まじめな会社員必見!仕事の不安を減らし、イキイキ楽しく働けるようになる本  出版しました! (詳しくはこちら)

【現実】苦手な仕事を克服しようとすると不幸になる理由3つ

こんにちは、Kitaです。

筆者はこんな人

  • 30代 会社員
  • 苦手な仕事を1年した経験あり
この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 苦手な仕事を克服しようとしてる人
  • 仕事が上手くいかず、悩んでいる人
  • 会社でミスばかりしていて、辛い人

苦手な仕事を克服しようと必死になっていませんか?

上手くできない仕事をできるようになろうと、必死になる気持ちはよくわかります。でも実際、その努力は無駄に終わる可能性大です。

僕もかつて、自分にまったく向いていない仕事をしていたことがありました。苦手な業務をこなせるようになろうと頑張りましたが、結局うまくいかず仕舞い。

今回はそんな実体験をもとに、「苦手な仕事を克服しようとすると不幸になる」というテーマで解説します。

この記事を読むことで、無駄な努力をして後悔しないための知識を得ることができます。ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

【現実】苦手な仕事を克服しようとすると不幸になる理由3つ

① 改善されないイライラに苦しむだけだから

苦手な仕事をできるようになろうと必死に頑張っても、いつまでも同じようなミスをし続けるだけです。

これを聞いて「苦手でも、時間をかけて取り組めば、いずれできるようになるだろう」と思う人もいるかもしれません。

もちろんある程度の時間をかけて取り組むのは大切。ただ、それはあくまで「その仕事の素質があること」が大前提です。

根本的に自分に向いていない仕事を何カ月、何年と努力しても、いつまでたっても改善されません。努力もむなしく進歩せず、イライラが募るだけです。

② 克服しようとすればするほど失敗するから

不思議なことに、苦手なことは克服しようと気張れば気張るほど、かえって大きな失敗を呼び起こしてしまうもの。

たとえば僕はいま、農業関連の会社で働いています。
トラックやフォークリフトなどの大型機械を運転する業務があるのですが、この業務が大の苦手です。

たとえば、以下の写真をご覧ください。

これは僕の職場の倉庫にある、扉のレールです。

ご覧のとおりモロに壊れていますが、これは僕が大破させたものです。フォークリフトを運転しているときに、不注意でレールにぶつかり、壊してしまいました。

(このフォークリフトで大破させました・・)

壊したレールの修繕費用は、総額で約20万円。悲惨でした・・。
こういったことは以前にも何度かあり、文字どおり似たような失敗を繰り返してしまっています。失敗するたび物品や設備が壊れるので、会社には相当な迷惑がかかっていると思います。

「苦手な仕事を、なんとかして出来るようになりたい」。そうやって意気込んで努力すればするほど、大きな失敗をしてしまうことが多々あります。

まるで何かに憑りつかれているかのように、失敗のうえに失敗が重なるんです。

③ あなたのプライベートの時間を侵食するから

苦手な仕事を克服しようとすると、仕事以外での時間でも、つねに仕事のことが頭から離れなくなります。

僕は学生時代に居酒屋でアルバイトをしていました。ホールスタッフの仕事だったんですが、とにかく苦手でした。

ホールの仕事はマルチタスク。
お客さんの注文をとり、ドリンクを運び、料理を出し、会計し、またお客さんをご案内。とにかくいろんな業務を柔軟にやらないといけません。

もともと一つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプなので、ホールの仕事がどうしても上手くできませんでした。

ミスしては店長に怒鳴られる毎日。
なんとか出来るようにならねばといつも必死。気づけばバイトの時間以外にも、つねにバイトのことを考えるようになっていました。

  • 「今日も失敗しないか不安・・」
  • 「もう店長に怒られたくない・・」

など、プライベートの時間にもあれこれ心配することに。
学校で授業を受けているときも、夕方からのバイトのことを考えてしまい、勉強に集中できません。

苦手な仕事を克服しようとすると、それについて考える時間・心配する時間が、あなたのプライベートにまで侵食してきます。

苦手な仕事を克服しようとしているあなたへ

①「歯を食いしばって頑張る」という考えを捨てよう

あなたはきっと、真面目な方なのだと思います。
苦手なことを乗り越えようと頑張っているからです。

もちろん真面目なのはすばらしいこと。できないことをできるようになろうと健気に努力する人は、周囲からも好かれます。

ですが、あなたにお伝えしたいことがあります。それは、「『がんばる』という発想を捨てたほうがいい」ということ。

頑張れば頑張るほど余計に肩に力が入り、ストレスを感じるもの。そのわりに物事が上手くいかず、苛立ち、不満がたまっていきます。

仕事ができるようになりたくて必死なのはわかります。ただ、あまり歯を食いしばって頑張ろうとすると、かえってあなた自身が苦しむことになります。

もう少し心を楽にできるよう、あえて「がんばる」という発想を捨ててみてください。

② 時間は有限。苦手な仕事を克服する時間なんてない

僕たちの時間は限られています。
どんな人にも、同じく「一日24時間」という時間しか与えられていません。

そしてなにより忘れてはいけないのは、「失った時間は二度と取り戻せない」ということ。

そんな貴重な時間を、苦手な仕事を克服することに費やして、本当にいいのでしょうか?僕は大反対です。

一つ聞きたいのですが、あなたにとって「苦手な仕事をがんばること」以外に、もっと重要なことはありませんか?

たとえば

  • 家族や友人と過ごす
  • 自分の趣味を楽しむ
  • 大好きな勉強をする

など。

目の前の苦手な仕事をこなせるようになろうと必死になっているあいだ、上記のような大切なことをする時間をどんどん失っているんです。

もちろんなかには、「目の前のこの仕事ができるようにならないと、今の会社でやっていけない。だから何としてでも出来るようにならなきゃマズいんだ!」と考えている人もいるかもしれません。

ただ、それをやることで、ほかの重要なことをする時間が確実に失われている、という事実は押さえておいてください。

③ 自分の限界を受け入れ、執着を手放そう

あなたはいま「執着心」に囚われてはいないでしょうか?

  • 「できない仕事をできるようにならなきゃ!」
  • 「苦手な仕事をどうしても克服したいんだ!」

と、どうしても目の前の仕事を諦められない状態に陥っていませんか?

この状態は危険です。
望みのない物事に執着することで、あなたの貴重な時間とエネルギーが、無駄に失われるからです。

苦手な仕事はどうがんばっても上手くいきません。これは紛れもない事実。
にもかかわらず、苦手を乗り越えようと躍起になる。それは誤解を恐れずに言うなら、現実から目を背けているか、あるいは現実を認識していないだけです。

現実を受け入れずに必死になればなるほど、無意味に時間と労力を使うことになり、結果的にあなた自身が損してしまいます。

なので、あえて「あきらめる」ということをやってみてください。「なるほど。自分はこの仕事はできないんだな」と認め、諦めることで執着を手放すんです。

できなくても別にいい。そう考えるだけで、それまでずっと肩肘を張っていていたのがふっと力が抜け、精神的に楽になります。

④【重要】「不真面目さ」を持とう

あなたは真面目な方なはず。
だからこそ「不真面目さを持とう」なんて言われても、ピンとこないかもしれません。

ですがこれは重要です。
自分のなかに不真面目さをもっておくと、仕事でミスをしても、いい意味で開き直れるからです。

真面目な人によくあるのが、仕事でミスしたときに、いちいち気にしてしまうということ。

  • 「あぁーまたやってしまった!」
  • 「失敗して周りに迷惑をかけた!」

こういった考えが頭の中でぐるぐると回り、落ち込む。そんな経験があなたにもあるでしょう。

でも客観的に見ると、それは気にしすぎです。

じっさい職場の人たちは、あなたが仕事でしたミスのことはほとんど気にしていませんし、興味ももっていません。みんな自分のことで忙しいので、他人のあなたがどんな失敗をしたかなんて、いちいち考えません。

あなたの思い過ごし、気にし過ぎなのです。

もちろん真面目なのはすばらしいこと。ただ、そんな真面目な自分のなかに、あえて「不真面目な考え方」を取り入れてみるのもいいのではないでしょうか?

仕事でミスしたら周りには謝罪し、でも心のなかでは「やらかした。てへ」といった感じで、軽く考えるんです。
そうすれば気が楽になりますし、失敗するたび無用に落ち込むこともなくなります。

まとめ:苦手な仕事なんてやめよう

今回は、「仕事を克服しようとすると不幸になる理由」について解説しました。

苦手な仕事はいくら努力しても克服できません。もしあなたがいま、自分にまったく向いていない仕事をしているなら、いっそ仕事自体を変えることをオススメします。

時間は有限。
得意でもない嫌な仕事のために、人生の貴重な時間を費やすのはやめましょう。

もし転職活動をするなら、転職エージェントや転職サイトに登録しておくといいです。つらい転職活動を楽に進めることができます。

くわしくは以下の記事を読んでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

よかったらぜひコメントをお願いします。

コメントする

目次