農業に向いてる人・向いてない人の特徴6つ【就農3年目の僕が解説】

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この記事は、こんなあなたにオススメ
  • これから農業を始めようか、検討している人
  • 自分は農業に向いてないのではと悩んでる人

「自分は農業に向いているんだろうか?」

そう考えている人は多いでしょう。

筆者の僕は、就農3年目。
農家として楽しんで働ける人と、そうじゃない人の違いがハッキリわかってきました。

今回はそんな実体験をもとに、「農業に向いてる人・向いてない人の特徴」について解説します。

ご自身が農業向きかがわかるヒントになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。


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目次

農業に向いてる人の特徴6つ

① 機械いじりが大好き

農業の現場では、トラクターやコンバイン、フォークリフトなど、機械を運転することがよくあります。

機械を整備したり、修理したりすることも多々。そうした作業が好きな人にとって、農業は天職になり得ます。

僕が以前いた農業法人に、プロのメカニックがいました。その人は大の機械好きで、いつも夜遅くまで職場で機械整備をしていました。

(↑フォークリフトの整備)

機械が好きな人は、ぜひ農業をやることをオススメします。

② トラックの運転が大好き

トラックの運転業務も、農業では欠かせません。

  • 軽トラ
  • ダンプカー
  • 2tトラック
  • 4トントラック

上記のものはとくに使用頻度が高いので、こうした車両を運転するのが好きな人にとっては楽しい仕事になり得ます。

僕がいた農業法人に、もと長距離運転手の社員がいました。農繁期はいつも楽しそうに運転しており、頼りにされていました。

トラック好きな人は、農業にピッタリの可能性があります。

③ 仕事のON・OFFを明確にしなくても問題ない

農業の世界では、「仕事におけるON・OFFの切り替え」がはっきりしていない傾向があります。

一般企業のような「仕事が終わったら帰る」という習慣はあまりなく、むしろ何時になっても働き続けることがあります。

農家の世界では、仕事は生活の一部。

仕事とプライベートの境目がはっきりしていないことが多く、「仕事が終わったら帰宅」という会社員的な発想があまりありません。

時間を気にせず、ずっと働いていたい人は、農業に向いてるかもしれません。

④「仕事は遊び」だと思える

くり返しになりますが、農業においては仕事のOF・OFFが明確に分かれていないことが多いです。

繁忙期は朝から晩まで、ずっと働き続けるのが当たり前の世界。

働いている時間を「遊び」同然に楽しめる人にとって、これほど充実した仕事はありません。

僕がいた農業法人では、機械好きな社員が、朝7時から夜12時過ぎまでずっとトラクターで畑起こしをしていました。

本人は「トラクターを運転するのが楽しすぎて、つい毎回遅くまでやっちゃうんですよね」と言っていました。

仕事というより、趣味に近いのかもしれません。

⑤ 職場や地域の付き合いが好き

地方で農業をしていると、職場のメンバーや、知り合った地元の人たちと懇親会をすることがあります。

たとえば僕のいた会社では、年に5~6回ほど社内バーベキューをしていました。

農家の人たちや、地方の地元民の人たちのなかには、話好きでサッパリしている人が多い印象。

みんなでお肉を食べながら、他愛ない話やジョークで盛り上がる。

そうした時間を楽しめる人は、農業に向いているかもしれません。

⑥ 周囲の評判が気にならない

農業で働くとなると、たいてい田舎に住むことになります。

田舎でよく言われるのは「人の噂は一瞬で広がる」ということ。これは真実で、僕も何度かそういう場面に出くわしました。

たとえば、仕事でキャベツの梱包作業をしていたとき。

いちど梱包の仕方を間違ってしまったのですが、その話が知らないうちに社長や関係者の耳に入っていました。

あとで社長から「君、こないだキャベツの梱包ミスしたんだってね」と言われ、なんで知ってるんだろうと絶句・・。

少しでも仕事でミスなどすると、その話は音速で広がります。

逆に、自分のミスや日ごろの行動が周囲にどう思われても気にならない人は、農家として地方に根差し、働くことに向いているかもしれません。

ちなみに「田舎の会社の人間関係の特徴」については、以下の記事が参考になります。

農業に向いてない人の特徴6つ

① 外の社会と積極的に関わりたい

僕がかつて農業法人で働いていて感じたのは、「外界との接点がもちにくい」ということでした。

というのも、繁忙期は朝から晩まで畑でずっと作業することが多く、仕事で関わる人間関係が職場内だけで完結しがちだからです。

もちろん畑仕事もやりがいがあり、学ぶものも多くありました。

ただ、ひとつ欲を言うなら、「仕事でもっと外の世界の人たちと関わる機会がほしい」ということ。

社会と積極的につながり、外部のいろんな人とのやりとりを楽しみたい人にとって、農家として一人黙々と働くのは不向きかもしれません。

② プライベートを大事にしたい

さきにも述べたとおり、農業の世界では、仕事とプライベートの境目があまり明確に分かれていない傾向があります。

なので休日、いきなり会社から電話がかかってきて「今日やっぱり出勤できる?」と要請を受けることも。

休日くらいは仕事を離れ、自分の自由時間を過ごしたい。
そう考える人は、農業で働いていると不満を感じることがあるかもしれません。

③ 注意力散漫になりやすい

ひとつのことに集中しがちで、周りが見えなくなりやすい人。注意欠陥な性質がある人。

そういう人が農業で働くと、いろんな場面で苦労する可能性があります。

というのも、現場では注意力が求められる業務も多く、ちいさな不注意で重大な事故になる恐れもあるからです。

たとえば大型機械を運転するとき。

畑ではよく、2tトラックを運転します。
もし注意散漫な人が運転すると、思わぬ事故が起きかねません。

僕が畑で2tトラックを運転していたとき、不注意のせいで、ほかの車両にぶつかってしまったことがありました。

カーブで失敗して脱輪し、トラックが横転しそうになったことも・・。

下手をすると取り返しのつかない事故になるので、注意散漫の人は農業には向いていない可能性があります。

④ 同じくり返しの作業に苦痛を感じる

畑仕事には、一日中ひたすら同じことを繰り返す仕事も多いです。

たとえばトラクターの畑起こし。
何時間もかけて畑を往復しながら畑を起こす作業は、ずっとやっていると眠くなります・・。

ほかにも、野菜の梱包作業。
収穫した野菜を選果・梱包するとき、ロボットのように同じ手順で行います。

(↑キャベツ梱包の現場。キャベツの皮をむいて袋詰め。ひたすらその繰り返しです)

(↑カボチャの選果。ひたすら箱詰めです)

僕もこうした梱包作業をしていましたが、延々と続けているうち、どこか特殊な疲れを感じました。

おなじ反復作業が好きじゃない人は、農業をしていて「つらい」と感じるかもしれません。

⑤ ドライな人間関係を求める

会社員として働く人のなかには、「職場の人間関係はドライがいい」と考える人も多いでしょう。

職場の人とは仕事でしか付き合わず、プライベートではほとんど関わらない。そうした社風はある意味で気楽です。

ですが農業の生産現場では、そうしたドライな人間関係はあまりありません。

仕事とプライベートの垣根が薄く、職場の人たちと仕事以外で付き合うことも多くなりやすいです。

つねに職場の人と仲良くワイワイするのが苦手な人は、農業で働くと辛いかもしれません。

⑥ 物事を複雑に考える

僕が就農して3年目のいま実感しているのは、「農家の人は物事をシンプルに考える傾向がある」ということです。

たとえばある仕事をこなすとき。

いかに無駄なく効率的にやるか考えるより、「とにかくたくさん働く。必要なら夜遅くまで残業してでもこなす」と考える人が多い印象。

そんななか、

  • 「もっとこうしたほうが生産性が上がるんじゃないか」
  • 「もっと具体的な計画を立ててやってほうがいいんじゃないか」

など、あれこれ考える人は、周囲から敬遠されてしまうかもしれません。

もちろんどちらがいい、悪いの話ではなく、農業の世界では物事を複雑に考えることが重視されないということです。

そういう世界が性格的に合わない人は、農業には不向きかもしれません。

まとめ:自分は農業に向いているか考えてみよう

今回は、「農業に向いている人・向いていない人の特徴」について解説しました。

今回の内容は、僕の実体験によるものです。主観も含まれているので、あくまで1つの考えとして参考程度にしてください。


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