『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』という映画を観た。
生涯現役で生き生きと働きたい人が観るべき、「超絶かっこいいおばあちゃん」の映画だ。
主人公のアイリス・アプフェル氏 (94) は、実在する現役インテリアデザイナー。
彼女はニューヨーク大学でアート史を学び、卒業後は世界最大級のアパレル業界新聞「WWD」に入社。編集者として働く。
1950年代、夫とともに、家具の修復会社「Old World Weavers」を設立。
のち、世界に名だたるインテリアデザイナー、実業家として大成功することに。
この映画を観たとき、「世の中にはこれほど仕事を楽しんでいる高齢者がいるのか!」と衝撃を受けたのを覚えている。
これからの日本では、定年を過ぎても働くのが当たり前になっていく。
そこで浮かび上がってくるのが、「歳老いても幸せに働くにはどうすればいいか?」という問題。
この映画を観ることで、その答えが見つかるきっかけを得られる。
『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』はU-NEXTで観ました。U-NEXTは、時期によって作品の配信が終了していることもあるので、ご注意願います。
【生涯現役】94歳のニューヨーカーのかっこよすぎる生き方
① 眩しいほど輝いている目
仕事を心から楽しんでいる人は、目が輝いている。
僕もいままで、宇宙のようにきれいな目をした人に出会ったことがあるが、彼らはみんな自分の仕事が大好きだった。
そして、この映画の主人公・アプフェル氏もまさにそうだ。
インタビューで仕事について話しているとき、彼女はとにかく楽しそうだ。
その様子は「仕事なくして私の人生は成り立たない」と言わんばかり。
じっさい日本では、「働くこと」にたいするマイナスイメージが根強く残っているのは否めない。
あなたの周りにも、「仕事はつまらないもの」と考える人がいるかもしれない。
けれど世の中には、自分の仕事を心から楽しんでいる人たちがいる。
アプフェル氏にとって、もはや仕事自体が彼女の人生そのものなんだろう。
② 「何をしないか」が大事
この映画を観て、とくに印象的だったことがある。
それは、アプフェル氏は表向きにはきらびやかに見える反面、どこか「現実主義」な一面もあるということだ。
彼女は結婚はしているが、子どもはいない。理由は単純に、仕事を優先するためだ。
彼女は作中のインタビューで、以下のように言っている。
すべてを手に入れることはできないわ。
ときには諦めることも必要なのよ。
(出典:アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー)
はた目には大成功している彼女。はたから見れば、なにもかもが思いのままに見えるかもしれない。
しかし現実は違う。
アプフェル氏ほどの成功者でさえ、「自分ができることには限界がある」という事実をちゃんと理解している。
だからこそ人生では「何をするか」「何をしないか」の取捨選択が必要だ。
自分にとって一番重要なことは何か。それをやるために、なにを選ばないか。
「何もかもをやることはできない」という事実を受け入れ、数ある選択肢のなかから重要なことだけを選び取る、そんな冷静さが必要なのだと思う。
生き生きと働きたい人へのオススメ映画
本作『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』に関心がある方は、以下で紹介する映画も楽しんでいただけるかもしれない。
やりがいをもって楽しく働きたい。
そんな思いをお持ちの方は、使命感をもって生き生き働く人の映画を観れば、モチベーションが上がる。
将来は自分でビジネスがしたい。
そうお考えの方は、起業家・経営者の奮闘を描いた映画を観ると、きっとワクワクするはず。
よかったら、以下の記事を参考にしてみてほしい。
まとめ:『94歳のニューヨーカー』は必見映画
生涯幸せに働きたい人は、『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』を観ればきっと触発されると思う。
年老いてからも生き生きと仕事し、充実した人生にしていこう。
『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』はU-NEXTで観ました。U-NEXTは、時期によって作品の配信が終了していることもあるので、ご注意願います。
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