- 年収が低いことに劣等感がある人
- 低年収で、惨めだと感じている人
収入が低いと、周りと自分とを見比べて「自分はなんでこんなに稼げていないんだ・・」と感じてしまうもの。
僕もかつて30代で手取り15万円だったとき、同じことを考えたことがあります。
そんな実体験をもとに、「年収が低いことへの劣等感を解消する方法」について解説します。
いまの悩みが晴れるきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
年収が低いことへの劣等感を解消する4つの方法
① 願望を捨て現実を受け入れる
「もっと年収が高ければいいのに・・」
という願望があると、それが叶わないことへの不満がさらにストレスを生みます。
僕も手取り15万円だったとき、「もっと給料が高ければいいのに」と感じたことがあります。
ですが昇給・ボーナスの望みもない会社で勤めている以上、そうした願いは叶いません。
だからこそ、その会社で働いているあいだは「手取り15万円」という現実を見るだけにし、もっと欲しいという考えをあえて捨てました。
叶わない願望にすがっていると、かえって辛くなるだけです。
大切なのは、現実を受け入れること。
気分が落ち着き、淡々としていられるようになります。
② 他人と比べていることを知る
年収が低いことへの劣等感。
それは、自分の稼ぎと他人の稼ぎを比べていることから生じます。
極端な例ですが、もしこの地球上に自分以外だれもいなかったとしましょう。
自分は手取り15万円でも、ほかに誰もいないその世界で劣等感を感じるでしょうか?
答えはおそらくNOですよね。
なぜなら劣等感は「他人がいて初めて成り立つ気持ち」だからです。
「他人のほうが優れている」と思ったときに初めて自分が劣っていると感じるのであって、他人がいない世の中では「劣等感」という考え方すらないのです。
年収が低くて劣等感を感じる場合、それは自分を他人と比べているから起きる感情なのだ、と認識することが大切です。
そもそも、自分と他人とを比べるのはナンセンス。
ただ実際、年収が低いとどうしても比べてしまうもの。
それならせめて、
「あぁ、自分は他人と比べちゃっているんだな」
と自覚するだけでも、いまの自分を冷静に眺められるようになり、気分が落ち着くのではないでしょうか。
③ あえてポジティブに捉える
あえていまの年収を、前向きに捉えてみるのはいかがでしょうか?
たとえば
- 少なくとも、無収入ではない
- 世の中にはもっと低収入の人もいる
- ふつうに生活できるだけでも幸せだ
など。
僕もかつて30代で手取り15万円だったころ、あえてポジティブに考えるようにしていました。
当時は北海道の田舎に住み、生活費は月7~8万円くらいと安かったので、貯金できていました。
「手取りは15万円だけど、毎月貯金できてる。それならまあいいか」
そう考えるたび、気分が明るくなったものです。
「いまの年収が低い」とブルーになるのではなく、あえて前向きに考えてみてください。
あたらしい考え方に気づいて視野が広がるとともに、心が軽くなるはずです。
④ この状態から何を学べるか考える
僕はむかしブラック体質の会社で働いました。給料はそこそこでしたが、いつも長時間労働でプライベートの時間がありませんでした。
のち、定時上がりの会社に転職し、手取り15万円にダウン。
もちろん世間的にみても給料は低いですが、それまでの長時間労働はなくなり、残業ゼロに。
自由時間ができ、仕事から帰ったあとや休日、好きなことをして過ごせるようになりました。
そのとき感じたのは、「収入の高さより、時間があることのほうが重要なんじゃないか」ということ。
給料が下がったことで、「お金よりも大切なもの」を知ることができました。
「これからの人生、自分の時間を大切にして生きていきたい」
それは年収が低くなったからこそ得た価値観であり、低年収を経験したことには大きな意味があったのだと思います。
収入が低いと嘆くより、「いまのこの状態から何を学べるだろう?」と考えてみてください。そこで得た気づきは、あなたの今後の人生に大きく役立つかもしれません。
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まとめ:劣等感をもつ必要はない
今回は、「年収が低いことへの劣等感を解消する方法」について解説しました。
年収をすぐに上げるのは難しいかもしれませんが、いまの年収をどう捉えるかは自分次第でいくらでもコントロールできます。
いまの状態を前向きに捉えれば、より気持ちが楽になるのではないでしょうか。
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収入が人よりも低いと劣等感を感じ、なにかあるたび落ち込んでしまうもの。
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