『きのう何食べた?』というドラマがある。
倹約家の人ならきっと誰もが共感する、すばらしい作品だ。
上記の記事では「当ドラマ全体の魅力」について解説しているが、今回は「主人公であるシロさんの倹約ぶり」に焦点をあて、あらためて考察してみたい。
シロさん (西島秀俊) の家計のやりくりが見事だ。
日ごろから節約を徹底し、よけいなお金を使わないよう工夫している。それでいて日々の何気ない出来事を楽しみ、幸せに暮らしている。
無駄遣いせず、質素で幸せに過ごす彼は、「少ないお金で豊かに暮らすことの大切さ」を僕たちに教えてくれる。
【きのう何食べた?】シロさんの倹約ぶりが素晴らしい
① 質素倹約を最大限に楽しむ
質素倹約はケチでみっともないことじゃないのか?
そんな声が聞こえてきそうだ。けれど、それは誤解。
むしろ質素倹約というのは、「お金をかけずに楽しむ」という大切な習慣だ。日々の暮らしに満足しつつ、かつ出費も少ないので貯蓄が増え、経済的にも豊かになれる。
シロさんがパートナーと一緒に、平凡な食事を心から楽しんでいる姿は、「質素こそが豊か」だということを教えてくれる。
僕たちも彼らのように、ふだん食べる食事をもっと楽しんでみてもいいんじゃないだろうか?
- 「サンマの焼き加減がバッチリ」
- 「みそ汁のダシが効いてて美味しい」
- 「ごはんがふっくらしてて美味しい」
など、食事の一つひとつをじっくり味わうことで、より充実した食卓を過ごせる。
② マメな節約と貯金
シロさんの素晴らしいところは、マメな「貯金気質」だ。
日頃から節約し、こつこつと貯金。まちがっても、節約で浮いたお金を「贅沢な食事」などに浪費したりはしない。
人によっては「たまには贅沢してもいいんじゃないの?」と思うかもしれない。
もちろん、そうした考えを否定するつもりはない。ただ、贅沢したぶんのお金がなくなるのは事実。
もしそのお金を貯金に回していれば、将来の暮らしが経済的により豊かになるのは確かだ。
節約で浮いたお金は、マメに蓄えること。
これが、お金の心配なく豊かに暮らすうえで、欠かせない習慣じゃないだろうか。
③ 少ないお金で豊かに暮らせる
作中で、シロさんが餅をいろんなふうに調理し、パートナーと一緒においしそうに食べるシーンがある。
なんてことない普通の餅を、ピザのようにトッピングを乗せて食べたり、のりを巻いて食べたり。
ひとつの食材を最大限に楽しむため、毎回ちがうやり方で調理する姿。倹約家そのものだった。
このシーンから感じたことは、「幸せな時間を過ごすために、かならずしもお金を使う必要はない」ということ。
たとえば僕は一人暮らしで自炊しているが、なんてことない普通の豚汁を作って食べるだけで、本当に幸せな気分になる。
とうぜん豚汁を作るのに、そんなにお金はかからない。
大切なのは、「少ないお金で豊かに暮らす」ということ。倹約しつつ、「今」という時間を心から楽しめる人は、かならず幸せに生きていける。
『きのう何食べた?』が好きな人におすすめの映画
このドラマが好きな人は、きっと「ていねいな暮らし系の映画」が気に入ると思う。
けして贅沢をしなくても、なにげない物事に幸せを見出し、自分にとって本当に大切なものだけに囲まれて豊かに暮らす。
観るだけで幸せな気持ちになれるので、よかったら以下の記事を読んでみてほしい。
まとめ:シロさんのような倹約家になろう
『きのう何食べた?』は、倹約家の人ならきっと共感するすばらしいドラマだ。
質素な毎日を心から楽しめる人は、お金を使わなくても豊かに暮らせる。
『きのう何食べた?』はU-NEXTで観ましたが、U-NEXTは時期によって配信が終了していることもあるので、ご注意願います。
\ 無料期間中の解約料0円 /