筆者はこんな人
- 30代 倹約家
- 貯蓄率40%超
- 転職で年収60万円ダウン
- 転職後のほうがずっと幸せ
- 転職して年収が下がった人
- 低年収でも幸せに生きたい人
- お金よりも大切なものを知りたい人
転職して年収が下がったことに、モヤモヤしていませんか?
誰にとっても、収入は高いに越したことはありません。
それまでもらっていたお金の額が減るのは、つらいですよね。
ですが、そんなあなたに考えてほしいことがあります。
年収が下がっても、転職によって得られたものもあるのではないでしょうか?
僕自身、かつて年収ダウンの転職をしましたが、おかげで多くのものを得て幸福感が上がりました。
今回はそんな実体験をもとに、「転職で年収ダウンしても幸せになれる」というテーマで解説します。
年収が下がったときの対策についても解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
転職で年収ダウンしても幸せな6つの理由
① 自由時間が確保できたから
年収が下がっても、転職で労働時間を減らせたなら、すごく幸せなことです。
僕はかつて給料がそこそこいい会社で働いていましたが、長時間労働でした。
毎日休みなく出勤し、朝7時から夜の8時過ぎまで働く日々。プライベートの時間がなく、ストレスだらけでした。
お金が多くもらえても、自由時間がないと不幸です・・。
残業の少ない会社、休みの多い会社に転職できたなら、たとえ給料が下がっても幸せです。
② 人間関係が改善されたから
昔も今も、「職場の人間関係」に悩む人があとを絶ちません。
給料が高い会社でも、人間関係が悪ければ、ストレスに苦しむことになります。
- パワハラ上司
- 意地悪な先輩
- 足を引っぱってくる同僚
こういう人がいるだけで、職場の快適度がいっきに下がるもの。
もし人間関係のいい職場に転職できたなら、それにはお金以上の価値があります。
給料の高さより、快適に働けることを優先しましょう。
ちなみに人間関係が悪い会社にいると起きる問題については、以下の記事が参考になります。
③ 長時間労働がなくなったから
長時間労働すると、健康を損ねます。
メンタリストDaiGoさんが絶賛した名著『科学的な適職』では、「長時間労働が脳卒中のリスクを上げる」という事実がデータをもとに指摘されています。
僕もかつて労働時間の長い会社で働いていましたが、そこでは社員が働きすぎで「うつ」になり、医者の命令で出勤停止になるほど・・。
給料がよくても、働きづめで心を病んだり、体を壊したりするのはNG。
長時間労働に苦しむくらいなら、多少年収が下がっても転職したほうがいいです。
④ 通勤時間が短くなったから
自宅から職場が遠いと、通勤がストレスになります。
僕の知人は、教員として地元で働いていましたが、となり町の学校に転勤。
それまでと同じ自宅から、片道1時間以上かけて通勤することに。
本人は「当時すごくストレスだった」と言っていました。
自宅から職場までの移動で、毎日往復2時間以上もかける。きついですよね、、
給料がいい仕事でも、通勤時間が長すぎると、幸福度が下がります。
もし転職で年収ダウンしても、通勤時間が短くなったなら、それは幸せではないでしょうか?
⑤ 仕事内容が改善されたから
自分の適性に合わない仕事。
自分の能力を活かせない仕事。
こうした仕事をしていると、充実度が下がります。
たとえば・・
- 文章を書くのが得意なのに、営業の仕事をしている
- 料理をするのが得意なのに、事務仕事をしている
- プログラミングが得意なのに、肉体労働している
上記のとおり。
自分の素質とは無関係の仕事をしていると、モヤモヤしながら働くことになります。
やりがいある仕事をするには、得意なこと、能力を活かせる職につくに越したことはありません。
たとえ転職で年収が下がっても、得意なことを活かせる仕事に就いたほうがずっと幸せです。
⑥ 苦手な仕事をしなくてよくなったから
世の中には、「どうしてもできない」と感じる仕事があります。
僕はむかし農業の生産現場で働いていましたが、大型トラックの運転がとにかく苦手でした。
脱輪したり、地面にスタックさせてしまったりと、現場で迷惑ばかりかけていました。
どんな職業であれ、その仕事が自分に合っているかは、やってみないとわからないもの。
でも実際にやってみて「どうしても苦手だ・・」と感じるなら、その仕事はやらないほうがいいです。
事実として、苦手なことはどうがんばっても苦手のまま。
克服しようと必死になる人もいますが、時間のムダです。
不得意な仕事をがんばるより、得意な仕事に打ちこむ。そのほうが成果も出やすく、幸せではないでしょうか?
転職のおかげで苦手な仕事をしなくてよくなったなら、収入が下がることは、あまり問題じゃないかもしれません。
ちなみに、苦手な仕事を続ける人の末路については以下の記事が参考になります。
年収ダウンの転職でわかった大事なこと2つ
① お金だけを軸に判断しないことが大切
僕を含め、人は何をするにしても「お金」を軸に判断するもの。
たとえば・・
- オシャレな服が半額だったから買った
- 給料が高いから、この会社に就職した
- 退屈なバイトだけど、時給が高いからやる
など、僕たちの行動の判断基準にはいつも「お金」があります。
もちろんそれがダメなこと、というわけではありません。
誰にとってもお金は大切。
お金は多いほうがいいですし、少しでも失わないほうがいいに決まっています。
ただ、いつでもお金を判断基準にして行動していると、かえって大切なものを失うことがあるのも事実。
仕事選びは、まさにその一つです。
- 給料がいいからと、長時間労働の会社に入る
- ボーナスが年3回あるからと、苦手な仕事に就く
「お金をたくさんもらえる」と思ってその仕事に就いたら、そこで待っていたのはつらい労働の毎日。
金銭的なメリットだけを見て判断すると、かえって不幸になる恐れがあります。
僕は転職により、それまでの長時間労働の会社から、定時上がりの会社に移れました。
年収は60万円ほど下がりましたが、「時間」が確保できたので以前よりずっと幸せです。
お金以上に大切なものもある。
このことを忘れないでおきたいですね。
② 貯金の目標額が達成できてればOK
転職して年収ダウンすると、毎月の貯金額が少なくなります。
ただ、「月に最低いくら貯金できればよし」という基準を設定しておけば、貯金額が下がることはあまり問題とは感じなくなるもの。
僕も転職で給料が下がりましたが、それでも毎月の貯蓄率は40%超です。
「毎月少なくとも、手取り額の30%を貯金できていればOK」
と決めているので、その目標額に達していれば、それ以上貯金できなくても良しとしています。
こうやって、自分のなかで「貯金の最低目標額」を設定しておけば、給料ダウンはさほど問題にはなりません。
ぜひあなたも「毎月いくら貯金できればOK」という基準を作ってみてください!
転職で年収ダウンしたあとの対策4つ
① 質素倹約に暮らそう
年収が下がったなら、日ごろから質素に暮らしましょう。
誤解のないよう断っておきたいのですが、質素というのは「貧乏暮らし」「ドケチ生活」のことではありません。
そうじゃなく、「少ない支出で豊かに暮らす」ということです。
余計なものにお金を使わず、今あるもので満足しながら過ごすこと。
僕はいま北海道の田舎で、月8万円ほどで暮らしていますが、支出をおさえつつ日々幸せに過ごせています。
外食はせず、最低限の量を自炊し、お金のかからない趣味を楽しめています。
質素倹約に暮らしていると、お金を使わなくても幸せでいられ、貯金も確実に増えていきます。
ちなみに「質素な暮らしを楽しむ方法」については、以下の記事を読んでみてください。
「倹約家になるにはどうすればいいのか」については、以下の記事が参考になります。
② 読書を習慣にしよう
本を読むと、人生がさらに豊かになる知識・考え方が身につきます。
そもそも本は、世の中の頭のいい人たち、経済的に成功している人たちが書いたもの。
そこには僕たちが生きるうえで役立つ情報が、たくさん詰まっています。
たとえば・・
- 節約・貯金に関するノウハウ本
- 健康な食事法を紹介している本
- 自己肯定感の高め方を学べる本
- 副業して稼ぐ方法を、学べる本
など。
僕もよくビジネス本やマネー本などの書籍を読みますが、本で得た知識を日常生活に生かすことで、暮らしがより豊かになっている実感があります。
本を読むと、賢い人たちの良質な考えに触れられ、自分の視野が広がり、前向きになれます。
まずは月に1冊でもいいので、興味ある本を手にとってみてください。
ちなみに収入が低いことに悩んでいる方は、「低年収に悩む人が希望をもてる本の紹介記事」を読むと元気がでます。
③ 副業で収入を上げよう
転職して年収が下がったなら、それをカバーするために副業をしましょう。
副業の強みは以下のとおり
- 自分のペースでできる
- 自分の好きな副業を選べる
- 青天井で稼げる可能性がある
とくに「青天井で稼げる可能性がある」というのは注目すべきポイント。
いまはインターネットで、誰でも稼げる時代です。
- せどり
- ブログ
- YouTube
- 動画編集
- WEBデザイン
- プログラミング
上記はネット副業の典型例。
会社員の給料と違い、こうした「ネット副業」は、上限なく稼げる可能性があります。
もちろんなかには、稼げるようになるまでに時間がかかる副業もあります。
ですが1年、2年とコツコツ取り組んでいくなかで、少しずつ稼ぎを増やしていくことは十分可能。
ちなみに僕はこのブログを副業としてやっていますが、ブログ副業に興味ある方は、以下の記事を読んでみてください。
ちなみに「いますぐ即金を稼ぎたい!」という方には、自己アフィリエイトがおすすめ。
以下の記事で解説しています。
④ 将来やりたいことを紙に書こう
あなたが将来やりたいことはなんですか?
- 自分のカフェを始める
- 友人と会社を立ち上げる
- 家族でヨーロッパ旅行に行く
- 沖縄でスキューバダイビングする
など、人生で一度やってみたいことが誰にでもあるでしょう。
将来やりたいことを、思いつくだけ紙に書き出してみてください。
なぜこんなことをするのか?
それは、将来の目標を紙に書くことで、いまを前向きに生きられるようになるからです。
転職して年収が下がると、人は落ち込んでしまいがち。
なかには、つい「前職のほうが給料がよかったな・・」と振り返り、転職したことを後悔する人も。
ですが「将来やりたいこと」を紙に書き出すことで、こうした後ろ向きな気持ちを、前に向けることができます。
僕も自前のノートに書いていますが、効果大だと実感しています。
ノートに「趣味の写真コミュニティに参加して、写真好きな人たちと友達になる」という目標を書いてあるんですが、それを実現したときのことを想像するだけでワクワクします。
将来やりたいことを紙に書き、定期的に読み返すと、自分の意識が未来へと向いてポジティブになれます。
年収が下がったことにモヤモヤしている方は、ぜひ将来の目標を書き出してみましょう。
【元気が出る】年収が下がった人に観てほしい映画
転職で年収が下がったとしても、必ずしもそれが問題とはかぎりません。
むしろ人生には、お金より大切なものもたくさんあります。
僕は映画を観ることで、そのことを強く実感しました。
いままで観てきたなかで、とくにオススメしたい映画を、以下の記事でご紹介しています。
お金より大切なことを学べる映画を厳選しているので、よかったらぜひチェックしてみてください。
まとめ:転職で年収ダウンしても、幸せになれる
今回は、「転職で年収が下がっても幸せになれる」というテーマで解説しました。
お金はもちろん大切ですが、お金がすべてではありません。
僕はかつて長時間労働の会社から定時上がりの会社に転職したことで、「時間がいかに大切か」を学びました。
あなたも転職したことで収入が下がったかもしれませんが、逆に「転職によって得たもの」に目を向けてみてください。
大切なのは、どんなときも物事のポジティブな面に目を向けることです。
ちなみにこれから転職しようと考えている方は、転職エージェントを使うと便利です。
起業への応募、面接の日程調整など、転職活動するときの面倒なことを、プロのエージェントが代わりにやってくれます。
くわしくは以下の記事をチェックしてみてください。
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