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僕はHSP。会社で働くのがしんどい。
もっとゆるく、自分のペースで働きたいな。
こういったお悩みを解決します。
筆者の僕もHSPで正社員。ストレスでうつになり、休職した経験があります。
その実体験をもとに、HSPの「ゆるく働きたい」を実現する方法をまとめました。
この記事を読めば、自分に合った快適な仕事の選び方がわかりますよ。
では、さっそく行ってみましょう!
HSPがゆるく働きたいと思う理由
① まわりとの競争が辛い
正社員だと、職場の人と競わないといけません。
同僚や後輩に実力で抜かれると、自分の仕事をとられてしまうし、成績順で上司に格付けされる。
そのプレッシャーって辛いですよね。
僕が会社で広告の仕事をしてたとき。
あとで中途で入ってきた社員がデザインがうまく、それまでやってたIllustratorの業務を奪われそうになって、冷や汗ものでした。
でも会社は、社員同士に競争させようとします。そうやってがんばらせるほうが、結果的に会社の利益が上がるので。
競争嫌いな繊細さんの気持ちに、会社は配慮なんてしてくれません。
自分は正社員に向いていないと悩んでる方は、以下の記事を読んでみてください。
② 上下関係に違和感がある
上司、自分、後輩。
こういうタテの関係って、どうもしっくりこなくないですか?
HSPはマイペース。
自分で考えて、自分の裁量で働くのが合ってます。
なのに、
- 自分より上の立場がいる。その人に伺いをたて、命令に従う。
- 後輩に指示を出し、教育する。教育が甘いと自分が怒られる。
↑こうやって上と下を気にするのって、めんどくさいんですよね。
なにかするにも上司の許しが必要なのも、支配されてる感じがして嫌です。
上下関係に縛られず、自由に働きたいですよね。
③ 大量の仕事に追われる不安
大量の仕事に追われて息つくヒマもない。そういうとき、繊細な人はドッと疲れます。
仕事を人に頼んだり、頼まれた仕事を断ったりするのが苦手。そのせいで、一人であれこれ業務を抱えて終わらない。
僕も以前、会社の仕事が多すぎて終わらないとき、休日に家で仕事してたことがあります。もちろんタダ働き・・。
つねに仕事に追われてると、不安と憂鬱が頭から離れません。
落ち込みながら、「もっとゆるく働ければいいのにな・・」と感じるんですよね。
「仕事が多すぎて終わらない。辛い」
そんな悩みに応える記事もあるので、よかったらご参考までに↓
④ 生き方を真剣に考えてる
自分の人生について、あまり深く考えてない人って多いものです。
- 自分はほんとはどんな働き方がしたいか
- どんな場所に住み、どう暮らしたいのか
- そのために収入はいくら稼げばいいのか
上記のことには、ほとんど無頓着。
「会社から給料もらってりゃいい」「安定してればいい」というかんじで、週5日、なかば惰性で会社と家を往復しています。
HSPは人よりあれこれ考え、悩みます。
だからこそ、「自分は会社員に向かない。じゃあどうすればもっと幸せに働けるんだろう?」と考えるんですよね。
ゆるく働きたいなんて甘えるな!と怒ってくる人も、世の中にはいるでしょう。でも甘えじゃありません。
自分に合う働き方、望む生き方。
それを誰よりも模索してるからこそ、「ゆるく働く」という選択肢を真剣に考えてるんですよね。
HSPの「ゆるく働く」を実現する10の方法
① 通勤時間を短くする
たとえば片道1時間とかで通勤って、かなりきついですよね。
生活の満足度が下がるし、ましてや満員電車なら、会社に着くころにヘトヘト。
長くても、片道15分くらいには抑えたほうがいいです。
僕は車で5分くらいの職場にいました。通勤はかなり快適でした。
ちなみに通勤時間が短いメリットは、ストレスが減るだけじゃありません。自由時間も増えます。
なので僕は出勤日、家を出るギリギリまで、このブログをひたすら書いて副業してました。(笑)
通勤時間が長い人は、短くすれば仕事のストレスを大幅に減らせるはず。まずここを見直しましょう。
② 忙しすぎない環境で働く
息つくヒマもないほど忙しい職場は、HSPにはきついです。
- 仕事がドカドカ入ってくる
- 緊急業務が飛びこんでくる
- 業務量が多くマルチタスク
僕がうつで休職した会社は都会の中小企業だったんですが、かなりスピード感があり、つねに忙しかったです。
一人ひとりの業務量がハンパじゃなく、有休すらとれません。
逆に、田舎の会社で働いてたときは、のんびりな人が多くて働きやすかったですね。
がんがんやるぞ的な環境は疲れるので、避けたほうがいいかと。
③ 人から物理的に離れられる仕事につく
ちょっと想像してみてほしいんですが、10畳くらいの小さいオフィスで、4~5人と毎日、四六時中一緒にパソコンで働いてるのってどうですか?
つねにそばに同じ人がいて、ちょっと息苦しいですよね。HSPは人疲れしやすいし、一人になりたいときもあります。
だからこそ「人と物理的に離れられる職場」って大事。
僕はむかしキャンプ場で働いてましたが、かなり快適でした。
場内の森に作業しに行ったり、薪を運びに行ったり、軽トラで移動したり。
その場にいる人から、そのつど離れられるので、気持ち的にラクでした。
人と物理的に離れられる仕事がないか、探してみましょう。
④ 利益を追求しない職場で働く
民間企業はたいてい「利益第一」。そのために成果を出せと迫られたり、まわりと競争させられてシンドイです。
「利益以外を目的にしてる職場」で働くのはどうでしょうか。たとえば下記のとおり。
- NPO
- NGO
- 財団法人
こういう団体は、「人の役にたつ」「困ってる人を助ける」といった社会貢献性が強いです。
お金をガンガン稼ぐより、誰かを喜ばせる系の人たちといるほうが、HSPの性格に合ってます。
⑤ 実力を越えすぎた仕事を避ける
実力以上の仕事にチャレンジするのは大切ですが、難しすぎる仕事は避けたほうがいいです。
成長できるメリットがあるとしても、それ以上にHSPにとって「メンタルの負担」が大きいからです。
僕が中途入社した会社でのこと。
入社後たった数カ月で「会社リニューアルサイトの制作」のプロジェクト担当を任されました。
システムの知識がないといけないんですが、当時の僕はシステムは95%素人。
外注先のエンジニアの話についてけない。
勉強が追いつかない。
心が折れそうになってました・・(^^;)
「この人できないな」と判断されてプロジェクトから外されるのも、けっこう精神的ショック。繊細な人だと、ずっと引きずっちゃいます。
もちろん難しい仕事がキャリアにもなるし、いい経験。でもあまりに難しいと、繊細な人はつぶれます。
あくまで「自分の能力に見合った仕事」をしましょう。
⑥ 強みを活かせる仕事をする
「メンタルが弱い」「すぐ不安になる」みたいに、HSPはマイナス面が多いと思われがちですが、強みもあります。
たとえば・・
- 人の悩みを熱心に、共感して聴ける
- ちいさな物事に、人一倍の喜びを感じる
- 読みやすく、わかりやすい文章を書ける
上記のとおり。
たとえば、WEBライターなら得意を活かせてストレスも少なく、ゆるく働けるかもしれないですよね。
「自分の強みがまだよくわからないんだよなぁ・・」という方もいると思います。
そんなときは、無料で使えるポジウィルキャリアが役立ちます。プロのカウンセラーに相談して、納得いく働き方を探してみましょう。
⑦ 体育会・肉労を避ける
ゴリゴリ成果を求められたり、飲み会で騒いだり。
こういう体育会の職場、HSPはまじでムリです。
体育会の人たちって、メンタルや競争意識が強いです。
繊細さんは、営業とかで彼らにぜったい勝てないし、ついてけません。
あと、肉労もやめたほうがいいです。
僕はむかし農家でしたが、朝から晩までスコップで土を掘ったり、重い苗箱をひたすら運ぶのがしんどすぎて1年で辞めました。
オラオラ系の職場も、体を酷使する仕事も、関わらないようにしましょう。
⑧ 生活レベルを下げる
この2人、どっちがラクに生きられそうでしょうか?
- 生活費が月15万円のAさん
- 生活費が月5万円のBさん
いくら稼いでるかにもよりますが、たぶんBさんですよね。
心に余裕をもってゆるく働くなら、生活費の安さは超大事ということ。
自分のいまの暮らしを見直して、もっと費用を減らせる部分がないか考えてみましょう。
以下のとおり
- 家賃
- 食費
- 電気ガス水道
- 自宅のWi-fi
- スマホ
とくに家賃。生活費のなかでいちばん高い「家賃」をいかに抑えるか。
僕は都会で月37,000のアパートに住んでますが、家賃をおさえたおかげで、暮らしがだいぶラクです。
あと、スマホもできれば格安SIMに変えましょう。
僕は「日本通信」という格安SIMを使ってます。
月1,000円もいきません。
ちなみに生活レベルを下げると、ゆるく働ける以外にも、いろんなメリットがあります。くわしくは以下の記事を読んでみてください。
⑨ 副業する (バイトNG)
あなたは副業してますか?もしまだなら、すぐ始めましょう。
組織になじみにくいHSPにとって、自力で稼ぐ能力は必須です。
ちなみに副業といっても、アルバイトはNG。
会社に雇われて給料をもらってるのは、「自力で稼いでる」とは言えないので。
給料に頼らない、「自分のビジネスとしての副業」をやるべきです。
おすすめの副業は以下のとおり
- ブログ
- 電子書籍の出版
- WEBライティング
- WEBデザイン
上記4つは初心者でも始めやすいです。
HSPの文章力、アート系の表現力も活かしやすいですよ!
ゆるく働きたいHSPさんにおすすめの働き方
① 派遣 or バイト×副業
派遣やバイトなら、正社員より労働時間も短いし、プレッシャーによるストレスも少ないです。
ただデメリットもあります。
派遣・バイトのデメリット
- 社会的なキャリアとは見なされない
- 世間体が微妙なので、肩身がせまい
- 会社業績によっては、切られやすい
- 下に見られて不快になることがある
僕は20代のころずっと派遣でしたが、
派遣先の職場によっては、「派遣だから」と見下して接してくる人もいました。
そういう人はたいてい人間性に問題があるので、あまり気にする必要はないかもですが、傷つきやすいHSPには辛いです。
上記のようなデメリットをよく把握して、それでも自分に合ってそうなら、派遣やバイトもいいかもしれません。
正社員より時間の余裕があるので、空いた時間で副業しましょう。
② 契約社員×副業
会社で1~2年と働く「契約社員」をしつつ、ネットで副業。
契約社員なら、派遣やバイトよりキャリア的には上と見なされます。かつ、正社員ほど仕事で多くを求められずに済みます。
会社によっては、契約が終わって正社員雇用される可能性もあります。
ただ会社側の判断で打ち切られることも。
もし将来的に正社員になるつもりがないなら、契約が終わるまでに、副業であるていど稼げるようにしておきたいですね。
③ 非営利組織の正職員×副業
NPO、NGOなど。
利益じゃなく、「世のため人のため」に活動してる組織。
そこでなら、HSPが正職員で働くのはアリじゃないでしょうか。
人の役に立つのが好きなので、会社で働くより、やりがいがある分ストレスも少ないです。
非営利組織のデメリットは以下のとおり。
- 給料が安い
- 求人が少ない
稼ぎが少ないぶん、副業でカバーしたいところ!
④ フルリモートの正社員
これならイヤな人間関係もなく、ひとりで働けて気楽です。
フルリモの仕事は、たとえば以下のとおり。
- WEBデザイン
- プログラミング
- ライティング
- カスタマーサポート
- 労務・経理などバックオフィス系
あなたにスキルがあるなら、やってみるのもアリ。
ただフルリモはたいていIT系。
成長業界なぶん、「成果を求められる」というプレッシャーもあります。
「人間関係のストレスなく、でも成果はきっちり出す!」という方向けですね。
⑤ 田舎で正社員×副業
田舎はゆるいです。
むかし2年半、北海道の農村で働いてましたが、「競争」「スピード」とは無縁の世界。
のんびりな人が多く、勤務中にサボって談笑とかも当たり前でした。
田舎で働くデメリットは以下のとおり
- 給料が安い&上がらない
- 車が経済的に負担になる
- 成長できる機会が少ない etc
当時いた職場はアナログ。
事務所ではFAXとか、紙の伝票をふつうに使ってました。
進歩に感心がありません。非効率な業務をなおそうと提案しても、迷惑そうにスルーされます。
ゆるく働けるけど、仕事を通じたスキルアップ・成長は望めない。
そう考えておくのがいいかなと。
田舎の会社について、くわしくは以下の記事にて。
⑥ 独立 (自営・フリーランス)
HSPは自分の好きなことを、自分の裁量でやりたいタイプ。
「人より好みが強い」という尖った性格も、やっぱり個人行動で発揮できるもの。
組織人より、個人プレーで働くほうが向いてます。
僕も独立したいので、このブログの運営・電子書籍の出版とかをしてます。
時間はかかるし苦労しますが、HSPは独立をめざすのがベストだと思います。
HSPがゆるく働くうえで大切なこと
① 自分の価値基準をもつ
世の中では、いまも「こうじゃないとダメ」みたいな価値観があります。たとえば下記ですね。
- 「学校出たら正社員になるべき」
- 「30過ぎてバイトは恥ずかしい」
- 「年収250万円とか、低すぎ」
こういう社会通念に引っぱられて、ほんとは望んでない働き方をしてる人もいます。
でもいちばん大事なのは、「自分がどうしたいか」。
どう生きていきたいか。
どういう働き方なら幸せか。
それは社会が教えてくれるものじゃなく、あなた自身で見つけていくもの。
僕はむかし30過ぎで手取り15万円でした。
はた目にはかなり低収入でも、自分は問題ないと思ってました。
副業に専念する時間がほしかったので、給料が安くても残業ゼロの会社にいたのは、自分にはベストの選択でした。
「ゆるく働きたい」という考えが他人にどう思われるか、不安なのはわかります。
でもそれを気にして行動しないでいると、幸せはたぶんつかめないまま。
社会がどうかじゃなく、あなたがどうしたいか。
「自分の価値基準」を大事にして進んでいきたいですね。
② キャリア相談してもらう
どんな働き方・生き方がしたいか、ひとりで悩んでもなかなか出てこなかったりします。
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まとめ:ゆるく、快適に働こう!
今回は、HSPの「ゆるく働きたい」を実現する方法を解説しました。
自分に合った生き方を見つけて、快適に働いていきましょうね!
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