【実体験】高学歴の人が中小企業で働くメリット・デメリット

高学歴なのに中小企業で働くのって、どうなんだろ?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 高学歴なのに中小企業で働くことに抵抗を感じている人

この記事を書いている僕は、とある有名私大を卒業。いまは田舎の中小企業で働いています。

世の中には、高学歴でありながら、無名の中小企業で働く人がいます。

そういう人たちのなかには「高学歴なのに中小企業か、、」と残念に感じている人も多いかもしれません。

ですが高学歴の人が中小企業で働くことには、大きなメリットもあります。

本記事では、高学歴で中小企業で働くことのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

POINT

さいごまでお読みいただくと、いまの悩みを解消するきっかけを得ることができますよ。

では、行ってみましょう!

目次

高学歴だからといって、大企業に入れば幸せとは限らない

いまはもう、大企業でも終身雇用を守れない時代。

コロナで世の中が大きく変わったいま、大企業に入ることが必ずしも「高学歴の定番ルート」というわけではもちろんありません。

それでも「いい大学を出たならいい会社に入るのは当然」という風潮は、いまも残っているでしょう。

大企業で働くことには多くのメリットがあります。

  • 給料が高い
  • 世間体がいい
  • 福利厚生が充実
  • 転職に有利である

ただ、会社の規模に関係なく、大切なのはその会社があなた自身の性格や価値観に合ってるかどうか」です。

大企業にはデメリットだってあります。

  • 仕事の裁量権が小さい
  • 経営陣との距離がある
  • 転勤する可能性もある
  • 激しい出世争いがある

など。

もしあなたが高学歴でも、「裁量権が大きく、いろんな挑戦ができる仕事がしたい」というタイプなら、業務が細分化されている大企業のシステムには向かないかもしれません。

かりにバリバリ仕事ができても、ひとつの場所に根をはって家族と一緒に暮らしていたいなら、転勤の可能性がある大企業では働かないほうがいいかもしれません。

高学歴だから

より

あなた自身の性格や価値観に合っているか

が大切。
このことを押さえておきましょう。

高学歴の人が中小企業で働くメリット3つ

① 頭脳を活かして活躍できる可能性がある

中小企業は基本的に課題が多く残っているので、あなたの頭脳を活かすチャンスがあります。

僕もいま田舎の小さな会社で商品の生産管理をしていますが、以前Excelのマクロで、在庫を自動で更新するツールを作りました。

社長は「これ、どうやってやってるんだ?」と驚いた様子で、嬉しそうにしていました。

高学歴の人は、その頭脳を活かして中小企業で活躍できる可能性があります。

POINT

持ち前の頭脳を活かし、会社でほかの誰にもできないことをやって頼りにされれば、仕事を楽しめるかもしれないですよ!

② 仕事の自由度が高く、アイディアを試せる

僕も現職で実感してますが、誰に指示されるでもなく、自分で自由に考えて仕事ができるのは本当に楽しいです。

そしてそれは、業務がマニュアル化されていない中小企業だからこそできることです。

  • いつもの業務に、工夫を加えてみる
  • 思いついたアイディアを試してみる

など、自分がやってみようと思ったことをどんどん試せる可能性があります。

キホン、学歴の高い人のなかには、頭を使うのが得意な人が多いですよね。

なので「こんなのやってみたらどうだろう?」と思ったことを仕事で積極的にやってみると楽しいですよ。

もちろん会社によっては

「勝手なことするな!言われたとおりにやれ!」

と言われるかもしれませんが、、

POINT

でも、工夫や自分なりのアイディアを実践してもいい会社なら、やりがいをもって働けると思いますね。

③ 経営者の考え方を間近で知れる

経営者のそばで働けるのは、大企業にはない中小企業の強みです。

「トップの人ってこういう考え方するんだ!」

と、いつも勉強させてもらってます。

僕の勤め先の社長がこないだ、

言われたことだけやってるんじゃダメだ。そんなの仕事じゃない。

と言っていました。

いくらマジメに働いてるとしても、「指示されたことしかやらないのは仕事じゃなくて、ただの作業だ」とのこと。

経営者は従業員にたいして、期待以上の仕事を求めている。

だからこそ日ごろから自分で考えて主体的に仕事をしてほしいんだ、と言っていましたね。

POINT

とくに将来独立したい人にとって、経営者の考えに間近で触れられるのは、中小企業で働く1つのメリットです。

高学歴の人が中小企業で働くデメリット3つ

① 能力を活かしきれず、物足りないと感じることもある

事実として中小企業は、学歴があまり高くない人も多い環境。

なので会社によっては、体を使って働く「ブルーカラー」の仕事が多くなりがちなので、高学歴の人の能力を発揮しにくいこともあります。

僕の前職の農業法人は、大型トラックの運転・肉体労働がメインの仕事。自分の能力を活かせず悶々としていたことがありました。

もちろんさきほど述べたように、高学歴の人は頭脳を活かして中小企業で活躍できる可能性があるのも事実。

ただ持ち前の頭脳も、実際の現場ではあくまで「小さなプラスアルファ」としか見なされないこともある、というのもまた事実です。

② 給料が安いことに不満を感じるかも

給料は、ほとんどの人がいちばん気になることですよね。

僕も社員数1ケタの現職で働いてますが、手取り20万未満です。

いくらいい大学を出ても、経営体力の低い会社で働いているかぎり、低収入から脱出はできません。

たまにふと

せっかくいい大学を出たのに、なんでこんな給料で働いてるんだろ・・

と思うこともあります。

もちろん中小企業ならではのやりがいもあるので、一概には言えませんが。

ただ、給料の高さ・学歴に見合った仕事を重視する人には、あまりオススメできる働き方ではないですね。

③ たまにふと大企業コンプレックスを感じる

もちろん学歴に関係なく、自分に合っている仕事に就くことが大切だとは思います。

ただ個人的に、高学歴なのに片田舎の中小企業で働いていることに、たまに違和感があると実感しています。

もっと自分の能力とか経歴を活かせる仕事ってないのかな。

と感じることも。

もちろんいまの会社で学べることがあるなら、思いきってその仕事を続けるのもアリ。

POINT

ただ、もしあなたが「自分はまだまだこんなもんじゃない」と思うなら、いまの会社はあくまで今後ステップアップするための通過点と考えた方がいいかもしれないですね。

高学歴の人が中小企業で働くときのポイント2つ

① 周囲はあなたの高学歴を気にしてない

有名な大学を出といて無名の小さな会社で働いてるのを、周りからどう思われてるか心配だなぁ、、、

という人もいるかもしれませんね。

でも断言しますが、周りの人たちはあなたの学歴のことに何も関心をもってないですよ。

人はみんな自分のことで忙しいです。他人であるあなたが「高学歴で中小企業で働いている」ということも意識していません。

周囲の評価は、気にするだけ時間のムダです。

② マイナス面より、プラス面に注目しよう

くり返しになりますが、高学歴の人が中小企業で働くことにはメリットもあります。

もしあなたがいま働いている会社、あるいはこれから入社する会社で何か「これはいいな」と思える部分があるなら、それを大切にしてほしいと思います。

人はどうしても物事のネガティブな部分に目がいきがち。

でも大切なのは、あえて物事のポジティブな部分に目を向けるということ。

僕としては、「いまの勤務先の給料は低いけど、仕事でいろんなアイディアを試せるし、社長と間近で関われるから楽しい」という考えで働いてますね。

現職で働きつつ、転職活動もしておこう

ここまで解説してきましたが、

それでもやっぱり中小企業ってなんだかなぁ・・。

と思う方もいると思います。

もし現職に不満があるなら、このさい転職を考えておくのも1つの手ですよ。

dodaリクルートエージェントに登録しておけば、気になる求人をいつでも紹介してもらえるので、転職活動にかかる労力を省けます。

まとめ:高学歴なのに中小企業で働くのは、悪いことではない

本記事では、高学歴の人が中小企業で働くメリット・デメリットについて解説しました。

もしあなたがいまの会社に不満があるとしても、いまの状態がずっと続くわけではありません。

あなたが何歳だろうと、「人生はこれから」ということを忘れないでください。

このさきどんな人生にしたいのかを明確にし、行動し続けることで、将来自分の納得いく仕事を見つけましょう。

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