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- 仕事と作業の違いを知りたい人
- 作業ばかりしていて悩んでいる人
仕事と作業。
この2つには、明確な違いがあります。
働いている本人は「仕事」をしているつもりが、客観的にはたんなる「作業」であるケースもよくあること。
今回は、そんな「仕事と作業の違い」について解説します。
作業ばかりしていて不安な人に伝えたいことについても解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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仕事と作業の違い
結論から言うと、「自分なりの工夫によって付加価値を生み出しているかどうかの違い」です。
以下でくわしく見ていきましょう。
① 仕事とは何か?
仕事というのは、「自分なりの工夫によって付加価値を生み出す仕事」のことです。
世の中の仕事には、働き手の工夫で成果が変わる仕事があります。
たとえば営業職。
営業はコミュニケーション力や精神的な打たれ強さなど、生来的な素質も重要な仕事ですが、「本人の工夫」も重要です。
たとえば契約数を上げるために、
- 営業トークを練習する
- 心理学の勉強をする
- 営業資料の作り方を工夫する
上記のように、いろんな工夫ができます。
自分で考えて試行錯誤することで、契約数や顧客の満足度が大きく変わるもの。
こうした工夫で契約をとったなら、それは本人が付加価値を生んだことで得られた成果。
このように、「自分なりの工夫によって付加価値を生み出すこと」が仕事です。
② 作業とは何か?
作業は「自分なりの工夫がなく、付加価値を生まない仕事」です。
たとえば工場作業はまさに典型例。
- 部品の組み立て
- 製品の梱包作業
↑こうした仕事は、基本的に誰がやっても同じ成果が出ます。
手順が完全に決められており、そこに工夫の余地はありません。
梱包歴20年のベテランだろうと、入社1日目のアルバイトだろうと、梱包の出来に違いはほとんど出ませんよね。
こうした業務は「作業」です。
↑僕は以前、ジャガイモを梱包する仕事をしていましたが、これもまさに「作業」。ひたすらイモを箱に詰めるだけです・・。
「仕事」のように創意工夫ができるわけでもなく、自分なりの付加価値を生めるわけでもない。
定型化された単純作業ですね。
③ 【注意】一見仕事のようで、実は作業であることも
ここまで「仕事と作業の違い」について解説してきました。
ここでひとつ注意点があります。
それは「世の中には、仕事をしているようで実は作業しかしていない人もいる」ということ。
たとえば「真面目に働く人」
真面目な人は、上司に言われた仕事をきちんとこなします。
一見ちゃんと働いていて「仕事ができる人」に見えますが、じっさいは違います。
なぜならその人は、言われたことをバリバリやっているだけで、とくに工夫せず付加価値も生んでいないからです。
もちろん真面目にやっているのですが、その姿勢は完全に受け身。主体的なアクションはいっさい起こしません。
むかしの僕がまさにこれでした、、(苦笑)
- この仕事、もっとこうしたら効率よくなるんじゃないですか?
- この作業、なくしても問題ないんじゃないですか?
など、上司に提案したり、自分で考えて仕事をアレンジするわけでもなく、ただ指示されたことだけを機械のようにこなす。
だとしたら、いくら真面目に働こうと「作業」でしかありません。
作業ではスキルが育たず、給料も上がらない
工夫の余地がない、誰でもできる仕事は「価値の低い作業」でしかありません。
そうした作業に何年間と時間を費やしても、給料は稼げてもスキル面では平行線のまま。
当然、そういう仕事では給料もまず上がりません。かりに正社員だとしてもです。
いまの職場でひたすら作業しかしていないなら、その人の将来は危うい可能性があります。
ちなみに、正社員なのに給料が低くて悩んでいる方は、以下の記事を読めば改善策が見つかるかもしれません。
現職で作業ばかりしている人に伝えたいこと
① そのままじゃ将来貧困になる恐れがある
もし5年・10年と「作業」をしていて、あるときその仕事を辞めることになったとき、いい転職先は見つかるでしょうか?
言われたことだけしかやらず、自ら主体的に働こうとしない。そういう人を企業は雇いたいと思いません。
そういう人が失業後、しいてありつける仕事と言えば、あいかわらず単純作業の仕事だけ。
たとえば・・
- トイレ掃除
- 工場のライン作業
- ホテルのベッドメイク
など。
ですがこうした単純作業は、今後AIによって代替される恐れがあります。
つまり「作業」しかしてこなかった人は、いずれ職に困り、お金を稼げなくなる恐れがあるということ。
もしあなたが現職で作業ばかりしているなら、今後もその働き方でいいのか、考え直すときかもしれません。
また、いわゆる「ぬるま湯」の会社も仕事が単純作業になりがち。くわしくは以下の記事が参考になります。
》ぬるま湯の会社にいると人生詰む!即転職するべき理由
② 会社はあなたにキャリアパスを用意してくれない
酷な話ですが、会社は従業員の職務上のスキルアップやキャリアアップの機会など用意してくれません。
というのも会社としては、現場の業務をこなしてくれる人員がいればいいからです。
現場で働くあなたが仕事を通じて成長するだとかいったことには、関心がありません。
もし現職で単純作業しかしておらず、「つまらない仕事だけど真面目にやっていれば報われる」と考えているなら、それは間違いです。
会社はあなたに成長機会など与えてくれません。
成長したいなら自分で考え、自助努力でキャリアを作るしかないんです。
③ いまの状態から工夫して「仕事」を生み出そう
現職の仕事内容が「作業」ばかりで悩んでいるなら、どうにかして「仕事」を作り出す努力をしましょう。
たとえば僕は以前、工場でライン作業ばかりしているのが嫌で、あるとき工場の生産データを集めて生産管理計画書を作りました。
その計画書を社長に見せ、「こういう計画で生産したほうが効率的だと思うんですが」と提案。
すると意外とスンナリ受け入れられ、案通りの生産体制を作れて実績になりました。
あなたも、今している業務を「どうすればもっと改善できるか」を考えて行動してみてください。
その行動は、主体的な「仕事」として周囲に高く評価されるかもしれません。
けして受け身の作業だけでは終わらせない。
このことを意識して、働いていきましょう。
「工場で単純作業ばかりしていて辛い」という人は、以下の記事を読んでみてください。
④ もし作業地獄から抜け出せないなら転職しよう
くり返しになりますが、現職で作業ばかりしているなら、そこからどうにか工夫して仕事を生み出すことが大切です。
ですが環境によっては、そうした工夫すらできない業務もあります。
たとえば・・
- マックのバイト
- 工場のライン作業
上記のように、仕事が完全にマニュアル化・仕組み化され、従業員の工夫がいっさいできない業務は典型例。
そんな環境では、どうがんばっても報われません。
スキルアップできず、あなたのキャリアの選択肢が狭まり、将来仕事を失う原因になります。
そんな職場にいても、未来はありません。
なるべく早く去りましょう。
※
ちなみに「どんなとき転職するべきか」については、以下の記事でくわしく解説しています。
》【知らないと損する】転職したほうがいいサイン
まとめ:作業ではなく仕事をしよう
今回は、「仕事と作業の違い」について解説しました。
工夫をせず、自分なりの付加価値を生んでいない仕事なら、それは「仕事」ではなく「作業」です。
もしいまあなたの現職で、工夫の余地のない単純作業ばかりやらされているなら、その職場をやめて転職したほうがいいかもしれません。
将来キャリアが詰んでしまわないよう、今のうちから行動を起こしましょう!
※
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