- マルチタスクの仕事が苦手で悩んでいる人
- 自分に合っている仕事を、見つけたい人
世の中には「マルチタスクの仕事」があります。一度にいろんな業務をこなさないといけない仕事ですね。
こうした仕事が苦手な人にとってはかなり辛いです。
かくいう僕も昔からマルチタスクができず、よく仕事でミスしては上司に怒られていました。
今回はそんな実体験をもとに、「マルチタスクが苦手な僕が仕事選びで大切にしていること」というテーマで解説します。
おなじ境遇で悩んでいる方は、悩みが晴れるようぜひ参考にしてみてください!
※
転職するなら、リクルートエージェントなどの転職エージェントを使うのがおすすめです。
プロのアドバイザーがあなたの転職を無料でサポートしてくれるので、一人でやるよりずっと楽に転職活動ができます。
くわしくは以下の記事を読んでみてください。
マルチタスクが苦手な僕が、仕事選びで大切にしていること
① 絶対にミスが許されない仕事は避ける
僕がかつて転職活動していたとき、いちど人事職に応募したことがありました。
内定はもらえたのですが、仕事内容は「給与計算・入退社手続き」などの労務がメイン。
よく考え直し、これはやらないほうがいいと思って辞退しました。
というのも、給与計算はミスが許されないからです。
給料は、従業員の生活をささえる大事なもの。
そんな給料の計算は1円でもまちがうと致命的。クレームが出ますし、下手をすると信用問題になります。
データ入力・電卓計算をすることもあるかもしれず、そういう細かい作業は、マルチタスクが苦手な人に向きません。
「まちがえずにやるのが当たり前」という仕事は、避けたほうが無難です。
② まわりと足並み揃えてやる仕事は避ける
マルチタスクが苦手な人は、周りが見えないことが多いです。まわりのペースに合わせ、足並み揃えてやる仕事には向きません。
たとえば上の写真。
みんなで協力してモノを運んだりする作業では、なぜか自分だけペースがワンテンポ遅いことがあります。
もちろん周囲はとくに何も言ってこないのですが、
- 「この人、ちょっと遅い・・」
- 「この人だけ動きが違う・・」
と思われているかもしれません。
周囲に気を配れず、自分がやっている仕事だけに意識が向きがち。それが周囲の動きとのズレを生みます。
周囲と同じようにやる仕事には向かないので、避けたほうがいいでしょう。
③ 目まぐるしい状況変化に対応する仕事は避ける
つねにいろんな業務が飛び込んでき、臨機応変に対応しないといけない仕事は、マルチタスクが苦手な人には辛いです。
典型的なのは、飲食店のホールスタッフ。
- 料理の注文をとる
- ドリンクをつくる
- テーブルを片付ける
- お客さんの会計をする
- つぎのお客さんを案内
など、とにかくいろんな対応に追われます。
僕は大学時代、居酒屋で接客のバイトをしていました。忙しいときはミスばかり。
- 注文ミスをする
- 料理出しの順番を間違える
- お客さんを間違った席に通す
- 日本酒を注文されたのにワイングラスをもっていく←ww
ほかにも、いちど会計を間違ってお客さんから余計にお金を払わせてしまい、店長に怒鳴られたことも・・。
間違えないようどれだけ気を張っても、忙しいときは気が回らず、ポロッとミスが起きてしまいます。
つねに状況が変わり、柔軟な対応が求められる仕事は、マルチタスクが苦手な人にはきついです。
④ 単純作業の仕事は避ける
とくにスキルも必要なく、誰でもできるような作業の仕事。
こうした仕事は、マルチタスクが苦手な人には不向きの可能性があります。
というのも、
マルチタスクが苦手
= 注意散漫になりやすい
ということが多く、そういう人が単純作業するとうまくいきません。
僕がむかし農業の生産現場で働いていたとき、おかしな凡ミスを連発していました。
キャベツの苗まわりに生えた雑草を抜く作業だったのですが、みんなが普通に抜いていくなか、自分だけところどころ抜き忘れがあり、現場のリーダーに指摘されました。
(↑当時働いていたキャベツ畑)
単純作業は、おなじ動作をくり返す退屈な仕事。
作業に飽きてくると、つい目の前の仕事と関係ないことを考えてしまい、集中できずミスが起きるのだと思います。
以降、こうした仕事はなるべく避けるようにしてます。
⑤ 機械を扱う仕事は避ける
マルチタスクが苦手な人は、およそ「機械」と名のつくものには触れないことをオススメします。
というのも、一歩まちがうと大惨事が起きるからです。
僕が農業法人で働いていたときのこと。2tトラックを運転していたのですが、
- 不注意で、ほかの車両にぶつかる
- 車幅の感覚がつかめずカーブで脱輪
上記のことがよくありました。
また、急いで運転していたときに、左右を確認せず道路に出ようとして、走ってきたべつのトラックから
「ピーーーーーーーーーーーッ!!!」
とクラクションを鳴らされる。
事故寸前でした・・。
機械をあつかう仕事は、つねに危険ととなり合わせ。不注意な人がやると、とんでもない事故になる恐れがあります。
- ブルドーザー
- ショベルカー
- フォークリフト
↑こういった大型機械はもちろん、工場の大型機械設備などを扱う仕事も、なるべく避けたほうがいいかと。
⑥ ある程度自分のペースでできる仕事をする
世の中には、自分のペースでできる仕事があります。
マルチタスクが苦手でも、そうした仕事なら大きなミスなく快適に働ける可能性があります。
たとえば・・
- 営業職
- ライター
- デザイナー
- プログラマー
- 職人系の仕事
など。
また、マイペースにできる仕事として「副業」もあり。自分の好きな仕事を、好きなときにできることが多いので。
僕もこのブログで副業していますが、気が向いたときに自由に記事を書けるのは、性に合っていると実感してます。
自分のペースでできそうな仕事を、選んでみましょう!
⑦ ドハマリできる仕事をする
マルチタスクが得意じゃない人は、ある1つのことに驚くほど没頭することがあります。
その集中力、はた目には異常に見えることも。
僕はいま工場で働いていますが、在庫管理システムをつくるために、いっときプログラミングを独学していました。
当時は完全にドハマリし、休日も夢中でプログラムを書いてました。
どんな仕事にハマるかは、人それぞれ
■料理が好きなら
→ 料理人として働けばドハマリできるかも
■文章を書くのが好きなら
→ 記者職・広報職で働けばドハマリできるかも
■魚の生態を調べるのが好きなら
→ 水産業・水族館で働けばドハマリできるかも
など。
あなたが夢中になれることは何か、探してみましょう。その分野を仕事にすれば、力を存分に発揮できるかもしれません。
⑧ 業務内容が多様な仕事をする
マルチタスクが苦手な人は注意散漫なことが多いですが、それは裏を返せば「いろんなことに興味をもちやすい」ということ。
ひとつの職場でいろんな業務ができたり、毎回ちがう現場で働けたりすると楽しめる可能性があります。
僕がむかしキャンプ場で働いていたとき、いろんな業務をしていましたが、かなり楽しめました。
- 子どもたちの水鉄砲大会イベント
- キャンプファイヤーの場内整理
- イベント会場の設営
- 売店で接客対応
など。
そのつどちがう現場で、ちがう内容の仕事ができる。興味の幅が広い自分にとって、うってつけでした。
もしあなたがこれから仕事探しするなら、「その仕事で多様な業務ができそうか」を意識してみましょう。
まとめ:マルチタスクが苦手なら、得意な仕事を見つけよう
今回は、「マルチタスクが苦手な僕が、仕事選びで大切にしていること」というテーマで解説しました。
大事なのは、自分の不得意な仕事はなるべくやらず、得意な仕事に集中すること。
今回ご紹介したことを参考に、あなたの仕事を充実したものにして頂ければ嬉しいです!
※
転職するなら、リクルートエージェントなどの転職エージェントを使うのがおすすめです。
プロのアドバイザーがあなたの転職を無料でサポートしてくれるので、一人でやるよりずっと楽に転職活動ができます。
くわしくは以下の記事を読んでみてください。
転職エージェント(利用は完全無料)
- リクルートエージェント (紹介求人数日本一。年齢問わず誰でも使える大手エージェント)
- マイナビエージェント (20~30代の若手向け)
- 就職Shop (20代無職、既卒、フリーター向け)
- ジェイック
(20~30代無職、正社員未経験の方向け)