こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代 サラリーマン
- 転職経験2回
- すぐにでも転職したい人
- 現職が辛くてしょうがない人
いまの仕事を辞めて、すぐに転職したいと考える人は多くいます。
- 「現職があまりにもキツい」
- 「現職の人間関係が最悪」
など、いろんな理由があるでしょう。
ただ、すぐに転職したいときこそ注意しておきたいことがあります。これを疎かにすると、転職後に後悔することになりかねません。
今回は僕の実体験をもとに、「一刻も早く転職したい人が事前にやるべきことと注意点」について解説します。
後悔のない転職ができるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
一刻も早く転職したいときの注意点3つ
① ネガティブな転職理由はNG
すぐにでも転職したい。
↑こう考えているとき、たいてい転職したい理由がネガティブであることが多いもの。
たとえば・・
- 今の仕事がつまらない
- 職場の人間関係が最悪
- パワハラ上司がいる
など。
じっさい、こうしたネガティブな理由では、転職活動はうまくいきません。
というのも転職では、いかにポジティブな転職理由をもつかが重要だからです。
かりにあなたが、企業の採用担当者だとしましょう。
以下の2人が応募してきたら、どちらを採りたいと思うでしょうか?
■応募者Aさん
→ 【転職理由:いまの仕事がつまらないから転職したい】
■応募者Bさん
→ 【転職理由:もっと成長できる環境を求めて転職したい】
採りたいと思うのは、Bさんですよね。
「いまの仕事がつまらないから転職したい」と考えているAさんは、動機がネガティブです。面接官からの心証を悪くするので、採用されにくいでしょう。
ネガティブな動機で転職活動するのはNG。
このことを押さえておきましょう。
② ガムシャラな応募はNG
一刻も早く転職したい。
↑こう考えて転職活動すると、どうしても焦ってしまうもの。
僕もむかしブラック企業で働いていたとき、長時間労働があまりにも辛くて「はやく仕事を変えたい・・!」と急いでいました。
じっさい、こうした精神状態はよくないです。
というのも、転職を急ぐせいで「どの会社でもいいから応募しまくろう」と考えてしまうので。
結果、興味もない会社に無差別応募することに。
でも本心ではその会社で働きたいとは思っていないので、かりに内定をもらっても入社をためらってしまいますよね。
もちろん、いまの仕事をすぐ辞めたい気持ちはわかります。
でも、かといってガムシャラにいろんな会社に応募するのはNG。応募先にも迷惑になってしまいかねません。
はやる気持ちをおさえ、「どんな会社に応募したいのか」はよく考えるようにしましょう。
③ さきに退職してはいけない (例外あり)
「とりあえず今の会社を辞めたいから」と、転職先が決まっていないのに退職する人がいます。
結論これはNG。
つぎの仕事を決めずに退職することには、以下のデメリットがあるからです。
転職先を決めずに退職するデメリット
- 収入がなくなってしまう
- 離職期間ができてしまう
上記のとおり。
現職をやめると給料がなくなり、収入ゼロになります。つぎの仕事が決まるまで、貯金を取り崩しながら生活することになりますよね。
どんどん貯金が減っていく不安。その恐怖心で、夜も眠れなくなるかもしれません・・。
また、離職期間ができてしまうのも危険です。
あなたの履歴書をみた応募先企業から「この人はいまニートなのか?」と悪印象をもたれ、採用されなくなる恐れがあります。
転職先を決めずに今の仕事を辞めるのは、リスクが大きいです。控えましょう。
ただ、なかには例外として、「転職先をきめる前に退職してもいいケース」もあります。
以下で解説しますね。
【例外】さきに退職してもいいケース2つ
① 現職でブラック労働を強いられている場合
もしあなたがいま働いている会社が、いわゆる「ブラック企業」なら、すぐ辞めるべきです。
僕が昔いたブラック企業では、社員が朝7時~翌朝3時まで働いていました。働きすぎで「うつ」になった社員もいて、かなり劣悪な労働環境。
ブラック企業で我慢して働いても、あなたの心身に悪影響なだけです。病気になったら元も子もありません。
つぎの仕事が決まっていなくても、その会社はいますぐ辞めましょう。
② 仕事で心を病んでいる場合
まじめな人に多いのは、我慢するせいで「うつ状態」になること。
もしあなたが仕事で精神を病んでいるなら、いますぐ退職するべきです。
心の病は外からは見えないもの。
本人ですら異常に気づかず、気づいたときには手遅れになっていることも。
いちど病んでしまうと、立ち直るのに1年以上かかる恐れもあります。
はやく仕事をやめて休みましょう。
すぐ転職したいとき、事前にやっておきたいこと3つ
① ポジティブな転職理由にしよう
くり返しになりますが、「一刻も早く転職したい」と思っているとき、転職理由がネガティブなものであることがほとんどです。
あなたが転職したい理由も、もしかするとネガティブなものかもしれません。
ここで提案です。
ネガティブな転職理由を、ポジティブな転職理由に変換しましょう。
さきほど解説したとおり、ポジティブなほうが転職活動がうまくいきやすいからです。
ネガティブな転職理由をポジティブに変える例は、以下のとおり。
【例1】現職の仕事内容がつまらないから
→ よりやりがいある仕事に就いて、前向きに働きたいから
【例2】職場の人間関係が悪いから
→ 周囲と切磋琢磨しあえる環境で働きたいから
【例3】現職の労働時間が長すぎて辛いから
→ 労働時間にメリハリをつけ、心身ともに健康で働きたいから
など。
どんなにネガティブな考えも、ポジティブな表現にかえられるものです。
あなたが転職したい理由を紙に書き出し、それを前向きな表現に書き直してみてください。
その前向きな転職理由をもって、転職活動にのぞみましょう!
② 焦っている自分を客観視しよう
「すぐに転職したい!」
↑こう焦っていると不安になり、賢明じゃない行動をしてしまいがち。
僕もむかし転職を焦っていたとき、本当は入りたくもない会社に応募してしまったことがありました。
もちろん「いまの会社がイヤだからすぐ職を変えたい」という気持ちはわかります。
ですが焦ると、かえってあなたが損するかもしれません。
だからこそ焦っている自分自身を、あえて客観視しましょう。
- 「ああ、俺いま焦ってるな」
- 「あ、あたしちょっと急ぎすぎかも」
↑こうやって、一歩ひいて自分を俯瞰するんです。
焦りが抑えられ、冷静でいられますよ。
③ 転職で実現したいことを明確にしよう
あなたはいま「いまの仕事が嫌だからすぐ転職したい」とお考えかもしれません。
もちろんそれでもいいのですが、「転職後に自分はどうなりたいのか」がわかっていないと、転職に失敗する恐れがあります。
いまいちど、
「自分は今回の転職でなにを実現したいのか」
をハッキリさせておきましょう。
かなえたい目標があると、前向きな気持ちで転職活動ができますよ!
これからやること2つ
① 転職エージェントに登録する
転職エージェントをつかうメリット。
それは「転職活動がラクになること」です。
ふつう自分ひとりで転職活動すると、
- 求人の検索
- 企業への応募
- 経歴書の作成
- 面接の日程調整
↑これらすべて、自力でやらないといけません。
現職で忙しい人にとって、何から何まで自分ひとりでやるのは、さすがにキツいですよね。
いっぽう転職エージェントを使えば、上記の面倒な作業を、プロのアドバイザーがすべて代わりにやってくれます。
転職活動にかかる時間や手間を、ゴッソリ減らせます。
代表的な転職エージェント
↑すべて完全無料で使えます。
「転職エージェント」って何?
もう少し、くわしく知りたい。
という方は、以下の「おすすめ転職エージェントの紹介記事」が参考になります。
② 大手転職サイトに登録する
大手の転職サイトでは、そのつど新しい求人が豊富に紹介されています。
サイトに登録しておき、求人を随時チェックできるようにしましょう。
リクナビNEXTなどでは、つねに求人情報が更新されているので役に立ちます。
まとめ:早く転職したいとはいえ、焦りは禁物!
今回は、「一刻も早く転職したい人が事前にやるべきことと注意点」について解説しました。
「すぐに仕事を変えたい」と焦る気持ちはわかります。ただ、焦って行動すると後悔することになりかねません。
はやる気持ちをおさえ、今できるベストの行動を起こしていきましょう。