- 今の仕事がイヤで辞めたい人
- 転職して、人生を変えたい人
「いまの仕事が不満・・。転職してもっといい人生にしたい」
誰もがそう考えたことがあるでしょう。
もちろん転職したからといって、いまより状況が良くなるとは限りません。ですが転職には、いまの状況を根本的に改善できる可能性が秘められているのも事実。
今回は僕の実体験をもとに、「転職して本当に良かったこと」について解説します。
あなたの転職が成功するよう、ぜひ参考にしてみてください。
転職して本当に良かったこと7つ
① 成長している会社に転職できた
向上心の高い人にとって、成長している会社に身を置くことは重要です。
僕はむかし田舎の零細企業で、「30代手取り15万円」という絶望的な状況で働いていました。
まったく儲かっていない会社で、昇給もボーナスもありません。それでもなんとか主体的に働いて実績を作ろうとはしましたが、ほとんど不発でした。
会社が発展しないなら、いくらそこで努力しても報われません。
ですが札幌の成長企業に転職したことで、人生がガラリと変わりました。
売上が年々伸びている会社で、社長は上昇志向。向上心を活かして働けるので楽しいです。
仕事でキャリアを磨き、自分を高めたい人にとって、成長している会社に身を置くことは必須です。
ちなみに成長しない会社の特徴は、以下の記事で解説しています。
いくら努力しても報われない会社の特徴については、以下の記事を読んでみてください。
② 賢い上司のもとで働けるようになった
頭の良くない上司のもとで働くと、ストレスになります。
僕の前職の上司は、あまり賢い人ではありませんでした。
業務指示が曖昧でわかりにくく、LINEのメッセージは誤字脱字だらけ。短気ですぐに怒るので、いつもストレスでした。
ですが転職先では、頭のいい上司のもとで働けることになりました。仕事ができ、冷静。快適度がまるで違います。
もちろん転職先の上司が賢い人かどうかは、正直ガチャな部分もあります。ただ、かといって現職の頭の良くない上司のもとで働き続けても、イライラが増すばかり。
不満な上司には見切りをつけ、思いきって転職することも考えてみましょう。
話の通じない上司に悩まされている方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
絶対に関わってはいけない上司については、以下の記事でくわしく解説しています。
③ 単純作業の仕事から脱出できた
スキルが身につかない単純作業ほど、つまらない仕事はありません。
僕はむかし、食品工場で働いていました。
毎日おなじ動作の繰り返しでした。
きめられた手順で食品をひたすら製造し、梱包。正社員だというのに、新人バイトでもできるような作業を何時間もやるだけ・・。
つまらなすぎて、気が変になりそうになったこともありました。
ですがのちに転職し、WEBマーケティング関連の仕事に就けました。工場の単純作業とは違い、工夫やアイディアが求められる仕事です。
もちろん大変なこともありますが、そうした仕事に就けたことで充実度が上がりました。
- 工場の作業
- レジ打ち業務
- PCの入力作業
↑こういった単純作業の仕事には、将来性がありません。
もっとやりがいある仕事に転職しましょう。
ちなみにスキルが身につかない仕事は、以下の記事でご紹介しています。
死ぬほどつまらない仕事から抜け出す方法については、以下の記事が参考になります。
④ 得意なことを活かせる仕事に就けた
得意なことを仕事で活かせないのはもったいないです。
たとえば僕は文章を書くのが少し得意なほうなのですが、前職は工場勤務。文章を書く機会はほぼゼロでした。
ですが転職してオフィスワークの仕事に就いてからは、チャットやメール、書類作成などで毎日のように文章を書けるようになりました。
どんな人にも、何かしら人よりも上手にできることがあると思います。
- プログラミングが得意
- 人に営業するのが得意
- きめ細やかな作業が得意
など。
大切なのは、あなたの得意なことを「仕事で活かす」ことです。得意な仕事をしていると楽しいですし、成果も出やすく、周りに認められやすくなります。
逆に、現職であなたの得意を活かせず、くすぶっているなら、それは転職したほうがいいサインかもしれません。
「転職したほうがいいのはどんなときか」については、以下の記事でくわしく解説しています。
⑤ 縁のない田舎を去り、都会に移住できた
誤解のないよう断っておきたいのですが、「田舎」という場所を悪く言うつもりはありません。
地方は都会よりも自然ゆたか。
時間がゆっくり流れています。
「おだやかに田舎暮らしするのが幸せだ」という人も、世の中にはたくさんいると思いますし、それも素晴らしい人生です。
ただ、僕がかつて北海道の田舎に移住し、現地の会社で3年ちかく働いて感じたのは、「ここに長居してはいけない」ということでした。
田舎は閉鎖的な空間です。
住民のほぼ全員が、そこで生まれ育った地元民。内輪感が強く、移住者は「よそ者」として見られます。
もちろん現地の会社などで働いていると、周囲の人たちとある程度は仲良くなります。
ですがそこにはいつも「地元民と移住者」という区別があり、地域に溶け込めていない自分がいることに気づかされます。
もちろん、僕自身があまり地域の自治会活動などに参加していなかったのも原因かと思いますが・・(^^;)
これ以上その地域にいる必要がないと思い、札幌の会社に転職しました。すると状況は一変。
札幌には全国各地から人が集まっています。「地元民と移住者」という区別はなく、みんなおたがい無関心で暮らしており、それがどこか自由で心地よいと感じます。
田舎で窮屈な思いをしている人は、都会のドライな環境に移ることを考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに「田舎から出たいと感じる場面」についてまとめた記事もあるので、よかったら参考にしてみてください。
⑥ 車を手放し、身軽になれた
僕の前職は田舎にあったので、通勤や生活のために車が必須でした。とにかくお金がかかります。
- ガソリン代
- タイヤ交換代
- 車検代 etc
せっかく稼いだ給料のうちの何十万円が、車にあっさり食い尽くされます。
ですが転職して札幌に移住してからは、車がいらなくなりました。
通勤も、休日のお出かけも、電車やバスを使えば問題なくできます。
車にお金がかかることに悩んでいる方は、車のいらない地域で働けないか、検討してみてはいかがでしょう?
⑦ 家族から近い場所に引っ越せた
いちばん大切な人は、やはり家族です。
家族から遠い場所で暮らして働いていると、必然的に親兄弟と会う機会が少なくなります。
親もいつまでも元気でいられるとは限りません。両親と出会える回数が、残りそんなに多くない人もいるのではないでしょうか?
いざ両親になにかあったとき、「もっと頻繁に会って一緒に過ごしておけばよかった」と後悔しても時遅し。
僕はむかし、家族から離れたところで3年ちかく働いていました。年に2~3回くらいしか会えなかったので、転職して近くに引っ越しました。
いちばん大切にするべき人たちとは、なるべく物理的に離れすぎないほうがいいと思います。
忘れないでおきたいこと
① 転職ですべてが良くなるわけではない
ここまで「転職して良かったこと」について紹介してきました。
ですが転職によってすべてが良くなるわけではなく、むしろ悪化する部分もあるかもしれません。
僕は北海道の田舎から札幌に移住しましたが、生活費が上がりました。
都会ということもあり、毎週スーパーで買い出しするとき、食材の値段の高さに驚かされます。
いざ転職してみたら、思わぬところで以前より状況が悪くなってショック、という事態は避けたいもの。
転職のデメリットも考慮し、覚悟しておくことが大切かと思います。
② 転職で一番叶えたいことを明確にしよう
あなたにとって、「転職でこれだけは絶対に叶えたい」と思うものはなんでしょうか?
- いまより残業の少ない会社に移ること?
- いまより将来性の高い仕事に就くこと?
- 得意なことを活かせる仕事に就くこと?
くり返しになりますが、転職によって今の状況がすべて良くなるわけではありません。悪くなる部分もかならずあります。
年収が下がるかもしれませんし、より通勤時間が長くなってしまうかもしれません。
ですがもし転職で絶対に叶えたいことがはっきりしていれば、それを実現させるため、ほかの部分が悪化しても妥協できるのではないでしょうか。
僕はかつての転職で、
「工場の単純作業の仕事を辞め、都会に移住し、得意なことを活かして成長できる仕事に就くこと」
を一番の目標にしていました。
その目標が叶ったので、札幌暮らしで生活費が上がっても「まあいいや」と割り切れています。
転職で何をいちばん実現したいのか、じっくり考えてみましょう!
まとめ:転職で人生を変えよう
今回は「転職して本当に良かったこと」についてご紹介しました。
転職は、いまの不満な仕事をやめ、より有意義な仕事に移るうえで欠かせない行動です。
もちろん転職活動は大変ですが、乗り越えたさきには、今よりずっと幸せな人生が待っているはず。
あなたの転職成功を祈っています!
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