- あたらしい職場で働くのが不安な人
- 内定をもらったが、怖くて辞退したい人
この記事を書いている僕は、大卒後に就職せず、7年派遣で職を転々としていました。
30を過ぎて病気にかかり、1年以上の無職を経て、30代で初就職。いまは正社員として札幌で働いています。
あたらしい仕事が決まったけど、入社するのが怖くてしょうがない。
自分はキャリアに自信がないから、そんな状態で就職しても仕事についていけるか不安だし、職場の人たちと上手くやっていけるのかも不安・・。
↑このように悩んでいませんか?
- これまでずっと就職していなかった
- いままで短期離職を繰り返していた
- いままでずっと、無職のままだった
上記のような経歴の人が、あるとき企業などに就職しようとすると、たちまち恐怖が押し寄せてくるものです。
本来なら就職が決まったことに喜ぶべきなのに、むしろ「人に誇れるキャリアのない自分が就職しても、新しい職場で上手くやっていけないんじゃないだろうか」とネガティブに考えて不安になってしまうんですよね。
僕もかつて「30代無職でキャリアなし」の状態から就職したとき、まさに同じ不安を抱えていました。
そんな実体験をもとに、「新しい職場が不安で怖いと思うあなたに伝えたいこと」について解説します。
いまの悩みが晴れるよう、ぜひ最後まで読んでみてください!
「新しい職場が不安で怖い」と思うあなたに伝えたいこと5つ
① 思いきって社会に飛び込まないといけない
「新しい職場で働くのが怖い」という気持ちはごもっともです。
それまで自分がいた環境から飛び出して社会に参加しようとするとき、大きな不安を感じるものだからです。
それまでアルバイトなどの非正規だったり、無職だったりすると、「経歴の劣等感」ゆえ自信がもてず、新しい職場に飛び込むのが怖くなるもの。
- 「自分は仕事についていけるんだろうか・・」
- 「職場の人たちとうまくやってけるのかな・・」
など、あれこれ考えてしまうんですよね。
僕も30代無職で内定をもらったとき、おなじ思いでした。
「大学を出てからずっと派遣で働いていて、正社員経験が一度もなかった。そんな自分が会社に就職しても、本当にうまくやっていけるんだろうか」
そんな思いが頭をグルグル回り、怖くなって何度か内定を辞退したこともあります。
ですが、そうやって怖がって踏ん切りがつかないままでいると、いつまでたっても働き始めることはできません。
もちろん、新しい職場は未知の世界。
どんな仕事が待ち受けているのか、どんな人たちがいるのか。
そうしたことがわからない職場で働き始めるのは、かなり勇気がいります。
ですがあえて「怖い」という気持ちを振りきり、思いきってその職場に「エイヤッ!!」と飛びこむ姿勢が必要です。
② 怖がっている自分を認めてあげよう
新しい職場に入るのが怖いとき、やってはいけないことがあります。
それは、怖がっている自分をムリに奮い立たせようとすること。
「怖がるな!大丈夫だから!」
と自分に強く言い聞かせ、バシバシ自分を叩いて勇気づけようとする。
それって逆にしんどいですよね。
よけいエネルギーを使って疲弊します。
そうじゃなく、不安を感じている自分を、ただ静かに認めてあげてください。
「あぁ、自分はいま新しい職場が怖いんだな。おっけー」
と、かるく考えるようにしてください。
僕もむかし30代で初就職が決まり、入社準備をしているときは不安でした。
ですがそれまでの就活でウンザリするほど不安を味わっていたので、「もはや不安に抗うのは無理だ」と思い、新しい会社に入るときはあえてその感情を受け入れていました。
自分はいま不安を感じていて、恐れている。
そのことを淡々と受け入れると、すこし気持ちがラクになります。
③ 自分は恵まれた境遇にいると知ろう
あなたはいま、どうしようもなく不安でしょう。
ですが一つお伝えさせてください。
あなたは今、すごく恵まれています。
世の中には、あなたより不利な境遇にいる人がたくさんいるからです。
たとえばホームレスの人を想像してみてください。
60を過ぎて仕事がなく、住む家も、身よりもない。橋の下で段ボールに寝ころがり、こごえる夜を過ごす。
想像しただけでも辛いと思いますよね。
ホームレスの人たちに比べれば、住む家があり、しかも仕事まで決まったあなたはすごく恵まれていませんでしょうか?
不安なとき、つい自分のことだけを考えて視野が狭くなりがち。
でも世の中を見回すと、「もっと不利で辛い境遇にいる人がたくさんいる」ということがわかります。
そう考えると、自分のいまの立場を、もう少しポジティブに捉えられるのではないでしょうか。
④ 他人に関心をもってみよう
- 「自分は新しい職場でやってけないかも・・」
- 「自分は仕事についてけるんだろうか・・」
そうやっていつも「自分、自分」という意識でいると、よけい不安になります。
そうならないよう、あえて他人に意識を向けてみましょう。
ここでいう「他人」というのは、「これから入社する職場の人たち」です。
これから新しい職場の人たちと出会い、一緒に働きます。そのなかで、彼らがどういう人なのかを観察してみてください。
- 「○○先輩はどういう性格なんだろう?」
- 「○○課長って、どんな経歴なのかな?」
など、あれこれ考えてみるんです。
そうやって他人に関心をもってふるまっていると、自分に意識を向ける頻度が減り、不安を感じることが少なくなります!
⑤ 辛くなったら誰かに相談しよう
これから新しい職場で働くなか、落ち込んだり、不安になったりすることもあるでしょう。
そんなときは、身近な人に相談してください。
人間的なつながりや温かみを感じ、ポジティブになれます。
僕も30代で初就職してしばらくのうち、落ち込むこともありましたが、そのつど家族と電話で話していました。
仕事のことはもちろん、お互いの近況、最近楽しかったことについても話していました。
話し終わるころには、不思議と「ポジティブさ」をとり戻せていました。
辛いときこそ必要なのは、人とのつながり。
一人であれこれ悩むより、家族や恋人、友達など、身近な人たちに相談するようにしてください。
まとめ:新しい職場を楽しもう!
今回は、「新しい職場が不安で怖いと思うあなたに伝えたいこと」について解説しました。
新しい職場に入るのは不安なものですが、今回ご紹介したことを参考にしていただき、これからの社会人ライフを楽しんでいってほしいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!