こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代倹約家
- ミニマリスト歴10年
- 自分にとって大切なものを見つけたい人
- 好きな物事に囲まれ、幸せに生きたい人
「あなたにとって大切なものは何ですか?」と尋ねられたら、みなさんはどう答えますか?
いそがしい日々を過ごしていると、「自分は人生でなにを大事にしたいんだろう」と考える機会をもつのは難しいもの。
ただ、ときには一度立ち止まり、
- 「自分が大切にしたいことって何だろう?」
- 「何をしているとき、自分は幸せだろう?」
とじっくり考えることも大切ではないでしょうか。
今回は、「自分にとって本当に大切なものを見つける方法」について解説します。
人生の充実度が上がるきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
自分にとって大切なものを理解している人は幸せ
① 人生で間違った方向に進まずに済むから
自分が本当に大事にしたいものが何かわからないと、「どんな人生を生きていきたいのか」がわからないままです。
結果、明確な目標をもてず、いつも場当たり的に行動してしまいがち。
自分が目指す方向に進めるのか確かめず、ただ「いまが楽しければいい」という考えで目の前のことに取り組み、あとで「無駄なことをしていた」と後悔する。
こういったことはよく起きるものです。
自分が大切にしたいことを把握していれば、人生の方向性が定まり、まちがった道に進まずに済みます。
② お金にとらわれず賢い判断ができるから
僕を含め、人は「お金」を基準にして物事を判断しがちです。
ですが、いつもお金を基準にしていると失敗することも。
たとえば僕がむかし働いていた会社は、そこそこ給料が高めでした。「給料がいいから」という理由で始めたその仕事は、長時間労働でかなり辛いものでした。
ながく働いていると自由時間を失い、ストレスで体調を崩しかねません。お金を基準に判断したことで失敗した経験でした。
人生では、お金以上に大切なことがたくさんあります。
- 時間
- 健康
- 信頼
- 人とのつながり
など。
お金に目がくらんで、上記の大切なことを忘れないでおきたいものですね。
③ 重要じゃないことに時間・エネルギーを使わずに済むから
日常生活では、いろんな物事に出会います。
ただ、そのすべてが自分にとって重要なことかというと、そうでもありません。
たとえば職場で一緒に働く人たちのなかに、自分とは価値観が合わない人がいるとしましょう。
相手の仕事のしかたが気に入らない、考え方に共感できない。それゆえに相手を変えようとする人がいます。
ですが実際、他人はぜったいに変わりません。
相手には相手の価値観があります。いくらこちらから働きかけたり、口論をしかけたところで、相手が考えを変えることは起こり得ないのです。
そもそも他人を変えるというのは重要なことではありません。変わらないもののために自分の時間や労力を費やすのは、あまりにもったいないことではないでしょうか?
もし自分が人生でいちばん大切にしたいものがわかっていれば、ほかの重要じゃない物事のために、貴重な時間を使ったりせずに済みます。
自分にとって大切なものを見つける方法6つ
① どんなとき自分は幸せか、紙に書き出す
何をしているとき、自分は楽しいと感じるか。
どんな環境にいるとき、自分の心が充実するか。
いちど紙に書き出してみるのをオススメします。
紙に書くことで自分の欲求を「見える化」し、自分が大切にしたいことを忘れないでおけます。
たとえば・・
- パンを焼いているときが幸せ
- 家族と過ごしているときが幸せ
- 文章を書いているときが幸せ
- 読書しているときが幸せ
など。
自分がやっていて「楽しい」「幸せだ」と思うことを、思いつくかぎり紙にリストアップしましょう。
そこに書いた情報は、大好きなことに取り組んで生きていく、重要なヒントになります。
② ガムシャラに行動するのをやめる
20~30代の若い人がやりがちなのは、「好きなことを見つけるため、とにかくガムシャラに行動する」というもの。
一見、行動力があっていいことのように見えます。
ですが、これはあまりおすすめしません。
というのも、なにも考えずにひたすら動いても、自分の好きなことは見つからないものだからです。
僕も大学時代、自分がやりたいことを見つけるためにひたすら行動している時期がありました。
学内のいろんなサークルに入ってみたり、ボランティアに参加してみたり、スポーツをやってみたり・・。
いろんな活動をしたわりに「これをずっとやっていたい」と思えるものに出会えませんでした。
いま思えば、その原因は「よく考えずに行動していたから」だったんじゃないかと思います。
- 自分はどんなものが好きか
- どんなことをしたいのか
それを見つけるには、自分とじっくり向き合う時間が必要です。その時間をもたず、興味あることに無差別に手を出しても、いい結果は生まれません。
③ ミニマリストになる
少ないモノで暮らす人のことを、ミニマリストと呼びます。
ミニマリストになることは、自分にとって大切なものを見つける有効な手段です。
なぜならミニマリズムは「自分にとって必要なもの、必要じゃないものを区別する」のを習慣にするものであり、そうした習慣がある人は、人生でなにが重要かを把握しやすいからです。
僕も自宅のモノはなるべく少なくしていますが、おかげで大切にしたい物事だけに集中できるようになりました。
ちなみに、自宅のどんなものを捨てればいいのかについては、「ミニマリストが捨てたモノの紹介記事」が参考になります。
少ないモノで満足な暮らしができるようになりたい方は、「物欲をなくす方法についての解説記事」をぜひ読んでみてください。
④ あえて何もせずゆったりする
自分が大切にしたいことは何だろう?
そう考えて探すことは素晴らしいことです。
ただ、あれこれ探していると、とき疲れてしまうことも。
そんなとき、「あえて何もせずリラックスする時間」をもつのがオススメです。
僕も休日、たまに部屋で寝転んで目を閉じ、何もせずじっとするようにしています。不思議と落ち着いて幸せな気分になります。
何もしないあいだ、「これからどんな人生を生きていこうか」とゆっくり考えるので、自分の価値観を見つめ直す時間にもなります。
ほんの30分、あるいは10分でもいいです。
あえて何もせず、ゆっくりする時間をとってみてはいかがでしょう?
⑤ 時間の融通がきく仕事につく
大切なものを見つけるために必要なこと。
それは「自由時間の確保」です。
自由に過ごせる時間が長ければ、そのぶん好きなこと、やりたいことに時間を使えます。
- 残業がなく定時で上がれる仕事
- 出社時間を自分で決めれる仕事
↑こういった仕事につくと、自由時間を確保しやすいです。
逆に長時間労働の仕事、会社の都合によって勤務日数がコロコロ変わる仕事などは、時間をコントロールできなくなる恐れがあるのでオススメしません。
もしいまの勤務先が、自由時間を確保しにくい環境なら、時間の融通がきく会社に転職することも考えてみましょう。
⑥ 自分が得意なことを把握する
あなたが人より上手くできること。
努力しているわけでもないのに周りに褒められること。
こうしたことが何かを把握しておくと、自分がどんな活動すれば幸せか把握しやすいです。
たとえば文章を書くのが得意な人は、
- 将来は出版社に就職する
- 自分のブログで執筆活動する
など、「文章」に関わる仕事をすれば、生き生きと働ける可能性が高いです。
かりに仕事ではなくても、得意なことを趣味やサークル活動に活かすこともできます。
自分は何が得意なのか、人生のなるべく早い段階で知っておきましょう。あなたにとって大切なものを見つける大きなヒントになります。
大切なもののために日頃やっておきたいこと
① 貯蓄する
自分にとって大切なものを見つけたとしても、それに関わって生きるにはお金が必要です。
たとえば「家族と過ごす時間が大切だ」と考える人でも、お金がないと会社で働かざるを得ず、そのぶん家族との時間が減ってしまいます。
何をするにせよ、経済的な基盤は欠かせません。
だからこそ、ふだんから貯蓄しましょう。
毎月数万円でもいいので、コツコツと確実にお金を貯めるんです。
貯蓄すればするほど、人生の自由度は右肩上がり。好きな活動ができたり、好きな物事に囲まれて暮らしたりできるようになります。
ちなみに「貯金するのが大変でつらい」と悩んでいる方は、「貯金を趣味にする方法の解説記事」を参考にしてみてください。
② 質素倹約に暮らす
生活レベルを下げ、質素に生活するメリット。
それは、「すくない出費で満足する習慣が身につく」ということです。
日々を楽しみつつお金も貯まり、理想の暮らしを実現しやすくなります。
僕もいま北海道の田舎で月8万円生活をしていますが、倹約な暮らしは本当に楽しいです。
倹約生活を実践したい方には、下記の「倹約家になる方法についての解説記事」が参考になります。
生活レベルを下げて質素に暮らすのって、ちょっと貧乏くさくない?
と思う人もいるかもしれません。
ですが、これは誤解です。
くわしくは「生活レベルを下げることで得られる恩恵についての解説記事」を読んでみてください。
③ 読書をする
- 自分はどんなことが好きなのか
- 自分は何に関心をもてるのか
上記のことを知るうえで有効なのは、本を読んで知識・知恵を身につけることです。
世の中には学問や小説、ビジネス本など、いろんな分野の本があります。それらのほぼ全ては、社会で活躍している人、頭のいい人が書いたもの。
そういう人たちの「質の高い知識や知恵」を学ぶことは、自分の価値観を磨くのに役立ちます。
- 本を買って読む
- 図書館に通う
など、どんな方法でもいいので、読書する時間をとるようにしましょう。
ちなみに、図書館を使うのはオススメです。
以下の記事では「節約以外にも得られる図書館のメリット」について解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
大切なものに囲まれて暮らしたい人へのオススメ映画
自分にとって、本当に大切なものに囲まれて暮らしたい。
↑こうした思いがある方のなかには、いわゆる「ていねいな暮らし」が好きな方が多いでしょう。
以下の記事では、「ていねいな暮らしを描いたオススメ映画」を紹介しています。観るだけで幸せな気分になれるので、よかったらチェックしてみてください。
まとめ:
今回は、「自分にとって本当に大切なものを見つける方法」について解説しました。
身のまわりにある物事のなかで、どれが自分にとって一番大切なものか。
それを知るには時間がかかるかもしれません。ですが興味あることに挑戦したり、自分の価値観と向き合うなかで少しずつ見出していきましょう。