こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代倹約家
- 生活費:月8万
- 貯蓄率:40%超
- いまの会社をすぐにでも辞めたい人
- 退職するときの貯金額の目安を知りたい人
- 転職先を決めずに、いまの会社を辞める人
会社を辞めるときに気になるのは、「貯金は大丈夫だろうか?」ということではないでしょうか。
もし貯金が十分じゃないのに辞めて収入がなくなると、不安で夜に眠れなくなることも。
そんな不安に襲われないよう、会社を辞める前に知っておきたいことがあります。
今回は、「会社を辞めるときの貯金はいくらあればいいのか」について解説します。
読み終わるころには、退職にともなう貯金の不安を和らげることができますよ。
では、さっそく行ってみましょう!
転職先が決まる前に辞めるのはNG!
大前提として知っておいてほしいこと。
それは、「つぎの仕事が決まる前に辞めてはいけない」ということです。
理由は以下のとおり。
- 収入がなくなり、不安になるから
- 応募先の会社に悪印象を持たれるから
順に解説していきますね。
① 収入がなくなり不安になるから
当たり前ですが、会社を辞めると収入がなくなります。
つぎの仕事を探している間も生活費はかかるので、貯金は減っていく一方です。
時間の経過とともにお金が減っていく不安が、メンタルに悪影響を及ぼしかねません。
転職で失敗しないためにも、仕事探しは心の余裕をもって、じっくり取り組む必要があります。
ですが収入がなくて不安だと、冷静な判断ができなくなります・・。
残高が減っていく不安から逃れるために、ろくに調べずに転職先を決めたり、本当は入りなくない会社の内定を承諾してしまう恐れがあります。
結果、あとになって「こんな会社入るんじゃなかった・・」と後悔する可能性も。
収入がない不安から誤った行動をしないためにも、転職先を決めずに会社を辞めるのはNGです。
② 応募先の会社に悪印象を持たれるから
つぎの仕事を決めずに会社を辞めると、あなたの履歴書には空白期間ができます。
この空白期間が厄介で、応募先の会社はこう思うはずです。
「この期間、この人は何をしていたんだろう?」
ニートだったのか、フラフラしていたのか、いろんな疑問が浮かぶでしょう。
下手をすると「この人は働く気がないんじゃないか?」と疑われ、内定をもらえなくなります。
やむを得ない事情があっても不利は不利
もちろん、やむを得ない事情があって先に辞めたなら、説明すれば納得してもらえるかもしれません。
ただ会社によっては、どんな理由があれ空白期間がある人を採用しないこともあります。
働いていない期間があるぶん、「実務能力が落ちているのでは?」と疑われるので。
空白期間のせいで転職が不利にならないためにも、つぎの仕事が決まる前に会社を辞めるのは控えましょう。
会社を辞めるとき貯金はいくらあればいい?
ここまで、転職先が決まる前に辞めてはいけない理由について解説しました。
ただ、事情があってどうしても先に辞めざるを得ないこともあります。
たとえば
- 現職がブラック企業
- 病気やケガをした
- 家庭の事情
など。
こういった「客観的に見てやむを得ない事情」がある場合、さきに辞めるのは仕方ありません。
その場合、貯金はいくらあればいいんでしょうか?
以下で解説しますね。
① 「半年分の生活費」と言われるが・・
転職先を決めずに会社を辞める場合、よく「最低でも半年分はあったほうがいい」と言われます。
ですが本当に半年分だけで大丈夫なんでしょうか?
結論、半年分は少なすぎます。
そもそも転職活動が難航するかもしれませんし、仕事が決まらない間も生活費はかかりますよね。
もし仕事が決まるまで3カ月、4カ月とかかると、半年分の貯金だとすぐに底が見えてき、あっという間に不安になります。
② せめて2年分、理想は3年分以上!
「半年分じゃ足りないのはわかった。じゃあ1年分だったらどう?」
↑これにお答えするなら、1年分も足りないです。
1年分の貯金で退職しようとした話
じっさい僕も昔、転職先を決めずに会社を辞めようとしたことがありました。
長時間労働のブラック企業で、すぐにでも辞めざるを得ませんでした。
当時の貯金は生活費の約1年分。退職日が近づくにつれ、不安で夜に何度も目が覚めました。
たんに僕自身が心配性だから、という理由もあったかもしれません。
ただ、不安で夜に目が覚めないよう、会社を辞めるときの貯金は厚めにもっておくべきです。
理想は3年分以上。少なくとも2年分は欲しいところ!
転職先を決めずに会社を辞めるあなたに伝えたいこと
① 前もってリスクを把握しておこう
くり返しになりますが、転職先を決めずに仕事を辞めると
- 収入がなくなり心配になる
- 応募先の会社に悪印象をもたれる
というリスクが生まれます。
つぎの仕事を決めずに会社を辞めるなら、それなりの覚悟が必要です。
あとで「こんなはずじゃなかった・・!」とならないよう、さきに会社を辞めるリスクは、あらかじめ知っておきましょう。
② 貯金がいくらあっても安心することはない
「会社を辞めても安心していられるよう、なるべく多く貯めておこう。」
と考える人もいるかもしれません。
ただ、数千万円レベルの大金があるなら別として、基本的に貯金がいくらあっても安心することはありません。
500万円でも600万円でも、会社をやめて収入がなくなる以上、ある程度の不安はつきものです。
ですがもし最低2年分の生活費があれば、かりに「安心」ではないとしても、客観的に見て「安全」ではあります。
2年間無収入でも暮らせるお金があるのは事実。
その間につぎの仕事を見つければいいですよ!
まとめ:日ごろから貯金しよう!
今回は「会社を辞めるときの貯金はいくらあればいい?」というテーマで解説しました。
最後にお伝えしたいことがあります。
それは、「いつ何が起きても大丈夫なように、日々貯金しよう」ということ。
いまは会社で働けているとしても、このさきどう状況が変わるかわからないものです。
僕がむかし勤めていた会社は業績不振で、10人以上いた従業員が全員解雇されました・・。
何かあったとき、あなたの生活を支えてくれるのは、まぎれもなく「貯金」です。
「人生何が起きるかわからない」という事実をふまえ、日ごろからコツコツ貯めておきましょう!
また、リクルートエージェントなどの転職サービスを使えば、つらい転職活動を楽に行うことができます。
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また、貯金のモチベーションが上がる映画を以下の記事で紹介しています。
よかったらぜひ読んでみてください。
貯金が増える小さな習慣については、以下の記事が参考になります。