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- 肉体労働が辛くて悩んでいる人
- 肉労が合わないと感じている人
体を酷使してあくせく働くことに、嫌気がさしている人は多いでしょう。
かくいう僕も、むかし農業の生産現場で肉労してました。
炎天下のなかスコップで土を掘り、汗だくで重い鉄材を運ぶ日々。
当時はいつもヘトヘト。
その経験から思うのは、肉労は絶対やってはいけないということ。
今回は僕の実体験をもとに、「肉体労働がきつくて辞めたいと悩んでいる人に知ってほしいこと」について解説します。
いまの辛い状況から抜け出すきっかけになるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
肉体労働を辞めたいあなたへ
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① きついわりに給料が安い
世の中では「きつい仕事ほど給料が高い」と言われることがあります。
仕事がハードな分、もらえるお金も多くなるということでしょうか。
たしかにそういう側面もあるかもしれません。
ただ、この考えは少なくとも肉体労働に当てはまりません。
僕がむかしいた肉労現場では、朝7時から夜9時頃までひたすらスコップで土を掘るのが仕事でした。
月2日の休みでヘトヘトになるまで働くわりに、手取りは20万円くらい。
「バカみたいに働いて、なんでこんなに給料が安いんだ・・？」
と、いつも疑問でした。
肉労は、あるていど体力があれば誰でもできる仕事。
始めるハードルが低いぶん、ほかの職種より待遇が悪くなりがちです。
ちなみに「正社員なのに給料が低い・・」と悩んでる方は、以下の記事を読んでみてください。
② 単純作業でスキルがつかない
肉体労働のネック。
それは「スキルアップできない」ということです。
上の写真は、僕がむかしいた農業の生産現場。キャベツの苗まわりに生えた雑草を抜く作業の様子です。
これ、作物の生育のためには確かに必要な作業かもしれません。
でも、この作業をいくらやったところで、作業者本人にスキルは溜まりません。
いざ将来転職することになったとして、応募先の企業に職歴をアピールするとき、なんと言うでしょうか？
- 「キャベツの雑草をひたすら抜き取ってました！」
- 「畑に生えた雑草を素早く抜きとるのが得意です」
↑こんなことを言っても、どれだけの面接官が興味をもつでしょうか。
肉体労働の仕事は、誰でもできる単純作業。
いくらやっても、実務的な成長はできないんです。
ちなみに「いくらやっても成長できない仕事」については、以下の記事で解説しています。
③ とても長く続けられる仕事ではない
肉体労働の仕事は、単純に「しんどい」です。
若いうちはまだしも、歳をとるほど体こたえるようになり、とても何年も続けられません。
僕がむかし農業法人で働いてたとき、とくにきつかったのは「繁忙期の苗植え作業」でした。
上の写真は、トウモロコシの苗の写真。
この苗を手作業で畑に植えてたんですが、「マジで地獄」でした。
1個2～3kgある苗箱を両手に持ち、炎天下のなか畑のあちこちに運び、苗を手植え。
苗箱を運んでるうちに腕がパンパンに疲れ、手植えのたび毎回かがむので腰が悲鳴をあげます。
毎日ヘトヘトになるまで働き、「こんな仕事続けられない・・」といつも悩んでました。
生活のためには働かないといけませんが、かといって「肉労」をやるのはオススメしません。
歳をとればとるほど体力が衰えてき、仕事がつらくなります。
肉労に疑問をもつあなたは、肉労に向いていない
① 肉体労働の世界からは、あまり学べない
肉労してた当時を振りかえると、もちろん当時の仕事にも勉強になること、貴重な経験もあったと思います。
でも基本的に、「肉体労働の世界から学ぶものは少ない」と実感してます。
肉労の世界にいる人たちが詳しいことは、
- スコップの正しい使い方
- トラックの運転のしかた
- スパナなど工具の使い方
など。
もちろん、上記のようなことを面白いと思える人なら、現場の仕事を楽しめるかもしれません。
ただ少なくとも僕のように、頭を使って何かを考えたり、パソコンスキルが活かせる仕事をしたりするのが好きな人にとって、上記のような知識はぶっちゃけ「いらない知識」です。
(↑トラックの運転。工具の使い方。個人的にこういうものには価値を見出せませんでした・・)
もちろんどんな仕事にも、何かしら学べるものがあります。
でも重要なのは「学んだことが自分の人生でどう役立つか」ということ。
あなたの人生に役立ちそうにないなら、その仕事をする意味は本当にあるんでしょうか？
ちなみに「高学歴の人」にとって、肉労の仕事はホントに合わないです。頭のいい人が体を使う仕事をしていても、せっかくの素質を活かせません。
くわしくは以下の記事で解説してます。
② 何も考えてない人にしか、肉体労働は合わない
肉労現場には、いわゆる「ガテン系の人たち」が多いです。
言い方はあれですが、そういう人たちは物事を深く考えず、行き当たりばったりで生きている人たちです。
彼らにとって、思考が必要とされない「肉労」という仕事は、性に合ってるんだと思います。
逆に、あれこれ考えをめぐらせたり、思い悩んだりする性格の人に肉労は合いません。
今この記事を読んでくださってるあなたは、いまの自分の肉労仕事に疑問をもってる人でしょう。
そうやって疑問をもち、あれこれ悩むほどの頭脳があるということは、あなたは肉労ではない別の仕事をしたほうがいいんだと思います。
あなたのように賢い人が、なにも考えてない人たちと一緒に鉄材を運ぶ仕事をしても、学ぶものはありません。
これは僕の経験上、自信をもって言えます。
ちなみに「仕事を変えたほうがいいサイン」については、以下の記事でくわしく解説してるので参考にしてみてください。
まとめ：肉体労働の仕事は辞めるべき
今回は、「肉体労働がきつくて辞めたい」と悩んでいる人に知ってほしいことについて解説しました。
肉労はやめたほうがいいです。
成長できないどころか、つらくて幸福度が下がる恐れがあります。
もしあなたが肉体労働の仕事に悩んでるなら、転職するのもひとつの手。
将来のキャリアが詰んで後悔しないよう、いまの仕事を見直してみてはいかがでしょう？
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