こんにちは、Kitaです。
この記事を書いている僕は30代節約サラリーマン、お金に関する映画が好きで年間60本ほど観ています。
今回は、「観ると金融リテラシーが上がる映画」をご紹介します。
- 金融系の映画を観ることに、興味がある人
- 映画を楽しみつつ、お金の勉強がしたい人
金融映画を観ることのメリットはずばり、「楽しみながらお金を学べる」ということです。
お金の本を読むのも1つの勉強法としてはありですが、本だとどうしても退屈になりがち。
「勉強したくても、本になかなか手が伸びない」という人も多いでしょう。
そんな方にこそ「映画で楽しくお金を学ぶ」というのをぜひ試してほしいです。
今回は、僕が観てきたなかで、とくに金融リテラシーアップに役立つと思った映画をご紹介します。
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金融・経済について学べるおすすめ映画6選
① マネー・ショート 華麗なる大逆転
かつて世界金融危機を起こした「リーマン・ショック」を題材にした実話ベースの物語。
当時のアメリカでは、不動産の価格が高騰し、住宅市場が好景気でした。
ですが金融トレーダーのとある4人の男たちが綿密な調査の結果、「この好景気が近いうちに終わり、世界的な大不況がくる」と予想します。
お金を失うリスクを覚悟のうえで早くから保険商品を買い付け、市場が破綻したときに巨額のお金を儲けることを企てます。
世の中がこのさきどう変化するのかを誰よりも先に見抜き、一獲千金を狙って行動する4人の男たち。
一瞬で億単位のお金が動き、社会に大きな影響を与える「金融市場」という世界。
そのなかで常識を疑い、信念をもって行動する彼らの姿から、いっときも目が離せない逆転劇です。
② ランナー・ランナー
ジャスティン・ティンバーレイク主演。
オンラインカジノで全財産をスッた主人公・リッチー。
彼は当時プレイしていたカジノサイトの不正を発見し、運営者であるブロックに直談判するためコスタリカに渡ります。
ブロックは頭脳明晰な彼に興味をもち、一緒に働かないかと提案。リッチーは晴れて巨額を稼ぐビジネスマンになります。
しかしあるとき、リッチーはFBIに拉致されることに。
聞けばブロックは事業で詐欺行為をしているとのこと。捜査に協力することを強要されるリッチーがとった行動とは・・。
ほんの数秒で何千万円というお金が動くギャンブルの世界。
そしてあらゆる人を動かすワイロ。
国境を超え、お金がいかに社会にとてつもない影響力をもつか、本作を通して知ることができます。
③ ハゲタカ
2009年公開の日本映画。主演の大森南朋氏をはじめ、玉山鉄二、栗山千明などの豪華キャストで作られた社会派サスペンス映画です。
とある中国の巨大ファンドが、日本を代表する大手自動車メーカー「アカマ自動車」を買収しようとします。
買収を阻止しようとアカマ自動車は敏腕の企業再生家・芝野を役員として受け入れますが、その芝野は元ファンド・マネージャーの鷲津にアカマ買収阻止の協力を仰ぎます。
「お金があれば社会を意のままにコントロールできる。逆になければコントロールされる」
このことを実感させられる作品です。
④ 台風家族
2019年に公開された日本映画で、草彅剛主演。「お金と家族愛」をテーマにした話題作です。
かつて2000万円を銀行強盗した父が亡くなり、遺産相続のため兄弟が再会。取り分について相談するうち、ある大変なことに気づきます。
強盗事件はすでに時効になっていましたが、法律により、「父が奪った2000万円の返済義務が遺族にある」ということを彼らは知ることに。
絶望的な額の負債を抱えるなか、兄弟たちは、いま一度冷静に話し合います。
強盗事件で世間からバッシングを浴びていたこの家族ですが、父の家に残された遺品から、かつて父が強盗をした本当の理由を知ることに。
そこへとつぜん家にやってきた謎の女性。
物語が進むにつれ、だんだんと衝撃の真相が見えてきます。
主人公はいわゆる「金の亡者」。兄弟の反感を気にせず、遺産をすべて自分のものにしようとする最低男ですが、実は・・。
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⑤ マネー・ゲーム
2000年公開のアメリカ映画。ワイルド・スピードでお馴染みのヴィン=ディーゼル氏などの豪華キャスト。
主人公の若者セスは、大学を中退。
学生向けの小さなカジノを経営しています。
ある日カジノにやってきた友人が、証券会社のブローカーとして多額の年収を稼いでいると知り、セスは「自分もブローカーになってたくさん稼ぎたい」と考えます。
友人のコネで同じ証券会社に入社し、バリバリ働くセス。
その巧妙なセールストークで次々と顧客に株を売りつけ、周囲に認められることに。
あこがれの先輩たちと毎晩豪遊するうち、セスは高年収のはずの先輩たちの暮らし、そしていまの会社にどこか違和感があることに気づき始めます・・。
衝撃の結末を迎えるこの映画からは、「お金について何も知らないことが、いかに人生に恐ろしい影響を与えるか」を学べます。
⑥ おいしいコーヒーの真実
「コーヒーにまつわる世界の経済格差」を描いたドキュメンタリー映画です。
世界中で愛飲されているコーヒー。
ですがその原料を作るため、アフリカやアジアの貧しい国々で、農家・工場の労働者たちが低賃金で働いている過酷な現実があります。
「行きつけのカフェのコーヒーが安くなった!」と喜ぶ僕たち日本人。
そのいっぽう、アフリカの農村で汗を流すコーヒー農家が「収入が減って生活が苦しくなった」と嘆く。
けして「彼らに同情しなければならない」ということではありません。
むしろ大切なことは「僕たちがいかに日常の何気ないものを通じ、世界や社会とつながっているか」ということを忘れないでおきたい、ということ。
きょう気軽に飲む1杯のコーヒーの値段が、遠くの国で働くコーヒー農家の、なけなしの収入に直結しているという事実。この事実を知ったうえで、僕たち一人ひとりには何ができるのでしょうか?
まとめ:映画鑑賞で金融・経済の知識を増やそう!
今回は、金融リテラシーが上がる映画をご紹介しました。
お金について学べる映画を観ることで、作品を楽しみながらお金の教養を深めることができます。
また、僕は今回ご紹介した映画の多くを『U-NEXT』という動画配信サービスで観ました。
U-NEXTは、国内最大級の作品数をほこる動画配信サービス。
はじめの31日間は無料で使うこともできます。使い心地や評判については、以下の記事が参考になります。
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ちなみに「観るとつい貯金したくなる映画」も以下の記事で紹介しています。よかったらぜひ読んでみてください。
「お金より大切なものに気づかせてくれる映画」については以下の記事をどうぞ。