転職したいけど、年収下がるのが怖い。どうしたらいいのかな、、
こういった悩みにお答えします。
- 32歳で転職、年収40万ほどダウン
- 転職後の給料は、手取り18万円
- 転職後のほうがはるかに幸せ
年収が下がる転職って、ためらいますよね。
いまの仕事よりやりたい仕事があって、その会社に転職すると給料が下がる。そんなとき、後悔しないか不安になるもの。
今回は僕の実体験をもとに、「転職で年収下がるのが怖い人へ」というテーマで解説します。
悩みがふっきれるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
転職で年収が下がるのが怖い人へ
① あなたは賢明
まずなにより、あなたはすごく賢い方だと思います。
お金にとらわれず、「自分にとって本当に大切なものは何か」と真剣に考えているからです。
世の中、お金を基準に物事が判断されがち。
- つまらない仕事でも、給料高いなら続けるべきだ
- 中小より大企業のほうが、昇給もボーナスも手厚い
上記のように、「年収が高いから」と、望まない仕事を我慢してやり続けてる人もいます。
いっぽう、
年収が下がっても、いまより納得いく仕事に変えたいと考える。
それは「お金より大切にしたいものがある」という、あなた自身の強い思い・軸があるからこそ。
賢い人じゃないとできないことです。
② 年収より価値観が大事
ここでいう価値観というのは、
「自分は本当はどんな働き方がしたいか」ということ。
いまの仕事に疑問があって、それを改善したいなら、年収が下がるのってそんなに問題でしょうか?
僕はむかし肉労の会社にいました。給料は良かったんですが、とにかく働きづめ。
- 年間休日は、80日以下
- 7:00~21:00頃まで肉労
毎晩クタクタで家に帰るたび、「なんでこんなに働いてるんだ・・?」と悩んでました。
「給料がいいから」とその会社に入ったら、会社に拘束される日々。自由時間がなくて不幸でした。
そのうち、「もっと自由時間を確保できる働き方がいい」という自分の価値観に気づくことに。
残業ゼロの会社に転職して、年収40万ほど下がりました。でも時間の余裕ができて、ずっと幸せになりました。
あなたも、年収より大事にしたい価値観があると思います。その価値観を大事にしてください。
たとえば以下のように
- いろんなことに挑戦して、成長できる仕事がしたい
- 忙しすぎない職場で、おだやかなペースで働きたい
- 「儲け主義」より、純粋に人を喜ばせる仕事がしたい
いくら稼ぐかより、「どんな働き方がしたいか」が大切です!
③ 年収より貯金額を見よう
お金っていくら稼ぐかより、いくら貯めるかのほうが大事です。
たとえばですが、
下記の2人、将来どっちのほうが経済的に豊かになりそうだと思いますか?
- Aさん:年収500万だけど、ムダ遣いでお金が貯まらない。貯金は50万円
- Bさん:年収300万円だけど、毎月コツコツ貯めている。貯金は400万円
たぶんBさんですよね。
一般的に、たくさん稼いでると、そのぶんお金を使っちゃいます。
たとえ年収500万とか800万でも、散財して貯まってないなら、あまり意味がないかなと。
だとしたら年収の高さって、必ずしも重要じゃない気がしてきませんか?
年収が下がる恐怖心をやわらげるために
① いくら稼げば十分か決める
年収って、求めだしたらキリがありません。
- 年収400万なら、500万ほしくなる
- 年収600万なら、700万ほしくなる
上記のように「もっとほしい!」ってなるのが人間です。
でも、自分が必要なだけの収入さえあれば、かぎりない金欲に囚われなくていいし、「年収が下がる恐怖」も薄れるんじゃないでしょうか。
ほんとは稼がなくてもいい高い給料のために、いやな仕事にしがみつく必要もなくなるはず。
自分はいくら稼げれば十分か。ざっくりでいいので決めてみましょう。
たとえば僕なら節約家で一人暮らしなので、最低でも年収300万くらいあれば十分です。
ヨユーで暮らせるし、貯蓄もできます。
「年収いくらまでなら下がってもいい」というラインを決めておけば、転職による収入ダウンの恐怖もやわらぎますよ!
② 見栄にこだわらない
転職で年収下がるのが怖い。
その理由に「見栄」もあるでしょう。
とくに日本人って「他人にどう思われるか」気にしがち。歳のわりに低収入だと、まわりに変な目で見られないか不安。
だから給料のいい会社に勤めて、世間体を良くするんだと思います。
でも、こういう「見栄」ってそんなに重要でしょうか?
もちろん世の中、「いくら稼いでるか」で人の価値が測られることもあります。
年収は高いほうが女性にモテるし、社会的な信用も得やすいですよね。
かといって、年収に囚われすぎるのって、どうなのかなと。
僕は長時間労働の会社から、残業ゼロの会社に転職して、年収が40万ちかく下がりました。
32歳で手取り18万になりました。
もちろん、世間的には低年収。
僕もはじめは「32で手取り18万ってマジかよ・・」と萎えてました。見栄があったので。
でも、他人は自分に関心もってない
自分の年収が低くても、それに関心もってる人ってほとんどいないです。
職場の人とか、家族や親戚とか。
みんな自分のことで忙しいし、他人がいくら稼いでるかなんて、実際あまり考えてません。
僕もむかし「32歳で手取り18万」をどう思われるか不安でしたが、自意識過剰だったのかなと。
見栄にこだわるより、
- 年収下がってもいいから、ずっと興味あったあの仕事に挑戦してみたい
- 手取りが低くてもいいから、あまり忙しくない職場で穏やかに働きたい
↑こういう「あなた自身の価値観」を優先したほうが、幸せじゃないでしょうか?
③ 生活水準は下げたほうがいい
年収が下がると生活水準も下がって、みじめじゃないかな・・。
そう悩む人もいるでしょう。
結論、むしろ生活水準は下げたほうがいい。というか下げるべきです。
低い生活レベルで豊かに暮らせるほうが、ずっと幸せなので。
世の中、ブランド品などの高い買い物をしたり、週末に散財して楽しむのが幸せだ、と言う人もいます。そういう人にとって、
- 家賃3万円台の安物件に住む
- 節約のために、毎日自炊する
みたいな暮らしは、みじめで貧乏くさいと思うのかもしれません。
でもこれは誤解。
むしろ生活費をおさえるのは、たくさんメリットがあります。
僕は都会にいたとき、家賃3万円の物件に住んで毎日自炊。生活費は、娯楽費とかを除いて月8万くらいでした。
当時実感した「生活水準を下げるメリット」は以下のとおり
- 生活費が安いので、精神的に気楽でいられる
- 支出をおさえる習慣が身につき、貯金が進む
- 高い服やお酒など、ムダ遣いをしなくなる
大事なお金をムダにせず暮らせて、すごく幸せだと思ってました。
「生活水準を下げるのはみじめ」は誤解。下げたほうが、ずっと心豊かに暮らせますよ!
④ 倹約すれば年収減は怖くない
たとえば、もしあなたが一人暮らしなら、以下のように倹約がおすすめ。
- 家賃 → 高くても家賃4万円以下のアパートに住む
- 食費 → 外食の回数を減らし、なるべく自炊する
- スマホ代 → 大手キャリアより、格安スマホを使う
食費とかは、毎日自炊なら月20,000以下におさえられますよ!
転職して年収が下がったぶんは、倹約すればある程度カバーできます。ぜひやりましょう。
転職成功に役立つサービスはこちら
以下のサービスは転職成功に役立つので、ぜひチェックしてみてください。
① リクルートエージェント
国内最大手の転職エージェント。転職活動を、プロが無料でサポートしてくれます。
★ 具体的にやってくれること
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接の日程調整
- 面接後のフォロー
- 企業との年収交渉 など
自分の希望・スキルに合った求人を紹介してくれるので、ハローワークに行って求人探しする手間が省けます。
僕も34歳の転職活動のときに使ってました。
担当者の方が真摯にサポートしてくれたので、さいごまで安心して使えました。
② ポジウィルキャリア
20~30代向けのキャリアパーソナルトレーニング。
自分がめざす生き方・働き方について、プロのキャリアコーチングを受けることができます。
★ こういった人におすすめ
- いまの仕事を続けていいのか不安な人
- これからのキャリアが不安な人
- 自分の適性がわからず、悩んでいる人
相談者数は30,000人以上。
「初回面談のみ無料」なのでご注意ください。
③ ミイダス
いままでの職務経験・スキルから、自分の想定年収を無料で診断できるアプリです。
- 企業から提示される年収額が妥当か
- どれくらいの年収で転職するべきか
上記を判断するうえで役立ちます。
僕も転職活動のときは、参考程度に使ってました。
ただ、想定年収はちょっと高めに表示されます。
なので、表示金額より-50~100万円くらいで見ておくといいかなと思いました。
登録は、ミイダスの簡単な質問に答えるだけでOKです。
まとめ:転職で年収が下がるのは怖くない
今回は以上です。
転職して年収が下がるのは怖いと感じるもの。
でも、「どんな働き方がしたいか」というあなたの価値観を大事に、これからの仕事選びをぜひ成功させてくださいね。