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筆者はこんな人
- 30代独身で年収300万円
- 一人暮らしサラリーマン
「30代で年収300万円」は、世間的にみると低いほう。
そのことに悩んでる人も多いんじゃないでしょうか？
でも、まわりと比べて収入が低いからといって、そんなに悩むことなんでしょうか？少なくとも僕はいまの収入ですごく幸せです。
今回は僕の実体験をもとに、「30代独身で年収300万円ってフツーに豊かだと思う」というテーマで解説します。
いまの収入をポジティブに捉えられるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
※
年収が低いことに悩んでる方は、拙著「低年収の悩みが晴れる20の思考法」をぜひ読んでみてください。
「年収が低くても精神的に豊かに暮らすための物事の捉え方」について、実体験をもとにくわしく解説してます。Kindle Unlimitedで無料で読めるので、よかったらぜひです。
30代独身で年収300万円はふつうに豊か
① 妻子持ちじゃない分余裕で暮らせる
年収300万円で妻子もちとなると、さすがに少しきついと思います。
年収300万円ということは、
ざっくり月収25万 (手取り20万) くらいになります。
子どもが1人だけだとしても、手取り20万くらいで家族みんなを養うと、生活がギリギリになりそうですよね。
でも独身なら、手取り20万あって無駄遣いさえしなければ余裕で暮らせます。
僕はいま札幌で一人暮らしですが、毎月の生活費が10万円ちょっと。
7～8万円くらいは貯蓄に回せるので、わりと余裕のある暮らしができてます。
「30代で独身のままでいいのか」という疑問について
「30過ぎたら、そろそろ結婚して家族もたないとヤバいんじゃないの・・？」
と不安に思う人もいるかもしれません。
でもそれってある意味、「世間の一般論に流されてるだけ」ではないでしょうか。
日本人は同調意識が強いです。
まわりがやってることを自分もやらなきゃと感じやすいもの。
でも大事なのは、世間がどうどかじゃなく、自分がどうしたいかじゃないかなと。
僕は結婚や子どもをもつことに興味がないわけじゃないですが、もしパートナーや子どもをもつと、なにかと出費が増えるのも事実。
「倹約に暮らすには自分一人でいたほうがやりやすい」というのもあって、30代だろうと独身のままでいいと思ってます。
経済的に負担ない暮らしを一番大切にするなら、家庭をもつことにこだわる必要はないと思います。
② あえて世界の貧しい国と比べてみる
「30代で年収300万円」は、日本の価値基準で見るとたしかに低いかもしれません。
でも、あえて別の国や地域のなかで比べると、全然話は違ってきます。
たとえばアフリカの貧困地域で暮らす人たちからすれば、「年収300万円」は相当高い、というかむしろ「お金持ち」じゃないでしょうか。
僕の前職ではベトナム人自習生が手取り20万くらいで働いてましたが、「ベトナムで働いてるときと比べて、給料がケタ違い」だと言ってました。
日本人からすればべつに高いと感じない給料も、国によってはかなり高かったりするんです。
そう考えれば「いまの自分の年収ってけっこう恵まれてるかも」と、ポジティブに捉えられるんじゃないでしょうか？
③ 目の前の豊かさに気づければ無敵
ふだんあまり意識しないですが、年収300万円でも、僕らの暮らしって実はめちゃくちゃ恵まれてるんです。
僕が大学時代、カンボジアの小さな村でホームステイしたときのこと。夜にシャワーを浴びたくなり、離れのシャワー室を案内してもらって言葉を失いました。
そのシャワー室は、電気もなくて真っ暗。
室内の角にためてある「ゴミの浮いた水」をひしゃくですくって体にかける、というものでした。
床には直径10センチくらいの大きなクモ。
とても入る気になれません・・。
いっぽう日本で生活してると、きれいなシャワーが使えますよね。電気もつくし、お湯も出ます。
当時、カンボジアから帰国して自宅であったかいシャワーを浴びてるとき、「これってすごい幸せなことなんだなぁ」と痛感しました。
ほかにも日本以外の国には、
- 食べるものがなく、腹ペコで路上生活してる人
- 仕事がなく、明日生き延びられるかわからない人
- 外で銃声が鳴り響くなか、家で怯えながら暮らす人
こういう人たちがたくさんいます。
でも僕ら日本人は、たとえ年収300万円でも
- 仕事があり、毎月給料をもらえる
- 寒さをしのげるアパートに住める
- 豪華じゃないけどご飯が食べれる
- 銃声の聞こえない日本で暮らせる
↑こういうことが当たり前にできます。
ふだん、自分の暮らしがいかに恵まれてるかに気づきにくいもの。でも、たまにあえて意識してみてほしいです。
「俺 (あたし) の暮らしって、じつはそうとう豊かで幸せなんじゃないかな？」
いまの暮らしの豊かさに気づけば、あなたは人よりも幸福感をもって暮らせるはずです。年収300万円だとかは、そんなに問題じゃありません。
年収300万円で豊かに暮らすためにやっておきたいこと
① 家賃を下げ、浮いた分を貯金しよう
年収300万円で豊かに暮らすうえで大切なのは、生活費をおさえて貯金することです。
生活費でいちばんかかるのは家賃。
家賃さえ抑えれば、お金を手元に残しやすくなります。
僕は札幌で月3万円台のアパートに住んでます。手取りは20万ちょっとですが、家賃が安いおかげで毎月7～8万円くらい貯金できてます。
もちろん家賃を下げると、そのぶん弊害も出てきます。
(部屋が狭くなる、ユニットバスになる、職場から遠い家になる など)
なのでただ安い物件に住めばいいわけじゃなく、あくまで
自分が快適に暮らすうえで最低限必要な条件がそろってて、かつなるべく家賃の安い物件に住む
↑これが大切です。
ちなみに、まちがっても家賃で浮いたお金を、飲みでパーッと使うとかはしないようにしましょう。
ただ、ときには貯金ばかりしないでお金を使ったほうがいいときもあります。詳しくは以下の記事を読んでみてください。
② 倹約に暮らし、無駄遣いしない
お金をなるべく使わず豊かに暮らす。
これ、年収300万円の人にぜひやってほしいです。
僕は以前U-NEXTで「きのう何食べた？」というドラマを観たんですが、主人公の倹約ぶりがすごくいいなと思いました。
正月にモチをいろんなふうに調理して美味しく食べたり、札幌ラーメンの作り方を工夫したり。
(↑このシーンが好きな方、ぜひ友達になりましょう！笑)
外食は控えて自炊。よけいなことにお金を使わず、今あるもので工夫して最大限幸せに暮らす。
こういう「倹約」が、お金に困らない生活に不可欠です。
「お金を使わなくても幸せに暮らせる」。
この事実を知っていれば、年収300万円だろうと、経済的にも精神的にも豊かでいられます。
質素倹約な暮らしを楽しむ方法については、以下の記事でくわしく解説してます。
まとめ：30代独身・年収300万円で幸せに暮らせる
今回は、「30代独身で年収300万円ってフツーに豊かだと思う」というテーマで解説しました。
世間的にみると低い年収でも、見方を変えれば、いかに恵まれた暮らしができてるかわかったりするもの。
いまのあなたの境遇を、もっとポジティブに捉えてみてほしいと思います。
ちなみに年収が低いことに悩んでる方は、拙著「低年収の悩みが晴れる20の思考法」をぜひ読んでみてください。
「収入が低くても精神的に豊かに暮らすための物事の捉え方」について、実体験をもとにくわしく書いてます。
Kindle Unlimitedで無料で読めるので、よかったらぜひです。
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