筆者はこんな人
- 30代会社員
- 幼稚な人と働いた経験あり
- 職場の幼い人に悩まされている方
- 幼稚な人への対処法を知りたい方
年齢に見合わない幼稚な人っていますよね。
彼らと同じ職場にいると、とにかくストレス。
今回は僕の実体験をもとに、「職場にいる幼い人の特徴や対処法」を解説しますね。
これ以上本人に悩まされないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
職場にいる幼稚な人の特徴5つ
① 自分の話ばかりする
幼稚な人は、他人に興味がありません。
いつも自分の個人的な話ばかりします。
たとえば子どもって、
- 「僕ねー!今日サッカーした!」
- 「あたし、今日お友達と遊んだ!」
と自分の話をしますよね。
これとほぼ同じです。
仕事の休憩中、誰かと雑談してるとき、
「こないだ俺○○に行ってきたんだけどさー」
など、つねに自分の話をしたがります。
いつも自分の話をするので、周りからは「またか」と思われ敬遠されてます。
② ミスを言い訳する
仕事でミスしたとき。
一言「すいません」と言えば、たいてい許してもらえますよね。
でも幼稚な人は、自分のミスを指摘されると
「それは○○が××だったんで~」
と、何かのせいにして言い逃れします。
もちろん聞いてる側は不快。でも本人は周囲を思いやれないので、「自分のミスを認めて謝る」という発想がありません。
ミスするたび言い訳するので、上司に怒鳴られるか、すでに見放されてることがほとんどです。
③ 押しつけがましい
幼稚な人って、客観的に考えることができません。
なんでも自分の主観で判断して、それが他人にも当てはまると思い込んでます。
仕事で議論してるとき、
- 「これって○○に決まってるじゃん」
- 「なんでもっとこうしないの?」
- 「それって絶対ありえないから」
と、個人的な考えを押しつけて、相手の考えを聞こうとしません。
じっさい、価値観って人それぞれ違うもの。
自分はAだと思ってることが、ある人にとってはBで、ある人にとってはC。
そんなことって当たり前ですよね。
でも幼い人は「人それぞれ考えが違う」という現実を理解できてません。
自分の解釈こそ正しいと信じていて、まわりに同意を求めてきます。
はたからすれば迷惑ですが、本人は迷惑がられてることすら気づいてません。
④ 自分に非があるのに怒る
仕事でミスしたり、間違ったことをしたとき、上司に注意される。ごく普通のことですよね。
ここで素直に謝ればいいんですが、幼稚な人は謝るどころか不機嫌になります。
誰が見ても明らかに本人が間違ってるのに、本人はプリプリ怒って見せ、謎の抵抗。
怒ることで
「俺はいま機嫌が悪いんだぞ!」
とアピールして、無理やり周囲にマウントをとりたいんでしょう。
でも、はたから見れば幼稚園児レベル。見るに堪えません。
周囲からは「この人バカだな・・」と思われてることに気づかず、本人は不機嫌さを振りまくことで、自分の間違いを認めることから逃げようとします。
⑤ 感情コントロールできない
大人になれば、自分が不満なときも、まわりに配慮して感情を抑えるもの。
でも幼稚な人は気に入らないことがあると、人前だろうと怒りを爆発させます。
僕が昔いた職場には、30代で精神的に幼い人がいました。
あるとき仕事中に嫌なことがあったのか、彼は職場で大声でわめき、あとでマネージャーに呼び出されるほど問題に。
感情をコントロールできないと、職場で距離を置かれます。
とうぜん社会でやっていけないですが、本人はそれを自覚してません。
そもそもなぜ彼らは幼稚なのか?
ケース①:社会経験が足りない
大人になっても中身は子ども。
それは本人が今までの人生で、大人と関わってきた経験が少ないからじゃないでしょうか?
人って誰しも、社会に出ていろんな経験をします。
たとえば以下のとおり
- 上司に怒られて、反省する経験
- 先輩に指導されて成長する経験
- 取引先に迷惑をかけて凹む経験
こうやっていろんな経験をするなかで学んで、社会人としての正しいふるまい・考え方を身につけて大人になっていきます。
ほかにも、誰かと一緒に働くなかで、
・相手を気づかう姿勢
・自分が妥協する姿勢
など、他人と上手くやっていく能力も身につけますよね。
でも幼稚な人は、そういう「社会経験」が足りてません。
彼らのなかには、そもそも就職したことがない人、ひとつの職場で長く人と向き合ってきた経験がない人が多いです。
社会と関わらずに大人になったので、常識・マナーがいまだに身についてないんです。
ケース②:発達障害などが原因
大人になっても精神的に幼いのは、生まれつきの障害が原因かもしれません。
もしその場合、本人に原因はありません。
本人の障害を理解して、配慮してくれる職場でなら何とか働けるかもしれません。
でも、世の中のすべての職場がそうじゃないのも事実。
障害を理解しない職場では、
「ただの面倒な人」
としか思われず、敬遠されます。
ケース③:承認経験が少ない
幼稚な人は、子どものころに家庭・学校などで周囲から認められたり、好かれた経験が少ない可能性があります。
自分が誰にも承認されず、孤独を感じていた。
だからこそ、大人になった今でも「誰かに認められたい」という強い欲求があるのかもしれません。
もちろん人って誰しも、多かれ少なかれ、こうした承認欲求をもってるもの。
仕事で認められたい。
上司に評価されたい。
人は社会的な生き物なので、「他人に認められたい」という気持ちは、ごく普通のことです。
でも幼稚な人は、この承認欲求が人一倍強いです。
- 「僕のこと、もっとわかってくれよう!」
- 「なんで私のことわかってくれないの?」
と言わんばかりに訴えてくるので、周囲はほんと困ります。
職場に幼い人がいると起きる問題3つ
① 時間を奪われる
職場で幼稚な人に目をつけられると面倒です。
ことあるごとに話しかけられたり、無意味な議論をふっかけられます。
しかも、それに対応しないでいると、相手は怒ってさらにしつこく絡んできます。
そもそも本人は、中身が子ども。
どれだけしつこく絡んで相手をイライラさせようと、本人は相手の気持ちに配慮できません。
結果、本人が納得するまで話につき合わされ、こちらの貴重な時間を失います。
② 周囲を巻き込むトラブルが起きる
幼稚な人は、極端なほど自分本位です。
- 納得いかないとき相手にしつこく絡む
- ムカついたら人前で大声を出す
もし職場でこうしたことをやると、必然的に周りを巻き込むことになります。
同僚や上司がほかの仕事で忙しいときに、本人の低レベルな不満に対応させられて、業務が進みません。
「トラブルメーカー」と思われてますが、本人はそれに気づかず、あいかわらず職場で問題を起こしてばかり。
③ こちらが疲弊する
幼稚な人の行動ぶりには、みんなイライラさせられます。
やることなすこと全て、あまりにも視点が低いので、つい大人の観点から本人に注意したくなることも。
でもそんなことをしても、本人の怒りを買うだけ。
相手は子どもなので、正論を理解できません。感情が爆発して、トラブルになるだけです。
その幼さにウンザリする気持ちはわかりますが、けして相手を変えようとしないことが大切です。
【これで見抜ける】幼い人の行動や仕草4つ
① 歯を見せて「ひひっ」と笑う
幼稚な人の笑い方には特徴があります。
大人の落ちついた笑い方とは違って、彼らは嬉しいときや可笑しいとき、ニッコリ歯を見せて「ひひっ」と笑います。
子どもが笑うときの表情とよく似てます。
30・40代になってもこうした「歯を見せる笑い方」をする人っていますが、心が成熟してない表れかもしれません。
② 大声を出すと声が裏返る
会社で仕事中、遠くにいる人を呼ぶとき、大きい声を出しますよね。
- ふつうの大人 → ふつうに大きな声で呼ぶ
- 幼い人 → 大声をだすと声が異様に高くなる
上記のとおり。
その声の高さは、聞く人からすると「ん?」と違和感を感じるほど。
とくに男の人が裏声で叫んでるときは、違和感がはっきり出ます。精神的な幼さが残っている可能性あり。
③ 一人称をよく使う
- 「俺」
- 「僕」
- 「あたし」
上記のような「一人称の言葉」をよく使う人は、精神面で大人になれてない可能性あり。
ふつう大人になると「他人に関心をむける」という感覚が身につきます。
人と会話するときは相手に質問をしたり、相手の話を聴いたりすることが多くなりますよね。
でも幼稚な人は、相手の話を聴くより、自分の話を優先。
他人に関心がなく、つねにベクトルが自分自身に向いてるので、
- 「俺さー」
- 「あたしはねー」
のような一人称を連発します。
④ 極端な格好や行動をする
幼稚な人は、自分を客観視できません。
みんなが首をかしげることを平気でします。
僕がむかし一緒に働いてた幼稚な人は、真冬のある寒い日、ほかの全員がダウンジャケットを着てるなか、ひとりだけTシャツ一枚姿で職場の雪かきをしてました。
あきらかに変な格好ですが、本人は口笛を吹いて、気にしてる様子なし。
人にどう思われるか気にせず、極端な格好や行動をする。
本人にとって普通のことなのか、まわりに注目してほしくてそうしてるのかは不明。
いずれにせよ、他人目線で自分を見ることができないのでしょう。
幼稚な人への対処法4つ
① とにかくなだめる
幼稚な人が怒ってるとき、仕事の妨げになります。
いくら「いい大人なんだから落ち着きなさい」と正論を言っても、相手はわかりません。
むしろ「うるせえんだよぉー!!」とわめくだけです。
相手を、自分たちと同じ大人だと思わないことが大切。
赤ちゃんをあやすように、なだめて、鎮めてあげましょう。
② 機械的に対応し、笑顔NG
幼稚な人に接するときのコツ。
それは、なるべく相手の感情を刺激せず、かつ一定の距離を置きながら接することです。
そのために有効なのが、「ロボットのように接する」ということ。
具体的には、
- 事務的な会話だけをする
- 不愛想な様子を見せない
- 話すとき笑顔を見せない
上記のとおり。
とくに②と③は重要です。
不愛想にすると、相手は気にして「なんでそんな不愛想なの?俺なんか悪いことした?」と絡んできます。
かといって笑顔で接すると、相手は単純なので「この人、俺に好意があるのかな?」と勘違いして、あなたに接触してくるかもしれません。
不愛想もいけないし、笑顔で接してもいけない。
難しいかもしれませんが、ロボットみたいに機械的に接するするようにしましょう。
③ 相手の話が終わるまで聞く
幼稚な人が話してるとき、こちらから話を切り上げたり、その場を去るのはNG。
かなり面倒なことになります。
本人は、あとであなたに「ねえ、なんでさっき去ったの?怒ってるの?」と質問してきます。
もちろんこんな質問をされるとウザいですよね。
でも、本人は相手がウザがってることに気づいてません。
「自分が話してる途中で切り上げられた不満」を解消するために、あなたの迷惑もかえりみず、しつこく話しかけてきます。
いちど捕まると面倒です。
たとえ急いでても、話は最後まで聞いてあげましょう。
④ 仕事以外で関わらない
当たり前ですが、幼稚な人とプライベートで関わってはいけません。
本人は単純です。
もし関わると、本人に
「この人は俺と仲良くしてくれる優しい人」
という認識をもたせてしまい、なにかと絡んでくる恐れがあります。
もし本人から飲みに誘われたりしても、適当に理由をつけて断りましょう。
【最後の手段】もし幼稚な人に我慢できないなら
どんな対処をしても、幼い人のいる職場にいるのはストレス。
一緒に働くのが嫌でしょうがないなら、その職場からは離れるという手はどうでしょうか。
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職場の幼い人には適切な対処を
今回は、「職場にいる幼稚な人の特徴と対処法」について解説しました。
精神的に幼い人とおなじ職場で働くのは、ストレスが大きいもの。
あなたがその職場で快適に働けるよう、本人には適切に対処しましょう。
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