こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代 会社員
- 苦手な仕事を1年した経験あり
- 苦手すぎて、減給提案される
- 苦手な仕事を続けている人
- 仕事がうまくいかず悩んでいる人
苦手な仕事を続けていると、どうなってしまうのでしょうか?
人には誰しも得意・不得意があります。もし得意ことを活かせる仕事をしているならいいですが、苦手な仕事をしていると多くのデメリットがあります。
かくいう僕も、かつて1年間、自分にまるで向いていない仕事をしていました。とにかく毎日が辛く、悶々とする日々でした。
今回はそんな実体験をもとに、「苦手な仕事を続ける人の末路と対策」について解説します。
この記事を読むことで、苦手な仕事を続けてはいけない理由がわかります。
では、さっそく行ってみましょう!
【一生報われない】苦手な仕事を続ける人の末路4選
① 望まない方向でキャリアが作られる

苦手な仕事を続けていると、自分が望んでいない方向でキャリアが作られていきます。
もしあなたがいま苦手な仕事に就いているとして、その仕事を何年間も続けたとしましょう。
あるとき転職することになったとしても、自分の苦手な仕事で職務経歴ができあがっています。
つまりその職務経歴のせいで今後、いまと同じような「苦手な職種」にしか応募できなくなる可能性があります。
もし今後自分の得意な仕事、やりたい仕事を見つけたとしても、企業からは「職種未経験」と見なされ、応募しても採用されなくなるかもしれません。
キャリアは、あなたの社会人人生の質を決める重要なもの。そのキャリアを苦手な仕事で満たしてしまうのは得策ではありません。
② 努力しても成果が出ず疲弊する

苦手な仕事は、いくら努力したところで上手くいきません。むしろ努力の甲斐なく、延々と失敗し続けて自分が疲弊するだけです。
僕もかつて農業の生産現場で働いていたとき、同じ経験をして悩んだ時期がありました。
現場では2トントラックの運転技術が必須だったのですが、もともと機械操作が苦手というのもあり、どうしても上手く運転できませんでした。
いくら一生懸命がんばって練習しても、苦手なものは苦手のまま変わることがありません。「弱点克服」は無駄な努力に終わります。
③ 人生の幸福度が下がる

「人は人生の1/3を、仕事をして過ごす」と言われています。
つまり、仕事は僕たちの人生の時間の大半を占める、重要なものだということ。
もしその1/3の時間を、苦手な仕事をして過ごしているとどうなるでしょう?
いつも仕事が上手くいかなくてイライラしたり、失敗ばかりしながら我慢して働き続けるとどうなるでしょう?
あなたの人生は、間違いなく不幸になってしまいますよね。
苦手な仕事を続けることは、人生の幸福度を大幅に下げる。
この事実を見逃してはいけません。
④ 会社内で評価が下がる

もし会社で苦手な仕事をしていると、社内評価が下がります。最悪の場合、上司から仕事を任せてもらえなくなったり、給料を下げられる恐れもあります。
僕も以前勤めていた農業法人では、トラックの運転がどうしても上手くできず、とうとう社長から「減給させてくれ」と言われました。
もちろん、普段から仕事をサボっているせいで評価が下がるなら、文句は言えません。
でも真面目に一生懸命やっているのに、その仕事が苦手なせいで評価が下がるのは、何ともいたたまれないものがあります。
誰もが仕事で高く評価されたいもの。
評価されるからこそやりがいを感じたり、その職場に居場所を見つけたりすることができます。
ですが苦手な仕事をしているかぎり、どうあっても周囲からの評価は下がっていくばかりです。
苦手な仕事をしている人へのオススメ対策3つ
① 苦手を克服しようとしてはいけない

「苦手でも努力すれば克服できる」という話を、あなたも聞いたことがあるでしょう。
僕の経験から断言しますが、この考えは間違いです。苦手なことは、いくらがんばっても克服できません。
川の流れにたとえると、わかりやすい
たとえば、川の流れに逆らって必死に泳いでいる人がいるとしましょう。
その人はどんどん流れに押し出されているのに、歯を食いしばって必死に泳ぎ、逆行しようとしています。
あなたはその人を見て、「どうしてそんなバカなことをしているんだろう」と思いませんか?

人は誰しも苦手なことがあります。それは仕方のないことで、抗いようがありません。
苦手を克服しようとがんばるのは、川の流れに逆らって必死に泳いでいるようなもの。そんなことをしても、何も成果は生まれませんよね。
むしろ川の流れに逆行しようとするんじゃなく、川の流れと同じ向きで泳いだほうが、ずっといいと思いませんか?
つまり、苦手なことを克服しようとするくらいなら、得意なことを伸ばしたほうがずっといいと思いませんか?
大切なのは、努力する方向を間違わないこと。
苦手な仕事は苦手のまま放っておけばいいんです。あなたの得意な仕事を見つけて、そこに注力することを考えましょう。
② 苦手な仕事は人に任せ、得意な仕事に注力しよう

あなたのいる会社で、どうしても苦手な仕事をしないといけないこともあるかもしれません。
そんなときは自分でやらず、できる人に頼んで任せてしまいましょう。そのほうが自分自身も気が楽ですし、会社としてもミスが減ってありがたいです。
もちろん、ただ任せっぱなしではいけません。苦手はことをやってもらう代わりに、自分が得意な仕事をこなして周りを助けるんです。
僕はいまの農業関連の会社で働いていますが、苦手なトラック・トラクターの運転業務は同僚に任せています。その代わり、資料作成や在庫管理など、パソコンを使う仕事は得意なのでそれに取り組んでいます。
周囲の人たちが不得意な仕事を、こちらが代わりにやってあげる。
こうすればお互い助け合う形になるので、「苦手なことをやってもらってばかりいることへの後ろめたさ」もなくなります。
③ 仕事を変えよう

もしあなたの今の仕事が苦手で、どうしようもなく辛いなら、もうその仕事をするべきではありません。
得意なことを活かせる仕事、あるいは苦手じゃない仕事に変えたほうがいいです。
ここでの対策は2つ。
- 別の部署に異動する
- 転職する
上記のとおりです。
もし転職するなら、転職エージェントや転職サイトに登録しておきましょう。つらい転職活動を少しでも楽に進めることができます。
まとめ:苦手な仕事を続けるのは無意味

今回は、「苦手な仕事を続ける人の末路と対策」について解説しました。
断言しますが、苦手な仕事をいくらがんばってもムダです。望まない方向でキャリアが作られますし、会社で評価はされず、不幸になるだけです。
苦手な仕事はやらず、あなたの得意な仕事・好きだと思える仕事を見つけ、それに注力しましょう。