高学歴で肉体労働をしているけど、きついし将来性を感じない・・。どうすればいいんだろう?
こんなお悩みを解消します。
本記事の内容
- 高学歴の人が、肉体労働をしてはいけない理由4つ
- 高学歴の人が肉体労働の苦痛から脱出する方法3つ
この記事を書いている私は、とある有名大卒です。
かつて農業の生産現場で1年間、ガチ肉体労働の仕事をしていました。
結論、高学歴で肉体労働をすると不幸になる可能性大。やらないほうがいいです。
この記事では、高学歴の人が肉体労働をしてはいけない理由について私の実体験をもとに解説します。
さいごまでお読みいただくと、いまの辛い状況から脱出するきっかけが得られます。
では、さっそく行ってみましょう!
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高学歴で肉体労働をするのはなぜか?
人によっていろんな理由があるでしょう。
- 大卒後、就職活動に失敗した
- 前職をやめて再就職先に困った
- いろいろ事情あってやむを得ず
世間からすれば、
いい大学を出たのになんで?
となると思いますが、その人の性格、個人的な価値観によっても事情は変わってくるもの。
いい大学を出た人みんなが、必ずしも世の中で期待されている進路を歩むわけではありません。理由があって肉体労働の仕事に就くこともあります。
高学歴の人が肉体労働をすると不幸になる理由4つ
① せっかくの頭脳が宝の持ち腐れになるから
せっかく頭を使えるのに、体を使って働くのはすごくもったいないことです。
私もかつて肉体労働をしていたとき、自分の能力が活かしきれていないことに悩んでいました。
- 英語がペラペラ話せるのに、スコップで泥作業している
- プログラミングできるのに、炎天下のなか汗だくで作業
こういうのって、すごくもったいないです。
頭脳を使う仕事は出来る人が限られているからこそ、やりがいもあるし頼りにされるもの。
いっぽう肉体労働は、言い方はあれですが、あるていど体力があれば誰でもできる「単純作業」なんですよ。
せっかく持っている頭脳を使わず、誰でもできる (しかもキツイ) 単純作業をし続けるのは、ただの機会損失ではないでしょうか?
② つねに違和感と身体的苦痛に苛まれるから
ほんとにこの仕事でいいのかな・・?
と悩みながら働くのは辛いものです。
私も農業で働いていたとき、いつも仕事への違和感を感じながら週6日、朝7時から夜8時半までスコップで肉体労働していました。
どんな仕事も、「自分に合ってないかも・・」と感じてもしばらくはその仕事を続ける必要があります。
ただ肉体労働の場合、つねに身体的にきついのを我慢しながら働き続けるのはよけい苦痛だったりするんですよね。
違和感と身体的苦痛をダブルで感じながら働いていると、そのうちメンタルを病むことになりかねません。
③ 望まない方向でキャリアが作られてしまうから
たしかに肉体労働をしていてもお金は稼げます。
現場によっては高給になるかもしれません。
ですが「長い目で見たときに、果たしてこの仕事を続けていいのか」という不満がつきまといます。
もしあなたがこのさきやりたい仕事を見つけ、転職するとしたら、肉体労働のキャリアがかえって転職にマイナスに響く可能性もゼロではありません。
- 自分がこの先、どういう仕事に就きたいのか
- そのためにどんなキャリアを作ればいいのか
もしこういうことがわかっていれば、首にタオルを巻いて汗だくになって働いている場合じゃないと気づくようになります。
④ 肉体的にキツイ仕事は幸福度を下げるから
これは私がかつて農業で1年働いて実感したことです。
- 10数メートルある鉄パイプの束を運ぶ
- 真夏の炎天下、スコップで地面を掘る
- 20kgの肥料袋を持ち上げ、積み下ろす
こういう作業を日常的にやっていると、そのうち「なんでこんなキツイこと毎日やってるんだろ・・?」なってきます。
言うまでもないですが、生活するには働かないといけません。
ですが働いているその時間が身体的にキツく、とても何年も続けれるものじゃないと感じるなら、それは人の幸福度を下げるいちばんの原因になり得ます。
生活するために働いているのに、その仕事が原因で不幸になるんじゃ本末転倒ですよね。
高学歴の人が肉体労働をしても幸せにはなれない。むしろ不幸になる可能性大だということを押さえておきましょう。
【朗報】肉体労働の現場はサッパリしてる人が多い
とはいえ、肉体労働にはいい部分もあります。
それは「現場で働く人たちが単純でサッパリしていること」ですね。
頭のいい人たちは、表では笑顔で接してくれるものの、じっさい裏で何を考えているかわからなかったりするんですよね・・。
いっぽう、体を使って働く人たちの多くは表裏がなく、接しやすいですよ。
お金に余裕があるわけじゃないのに、仕事の休憩中よく缶コーヒーを奢ってくれる。
これもきっと、「物事を損得で考えない性格だから」なんだと思います。
高学歴の人に肉体労働はオススメしませんが、肉労の現場にはいい人たちが多いのも事実ですね。
高学歴の人が肉体労働の苦痛から抜け出す方法4つ
① 自分に向いてる仕事は何か、真剣に考える
仕事は、生活の大半を占めます。
きつい肉体労働の時間があなたの生活の大半を占めるとなると、それだけ不幸になってしまいますよ。
本当に自分に向いている仕事は何なのか、いまいちど真剣に考えるようにしましょう。
じゃあ、具体的に何をすればいいの?
という方におすすめしたいのは、本を読むことです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、本は世の中のすべての悩みを解決してくれますよ。
仕事で悩んでいるなら「仕事の悩みを解決してくれる本」を探してみてください。
私もかつて肉体労働の仕事に悩んでいたとき、本を読みまくってました。
そのとき見つけた本のなかで、とくに役に立ったのは以下3つ。
転職の思考法
科学的な適職
なぜ僕らは働くのか
自分はどうすれば納得して働けるのか知りたい。
そういう方は、上記のうちどれか1冊でも読んでみるといいかもしれません。
とくに3つめの「なぜ僕らは働くのか」は、池上彰氏が監修した名作。仕事で悩むすべての人の心に刺さる内容です。
② いまの会社で、新しい仕事を提案する
自分がやりがいを感じれそうで、かつ職場で需要がありそうな仕事を、上層部に提案してみましょう。
たとえば私は前職で肉労していたとき、「インスタで広報をやりたいです」と社長に言いました。
農業だったので、作物の生育過程や畑のきれいな景色を撮って投稿すれば、興味をもって見る人もいるかもしれないし、会社のイメージアップにもつながるんじゃないかと。
社長は「おもしろそうだね」と言ってやらせてくれることに。
結果、肉労を続けながらも、やりがいある仕事もできるようになって満足度は少し上がりましたね。
あなたも、いまの職場で「こんなのやってみたらどうかな」と思った仕事を、上司や社長に提案してみてください。
その仕事をやることで、肉労のつらい現場にも少しは楽しみが生まれるかもしれませんよ。
③ 国家資格をとる
「これがあれば食いっぱぐれない」という資格をとるのも手です。
民間の資格じゃなく、ここはやっぱり社会的に評価されやすい「国家資格」をとりましょう。
私もいま働きながら簿記の勉強をしていますが、簿記の知識はどんな会社でも役に立つのでオススメですよ。
ちなみに国家資格をとるときは、クレアールを使うのがオススメです。
④ 現職がどうしても合わないなら、転職する
いまの状況をガラリと返るのに手っ取り早い方法は、やっぱり転職。
まずは肉体労働じゃない仕事を探しましょう。
もちろん、どんな仕事にも不満はあるもの。
体を酷使しなくていい仕事に就けたと思いきや、
- 前より給料が下がった
- 労働時間が長くなった
など、なにかしらの不満は絶対あるもの。
ただここで大事なのは、どこまでなら妥協できるか自分のなかで決めておくことです。
少なくとも、今の仕事よりマシだと思える仕事を見つけよう。
という視点をもって転職活動すると、うまくいきやすいですよ。
まとめ:高学歴で肉体労働はやめたほうがいい
この記事では、高学歴で肉体労働をしてはいけない理由について解説しました。
もちろん高学歴でも「肉体労働が楽しい!」というなら、それはそれでいいと思います。
ただ、もしあなたが「このままじゃダメだ」とお考えなら、何かしら行動を起こすときなのかもしれません。
ぜひこの記事を何度も読み返していただき、あなたの人生にプラスに役立ててもらいたいと思います。
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