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- 「貧困」がテーマの映画を観たい人
日本でも、世界でも、いつもどこかで貧しい暮らしにあえぐ人たちがいます。
そんな暮らしの実態を知り、社会問題について知ることは、きっと「世の中のために自分は何ができるんだろう?」と考えるきっかけになるはず。
今回は、「貧困がテーマのおすすめ映画」をご紹介しますね。
とくに観る価値があると思った作品を厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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「貧困」がテーマのおすすめ映画7選
① 人間機械
インドの繊維工場ではたらく労働者たちの、ドキュメンタリー映画。
劣悪な労働環境のなか、一日12時間おなじ作業をしつづける男たちの姿を、生々しい描写で映し出しています。
職を得るために多額の借金をし、自分の生活のため、そして家族を養うために働かざるをえない労働者たち。
「最底辺」を思わせるその世界は、まさに貧困そのもの。
いくら自分の仕事がつまらないと悩んでいる人でも、この映画を観ると、いまの仕事のほうがずっとマシだと思えます。
② 万引き家族
かつて親の年金を不正受給していた家族が逮捕された事件があり、その事件に着想を得て作られた作品です。
東京の下町に住む、貧しい一家の物語。
5人家族の彼らは祖母の年金で暮らしており、生活費がたりない部分は「万引き」をして賄っていました。
働きもせず、スーパーで万引きする父親。
そしてそれを手伝う息子、娘。
そんな廃れた暮らしをしていたあるとき、彼らは路上で、小さな女の子がひとり寂しく凍えているのを発見。
彼女の親はいつも喧嘩ばかり。
居場所のない彼女は途方に暮れていました。
万引き一家は、女の子を自宅に迎え入れ、一緒に暮らしますが・・。
「経済的に豊か」と言われる日本にも、貧しい暮らしを強いられる人がいる事実。
そして、そんな希望のない暮らしのなかでもキラリと光る人間愛。
観る者の心を温かくさせてくれます。
③ 存在のない子どもたち
中東に生きる、子どもの貧困を描いた衝撃作。
レバノンの首都ベイルート。
「およそ12歳」の少年ゼイン。両親が出生届を出していないため、誕生日も年齢も不明の彼は、社会的には存在しない立場にいました。
貧しさから学校に通わせてもらえず、ちいさな体を酷使してはたらく日々。
子どもの貧困をリアルに描くその作風は、ゆたかな国に生きる僕たちが息を呑まされます。
最後のシーンは何を訴えかけていたのか?
愛の大切さ?安らぎを求める人間の心?
必見映画です。
④ 僕たちは世界を変えることができない
医師である葉田甲太さんの体験記をもとに作られた映画。主演は向井理氏。
医大生の主人公・甲太は、退屈な学生生活に物足りなさを感じる日々。
- 何かがしたい
- 刺激が欲しい
そんなときに郵便局で見つけた「カンボジアの小学校建設の募金パンフレット」に興味をもち、一念発起。
「カンボジアに小学校を建てよう!」
建設資金150万円を集めるため、甲太は仲間をつのり、学生サークルを立ち上げます。
現地視察のため、生まれてはじめて訪れたカンボジア。そこで目にしたのは貧困や病気にあえぐ人々、そして、かつてポル・ポト政権下で民間人の虐殺が行われていた悲惨な歴史。
ショックを受けた甲太と仲間たち。
彼らは帰国後「人の役に立ちたい」という想いで、学校建設のお金を必死に貯めます。
困っている人のために何かをする尊さ。
社会とのつながり、人のぬくもり。
貧困に機会を奪われた子どもたちのために活動する主人公の姿は、「人生でいちばん大切なことは何か?」と僕たちに問いかけてくれます。
⑤ わたしは、ダニエル・ブレイク
イギリスで貧困にあえぐ人たちの姿を描いた物語です。
イギリス北東部にある町・ニューカッスル。
主人公のダニエルは59歳の大工でしたが、心臓発作がきっかけで医者から働くのを禁止されることに。
働けないあいだは国の支援金を受けようとしますが、申請にはたくさんの手続きや条件があり、彼はなかなか審査に通ることができません。
そのまま時間がたち、貯金が減っていく一方。あるとき彼は、幼い2人の子どもを連れたシングルマザー・ケイティと出会います。
生活がくるしい者同士、彼らはお互いに助け合います。人とのつながりを持ち、ささやかな幸せのなかで生きるダニエルとケイティ一家。
ですがあるとき悲劇が起き・・。
きびしい現実のなかで、人と人とが助け合って生きることの尊さ。
お金はもちろん大切ですが、人とのつながりはお金以上に大切なのかもしれません。
⑥ こどもしょくどう
日本の子どもの貧困を描いた話題作。
主人公のユウトは小学5年生。
彼の親友・タカシは、おなじ小学校の親友。タカシは母親から育児放棄されており、ユウトの家でいつもご飯を食べさせてもらっていました。
あるとき彼らは、鉄橋のしたで車内生活する2人の姉妹に出会います。
親に面倒をみてもらえず、いつも空腹の彼女たち。見かねたユウトは、2人を自宅に連れていき、ご飯をふるまってあげますが・・。
日本でも問題視されている「育児放棄」。
親に見捨てられた子どもたちの境遇を、リアルに描いています。
⑦ 誰も知らない
実話をもとにした作品です。
主人公役は、俳優の柳楽優弥さん。
主人公の明は12歳の少年。
姉弟3人とちいさなアパートで暮らしています。
唯一の育て親だった母親が、ある日とつぜん恋人のもとに行き、文字どおりの「育児放棄」。
明は弟・妹の面倒を必死にみますが、母親からの仕送りが途絶えます。
食料は底をつき、電気もガスも止められることに。
あるとき妹がケガをして・・。
無責任な親がいかに子どもを不幸に陥れているか。
その惨状を淡々と描いており、視聴者をゾッとさせます・・。
まとめ:貧困の映画を観て世の中を学ぼう
今回は、「貧困がテーマの映画」をご紹介しました。
貧困や格差など、世の中の問題を学ぶうえで、映画を観ることはひとつの有効な手段です。
今回の内容が、あなたにとって少しでも有益になれば幸いです!
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