いわゆる「仕事ができない人」が、あなたの身近にもいませんか?
仕事ができない人は周りの足を引っ張ったり、職場でトラブルを起こしたりなど、迷惑な存在です。
ただ、そもそも「仕事ができない人」とは、どんな人のことを言うんでしょうか?
今回は、筆者である僕自身が社会人として働いてきたなかで知った「仕事ができない人」の特徴について、記事にまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
【即アウト】職場にいる「仕事ができない人」の特徴10選
① いつもダルそうに仕事をしている
仕事ができない人は基本的に、やる気がありません。いつもダラダラと面倒くさそうに働いています。
「自分から動いて何かしよう」という気もないので、指示をうけるまでボーッとしていることがほとんど。
ふだんの立ち振る舞いからも、やる気のなさが伺えるもの。
- ポケットに手を突っ込んでいる
- 立ち方・歩き方が、だらしない
- 仕事中にスマホをいじっている
- 大口を開けてあくびをしている
など、はた目には悪印象な行動を、平気でとります。
仕事で成果を出したり周囲の役に立とうとするより、「とにかく早く帰ること」にしか興味がありません。会社への貢献度も期待できず、周囲からは呆れられています。
② 同じミスを繰り返し、改善しない
仕事ができない人は同じような失敗を繰り返し、直すこともありません。そもそも仕事の向上心もないので、「自分を高めよう」「反省しよう」という気もないです。
同じ仕事を長く続けていれば業務にも慣れ、ミスも減ってくるもの。
ですが仕事ができない人は、相変わらず同じところでやらかします。反省もしないので進歩がないままです。
③ ミスしても言い訳。間違いを認めない
仕事ができない人は「ごめんなさい」が言えません。ミスをして周りに迷惑をかけても、なにかと言い訳します。
たとえば
- このパソコンがおかしいんじゃないすか?
- ○○さんが連絡してくれなかったんで
- いや、てか僕にもいろいろあるんで
上記のように、とにかく「自分のせいじゃない」とアピールすることしか頭にありません。
屁理屈をこねたり、よくわからない謎の主張をすることで、自分の非を認めることから逃げます。
ふつう社会人として組織で働くには、仕事でミスしたときに素直に謝れる誠実さが大切です。
ですが仕事ができない人は、そうした素直さ・誠実さが欠けているので、周囲から嫌われることになります。
④ 相手を不快にする発言を平気でする
仕事ができない人は、コミュニケーション能力が低いです。
「この発言をしたら相手がどう思うかな?」といったことは考えず、自分が思ったことをそのまま口に出してしまう傾向があります。
ときには空気の読めない発言で周囲を「しん・・」とさせたり、他人のプライベートのことを無遠慮に尋ねたりすることも。
本人に悪気はないですが、相手を不快にしていることに気づいていません。
⑤ 自己中心的で、他人に配慮しない
仕事ができない人は、ジコチューの人が多いです。「自分が良ければいい」という価値観が根っこにあるので、それが仕事中の行動にも表れます。
たとえば、会社では誰かがやらないといけない大変な仕事、面倒な仕事とかも多く出てきますよね。そんなとき、仕事ができない人は「僕はやりたくないです」などと言って逃げます。
自分がやらないせいで、ほかの誰かが面倒やリスクをかぶることになっても、罪悪感を感じていません。
「他人に配慮する」という感覚がないので、いつも自分が楽すること、自分がいい思いをすることだけを考えています。
⑥ 仕事の文句を言ってばかり
仕事ができない人は、仕事で気に入らないことをしょっちゅう口に出します。
- 給料や待遇が気に入らない
- 上司のやり方が気に入らない
- なんでもっとこうしないんだよ
上記のように、愚痴や文句をよく言うんですね。
ですがそうやってグチる人ほど、自分自身は努力していないことが多いです。
もし今の仕事に不満があるなら
- その不満といかにうまく付き合っていくか
- いかにその不満を解消できるよう工夫するか
など、考えてみれば多少なりともアイディアは出てきますよね。
そうやって自分なりに考えて行動すればいいのですが、仕事ができない人は「自分で努力して改善する」という発想がありません。
それどころか「自分がいまこういう状況にいるのは周りの環境のせいだ」といったように、いわゆる他責思考なんです。
結果、いつまでも仕事への文句が止まりません。
⑦ 口では偉そうなことを言う
当たり前ですが、会社員としてやっていくには、礼儀・謙虚さが必要です。
ですが仕事ができない人は「何様ですか?」と思われるような発言を平気でします。
たとえば仕事では、
- もっとこうしたほうがいいと思うんですよね
- この業務って、無駄じゃないですか?
といった持論をぶつけて相手を困惑させます。
もちろん、言っていること自体は正論なときもあります。ただ、「自分自身がそれを言う器があるかどうか」までは考えていません。
自分は何もできていないのに、立場をわきまえない発言で他人を不快にする。仕事ができない人の典型例です。
⑧ 他人にマウントをとる
なぜ、仕事ができない人はマウントをとるんでしょうか?
理由としては、
- 内心では自分に自信がないから
- 自分は優れていると勘違いしてるから
上記のどちらかでしょうか。
もし1だとすると、それは自分の弱さ・不安を隠すため、自分が相手に馬乗りすることで精神を保ちたいのではないでしょうか。
もし2なら、自分を客観視できていないのが原因かもしれません。物事を他人目線で考えず、「俺はこう思う!」という主観で判断するため、自分で自分を過大評価しています。
過去にどんな事情があって、そういう性格になったのかは不明です。いずれにせよ、正面から相手にする必要はないでしょう。
⑨ 挨拶や返事ができない
これは社会人として出来て当たり前のことですが、仕事ができない人はこうした当たり前のことができません。
- お疲れ様です
- おはようございます
- ありがとうございます
- すいませんでした
上記のような当たり前の言葉をちゃんと言えず、他人をイラッとさせることが多いです。
これまで学校や前職など、集団のなかでまともに人とコミュニケーションをとる経験が少なかったのかもしれません。
もちろんまだ若くて未熟なときなら、多少は大目に見てもらえるかもしれません。
ですが20代後半を過ぎた「いい大人」が挨拶や返事ができないのはマズいこと。
自分で直さずほったらかしていると、そのうち「できない人」というレッテルを貼られてしまうでしょう。
⑩ 感情的になってキレる
感情のコントロールができない人は、「仕事ができない」以前に、そもそも社会人としてやっていけません。
彼らは少し気に入らないことがあると怒り出し、ひどい時には八つ当たりすることも。
じっさい会社で感情的になってキレると、マイナスになることだらけです。
- 職場の人たちから距離を取られ、孤立する
- 大事な仕事を二度と任せてもらえなくなる
- 職場で信用を失い、二度と相手にされない
こういったリスクがあってもなおキレて、負の感情をまき散らす人は、会社に居場所がなくなります。
まとめ:仕事ができない人になってはいけない
いかがだったでしょうか?
あなたの職場で「この人ホント仕事できないなぁ・・」と思う人がいるかもしれません。
ただ、仕事ができない人が気に入らないからといって、相手を変えようとしてもムダです。
むしろかえって面倒なことに巻き込まれるだけです。「こういう人なんだな」と割り切り、なるべく関わらないようにしましょう。