仕事のミスで落ち込みすぎるHSPがメンタルを保つ方法3つ

この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 仕事でミスして落ち込んでいるHSPの人
  • 仕事のミスをくよくよ悩んでる繊細さん

筆者はこんな人

  • HSP歴34年
  • 正社員歴4年目

HSPは仕事で失敗すると、重く受け止めて落ち込んでしまいがち。

僕もむかし仕事で大きなミスをして怒られたとき、その日はろくに声も出せないほど凹みました。

でも、深く落ち込んでいても自分がしんどくなるだけ。

なんとかして気分を高めることはできないのでしょうか?

今回は僕の実体験をもとに、「仕事のミスで落ち込みすぎるHSPがメンタルを保つ方法」について解説します。

いまの悩みが晴れるきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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目次

HSPは無駄に落ち込みすぎる

あなたはいま、仕事で失敗して思いっきりブルーになっているかもしれません。

そんなときこそ「自分は無駄に落ち込みすぎている」という事実を知ってほしいと思います。

HSPの心はガラス。
とにかく繊細で傷つきやすいです。

仕事でミスをして上司に怒られたり、同僚たちの前で恥をかいたりしたとき、「この世の終わり」のように落ち込みます。

ただ、そうやってひとりで抱え込んで自分を責める姿は、はたから見れば「べつにそんなに落ち込まなくてもいいのに・・」と思われるほど。

人は誰しも、仕事でミスをするもの。
しかたないことです。

あなたは激しく落ち込んでいるかもしれませんが、なかにはミスをしても「あーやっちゃった。次から気をつけよう」とあっさり流す人もいるのです。

あまり重く考えると、よけいにメンタルを病みかねません。

だからこそ、まずなにより「自分は無駄に落ち込みすぎてる」という事実を知っておいてほしいと思います。

仕事のミスで落ち込みすぎるHSPがメンタルを保つ方法3つ

① ミスが起きた原因を客観的に探る

HSPは責任感が強く、まじめ。
仕事でミスしたとき、「すべて自分がすべて悪いんだ」と思ってしまいがち。

でも、冷静に考えてみましょう。

そのミスは、本当にあなただけが原因で起きたミスでしょうか?
俯瞰して広い視野で考えてみると、そのミスが起きた原因はほかにもあるかもしれません。

僕はむかし農業の生産現場で働いていました。就農1年目、何度かトラックの運転で失敗したことがあります。

(運転中にほかの社用車にぶつかった、内輪差の感覚がつかめず畑の苗を踏みつぶしてしまった など)

あるとき、トラックの運転ができないことを社長に責められ、その日は布団に入るまでずっと落ち込んでました・・。

ですが後日、ほかの社員にこんなことを言われました。

「そもそもトラックの運転でミスしたのは、○○さん(僕の名前)に、だれも運転の仕方を教えてなかったからですよ」

トラックは一般車より車体が大きく、扱いが難しい車両。
運転するとき、注意すべきことがたくさんあります。

ですが僕が就農したとき、トラックの運転はまるっきり未経験。

運転時の注意点、安全な運転のしかたのレクチャーを社内で受けてないまま現場で運転していました。

もちろんトラックを運転して失敗したのは僕なので、当時のミスの原因は僕自身にもあります。

ただ同時に、「運転の仕方を誰も教えていなかったから」という原因もあったと思うんですよね。

(↑人のせいにしているわけではなく、あくまで客観的な事実として)

このように仕事の現場では、

「ミスをした直接の原因はその本人であっても、そのミスが起きた間接的な原因・根本的な原因はほかの人にもある」

ということがよくあるのです。

だからこそあなたも、第三者のつもりでこう考えてみてください↓

「今回自分はミスした。でもこのミス、本当に自分だけが原因なんだろうか?事実として、ほかにも原因があるのでは?」

② いい意味で他責思考になる

上記①で、「ミスが起きた原因を客観的に探る」ことをご紹介しました。

「たしかにミスをしたのは自分だけど、このミスが起きたのそもそもの原因は、ほかにもあるのでは?」

↑こうした視点は、HSPの人こそ持っておいてほしい大切な視点です。

ミスをしたときに「自分だけが悪いわけじゃない」と捉えられ、ムダに落ち込まずに済むからです。

たとえば・・

  • エクセルの入力欄にまちがった数字を入力し、まちがった注文数量の発注書を取引先に送ってしまったことに後で気づいたとき

    →「そもそもマクロを組むなどもせず、手入力するシステムにしているからこういう人為的なミスが起きるのでは?」と考える
  • 自分が梱包した商品を発送後、梱包の仕方のことでお客さんからクレームを受けたとき

    →「てか、正しい梱包の仕方を俺に教えてなかった○○先輩にも原因があるんじゃないのかな?」と考える。

ただこのとき、注意点が2つあります。

  • もしそのミスが「自分の不手際だけが原因で起きたミス」なら、それを認め、他人のせいにしないこと

    (当たり前ですが)
  • かりに「ミスの原因がほかの人にもある」というのが事実だとしても、それを自分から口に出して言わないこと

    (自分としては「あくまで事実」として言ってることでも、周囲の人たちからすれば「こいつ、自分のミスを人のせいにしてるな・・」と思うものだから)

もちろん「ミスの原因が自分以外にもある」というのは、ときに事実。

そのときは、いい意味で他責思考をもつのもいいのではないでしょうか?

ミスしても「自分だけが悪いんだ・・」と落ち込まずに済みますよ!

③ 職場の「ケロリ軍曹」を見習う

「ケロリ軍曹」というのは、仕事でやらかしてもケロリとしている人のこと。

こういう人は楽観的で、どこか無責任。
ミスしてもあまり反省せず、あとでまた同じミスをしがち。

あなたの職場にも1人くらいは、いるのではないでしょうか?

職場では「どうしようもないヤツだ」と呆れられがちなケロリ軍曹。でもHSPの人にとっては見習うべき部分があります。

ミスしても重く考えず、

「やっちゃった。てへ♡」

と言わんばかりの態度。

これは、ささいなことで落ち込まないために重要な姿勢です。

僕もケロリ軍曹と一緒に働いたことがあります。

お客さんを怒らせてクレームになり、役員を巻き込むトラブルになったというのに、本人に深く反省する様子はなし。

「すいません」の一言もなく、文字どおりケロリとしていました・・(^^;)

もちろんはた目には、「印象の悪い人」としか思えないでしょう。

ただ、仕事でミスしても落ち込まず、ひょうひょうとしているケロリ軍曹の姿勢だけは、HSPの人が見習ってもいいのではないかと思います。

まとめ:ミスしても落ち込みすぎないよう対策を

今回は、「仕事のミスで落ち込みすぎるHSPがメンタルを保つ方法」について解説しました。

HSPはミスするたび、ついやたらと落ち込んでしまいがち。

ですが、「ミスはときにあなただけの責任ではない」という事実も知っておいてほしいです。

また、ミスをしても「まあいいか」と流す姿勢もときには大切。

ぜひ今回ご紹介したことを参考に、明日からの仕事を楽しんでいきましょう!

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