就職面接で採用担当者に人格否定されるようなことを言われた。落ち込む・・。
こんなお悩みを解消します。
本記事の内容
- 「面接で不採用 = 人格否定」ではない
- 就活の面接で人格否定されたと感じたときにやるべき6つのこと
- 面接で不採用になり、落ち込んでいる人
- 面接官にキツイことを言われ凹んでいる人
- 面接官に人格否定されたと感じ自信喪失な人
面接で何度も落とされたとき、面接官に厳しいことを言われたとき。
そんなとき「人格否定されたんじゃないか」と感じてヘこむ経験は、多くの人がしているでしょう。
ですが、本当にそれは人格否定なんでしょうか?
むしろ人格否定されたと感じたときこそ、何か学べるものがあるのではないでしょうか。
本記事では、筆者である僕の実体験をもとに、「就活の面接で人格否定されたと感じたときにやるべきこと」について解説します。
読み終わるころには、面接でどんな手厳しいことを言われようと、不採用になろうと落ち込まない考え方が身につきます。
では、さっそく行ってみましょう!
【重要】「面接で不採用=人格否定」ではない
まず第一に知っておいてほしいことがあります。
それは、面接で不採用になったからといって、あなたの人格が否定されているわけじゃないということ。
というのも、応募者を不採用にするのは、あくまで会社が求めている人材と応募者とがマッチしていなかったからです。
「応募者が人としてダメだ」といった意味ではありません。
じっさい、不採用を「自分の人間性が否定された」と解釈してしまう人は多いです。ですがそれは見当違い。
応募者であるあなたの能力や経験が、会社が求めている人材のそれとは違っただけのこと。あなたの人格を否定しているわけではないですよ!
圧迫面接で応募者の打たれ強さを試している可能性もある
世の中にはキツい口調で話してくる面接官もいますが、それは「応募者の度量を試すため」かもしれません。
いわゆる「意図あっての圧迫面接」ですね。
じっさい、ビジネスの世界では精神的な強さ、打たれ強さが求められる場面が多いです。
- 仕事であれこれ求められることに耐えれるか
- 仕事がつらいときでも逃げず、踏ん張れるか
- 上司に叱られてもすぐ落ち込んだりしないか
何かあるたび心が折れるようだと、会社で長く働くことはできないでしょう。
だからこそ面接官は「この応募者はウチの会社でやっていけそうか確かめよう」と考え、あえてあなたにキツい接し方をするのかもしれません。
面接できついことを言われたら「人格否定」ととるより、「打たれ強さが試されているのかも」と解釈してみましょう。そして尻込みせず、落ち着いて対応してくださいね!
「就活の面接で人格否定された」と感じたときの対処法6つ
① 本当に人格否定なのか感情抜きで考えよう
面接で人格否定されたと感じたときこそ、いちど冷静になりましょう。
「本当にそれが人格否定なのか」を、自分の感情をまじえず考えることが大切です。
じっさい面接官の態度や発言にトゲがあると、どうしても自分のなかで「うっ・・」という負の感情がこみ上げてきますよね。
負の感情にとらわれるせいで動揺し、「もしかして人格否定されたのかな・・」と誤った解釈をしてしまうんです。
だからこそ、面接できついことを言われたときこそ感情にとらわれず、「まてよ?本当にこれって人格否定なのかな?」と、冷静に考えるようにしましょう。
② 面接官や会社の立場になって考えてみよう
- 面接で手厳しいことを言われたとき
- 面接のあとに不採用通知がきたとき
上記のとき、あえて面接官や会社の立場になって考えてみるのをオススメします。
理由は、採用側の目線で考えることで、それまで気づかなかった新しい見方に気づくことができ、必要以上に落ち込まずに済むからです。
なぜあの面接官は厳しいことを言ってきたんだろう?僕の振るまいや話し方に、どこか気に入らない部分があったのかな?
私を不採用にしたのはどういう理由だろう?会社としては、もっとスキルの高い人が欲しかったからなのかな?
上記のように、面接官や会社の立場で考えることで、人格否定されたと感じている自分を客観視できます。
自分の視点じゃなく、相手の視点で考えることができれば、どんなときも冷静でいられますよ!
③ 何が自分に足りていなかったか推測しよう
面接で落とされたとき、人格否定されたと捉えるんじゃなく、
「自分に何かが足りていなかったのかも。じゃあそれは何だろう?」
と、不採用の理由を考えるようにしましょう。
ちなみに当たり前ですが、当時のあなたに何が足りていなかったのか、面接官は面と向かって教えてはくれません。
なので当時の面接で話した内容や、そのとき面接官の様子を手がかりに推測しましょう。
たとえば面接官の質問にたいし、あなたが話している途中で面接官に「も、もういいですよ」と遮られたとします。
遮られたということは、「話が長すぎる」と思われた可能性があります。
会社では、他人と円滑にコミュニケーションができることが必須。
なので話がやたらと長いと「コミュニケーション力の低い人」と見なされ、敬遠されやすいです。
当時の面接で話した内容や、そのとき面接官がどんな反応をしたか思い出し、「なにが自分に足りていなかったのか」を推測してみましょう!
④ 反省点は必ず、次の面接に活かそう
「なにが自分に足りていなかったのか」推測できたら、それで終了でしょうか?
もちろん答えはNOです。
足りていなかった部分を改善し、つぎの面接に活かしましょう。
たとえば前回の面接で「話が長すぎたかも」と思うのでしたら、つぎの面接では簡潔に話すのを心がけるとか。
面接で不採用になるたび反省点を見つけ、つぎの面接に活かす。この試行錯誤を繰り返せば、面接の合格率は上がっていきます!
⑤ 不採用を成長のチャンスと捉えよう
たいてい、面接で不採用になると落ち込むもの。
ときには
- 「お前はダメだ」と言われてるのかな
- 人格否定でもされてるのかな・・
と必要以上に傷つく人もいます。
ですがそうやってあれこれ考えて落ち込んでも、よけいにネガティブになるだけ。不毛ですよね。
それならいっそのこと、不採用になるたび「よし、これでまた1つ学んで成長できるぞ!」と捉え、あえて喜んでみるのはどうでしょうか?
じっさい会社では、悪い状況でも前向きになれる人は重宝されます。
もし不採用ばかりでも、それを「ポジティブ会社員になる予行演習」だと思えば、いまの苦しさが和らぎます。
⑥ 面接官に感謝しよう
面接で厳しいことを言われたり、不採用通知を受けて凹むのは、ある意味ありがたいことかもしれません。
なぜなら、社会人に必要な「つらくても折れない精神力」が鍛えられるからです。
普段の生活では、他人に厳しいことを言われたりする機会は少ないもの。
だからこそ、いざ就活で痛い目に遭うと、グサッとくるのは当然なのかもしれません。
だからこそ面接官のキツい対応、不採用通知で凹まされる経験は、これから働くうえで貴重ではないでしょうか。
人格否定されたと感じるより、むしろ厳しい対応をしてくれた面接官に感謝しましょう。感謝する心をもつことで、あなたの気持ちも明るくなりますよ!
面接中、ガチで人格否定してくるならブラック企業かも
面接で厳しい対応をすると言っても、さすがに限度というものがあります。
もし面接官があからさまに無礼だったり、頭ごなしに否定してくるのなら、それは「ブラック企業」かもしれません。
僕もブラック企業で働いていたので断言しますが、ぜったい入社してはいけませんよ。
あなたの貴重な時間と健康を失うので、0.0001ミリも関わらないようにしてください。
まとめ:就活は人格否定ではなく、自分を鍛えるためのもの
「就活」はつらい時期。
ですがこの時期を乗り越えれば、あなたは今よりずっと強くなっているはず。
面接官に何を言われても、何度不採用になってもへこたれず、「今」と向き合っていきましょう。
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