望感はハンパじゃないです。

僕も画家になれないとわかったとき、「いままでの努力は一体なんだったんだ・・」と凹みました。死ぬほど後悔しました。

ありもしない幻想を追いかけるのは、もうやめましょう。冗談抜きで。不幸になるだけです。

④「自分は平凡な人間」という事実から目を背けてはいけない

若いときは「自分は特別な存在だ」と思ってしまうもの。自分が世界の中心にいて、自分の思うがままに物事を何とでもできると錯覚するものです。

でも社会で経験を積んで現実を見るうち、それまでの自分の考えが「ただの勘違いだった」と思い知ることになります。

僕も20代で画家を目指してたころ、「自分は画家になれる」と馬鹿のように思い込んでました。

でも30を過ぎて人生初の就活に苦しんでいたとき、いかに自分がどこにでもいるごく普通の人間であるかを思い知らされました。

よほど天才的な能力や素質がある人でもないかぎり、「自分は何かすごいことができる」「自分は特別だ」というのは馬鹿げた幻想です。

世の中の99.9%の人は凡人。
僕も、あなたもそうです。
悪い意味とかじゃなく、客観的な事実です。

「自分は世の中にいる大多数の人たちと同じく、とるに足らない一人のちっぽけな人間だ」

この事実を認識しましょう。
そうすれば、「自分は特別だ」という勘違いのせいで道を踏み外し、不幸にならずに済みます。

夢なんていらない。金を貯めろ。

① 「貧すれば鈍する」は真実

夢なんかより500倍大事なこと。
それはお金です。

あなたもいままで夢を追ってきたなかで、お金で苦労した経験があるんじゃないでしょうか?

  • お金がないせいで人から信用してもらえない
  • お金がないせいで、みじめで怖い思いをした

など、お金が原因でつらい思いをすることは、この世の中でよくあります。

僕も20代で無一文だったとき、新宿にいたんですが、道行く人たちにお金をせびっていたことがあります。

もちろん誰も相手にしてくれません。当たり前です。どこの誰かもわからない若造に、いきなり「お金をください」なんて言われても、関わりたくないに決まってます。

でも当時の自分は、そんな惨めなことをしてでもお金が欲しくてしょうがない状態でした。

夢を追って無謀な生き方をするから、あるときお金に困ってバカな行動をしたり、惨めな思いをしたりするんです。まさに「貧すれば鈍する」なんです。だからこそ夢なんてさっさと諦め、お金を稼ぐべきなんです。

実現しないもののために貴重な人生の時間を捧げるくらいなら、その限られた時間でお金を稼いで貯めて、経済的に困らない人生にすることに集中するべきです。

そのほうが、ありもしない幻想を追い求めるより、ずっと幸せに暮らせます。

② 凡人がお金を稼ぐ一番現実的な方法は「就職」

夢を捨て、お金を稼いで貯めることが大事なのはご理解いただけたでしょうか?

それなら就職しましょう。

もちろん自分で商売して稼げるなら就職しなくていいかもしれませんが、いまの僕自身も含め、世の中の大半の人は自力で稼げません。

なのでお金を稼ぐなら、企業などに就職して「給料」をもらう必要があります。

もちろん夢を追っている人の多くは、就職することに抵抗を感じるでしょう。でも就職しないといずれ貧乏 (=不幸) になります。

就職こそが、僕たち凡人が稼いで生きていくための、いちばん現実的な方法なんです。

もしあなたが20代なら、【就職Shop】という転職サービスに登録しましょう。

プロの就職カウンセラーが、フリーター向けに無料で就職支援してくれます。就活の不安もあると思いますが、まずは不安なことを面談で話してみてください。

まとめ:夢を追うのはもうやめよう

今回は、「夢を追うフリーターの人に警告!不幸になる前に就職せよ」というテーマで解説しました。

ありもしない幻想を追いかけてると、将来かならず不幸になります。

自分はとくにすごいこともできない普通の人間だと受け入れ、お金を稼いで貯めていく。

それが、僕たち凡人が不幸にならずに生きてくうえで大切です。

もしあなたがキャリアゼロから就職することに悩んでるなら、拙著「キャリアゼロからの人生再起術」を読んでみてください。

僕が7年の派遣生活に終止符を打ち、30代で初就職するまでの体験記を一冊にまとめてます。

キャリアなしで就職に悩む人に希望をもってもらえるよう書いた本なので、よかったらぜひです。

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