- 尊敬できない上司の下で働いてる人
- ダメ上司にイライラして、悩んでる人
いやな上司のもとで消耗していませんか?一緒に働くの、ほんとだるいですよね。
今回は僕の実体験をもとに、「尊敬できない上司の下で働くと起きる問題」について解説します。
対策も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
尊敬できない上司の特徴11選
① ミスした部下を責める
ミスした部下を、責める上司っていますよね。
- 「いったい何やってんだよお前は!」
- 「なんでそうなっちゃんたんだよぉ」
「ミスをした部下が完全に悪い」と言わんばかりの様子。
たしかにミスしたのは部下。
でもその部下を管理してるのは上司本人。「部下のミスは自分の責任」ととらえるのが責任者の務め。
でも尊敬できない上司は、部下の失敗を自分事ととらえず、ただ部下を責めます。
② 不満を部下の前で出す
- 仕事でイライラしたとき
- 部下の報告が、遅いとき
こういうとき、個人的な不満が態度に出るなら、器のある上司じゃありません。
不満を出すと、「人間としての限界」を周囲にさらすことになります。
人前でイラついてる人を見て、「あ、この人限界みえてるな」と思ったこと、誰にでもありますよね。
「上の立場」の人間が、不満を部下のまえで出してると、いずれ尊敬されなくなります。
ちなみに、上司がイライラしてて悩んでいる方は、以下の記事をチェックしてみてください。
③ 無茶な仕事を投げて威張る
むかし工場で働いてたとき。
高圧的な上司があるとき「来週までに500キロ分の製品を作れ!」と指示を出してきました。
でも設備の小さい工場なので、来週までに500キロは非現実的。
それを相談しても、本人は「知らん。いいからやれ」という様子。ほかの予定をすべて捨てて、500キロ作ることに。
でも、その500キロは出荷されるでもなく、そのまま数カ月ずっと放置。
あの指示はなんだったんだろう・・?と思いました。
真意はわかりませんが、
無茶な仕事を丸投げして「俺は怖い人間なんだぞ!」とアピールしたかったのかなと。
無茶な指示で部下を困らせ、優越感に浸る上司なら、関わらないほうがいいでしょう。
④ 公然とミスを指摘
みんなの前でミスを指摘されると、屈辱ですよね。できれば誰もいないとき、個別に言ってもらえるとありがたいもの。
でもその配慮をしない上司は、部下のミスを、公然と指摘します。
たとえばグループLINEで名指しして、
「きのう○○さんが発送した荷物に不備がありました。今後注意願います」
とメッセージを送るとか。
みんなが見るグループLINEで指摘される。人前で恥かかされた感があって、辛いです。
⑤ 重要な連絡をしない
現場で働いてる部下に情報共有しないせいで、現場で問題が発生。
でも上司本人は、自分のそのミスに気づいてないことも。
重要な連絡がこないせいで部下がとばっちりを受け、不満。
でも上司に文句は言えないので、我慢するしかありません。
⑥ 根拠なく主観で判断
尊敬できない上司は、客観的に考えません。事実を見ないで、思い込みで判断します。
- 「絶対○○だから」
- 「100%○○だ」
- 「俺は○○だと思う」
と断言するけど、根拠はない。
もちろん根拠のない自信でみんなを引っぱり、成果を出すなら別です。
でも問題は、主観で判断するせいで成果が出ないケース。自分を過大評価してて、冷静になれてないんですよね。
⑦ 発言のスケールがデカい
大げさなことを言う上司っていませんか?
僕もむかし、そういう上司のもとにいました。非現実的なことを言う人でした。
- 「この製品で、日本を牛耳る」
- 「社員の給料50万円になるよ」
こういった発言は実現せずじまい。
まじめで素直な人とかは、上司の大げさな発言を鵜呑みにしがち。要注意です。
⑧ 自分語り・自慢話
飲み会でアツく語る上司を、見たことがある人も多いでしょう。たとえば以下のとおり。
- 過去の武勇伝を語る
- ひたすら自慢話する
ほんとに自分に自信があるなら、若者相手に自慢はしないはず。言葉は少なく、淡々としてるはずです。
なのに「俺は昔こんなすごいことやってたんだよ」と大げさに語るなら、内心のコンプレックスや不安を隠そうとしてます。
僕がいた会社で、飲み会したとき。
酔った上司が、「俺は営業で全国1位だった」「俺はむかし名前を偽ってたこともあったんだ」と、マンガのように語ってました。
じっさい仕事ができる上司かというと、、微妙だったかなと。
能力がない自分を口で大きく見せて、自尊心を保とうとする上司。本人の発言を、鵜呑みにしないよう注意です。
⑨ 懸命に働く
無能な上司って、古い価値観にとらわれてることが多いです。
- 「誰よりも働くヤツが偉い」
- 「とにかく必死に働きゃいい」
という昭和のやり方を、部下に要求。
こういう上司だと、長時間労働になりやすいです。
本人は「たくさん働くのが大事だ」と思ってるので、残業させられます。
- 定時までに仕事を済ませる方法はないか?
- もっと効率のいい仕事のしかたはないか?
上記みたいな「合理的な考え」は、ほぼゼロ。
「とにかくたくさん働け!」と、軍隊的な考えを押しつけてきます。
⑩ ダメな部下を叱れない
むかし、観光施設の受付でバイトしてたとき。
同期がズボンのポケットに両手を突っこんで、事務所の机に座ってました。お客さんが来るカウンターから丸見え。
でも上司は本人に注意しません。
気になってる様子ではあるんですが、なにも言わない。
悪く思われるのを恐れてるのか、現場を締めないんですね。
だらしない部下を叱れない上司は、尊敬されません。
⑪ 業務指示が曖昧
指示をだすとき、言葉が抽象的で、部下にちゃんと伝わってません。
部下は毎回
「それって具体的にどういう意味ですか?」
と、真意を確認しないといけないのでストレス。
指示が曖昧な上司って、他人の立場になれないんですよね。
「自分だけじゃなく、相手も理解できる言葉で伝える」という習慣はなし。
自分しかわからないあやふやな表現も「相手は理解できるだろう」と思いこんでます。
ちなみに、曖昧な指示に悩まされている人は、以下の記事がおすすめです。
尊敬できない上司の下で働くと起きる5つの問題
① ムダ業務をやらされる
尊敬できない上司は、
- やるべき仕事
- やらなくていい仕事
の区別がついてません。
やらなくていい仕事を部下にやらせ、あとで「やっぱあれ、やらなくてもよかった」と判明します。
そうなると当然、その仕事につかった時間はパァになります。
でも本人は「時間をムダにする重大さ」を認識してません。あいかわらず、ムダ業務をふって部下を困らせます。
② 無茶なノルマを課される
僕が工場で働いてたとき、上司がありえない生産ノルマを課してきました。
工場のリアルな現状を知ってもらおうと、一日の生産量をデータにまとめた表を提出。
ノルマを撤回してもらえました。
非現実的なノルマを投げる上司は、「現場の実情」を知りません。ドヤ顔で的外れな指示を出してきます。
それを撤回してもらうには、根拠やデータをもとに論理的に説明することが大切です。
③ 尻拭いをやらされる
無能な上司は、自分のミスの尻拭いを部下がやってるのに、気づいてません。
尻拭いをする部下は、損するだけ。
貴重な時間を失い、肝心の自分の仕事が進みません。
- 「この上司、ほんとだらしないな・・」
- 「自分のミスに気づいてないって、ありえな」
とモヤモヤしながら働くことになります。
④ 情報共有されず、とばっちり食う
部下に伝えるべき連絡を、上司がしない。それが原因で問題が起き、部下がとばっちりを食います。
情報共有をしない上司って、「仕事の全体」を見てません。
「いま自分がもってる情報を、あの現場の社員に伝えないとどうなるか」
↑これを想像してないんですよね。
⑤ ダメな価値観に影響される
尊敬できない上司といると、質の悪い考え方の影響を受けます。
僕がいた会社の上司は、ドヤ顔でこう語ってました。
「仕事が終わらないなら朝まで働けばいい」
本人にとっては普通かもしれません。でも他人が共感できるか、、微妙かと。
寝ないで朝まで働けば、睡眠不足で体に悪いです。
社員を朝まで働かせると「ブラック企業」と思われる恐れも。
おかしな思想を植え付けられないよう、注意が必要です。
尊敬できない上司の下にいるときの対策
① 自分から要求する
たとえば以下のとおり。
- 上司の指示が曖昧なとき →「具体的に説明してもらえますか?」と言う。
- 上司の情報共有が甘いとき →「事前に連絡をお願いします」と伝える。
もちろん相手は上司。
失礼にならないよう、言い方に注意です。
でも言われるがままじゃ、あなたがストレスになるだけです。
こっちから仕事をコントロールするくらいの姿勢で、本人に求めてもいいんじゃないでしょうか?
② 現職のメリットを書き、壁に貼る
上司が尊敬できないと、「ここで働いて大丈夫なのか?」と不安ですよね。
でも上司がダメだからといって、そこが必ずしも「ダメな職場」というわけじゃありません。
現職のメリットを、紙に書き出してみましょう。
僕も尊敬できない上司と働いてましたが、その職場は以下のメリットもありました。
- 土日は確実に休める
- 残業なし、定時で帰れる
- 仕事の裁量権が、大きい
上司が微妙でも、ほかにいい部分があれば「いまの職場も悪くないな」と思えます。
書き出した紙は自宅の部屋の壁に貼って、つねに読み返せるようにしましょう。
その紙を見れば
「そうだ、いまの職場はこういうメリットもあるんだ」
と思い出して前向きになれますよ!
③ 働きつつ転職活動する
いまの上司、もう関わりたくない・・。
それなら、転職も考えてみましょう。
よほどのブラック企業じゃないかぎり、「現職で働きながら転職活動する」のがおすすめです。
辞めてから転職活動はNG。履歴書に空白期間ができちゃうので。
転職活動に役立つサービスはこちら
いまの時代、転職活動に使えるサービスがたくさんあります。使わないのは損なので、これを機にぜひチェックしてみてください。
以下のとおりです。
① リクルートエージェント
国内最大手の転職エージェント。転職活動を、プロが無料でサポートしてくれます。
★ 具体的にやってくれること
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接の日程調整
- 面接後のフォロー
- 企業との年収交渉 など
自分の希望・スキルに合った求人を紹介してくれるので、ハローワークに行って求人探しする手間が省けます。
僕も34歳の転職活動のときに使ってました。
担当者の方が真摯にサポートしてくれたので、さいごまで安心して使えました。
② ポジウィルキャリア
20~30代向けのキャリアパーソナルトレーニング。
自分がめざす生き方・働き方について、プロのキャリアコーチングを受けることができます。
★ こういった人におすすめ
- いまの仕事を続けていいのか不安な人
- これからのキャリアが不安な人
- 自分の適性がわからず、悩んでいる人
相談者数は30,000人以上。
「初回面談のみ無料」なのでご注意ください。
③ ミイダス
いままでの職務経験・スキルから、自分の想定年収を無料で診断できるアプリです。
- 企業から提示される年収額が妥当か
- どれくらいの年収で転職するべきか
上記を判断するうえで役立ちます。
僕も転職活動のときは、参考程度に使ってました。
ただ、想定年収はちょっと高めに表示されます。
なので、表示金額より-50~100万円くらいで見ておくといいかなと思いました。
登録は、ミイダスの簡単な質問に答えるだけでOKです。
まとめ:尊敬できない上司の下で働くのはやめよう
今回は以上です。
尊敬できない上司と働くのは辛いですが、できる対策を打ちつつ、必要なら転職も考えてみましょう。
転職活動で使える完全無料のサービスを、以下の記事にまとめてます。よかったら参考にしてみてください。