『主婦の学校』という映画を観た。
すべての倹約家の人に観てほしい、すばらしい作品だった。
アイスランドの首都・レイキャビクに「主婦の学校」がある。
1942年に創設された学校で、「生活に役立つ実践的な技術や知恵」を学べる学校だ。
料理や裁縫、服作りなどの家事全般。どんな環境でも自立して生きていけるよう、多くの人たちがこの学校に通う。
ちなみに筆者である僕は倹約家で、お金をかけない質素な暮らしをしている。
この映画は、そんな倹約家の人ににとって大きな学びになる作品だと感じた。
この映画を観れば、「質素な暮らしを豊かに生きるうえで大切なこと」がわかる。
『主婦の学校』はU-NEXTで観ましたが、U-NEXTは時期によって作品の配信が終了していることもあるので、ご注意願います。
映画『主婦の学校』がすばらしかった【質素倹約とDIY】
① 自分でやり、作る
日常の身のまわりのことを自分でできるようになると、暮らしがより豊かになる。
この映画に登場する女性たちは、学校でいろんなスキルを学んでいた。
- 料理をする
- ジャムを作る
- ケーキを作る
- 服を縫って直す
など。
こうした「自分でやる姿勢」は生活をより充実したものにしてくれる。
僕たち現代人は、自分の身のまわりのことは自分がやらなくても誰かにやってもらえる。
髪が伸びたら1000円で切ってもらえるし、服が破れたら買い替えることができる。
お金さえかければ、大体のことはやってもらえる、そんな便利な暮らしだ。
ただ、あえて何事も自分でやってみるのもいいかもしれない。
たとえば家族やパートナーの誕生日には、たいていケーキを用意すると思う。そのケーキをあえて手作りしてみてはどうだろう?
店で買ったケーキより、心のこもった手作りケーキのほうが相手は嬉しいもの。
何事も自分でできるようになると、日々の暮らしがさらに豊かになるんじゃないだろうか。
② 1つのモノを長く使う
本作に登場している男性が、インタビューで以下のように言っていた。
この学校へ入ろうと思ったのは、自分の面倒は自分で見たかったからだ。
つまり、自分で料理を作れるようになりたかった。
それに縫い物や編み物など、手工芸を習ったのもすごくよかった。服の修繕くらいにしか使われなかったかもしれないが、技術が身について嬉しい。
1つのものをよりよく使うことができる。買ったものを大事にし、長持ちさせられる。金銭面でも差が出るだろう。
服に穴が開いても簡単に直せるのに、捨ててしまうのは本当にもったいないよ。
(出典:『主婦の学校』)
このセリフに深く共感した。
僕もふだん仕事で使う長靴を、補修しつつ、かれこれ1年以上使っている。
もちろん穴が開いたら買い替えることもできる。ただ、長靴は1足で2000円ほど。
年に何回も買い替えていると、費用もバカにならない。
いっぽう、もし靴を修理できればずっと経済的だ。
長靴を修理する道具は数百円で用意できる。
靴に穴が開くたび補修。そうすれば節約になるし、お金を使わない「倹約の習慣」が身につく。
「自分でやる」という姿勢は、出費を抑えて豊かに暮らすうえで欠かせないのだ。
『主婦の学校』が好きな人にオススメの映画
『主婦の学校』が好きな人は、ていねいな暮らしを描いた映画が気に入ると思う。
以下の記事でくわしく紹介しているので、よかったら参考にしてみてほしい。
まとめ:『主婦の学校』はすばらしい作品
この映画は、何事も自分でやる人たちの姿を描いた作品だった。
なんでも自分でやってみるといい。
料理にしろ、棚づくりにしろ、靴の修理にしろ、自分でできないか考えてみる。
身に周りのことをなんでもできるようにすれば、節約にもなり、質素な生活を楽しむうえで役立つスキル・知恵が身につく。
結果、僕たちの暮らしはもっと豊かになるんじゃないだろうか。
『主婦の学校』はU-NEXTで観ましたが、U-NEXTは時期によって作品の配信が終了していることもあるので、ご注意願います。
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