こんにちは、Kitaです。
- 人間関係の悪い会社で働いている人
- 職場のイヤな人に悩まされている人
人間関係が悪い会社で働いていると、どうなるのでしょうか?
筆者である僕も、かつて従業員同士の仲が悪い職場で働いていましたが、たくさんの大切なものを失うことがわかりました。
今回はそんな実体験をもとに、「人間関係が悪い会社にいると起きる問題」について解説します。
いまの働き方を見直すきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
人間関係が悪い会社の真実
① 人間関係が悪いと、すべて台無し
どんな仕事にも不満はつきものです。
- 給料が安い
- 残業が多い
- 通勤時間が長い
- 仕事内容が退屈
など。
不満のない仕事は絶対にありません。
大切なのは「その不満を妥協できること」。
かりに給料が安い仕事でも、職場の人たちと仲がいいなら我慢できるかもしれません。
残業が多くても、その仕事が好きなら苦じゃないかもしれません。
どんな仕事も、あるていど妥協さえできれば続けられます。
ですが「人間関係が悪い」のを妥協できる人はどれだけいるでしょうか?
- パワハラ上司
- 意地の悪い先輩
- 足を引っぱってくる同僚
こういう人たちがいる職場は、多くの人が苦痛だと感じるのではないでしょうか。
僕もむかし、すぐ感情的になってキレる上司がいる職場で働いていました。
社員たちはいつもその上司に悩まされており、とても快適とは言えない環境でした。
どんなに給料が良くても、定時で上がれても、人間関係が劣悪が職場ならすべてが台無し。仕事の満足度を左右する一番重要なものは「人間関係」なのかもしれません。
② 他人はぜったいに変えられない
職場の人たちのことが気に入らなくても、彼らの性格や行動を変えることはできません。
- なぜあの同僚は、ああいうモノの言い方をするんだろう?
- なぜあの上司は、ああいう考え方しかできないんだろう?
など、いろいろと不満もあるでしょう。
ですが、いくら他人の行動のしかた・ものの言い方が気に入らなくても、それが本人のやり方なのです。
かりにそのやり方を直させようと本人に指摘しても、相手は反発するだけ。改善されないどころか、相手との関係がよけい悪化します。
職場の人が気に入らないからと、いくら彼らを変えようとしても無駄です。むしろ、あなたがその職場にいずらくなるだけなので控えましょう。
人間関係が悪い会社にいると起きる6つの問題
① 自分が疲弊する
職場の嫌な人のことでいつも悩んでいると、とにかく疲れます。
いくら考えても考えても問題は消えず、その嫌な思考が頭のなかでグルグル回り続けるだけ。
時間をかけて悩んだわりに、結局たいした解決策も生まれない。
気づけば自分がクタクタになっています。
人間関係の悪い会社で働いているかぎり、つねに嫌な相手のことで悩まされるので疲れる毎日です。
② ほかにあてるべき貴重な時間を失う
人それぞれ、「自分にとって大切なことが」あります。
ある人にとっては家族と過ごすことだったり、ある人にとっては趣味を楽しむことだったり。
自分にとって大切なことをやるには、時間が必要です。そんな貴重な時間も、人間関係が悪い会社で働いていると失われます。
職場のイヤな先輩や上司のことを考えていると、あなたの時間が消費しています。
そもそも上司のことで頭を悩ませるのに一日1時間費やしているなら、その1時間を趣味に費やしたり、家族と楽しく過ごすことに費やしたほうがいいですよね。
ですが会社の人間関係に悩むことで、あなたにとって大切なことに費やす時間が、どんどん失われてしまうのです。
③ 質の低い人の悪影響を受ける
誤解を恐れずに言うなら、人間関係の悪い会社には、人間として質の低い人が多いです。
嫌いな相手を攻撃し、貶めることばかり考えている人たちだからです。
そういう人たちと一緒に働いていると、多かれ少なかれ、あなた自身にも悪影響がおよびます。
僕が昔いた会社では、ある社員同士が犬猿の仲。
相手のやることなすことにケチをつけては、仕事中に喧嘩。その愚かな争いに、ほかの社員が巻き込まれることもありました。
相手の悪口を周りに言いふらしたり、相手の足を引っぱったりする。
客観的に見ても「子どもじみた行為」ですが、社員同士の仲が悪い職場では、こうした幼稚なことが日常茶飯事。
そういう低レベルな行為をつねに目の当たりにすることになり、こちらまで巻き込まれて悪影響を受けてしまいます。
④ 休日を楽しめなくなる
もし会社の人間関係に悩まされていると、せっかくの休日でさえ、イヤな相手のことが頭から離れません。
日曜日の夜には「明日からあの上司のいる会社に行かないといけない・・」という考えに襲われます。
休日は、自由に過ごせる時間。
好きなことをして楽しく過ごしたいものですよね。
そんな貴重な時間を、職場の嫌な人のことを考えてモヤモヤしながら過ごす。悲惨ではないでしょうか?
⑤ 勤務している時間が苦痛になる
人間関係の悪い会社で働いていると、勤務中、つねに精神的なストレスを抱き続けることになります。
- いつ先輩が嫌なことを言ってくるんじゃないか
- いつあの同僚が嫌がらせしてくるんじゃないか
あれこれ考えてしまい、不快感が頭から消えません。
僕が昔働いていた職場では、ある女性社員が「先輩のものの言い方が気に入らない」と、いつもイライラしながら働いていました。
会社では少しでも快適に働きたいもの。
たとえ忙しくてストレスを感じたり、ミスをして落ち込むことがあっても、人間関係のいい職場ならなんだかんだでやっていけるものです。
ですが雰囲気の悪いギスギスした環境となると、そこで働く時間が苦痛になってしまいます。
⑥ 健康を失う
パワハラ上司。
意地悪な先輩。
こういう人がいる職場で働いていると、あなたの心や体に悪影響です。
職場の人間関係が原因で「うつ」になったりする人がいるのは典型例。
僕のとある身近な人は、介護福祉士として働いていました。上司が人間的に問題のある人で、ストレスから体調を崩し、退職することに。
健康はなによりも大切なもの。
健康じゃないと働くことすらできません。
極端な長時間労働の会社と同じく、健康を害するほど人間関係が劣悪な職場では、働いてはいけないのです。
人間関係が悪い会社にいる人がやるべきこと
① 部署異動する
あなたが今いる会社のほかの部署で、人間関係が良好な部署があるなら、そちらに異動することを考えましょう。
もちろんその部署での仕事内容が、あなたに合っているかはわかりません。
ただ、少なくとも人間関係が劣悪な部署にいるよりはマシです。
職場の快適度を一番左右するものは「人間関係」。
あなたがつき合う人の「総入れ替え」を検討しましょう。
② 転職する
もし部署異動ができないなら、いっそ転職することを考えましょう。勤める会社自体を変えて、ゼロから再スタートするんです。
もちろん、転職して新しい環境でやり直すことには不安がつきもの。
- 仕事内容は自分に合っているのか
- 職場の人たちとやっていけるのか
いろんな心配事があるでしょう。
ただ、いまの「人間関係が劣悪な会社」で働きつづけても、あなたにとって明るい未来が待っているとは言えません。
いろんな不安があるかもしれませんが、職場で付き合う人たちを変える意味でも、転職活動を始めておくのがオススメです。
そのさいは、転職エージェントに登録しておきましょう。
つらい転職活動を、プロのアドバイザーが無料でサポートしてくれます。くわしくは以下の記事を読んでみてください。
まとめ:人間関係が悪い会社にいてはいけない
今回は、「人間関係が悪い会社で働くと起きる問題」について解説しました。
いつも人間関係のストレスに悩みながら働いていると、たくさんの悪影響がおよびます。
精神を病んで体調を崩したり、病気になったりすると元も子もありません。
これからの長い人生をなるべく快適に働いて生きていけるよう、いまの環境を見直すことを検討してみてもいいかもしれません。