HSPの「ゆるく働きたい」を実現するシンプルな10の方法

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僕はHSP。会社で働くのがしんどい。
もっとゆるく、自分のペースで働きたいな。

こういったお悩みを解決します。

筆者の僕もHSPで正社員。ストレスでうつになり、休職した経験があります。

その実体験をもとに、HSPの「ゆるく働きたい」を実現する方法をまとめました。

この記事を読めば、自分に合った快適な仕事の選び方がわかりますよ。

では、さっそく行ってみましょう!

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目次

HSPがゆるく働きたいと思う理由

① まわりとの競争が辛い

正社員だと、職場の人と競わないといけません。

同僚や後輩に実力で抜かれると、自分の仕事をとられてしまうし、成績順で上司に格付けされる。

そのプレッシャーって辛いですよね。

僕が会社で広告の仕事をしてたとき。

あとで中途で入ってきた社員がデザインがうまく、それまでやってたIllustratorの業務を奪われそうになって、冷や汗ものでした。

でも会社は、社員同士に競争させようとします。そうやってがんばらせるほうが、結果的に会社の利益が上がるので。

競争嫌いな繊細さんの気持ちに、会社は配慮なんてしてくれません。

自分は正社員に向いていないと悩んでる方は、以下の記事を読んでみてください。

② 上下関係に違和感がある

上司、自分、後輩。
こういうタテの関係って、どうもしっくりこなくないですか?

HSPはマイペース。
自分で考えて、自分の裁量で働くのが合ってます。

なのに、

  • 自分より上の立場がいる。その人に伺いをたて、命令に従う。
  • 後輩に指示を出し、教育する。教育が甘いと自分が怒られる。

↑こうやって上と下を気にするのって、めんどくさいんですよね。

なにかするにも上司の許しが必要なのも、支配されてる感じがして嫌です。

上下関係に縛られず、自由に働きたいですよね。

③ 大量の仕事に追われる不安

大量の仕事に追われて息つくヒマもない。そういうとき、繊細な人はドッと疲れます。

仕事を人に頼んだり、頼まれた仕事を断ったりするのが苦手。そのせいで、一人であれこれ業務を抱えて終わらない。

僕も以前、会社の仕事が多すぎて終わらないとき、休日に家で仕事してたことがあります。もちろんタダ働き・・。

つねに仕事に追われてると、不安と憂鬱が頭から離れません。

落ち込みながら、「もっとゆるく働ければいいのにな・・」と感じるんですよね。

「仕事が多すぎて終わらない。辛い」
そんな悩みに応える記事もあるので、よかったらご参考までに↓

④ 生き方を真剣に考えてる

自分の人生について、あまり深く考えてない人って多いものです。

  • 自分はほんとはどんな働き方がしたいか
  • どんな場所に住み、どう暮らしたいのか
  • そのために収入はいくら稼げばいいのか

上記のことには、ほとんど無頓着。

「会社から給料もらってりゃいい」「安定してればいい」というかんじで、週5日、なかば惰性で会社と家を往復しています。

HSPは人よりあれこれ考え、悩みます。

だからこそ、「自分は会社員に向かない。じゃあどうすればもっと幸せに働けるんだろう?」と考えるんですよね。

ゆるく働きたいなんて甘えるな!と怒ってくる人も、世の中にはいるでしょう。でも甘えじゃありません。

自分に合う働き方、望む生き方。

それを誰よりも模索してるからこそ、「ゆるく働く」という選択肢を真剣に考えてるんですよね。

HSPの「ゆるく働く」を実現する10の方法

① 通勤時間を短くする

たとえば片道1時間とかで通勤って、かなりきついですよね。

生活の満足度が下がるし、ましてや満員電車なら、会社に着くころにヘトヘト。

長くても、片道15分くらいには抑えたほうがいいです。

僕は車で5分くらいの職場にいました。通勤はかなり快適でした。

ちなみに通勤時間が短いメリットは、ストレスが減るだけじゃありません。自由時間も増えます。

なので僕は出勤日、家を出るギリギリまで、このブログをひたすら書いて副業してました。(笑)

通勤時間が長い人は、短くすれば仕事のストレスを大幅に減らせるはず。まずここを見直しましょう。

② 忙しすぎない環境で働く

息つくヒマもないほど忙しい職場は、HSPにはきついです。

  • 仕事がドカドカ入ってくる
  • 緊急業務が飛びこんでくる
  • 業務量が多くマルチタスク

僕がうつで休職した会社は都会の中小企業だったんですが、かなりスピード感があり、つねに忙しかったです。

一人ひとりの業務量がハンパじゃなく、有休すらとれません。

逆に、田舎の会社で働いてたときは、のんびりな人が多くて働きやすかったですね。

がんがんやるぞ的な環境は疲れるので、避けたほうがいいかと。

③ 人から物理的に離れられる仕事につく

ちょっと想像してみてほしいんですが、10畳くらいの小さいオフィスで、4~5人と毎日、四六時中一緒にパソコンで働いてるのってどうですか?

つねにそばに同じ人がいて、ちょっと息苦しいですよね。HSPは人疲れしやすいし、一人になりたいときもあります。

だからこそ「人と物理的に離れられる職場」って大事。

僕はむかしキャンプ場で働いてましたが、かなり快適でした。

場内の森に作業しに行ったり、薪を運びに行ったり、軽トラで移動したり。

その場にいる人から、そのつど離れられるので、気持ち的にラクでした。

人と物理的に離れられる仕事がないか、探してみましょう。

④ 利益を追求しない職場で働く

民間企業はたいてい「利益第一」。そのために成果を出せと迫られたり、まわりと競争させられてシンドイです。

利益以外を目的にしてる職場」で働くのはどうでしょうか。たとえば下記のとおり。

  • NPO
  • NGO
  • 財団法人

こういう団体は、「人の役にたつ」「困ってる人を助ける」といった社会貢献性が強いです。

お金をガンガン稼ぐより、誰かを喜ばせる系の人たちといるほうが、HSPの性格に合ってます。

⑤ 実力を越えすぎた仕事を避ける

実力以上の仕事にチャレンジするのは大切ですが、難しすぎる仕事は避けたほうがいいです。

成長できるメリットがあるとしても、それ以上にHSPにとって「メンタルの負担」が大きいからです。

僕が中途入社した会社でのこと。
入社後たった数カ月で「会社リニューアルサイトの制作」のプロジェクト担当を任されました。

システムの知識がないといけないんですが、当時の僕はシステムは95%素人。

外注先のエンジニアの話についてけない。
勉強が追いつかない。

心が折れそうになってました・・(^^;)

「この人できないな」と判断されてプロジェクトから外されるのも、けっこう精神的ショック。繊細な人だと、ずっと引きずっちゃいます。

もちろん難しい仕事がキャリアにもなるし、いい経験。でもあまりに難しいと、繊細な人はつぶれます。

あくまで「自分の能力に見合った仕事」をしましょう。

⑥ 強みを活かせる仕事をする

「メンタルが弱い」「すぐ不安になる」みたいに、HSPはマイナス面が多いと思われがちですが、強みもあります。

たとえば・・

  • 人の悩みを熱心に、共感して聴ける
  • ちいさな物事に、人一倍の喜びを感じる
  • 読みやすく、わかりやすい文章を書ける

上記のとおり。

たとえば、WEBライターなら得意を活かせてストレスも少なく、ゆるく働けるかもしれないですよね。

「自分の強みがまだよくわからないんだよなぁ・・」という方もいると思います。

そんなときは、無料で使えるポジウィルキャリアが役立ちます。プロのカウンセラーに相談して、納得いく働き方を探してみましょう。

⑦ 体育会・肉労を避ける

ゴリゴリ成果を求められたり、飲み会で騒いだり。

こういう体育会の職場、HSPはまじでムリです。

体育会の人たちって、メンタルや競争意識が強いです。

繊細さんは、営業とかで彼らにぜったい勝てないし、ついてけません。

あと、肉労もやめたほうがいいです。

僕はむかし農家でしたが、朝から晩までスコップで土を掘ったり、重い苗箱をひたすら運ぶのがしんどすぎて1年で辞めました。

オラオラ系の職場も、体を酷使する仕事も、関わらないようにしましょう。

⑧ 生活レベルを下げる

この2人、どっちがラクに生きられそうでしょうか?

  • 生活費が月15万円のAさん
  • 生活費が月5万円のBさん

いくら稼いでるかにもよりますが、たぶんBさんですよね。

心に余裕をもってゆるく働くなら、生活費の安さは超大事ということ。

自分のいまの暮らしを見直して、もっと費用を減らせる部分がないか考えてみましょう。

以下のとおり

  • 家賃
  • 食費
  • 電気ガス水道
  • 自宅のWi-fi
  • スマホ

とくに家賃。生活費のなかでいちばん高い「家賃」をいかに抑えるか。

僕は都会で月37,000のアパートに住んでますが、家賃をおさえたおかげで、暮らしがだいぶラクです。

あと、スマホもできれば格安SIMに変えましょう。

僕は「日本通信」という格安SIMを使ってます。

月1,000円もいきません。

ちなみに生活レベルを下げると、ゆるく働ける以外にも、いろんなメリットがあります。くわしくは以下の記事を読んでみてください。

⑨ 副業する (バイトNG)

あなたは副業してますか?もしまだなら、すぐ始めましょう。

組織になじみにくいHSPにとって、自力で稼ぐ能力は必須です。

ちなみに副業といっても、アルバイトはNG。

会社に雇われて給料をもらってるのは、「自力で稼いでる」とは言えないので。

給料に頼らない、「自分のビジネスとしての副業」をやるべきです。

おすすめの副業は以下のとおり

  • ブログ
  • 電子書籍の出版
  • WEBライティング
  • WEBデザイン

上記4つは初心者でも始めやすいです。

HSPの文章力、アート系の表現力も活かしやすいですよ!

ゆるく働きたいHSPさんにおすすめの働き方

① 派遣 or バイト×副業

派遣やバイトなら、正社員より労働時間も短いし、プレッシャーによるストレスも少ないです。

ただデメリットもあります。

派遣・バイトのデメリット

  • 社会的なキャリアとは見なされない
  • 世間体が微妙なので、肩身がせまい
  • 会社業績によっては、切られやすい
  • 下に見られて不快になることがある

僕は20代のころずっと派遣でしたが、
派遣先の職場によっては、「派遣だから」と見下して接してくる人もいました。

そういう人はたいてい人間性に問題があるので、あまり気にする必要はないかもですが、傷つきやすいHSPには辛いです。

上記のようなデメリットをよく把握して、それでも自分に合ってそうなら、派遣やバイトもいいかもしれません。

正社員より時間の余裕があるので、空いた時間で副業しましょう。

② 契約社員×副業

会社で1~2年と働く「契約社員」をしつつ、ネットで副業。

契約社員なら、派遣やバイトよりキャリア的には上と見なされます。かつ、正社員ほど仕事で多くを求められずに済みます。

会社によっては、契約が終わって正社員雇用される可能性もあります。

ただ会社側の判断で打ち切られることも。

もし将来的に正社員になるつもりがないなら、契約が終わるまでに、副業であるていど稼げるようにしておきたいですね。

③ 非営利組織の正職員×副業

NPO、NGOなど。
利益じゃなく、「世のため人のため」に活動してる組織。

そこでなら、HSPが正職員で働くのはアリじゃないでしょうか。

人の役に立つのが好きなので、会社で働くより、やりがいがある分ストレスも少ないです。

非営利組織のデメリットは以下のとおり。

  • 給料が安い
  • 求人が少ない

稼ぎが少ないぶん、副業でカバーしたいところ!

④ フルリモートの正社員

これならイヤな人間関係もなく、ひとりで働けて気楽です。

フルリモの仕事は、たとえば以下のとおり。

  • WEBデザイン
  • プログラミング
  • ライティング
  • カスタマーサポート
  • 労務・経理などバックオフィス系

あなたにスキルがあるなら、やってみるのもアリ。

ただフルリモはたいていIT系。

成長業界なぶん、「成果を求められる」というプレッシャーもあります。

「人間関係のストレスなく、でも成果はきっちり出す!」という方向けですね。

⑤ 田舎で正社員×副業

田舎はゆるいです。
むかし2年半、北海道の農村で働いてましたが、「競争」「スピード」とは無縁の世界。

のんびりな人が多く、勤務中にサボって談笑とかも当たり前でした。

田舎で働くデメリットは以下のとおり

  • 給料が安い&上がらない
  • 車が経済的に負担になる
  • 成長できる機会が少ない etc

当時いた職場はアナログ。
事務所ではFAXとか、紙の伝票をふつうに使ってました。

進歩に感心がありません。非効率な業務をなおそうと提案しても、迷惑そうにスルーされます。

ゆるく働けるけど、仕事を通じたスキルアップ・成長は望めない。

そう考えておくのがいいかなと。

田舎の会社について、くわしくは以下の記事にて。

⑥ 独立 (自営・フリーランス)

HSPは自分の好きなことを、自分の裁量でやりたいタイプ。

「人より好みが強い」という尖った性格も、やっぱり個人行動で発揮できるもの。

組織人より、個人プレーで働くほうが向いてます。

僕も独立したいので、このブログの運営・電子書籍の出版とかをしてます。

時間はかかるし苦労しますが、HSPは独立をめざすのがベストだと思います。

HSPがゆるく働くうえで大切なこと

① 自分の価値基準をもつ

世の中では、いまも「こうじゃないとダメ」みたいな価値観があります。たとえば下記ですね。

  • 「学校出たら正社員になるべき」
  • 「30過ぎてバイトは恥ずかしい」
  • 「年収250万円とか、低すぎ」

こういう社会通念に引っぱられて、ほんとは望んでない働き方をしてる人もいます。

でもいちばん大事なのは、「自分がどうしたいか」。

どう生きていきたいか。
どういう働き方なら幸せか。

それは社会が教えてくれるものじゃなく、あなた自身で見つけていくもの。

僕はむかし30過ぎで手取り15万円でした。

はた目にはかなり低収入でも、自分は問題ないと思ってました。

副業に専念する時間がほしかったので、給料が安くても残業ゼロの会社にいたのは、自分にはベストの選択でした。

「ゆるく働きたい」という考えが他人にどう思われるか、不安なのはわかります。

でもそれを気にして行動しないでいると、幸せはたぶんつかめないまま。

社会がどうかじゃなく、あなたがどうしたいか。

「自分の価値基準」を大事にして進んでいきたいですね。

② キャリア相談してもらう

(画像引用:https://posiwill.jp/career/)

どんな働き方・生き方がしたいか、ひとりで悩んでもなかなか出てこなかったりします。

そんなときは、プロのカウンセラーに相談してみるのもアリ。

ポジウィルキャリアなら、あなたが目指す人生を軸に、自己分析、キャリア設計や転職のサポートをしてくれます。

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まとめ:ゆるく、快適に働こう!

今回は、HSPの「ゆるく働きたい」を実現する方法を解説しました。

自分に合った生き方を見つけて、快適に働いていきましょうね!

追記:HSPさんのお役立ち情報

「自分に向いてる仕事や働き方を見つけたい」という方には、以下の2つが役立ちます。

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