- 「明日仕事に行きたくない」と悩んでいる人
- 明日から仕事で憂鬱だと感じている人
「明日から仕事だ。あぁイヤだ・・」と悩んでいませんか?
とくに日曜日の夜には、とくにそうした憂鬱な気分になりやすいもの。
どうせなら、もっと明るい気持ちで明日からの仕事に臨みたいものですよね。
今回は僕のサラリーマンとしての実体験をもとに、「明日仕事に行きたくない」と悩む人に伝えたいことについて解説します。
いまのモヤモヤした気持ちが晴れるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
「明日仕事に行きたくない」と悩む人に伝えたい4つのこと
① 仕事に行きたくないと感じるのは自然なこと
誰もがほぼ例外なく、仕事に行きたくないと感じるものです。
なかには「明日からの仕事が楽しみでしょうがない!」とワクワクして働く人もいますが、そうした人は稀。
僕を含め、世の中のほとんどの人は、自分の仕事に憂鬱さを感じているものです。
ましてや、日曜の夜になるとなおさら。
週末に羽を伸ばして楽しんだあと、「明日は月曜だ。また会社に行かないといけない・・」と思うと、現実に引き戻された感じがして気が重くなるものです。
ですが、そうした気持ちになるのは普通のこと。
あなたの同僚や上司、部下など、ほとんどの人が同じことを考えています。
「仕事に行きたくないと感じているのは自分だけじゃない」。
そう考えると、少しなりとも心が軽くなるのではないでしょうか?
② 無職でいるよりずっと幸せ
「明日仕事に行きたくない」と感じているとき、自分が職にありつけていることのありがたさを忘れてしまいがちです。
実際、無職になるといろんな悪いことが起きます。
たとえば・・
- 収入がなくなり、たちまち不安になる
- 職歴に空白期間ができ再就職に不利になる
- 自立できず、生活を誰かに頼るようになる
など。
なかでもとくに辛いと思うのは、「自立できずに生活を誰かに頼るようになること」です。
僕は30歳を過ぎて一年以上無職だった時期がありますが、もちろんその間、収入はゼロ。
自分一人では生活できないので、実家に住んでいました。
いい歳をして職も収入もなく、親に頼っている。
そんな自分が情けなく、当時の状況から一刻も早く抜け出したいと思っていました。
無職でいることの一番の辛さは、稼ぎがなくなることよりも、むしろ「自立できずに他人に頼らざるを得なくなることの不甲斐なさ」なのかもしれません。
あなたはいま、「明日からの仕事に行きたくない」と悩んでいるのかもしれません。
ただ、職に就けていることは実際すごくありがたいことなのだという事実は、忘れないでおきたいものです。
ちなみに働かないと人はダメになりますが、理由については以下の記事を読んでみてください。
③ 憂鬱になっている自分を客観視しよう
明日仕事に行きたくないと感じていると、つい暗い気持ちになってしまい、それはそれで自分にとって良いこととは言えません。
よけいな落ち込みで自分のテンションを下げ過ぎないことが大切です。
そこで有効なのが、「自分を客観視すること」。
「明日仕事に行きたくない」と感じたら、以下のように考えてみてください。
あ、いま俺(あたし)は明日の仕事に行くのが嫌だと感じているんだな。
こうやって一歩引いたところから自分を俯瞰することで、仕事に行きたくなくて落ち込んでいる自分のネガティブ感情から離れることができます。
コツは「幽体離脱」
自分自身から離れたもう一人の自分(幽霊)が、自分自身を横から眺めているようなイメージです。
他人目線で自分を眺められるので、自分個人の感情にとらわれず冷静になれます。
僕も仕事に行きたくなくて憂鬱なときは、よくこうやって幽体離脱し、自分を客観視するようにしています。
毎回よけいに落ち込む必要がなくなり、心が軽くなるので、おすすめですよ!
④ 平日の仕事が楽しくなる工夫をしよう
明日の仕事に行きたくないと感じるのは、普段から「仕事がつまらない」と感じているのが原因ではないでしょうか?
だとしたら、いまの仕事を少しでも面白くできれば、明日からの仕事に前向きに臨めるかもしれません。
「いやいや、仕事はつまらないものだし、面白くなんてできるわけないよ」
と思う人もいるかもしれません。
ですが、本当にそうでしょうか?
むしろ、よほどつまらない仕事・苦手な仕事じゃないかぎり、仕事は工夫次第で面白くできるものだと思います。
たとえば僕は一時期、「ポジティブ日記」をつけるのを習慣にしていました。
これは、「仕事中に嬉しいと感じる出来事があったら、その日の終わりに日記をつける」というもの。
たとえば・・
- 上司に「メール文の書き方が上手だね」と褒められた
- 職場の同僚にジョークを言って笑わせた
- 先輩の仕事を手伝い、「ありがとう」と言われた
など。
仕事中、少しでも嬉しかったことがあれば、それを日記帳に書き留めていくんです。
嬉しかった出来事が日記に書き足されていくと、あとで読み返したときに
「あぁ、あのときこんな出来事があったんだよなぁ」
と思い出せて、幸せな気分になります。
「嬉しかった出来事をもっと日記に書いていこう」という気になり、仕事にたいして前向きになれるのではないでしょうか?
もちろん仕事を面白くするには、ポジティブ日記のほかにも色んな方法があります。
たとえば・・
- 出勤時、毎回自分から皆に挨拶する
- 会議中、よく通る声でハキハキ話す
- 報告書に、自分の意見を書き添える
など。
こうやって、些細な工夫をすることで仕事に小さな楽しみが生まれ、前向きな気分で働けるようになるかもしれません。
日曜の夜に、「明日から仕事だ。ちょっと楽しみだな」と思えるようになれば、こんなに素晴らしいことはありません!
もし本当に仕事に行きたくないなら・・
「明日仕事に行きたくない」という気持ちには、おもに2つのパターンがあります。
- 「なんとなく明日の仕事に行きたくない」と憂鬱に感じているパターン
- 「とにかく明日の仕事に行きたくなくて辛い」と深刻に悩んでいるパターン
問題は後者の場合です。
世の中には、仕事に行くのが辛くて深刻に悩んでいる人がいます。
- ブラック企業に勤めている
- 人間関係が劣悪な職場で働いている
- やりがいのないつまらない仕事をしている
など、理由は様々あるでしょう。
僕もむかし、仕事が嫌でしょうがない時期がありました。
当時は食品工場で働いていたのですが、単純作業を毎日のようにやっていたとき、つまらなすぎて気が狂いそうなほどでした。
仕事に行くのが苦痛でしょうがないとき、それは自分の意識や工夫で対処できるものではありません。現状の何かを根本的に変えないと、あなたの精神に悪影響が及びます。
もし自分自身ではコントロールできないほど仕事に行くのが辛いなら、その仕事を辞めることを検討したほうがいいかもしれません。
ちなみに転職したほうがいいサインについては、以下の記事でくわしく解説しています。
まとめ:明日からの日々を前向きに!
今回は、「明日仕事に行きたくない」と悩む人に伝えたいことについて解説しました。
仕事に行きたくないと感じるのは、実際ごく普通のことです。世の中のほとんどの人が同じことを考えているもの。
あえて「無職でいる辛さに比べればずっと幸せだ」だと考えたり、仕事が憂鬱だと感じている自分を客観視したりすれば、少し気が楽になるのではないでしょうか?
※
もし本当に仕事に行くのが辛くてしょうがない場合、職を変えることを検討しましょう。
転職活動するときは、リクルートエージェントなどの転職エージェントを使うのがおすすめです。
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。