【神本】ジョシュア=ベッカー「より少ない生き方」に学ぶ3つのこと

こんにちは、30代ミニマリストのKitaです。

今回は、すべてのミニマリストの人にオススメしたい本を紹介します。

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

現代ミニマリズム運動を代表する活動家、ジョシュア=ベッカー氏による著書。

この本は一言でいうと、「従来のミニマリズムにたいする固定概念を、いい意味で破ってくれる一冊」です。

物欲にとらわれず、少ない支出で精神的に豊かな暮らしをするなか、自分が本当にやりたいことをして幸せに生きる。

「ミニマリズムは、人生そのものを大きく変えてくれる思想なんだな」ということを実感させられました。

今回は、本書でとくに印象に残った内容をピックアップして解説します。

では、さっそく行ってみましょう!

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目次

ジョシュア=ベッカー【より少ない生き方】から学べる3つのこと

①「自分なりのミニマリズム」を実践しよう

一般的に「ミニマリスト」と聞くと、

「とにかくモノを減らし、何もない部屋に住み、効率重視のライフスタイルを追求すること」

といったイメージをもたれがち。

これに高いハードルを感じ、「自分にはできそうにないな・・」と思う人も多いんじゃないでしょうか?

でも、本書でベッカー氏が言うには、ミニマリズムに決まった型のようなものはなく、むしろ自分たち一人ひとりに合ったやり方で自分なりのミニマリズムを実践すればいいとのこと。

たとえば・・

寝室で長年愛用しているイスを捨てることはできなくても、古くなったフェイスタオルなら捨てれるかもしれません。

ロボット掃除機がなくても、毎朝手動で手早く掃除機をかければそれも有効な時間の使い方です。

上記のようなことなら、自分にもできそうな気がしてきませんか?

世間で言われているミニマリズムのやり方にとらわれる必要はありません。

あくまで自分の価値観、ライフスタイルに合った方法で、あなたなりのミニマリズムを実践すればいいんです。

大事なのは、堅苦しく考えないこと。

「ミニマリストとはこういうもの」という固定された枠にとらわれず、柔軟に考えましょう。

POINT

ミニマリズムに「決まった型」はない。自分なりのミニマリスト的暮らしを実践すればいい。

② 貯蓄だけじゃなく、寄付もしよう

ベッカー氏は本書で、社会貢献の大切さについて口説いています。

理由は、社会貢献という「他人を喜ばせる行為」によって、人は大きな幸福感を得られるからです。

その代表的なものが寄付。

じっさい僕もたまに寄付をしてるんですが、ほんとに皆さんにもやってほしいです。

以前、スーパーで買い出ししたあと、食材を詰めるテーブルの上に募金箱が置いてあるのを見かけました。

ミャンマーにある小学校の運営資金のための募金でした。

そのとき余っていた小銭を募金箱に1つ入れてみたら、不思議と嬉しい気持ちになったのを覚えています。

「あ、なんか今いいことしたな」という満足感。

自己満といえばそうかもしれません。でも、どこかで助けを必要としている人に自分のお金を回すのは、大事な部分で人とつながった感があり、嬉しいものです。

僕を含め、世の中のミニマリストの人のなかには、日ごろ貯蓄をがんばっている人が多いでしょう。

もちろん貯蓄も大事ですが、たまには寄付をしてみるのをオススメします。

それこそ月1回、ほんの少額でもいいです。人の役に立っていると感じることは幸福感を上げてくれます。

POINT

貯蓄はもちろん大切。ただ、たまに寄付をしてみよう。心が豊かになる。

③ 生まれた自由時間で慈善活動をしよう

本書の内容でいちばん印象的だったのは、

「ミニマルな生き方をすれば時間が生まれる。その時間を世の中の役に立つ活動にあてよう」

というもの。

それまで自分にとって重要じゃないことに使っていた時間を、人を助けたり喜ばせたりする活動に使うことで、より充実した人生になるということです。

じっさい著者のベッカー氏は、ミニマルな暮らしで生まれた自由時間を使って、「ホープ・エフェクト」というNPO法人を運営しているそうです。

孤児たちを受け入れ、まるで本当の家族のようなコミュニティを提供する社会貢献活動をしています。

たとえば、もしあなたが会社で長時間働いてるなら、「ホントにこんなに働く必要あるのか?」と考えてみましょう。

生活に十分なお金が稼げ、貯蓄できるなら、もっと労働時間が短い仕事に転職するのもアリかもしれません。

そうして生まれた自由時間を、

  • ボランティア
  • NPOの活動

などにあててみるんです。

もちろんこれらの活動は、お金にはならないかもしれません。でも事前活動をすることで、人が喜ぶ姿をダイレクトに見ることができるのは、何にも代えががたい貴重な経験になります。

僕も若いころ、国内の被災地でボランティアしたことがありました。現地の人たちに「ありがとう!助かるよ!」と笑顔で言われたのが嬉しかったのを覚えています。

仕事でも、プライベートでも、もし今あまり重要じゃないことに時間を使っていると感じたら、その時間を少しでも減らせないか考えてみてください。

POINT

減らしたぶん生まれた自由時間で、誰かを喜ばせる活動をする。人生の幸福度が上がる。

まとめ:より少ない生き方を実践しよう!

もちろん今回ご紹介したほかにも、すばらしい内容が本書にはたくさん書かれてます。

ミニマリストの生き方を余すことなく学べるので、ぜひ一度読んでみてください。

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

また、モノをなかなか捨てられず困っている人は、以下の記事が参考になります。

ミニマリストが捨てたもの、捨てるときの判断基準について知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

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