【実体験】HSPが仕事を辞めたいと感じる7つの場面と対策


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この記事は、こんなあなたにおすすめ
  • 仕事を辞めたくて悩んでる、HSPの人
  • 会社に行きたくなくて辛い、繊細さん

この記事を書いてる僕はHSP。

会社の仕事に追われるストレスで「うつ」になり、休職してました。

繊細な人が「仕事を辞めたい」と感じてるとき、ふつうの人と違って要注意です。

深くネガティブに考えてしまう性格なので、このままだと心を病むかもしれません。

今回は僕の実体験をもとに、「HSPが仕事を辞めたいと感じる場面と対策」について解説します。

いまの悩みが晴れるよう、ぜひ最後まで読んでみてください!

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目次

HSPが仕事を辞めたいと感じる場面7選

① まじめなのに評価が下がったとき

HSPはまじめ。
仕事はていねい。
誠実で好かれます。

でも、実務で評価されないことがあります。

おもな理由は以下のとおり

  • 仕事がていねいすぎて遅い
  • 仕事を他人に任せられない
  • 不注意による凡ミスが多い

スピード・効率が求められる「会社」では、上記のことをしてる人は煙たがられます。

あと、HSPは器用じゃないです。

ほかのみんながテキパキやってるなか、自分だけ仕事を覚えるのが遅く、ノロノロしがち。

人一倍がんばってる。
けど要領が悪く、評価が下がる。

そのショックが大きいと、つい「辞めたい」となるんですよね。

仕事の要領が悪くて悩んでる方は、以下の記事が参考になります。

② 上司の心の中が気になるとき

小さなオフィスで、3~4人と同じ部屋で働いてるとしましょう。

PCに向かって働いてる姿を、そばの上司につねに見られてます。

HSPだと、上司が自分の仕事ぶりをみて何を考えてるのか不安になります。それが強いストレス。

僕のいる会社で人事評価面談があったとき。
直属の上司に、こう言われました↓

「○○さん(僕の名前です)、電話対応のとき、たまに用件を自分から聞きすぎてるときある。

ずっと思ってたんだよね」

足りない部分を指摘されるのはいいんですが、「ずっと思ってた」という部分に引っかかりました。

「思ってることをこちらに知らせないまま、ずっと心のなかで隠し持ってたのか・・。

一体いつから・・?」

と気味わるく感じました。

それ以降、上司が見てるまえで電話対応するとき、よけいプレッシャーを感じるようになりました、、(^^;)

  • 「上司にどう思われてるんだろう・・?」
  • 「心のなかで低評価されてないかな・・?」

とあれこれ気にする。

そのストレスが重なるのも、辞めたくなる一因です。

③ 成果を求められて辛いとき

会社が重要視するのは「利益」。

従業員には、利益に貢献する、つまり「成果を出すこと」を求めてきます。

HSPは穏やかに働きたい性格。
成果を出せと迫られるのが辛いです。

  • 「今月もノルマを課された。気が重い・・」
  • 「成果だせなかったらどうしよう・・」

自分が毎月どれくらい成果を出したか数値化されて、上司にエクセルの表で管理される。

それを同僚の数字と見比べられて、優劣をつけられる。

成果やノルマ。
まわりと競争。

HSPはそういうのが疲れるし苦手です。

④ 大量の業務に追われ、不安なとき

僕がうつ病診断されたときに働いてた会社は、めっちゃ忙しかったです。

広告の仕事だったんですが、つねに7~8件の業務を一人で回す日々。

  • やっと一つの案件が片付いた
    → と思いきや、それに付随してめんどくさい追加作業が発生
  • 忙しすぎてパンクしそう
    → そんなときに他部署から「これ明後日までにやっといて」と突発業務を丸投げされる

僕の要領が悪いのも原因でしたが、つねに業務に追われて、息つくヒマなし。

仕事が休みの土日、ふと

「まだ終わってないあの案件、来週の期日に間に合うかなぁ・・」

と不安になって休日を楽しめない、なんてことも。

心配性のHSPにとって、仕事に追われる不安・焦りは強いダメージです。

仕事が多すぎて終わらず悩んでる方は、以下の記事を読んでみてください。

⑤ 辛いけど上司が相談に乗ってくれないとき

  • 職場の人間関係の悩み
  • 業務内容についての悩み

↑こういった悩みを、自分じゃ解決できずモヤモヤ。

そんなとき頼れるのは直属の上司です。

でもその上司がろくに相談に乗ってくれないと、いよいよ逃げ場がなくなります。

かりに同僚との人間関係に悩んで、配置換えをしてもらえないか上司に相談したとしましょう。

以下みたいな返答をされたら、あなたはどう感じますか?

「君ね、そういうのを『わがまま』って言うんだよ。
多少合わない人がいても我慢するのが当たり前でしょ。

てか、そんなことに悩んで相談してるようじゃ、会社でやってけないよ」

全然話を聞いてもらえてないと感じますよね。

辛くてしょうがないときの「最後の頼みのつな」だった上司にはねつけらる。

追い詰められた感じがして「辞めたい・・」となってしまいます。

⑥ 感謝されず、やりがいがないとき

HSPが仕事にやりがいを感じるとき。

それは他人に

  • 「ありがとう」
  • 「助かったよ」

と感謝されたときじゃないでしょうか。

むかしキャンプ場で働いてたとき。

小さな子連れのファミリーに笑顔で「ありがとうございました」と言われて、すごく幸せだったのを覚えてます。

人を喜ばせて、感謝される。

働くことのすばらしさだと思いました。

もちろん働く一番の目的は、お金。

でも感受性の強い人なら、仕事で誰かの役に立って「ありがとう」と言われたとき、お金以上の喜び・やりがいを感じます。

逆に、感謝されないなら、その仕事をいくらやっても心は満たされません。

苦労してやりとげた仕事が、無言で受けとられ、何事もなかったかのように終わる。

そのたびに

「自分の仕事ってなんの意味があるんだ・・?」

と考えてしまうんですよね。

⑦「耐えられない人」がいるとき

HSPが仕事を辞めたくなる一番の原因は、やっぱり「人間関係」。

僕がいた会社には「感情的になってキレる人」がいました。

50代の中年女性でしたが、怒るとニトロのように爆発。

事務所に響く大声でわめき散らします。

叩きつけるようにガミガミ言われて残るのは、疲弊と不快感。

ここにいちゃダメだと思って転職しました。

耐えられないほど嫌な人が職場にいると、HSPの人の生活は、たちまち不幸になります。

イヤミな上司。
足を引っぱる同僚。

彼らに言われた嫌な一言が、頭から離れません。プライベートでもふと思い出してモヤモヤ。

過敏ゆえの悩みですね・・。

こんなときは限界サイン!

① 休日も不安が頭から離れない

せっかくの休日。
趣味に打ち込むとか、友達と出かけるとか、好きなことをして楽しみたいもの。

でも、休日に仕事のことを思い出して不安になり、どんよりしまくりなら、その仕事は続けないほうがいいかもしれません。

心配性で、考えすぎるのがHSPの特徴。気にしなくていいことまで気にし、ネガティブ沼に沈んでいきます。

そんな状態じゃ、幸せでいられるわけないですよね、、

いまの仕事に強いプレッシャーがあって、土日も気が休まらないなら、いつか潰れます。

② 月曜の朝、ひどく落ち込む

会社員は、月曜の朝ユウウツ。

とくに理由もなく
「会社行きたくねぇなー・・」
とスーツを着て家をでます。

それだけならまだしも、
もし月曜の朝に

  • 「なんでこんな仕事してるんだろ・・」
  • 「俺 (私) の人生って、なんなんだ・・?」

と、深く考えて落ち込んでるなら要注意。
メンタルがだいぶやられてる可能性ありです。

僕も仕事に追われてたとき、月曜日にこんなことを考えてました↓

「なんで週5回も、きまった時間に『会社』というあの小さな鉄の箱のなかに体が吸い込まれていくんだろう・・?」

そのあと数カ月ほど休職しました。

じゃないとガチで心を病んでたと思います。

ふつうの人が考えない深いこととか、哲学的なことを考えて落ち込んでるなら、限界のサインかもしれません。

③ 仕事に集中できず、ミスが増えた

HSPでまじめな人は、まわりの期待に応えようと一生けんめい。

でもストレスが溜まって限界がくると、それまでの集中力が切れ、仕事がろくに進まなくなることも。

パソコンで作業してるつもりが、気づいたら「仕事とは無関係のこと」をぼんやり考えている。

あるとき他部署から内線がきて、

「さっき君にメールで送ってもらったファイルに、なんか不備があるんだけど」

といった指摘が増えてきた。

そんなのが続くうち、そばで見てる上司からの評価も下がってしまいます。

すぐ退職する必要はないので、しばらく休職できないか上司に相談してみましょう。

HSPが仕事を辞めたいときの対策

① 信頼できる身近な人に相談する

HSPの人がひとりで悩んでると、つい視野が狭くネガティブになりがち。

ひとりでどうにかするより、家族やパートナーとか、信頼できる人に相談しましょう。

会社で働いてる友人とかなら、何かいいアドバイスをくれるかもしれません。

かりに気のきいたアドバイスをもらえなくても、身近な人に話を聞いてもらうだけで、すこし気が楽になりますよ。

僕も仕事が辛くなったら、たまに家族と電話してます。

② 休職できないか上司と話す

HSPが辛いとき、冷静な判断ができなくなってることが多いです。

後先考えず「仕事がしんどいから辞める!」とすぐ退職したとしましょう。

無職になると収入はなくなり、履歴書の空白期間が開き始めます。

そうなると「やばい再就職しなきゃ・・!」と焦って、入りたくもない会社に入ってしまうかもしれません。

ほんとに仕事を辞めるべきか?辞めたあとはどうするのか?

落ち着いてゆっくり考える時間」を確保したほうがいいです。

そのために「しばらく休職」できないか、上司に相談しましょう。

退職する場合の注意点

辛いときは休職するのも手ですが、「退職する」という方法もあります。その場合の注意点について、以下で見ていきましょう。

① 転職先が決まってから辞めるべき?

ふつうは履歴書の空白期間ができないよう、転職先が決まってから辞めたほうがいいです。

ただ、ひとつ例外あり。

それは、あなたがいま耐えられないほど辛くて心を病んでいる場合です。

精神的に追い詰められたまま、週5で働きながら転職活動なんてムリですよね。

すぐにでも退職をオススメします。

空白期間を作らないことより、自分の心の健康を守るほうが1,000倍大事です。

② 当面の生活費をチェック

転職先を決めずに辞めるなら、しばらく無収入で暮らせるよう、貯金が必要です。

■目安
最低でも半年分~1年分の生活費

もしお金がなくて、
けど「どうしても辛くてすぐ辞めたい・・!」という状態なら、実家に転がりこみましょう。

いい大人が親に頼るのは嫌かもしれませんが、しかたないです。

プライドは抜きにして、現実的なメリットを優先しましょう。

③ 退職すると伝えたら、撤回NG!

理由は、撤回すると気まずいなかで働くことになるからです。

上司に「退職します」と伝えて、引き止めにあったとしましょう。

「君が必要なんだから考え直してくれよ」と言われて心が揺らぎ、「じゃあやっぱり残ります」と言って残ります。

するとその後、上司に「あいつは一回やめようとした」と思われたまま働くことになります。

あと、上司がそのことを職場のほかの人にポロッと言うかもしれません。

周囲に「あの人は辞めようとした」という認識をもたれると、居心地悪いですよね。

辞めると伝えたら、後戻りできない。

忘れないでおきましょう。

④ 引き止められない退職理由を伝える

上司に退職理由をきかれたとき、

  • 「職場環境が合わないので」
  • 「業務についていけないので」

みたいなことを言うと、以下のように返答されるかもしれません。

  • 「職場環境が合わないって、具体的にどういうこと?君が働きやすい環境を作ってあげるよ」
  • 「業務についていけないなら、べつの部署に異動してもらうこともできるよ」

↑こうやって引き止められると面倒です。

HSPは押しに弱いので、上司の言われるがまま誘導され、引き止められてしまいます。

引き止められない理由を伝えましょう。 

おすすめは以下の2つ。

  1. 「挑戦したいことが見つかったので」
  2. 「家庭の事情がありまして」

それぞれ解説します。

1.「挑戦したいことが見つかったので」
上司は「本人の挑戦したいことを邪魔するわけにいかないか・・」と思うので、引き止められにくくなります。

ちなみに、挑戦したいことが見つかってなくても問題ありません。「挑戦したいことって何?」と訊かれても素直に答えなくていいです。

「すみませんが、具体的なことを言うのは控えさせていただければと思います」

と丁寧にかわしましょう。

2.「家庭の事情がありまして」
家庭の事情については、あまり深く詮索しにくいです。上司は詳しいことは訊かずに了解してくれる可能性が高いです。

⑤ 退職すると伝えにくいなら・・

退職代行サービスが役に立ちます。

上司とこれ以上会うこともなく、会社に行くこともなく辞めれますよ。

「退職するときくらい、上司に面と向かって辞めるって言うべきだ」

という意見はごもっとも。

でも上司がパワハラ気質で怖いとか、会社に行きたくなくて気が重いとか、そんな辛さに耐えてまで直接伝えなくてもいいと思います。

世の中の意見より、いまは「自分の身の安全をまもること」が重要じゃないでしょうか?

退職代行ベスト退職なら、上司に会わず安全に退職できます。顧問弁護士が提携してるので安心して使えますよ。

あなたに伝えたい大切なこと

① 辞める罪悪感はマジでいらない

まじめで繊細な人ほど

「辞めたら職場に迷惑じゃないかな・・」

と気にしがち。
でも心配無用です。

従業員がいつか辞めるのは当たり前。
会社はその上であなたを雇ってますし、欠員に対応できるよう体制を整えてます。

僕もうつになって数カ月会社を休職してました。その間、業務をほかの人に代わりにやってもらいました。

休職中、たまにスマホで会社のグループチャットを開いて、業務の進捗を確認してましたが、なんの問題もなくやってくれてました。

「自分がいなくてもフツーに回るな」

そう思うと、罪悪感なんてもってるだけムダだとわかりました。

HSPはあれこれ考えすぎです。「そこまで心配しなくてもいいんだけど・・」と苦笑いされるのは嫌ですよね。

「辞めたら迷惑かも」という心配はポイしちゃいましょう!

② 「辞めたい」はいいこと

誤解させてしまったら申し訳ないのですが、

あなたがいま「仕事が辛くて辞めたい」と感じてるのは、ある意味いいことだと思います。

自分はどんな仕事に向いてるのか。
どんな環境なら納得して働けるのか。

それを知る「きっかけ」になったはずなので。

たとえば僕がうつで休職する前、自分の価値観がわかってませんでした。

当時いたのは、売上が右肩上がりの会社。

「もっと売上伸ばすぞ!」という社風でした。

いざそこで働くと、ハンパない業務量。つねに期日に追われる不安。

月曜日がユウウツで耐えられなくなって、休職しました。

そのときわかったのは、

「挑戦することに興味があって今の会社に入った。

でもやっぱ、安心できる環境でムリなく働くほうが自分に向いてるのかも」

ということです。

その価値観に気づけたのは、じっさいに働いて「あ、こういう仕事は自分にはムリなんだな」と実感したからこそ。

あなたも

いまの仕事が辛くて辞めたい。

じゃあ、どんな仕事なら向いてるんだろう?どんな環境なら納得して働けるのかな?

と、自分の価値観を見つけてみてください。

もちろん、ひとりで考えるのも大切。
ただ、他人の客観的な意見を聞くなら、ポジウィルキャリアが役立ちます。

プロのアドバイザーに、自分にあった仕事・価値観について初回無料で相談できますよ。

③ HSPは「ゆるく働く」を目指しては?

僕は、いつも仕事に追われて不安になって働くより、もっと「時間や心に余裕ある働き方」がしたい派です。あなたはどうですか?

正社員はもちろん安定してます。でもそれだけがひとつの働き方じゃないはず。あなた自身の価値観に合った働き方を、探してみるのもいいんじゃないかと。

くわしくは以下の記事でまとめてるので、よかったらぜひ(^^)

まとめ

今回は、「HSPが仕事を辞めたいと感じる場面と対策」について解説しました。

仕事が辛いとき、繊細な人ほど冷静に考えれなくなりがち。

だからこそ身近な人と相談したり、休職したりすることが大切。

もし休職を許可されず、いまの状況に耐えられないなら、退職して心を休めたほうがいいかもしれません。

追記:HSPさん必見!

いまの辛い状況をどうすれば改善できるか、よく考えてベストの行動をしていきましょう。

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