こんにちは、Kitaです。
- 職場の偉そうな人にイライラしている人
- 偉そうな人への対処法を知りたい人
どんな職場にも「やたらと偉そうに接してくる人」がいます。
彼らは実際に偉いわけではありません。
自分の立場をかえりみず、上から目線で人に接するので、周囲からは嫌われています。
そもそも本人は、なぜそういう無礼な振るまいをするのでしょうか?
今回は僕の実体験をもとに、「職場の偉そうな人の特徴や対処法」について解説します。
では、さっそく行ってみましょう!
職場の偉そうな人の特徴6つ
① 自分の立場をわかっていない
職場の偉そうな人は、分不相応に他人を叱ったり、他人が仕事でしたミスを指摘します。
もちろん言っていること自体は正しいのですが、「自分がそれを言える立場なのか」については何も考えていません。
もちろんその人が偉い上司だとか、周囲に認められている優秀な社員だとかならまだわかります。
ですがとくに人より上の立場でもなく、仕事ができるわけでもないのに、誰かがミスをすると遠慮なくズバリと指摘します。
言われる側としては「この人、何様なんだろう?」と疑問を感じてしまいます。
②「自分は仕事ができる」と勘違いしている
職場で偉そうに振るまう人ほど、「自分はふだん仕事をバリバリこなしている」と思い込んでいます。
他人から見ればあまり仕事ができているようには見えなくても、本人はそうした客観的な視点で自分を見ることができません。
何事も主観だけで考えたり、自分に都合のいいように判断する傾向があるため、「俺は仕事ができている」と根拠なく自分を過大評価しています。
③ 職場であまり認められていない
偉そうな態度をとる人にかぎって、周囲からの評価が低いことが多いです。ですが本人はそのことに気づいていません。
僕がむかし勤めていた職場に、妙に偉そうに振るまう従業員がいました。
彼はほかの従業員の人たちに、やたらと上から目線で接していましたが、当の本人はなぜか仕事中ダラダラとしており、先輩から指示された仕事をろくにこなせていません。
裏では周囲から「あいつダメだな」「あの人って変な人だよね」などと言われていますが、そのことを誰も本人に指摘しないので、本人はずっと気づかないままです。
④ 周りを見下している
職場の偉そうな人は、自分が周囲より人間として優れていると思っています。もちろんただの勘違いなのですが、本人は本気でそう信じています。
その深層心理は、内心では自分に自信がないから、周りを無理やり自分より下にすることで自尊心を保っていたいのかもしれません。
ですが本人は、絶対にそのことを認めません。
「俺こそ一番だ」と言わんばかりの傲慢な態度で、他人にあれこれ指図したり、無遠慮な物の言い方をして相手を不快にしています。
⑤ 自己中心的
職場の偉そうな人は、「世の中は自分を中心に回っている」と思っています。
身のまわりの物事はすべて自分の思い通りにできると信じており、他人と会話しているときも基本的に自分個人の話しかしません。
つねに「自分がどう思うか」という視点でしか物事を考えないので、他人にたいしてもどこか決めつけたような物の言い方をし、相手を不快にしています。
もちろん世の中は、ある特定の人を中心に回っているわけではありません。
ですが本人は「自分こそ世界の中心だ」という妄想を抱いているので、職場の人たちとうまくコミュニケーションがとれないままです。
⑥ たんに頭が悪い
事実として、職場で偉そうに振るまう人は、知能面で人よりも劣っています。
ふつう社会人として働くようになれば、「他人に配慮する」ということができるようになるもの。
職場の人たちを思いやった行動をし、同僚や部下を不愉快にすることは言わないよう気をつけるものです。
ですが周りから「この人ずいぶん偉そうだな・・」と思われるのは、自分が職場で周囲からどう見られているのか認識せず、思いやりのある行動ができていないことの表れ。
たんに人よりも考えが足りない、頭の悪い人なのです。
職場の偉そうな人にやってはいけないこと2つ
① 本人に指摘する
偉そうな態度で接してこられると、誰だって気分が悪いもの。
いかに自分の立場をわきまえていないか、本人に面と向かって言ってやりたくこともあるでしょう。
ただ、本人に言うのは絶対NGです。
というのも、本人はそもそも「自分が偉そうな人間」だという事実を認識していないので、いざ他人に指摘されてもわからないからです。
むしろ本人に指摘してしまうと、本人はわからないどころか反発します。指摘してきた相手に敵意をもち、今後ことあるごとに攻撃してくるので面倒にしかなりません。
理解力のない人間に、どんな正論を言ってもムダです。
偉そうな態度にイラっとすることがあっても、本人には面と向かって言わないようにしましょう。
② 感情的になって怒る
職場でいつも偉そうなことを言ってくる人にたいし、イライラしている人も多いでしょう。
ですが絶対に、本人に怒りを表したりはしないでください。
もし怒ってしまうと、本人と同じ土俵のうえで戦うことになってしまいます。そうなると相手と同レベルになり、あなたの品性に関わります。
そもそも偉そうな人は、すでに職場でほかの人たちからも嫌われています。
そんな相手にいちいち感情的になっても、何の得もありません。むしろあなたにとっての状況が悪化するだけです。
もちろん本人にたいして腹が立つこともあるかもしれませんが、どんなときも感情だけは表に出さないよう、自分を制するようにしましょう。
職場の偉そうな人への対処法4つ
①「はい」と言って流す
仕事中、偉そうな人に何か不愉快なことを言われても、「はい」「そうですね」「了解です」とだけ言うようにしましょう。
このとき、もし不服そうにしている様子を本人に知られると、本人はあなたのことをつけ狙ってくる恐れがあります。
レベルの低い相手につけ狙われてしまうと、あなたの貴重な時間が奪われたり、無意味なことに労力を費やすことになりかねません。
どんなに上から目線な言動にたいしても、無難に生返事し、すべて流すことが大切です。
② 仕事ができるようになる
職場の偉そうな人は、自分が「この人、あまり仕事できてないな」と見なした相手にだけ、やたらと偉そうな態度をとる習性があります。
裏を返せば、仕事ができる人には偉そうに接してこないということ。
もしあなたが仕事をバリバリこなし、ほかの従業員・上司に高く評価されるようになれば、それまで偉そうだった本人も、あなたにはもう何も言ってこなくなります。
偉そうな人にイライラする気持ちを抑え、日ごろ目の前の仕事をキッチリとこなしましょう。
③ つねに謙虚に振る舞う
「偉そうな人には偉そうな態度で返せばいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、これはNGです。
偉そうな態度をとるのは、その相手と同レベルになるようなもの。そんなことをしても自分の格が下がるだけで、何もプラスのものは生まれません。
相手がどんなに傲慢な人であれ、こちらからはつねに謙虚な態度で接するようにしましょう。ほかの人にたいして接するのと同じように接していれば問題ありません。
④ そういう人だと割り切る
職場で偉そうに振るまう人が気に入らないからと、本人の態度を改めさせようとする人もいるかもしれません。ですがこれはムダです。
大前提として、人は絶対に変わりません。
人の性格や態度は、本人のそれまでの長い人生のなかで身についたもの。赤の他人がいくら働きかけたところで本人は変わらないです。
もはや「そういう人なんだ」と割り切りましょう。
できれば偉そうな人とはつき合いたくはないですが、職場にいる以上、そうも言っていられません。
本人の性格は変わらないものと諦め、なるべく距離を置き、必要最低限に関わるようにしましょう。
まとめ:職場の偉そうな人には適切な対応を
今回は、「職場の偉そうな人の特徴と対処法」について解説しました。
いつも偉そうに接してくる人は、たんに自分の立場をわきまえていない、頭の悪い人でしかありません。
そういう人を相手にするのは時間のムダです。何か言われても適当に生返事をし、なるべく関わらないようにしましょう。