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- ブラック企業の求人票の特徴を知りたい人
- ブラック企業の見分け方を知りたい人
就活や転職活動をしている方に気をつけていただきたいこと。それはブラック企業に入らないようにすることです。
じつはブラック企業の求人票にはある共通した特徴があり、その特徴に気づくことができれば応募せずに済みます。
今回は「ブラック企業の求人票の特徴」についてくわしく解説します。
まちがった会社に入って後悔しないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
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ブラック企業の求人票の特徴8選
①「笑顔が絶えない、アットホーム」と書かれている
求人票に、これらの言葉が書かれているなら要注意。
これらの言葉は一見聞こえがいいですが、ほかにアピールできる自社の魅力がないときに使っているごまかしの表現です。
一昔前と違っていまの時代、ブラック企業の特徴も広く知られるようになりました。
求職者のなかには、「アットホーム」「笑顔が絶えない」といった表現がブラック企業の常套句だと知っている人も多いです。
にもかかわらず、いまだにこうした見え透いた表現を平気で掲載しているなら、危険な会社である可能性が高いです。
実際は「殺伐とした暗い雰囲気の職場」であることを、「笑顔が絶えない」という陳腐な言葉で隠しているのでは、と疑ったほうがいいです。
②「社会人経験なしOK、フリーターOK」と書かれている
まともな会社なら、社員の採用は慎重に行います。
いちど正社員を雇うと簡単には解雇できませんし、人間的に問題のある社員を雇うと組織に悪影響が及ぶからです。
ですが、フリーターやニートなど、社会に出ていない人たちも積極的に雇うなら、「その会社には何かある」と疑ったほうがいいです。
社会経験のない人は、社会経験のある人と比べて一般常識が足りず、実務能力が低い傾向があります。
にもかかわらず、そうした人を雇うということは、その会社自体がレベルの低い会社である可能性があります。
そういう会社で働いても、キャリアアップできないどころか、質の低い職場に不満を抱えることになります。
③「ピアスOK、髪型自由」と書かれている
「身なり自由」を謳っている会社には、素行の悪い人、常識の欠けている人が集まってきやすいです。
そうした人たちを雇うということは、それだけ会社としてレベルが低い可能性があります。
僕はむかし極端にだらしない会社で働いていましたが、そこには金髪の社員、髪を赤く染めた社員がいました。
もちろん、見た目だけで人を判断することはできません。
ただ、あくまで一般的な傾向として、身なりの制限をほとんどかけていない会社はブラックの可能性があります。
④ 極端な内容のことが書かれている
僕がかつて転職活動していたとき、以下のような記載のある求人票を見つけました。
- 現代社会に不満のある人歓迎
- 社会で浮いたメンバーの集まり
↑こうした表現からは、あきらかに常識とかけ離れた会社であることが見てとれます。
ふつうこんなことを書いたら、世間からは「変な会社」と思われて敬遠されます。
それなのにこうした文章を求人票に書いて公開するのは、自分たちを客観視していないということ。
求人票に極端なことが書かれているなら、常識のないブラック体質の会社であることを疑いましょう。
⑤ 給与体系が固定残業制
求人票に記載されている給与額に「固定残業代」がある場合、それが何時間分なのか確認しましょう。
「毎月残業が発生する」と予想したうえで、あらかじめ会社から従業員に支払われる定額の残業代のこと。
もし固定残業時間が「月60時間」「月80時間」などと書かれていれば、その仕事はかなり長時間労働である可能性があります。
僕はむかし固定残業月45時間の会社にいましたが、繁忙期は朝7時~夜8時過ぎまで働いていました。
45時間でも相当ブラックでしたが、それ以上となるといよいよヤバいかと・・。
もちろん月5~10時間くらいの固定残業ならまだしも、極端に長い残業時間なら、その会社は避けることをオススメします。
⑥ 給与額が高め。内訳が書かれていない
たとえば求人票に「月給35万円」と書かれていると、一般的に「けっこう高い」と感じるでしょう。
求職者のなかには、その給与額の高さに興味をもって応募する人もいるかもしれません。
ですが、給与額の内訳が求人票に書かれていないなら要注意。
表向きには月給35万円でも、実際の内訳が
- 基本給20万円
- 固定残業代15万円
かもしれません。
この場合、ありえないほどの長時間労働になります。
求職者としては、給与額のくわしい内訳は応募の前に知っておきたいもの。
けれど事前に知らせず、表面上の額面だけ大きく見せている。
それは自社にとって都合の悪い情報を隠し、いい部分だけ見せることで応募者を釣り上げようとしている感が否めません。
さすがにちょっと不誠実な印象がありますよね・・。
不誠実な会社は、労働環境も悪い可能性があります。応募は控えておきましょう。
⑦「欠員補充」と書かれている
求人票の募集背景にはたいてい、
- 「増員」
- 「欠員補充」
上記どちらかが書かれています。
増員の場合はとくに問題ないですが、「欠員補充」のために募集しているなら少し身構えたほうがいいかもしれません。
というのも、その会社で以前まで働いていた人が、何かしらの理由で辞めたからです。
「その会社の労働環境が劣悪で嫌気がさし、辞めた」という可能性もゼロではありません。
もちろん、ほかの事情で辞めた可能性もあるので一概には言えませんが。
ただ、怪しいと感じる会社の求人が「欠員補充」のために募集しているなら、念のため応募は見送ったほうがいいかもしれません。
⑧ 社員旅行やパーティーの写真が掲載されている
旅行先のハワイで、社員たちが楽しそうにピースして映っている写真。
こうした写真が求人票に掲載されていたら、要注意です。
その会社は、常識が欠けている会社である可能性があります。
会社は世間的に「大人が働く場」として見なされています。
顧客や取引先から信用してもらうためにも、会社ではあくまで「常識ある大人」として振る舞うことが求められます。
にもかかわらず、社員同士でワイワイ遊んでいる様子を求人票にのせて公開する。
こうした写真は、見る人によっては
「なんだか学生ノリのような会社だな・・」
と印象悪く感じさせるかもしれません。
一般的な大人の視点で、自分たち自身を客観視していない。
そうした人たちが集まっている会社は、日ごろ非常識なことが起きるブラック体質の会社である可能性があります。
まとめ:求人票でブラック企業を見抜こう
今回は、「ブラック企業の求人票の特徴」について解説しました。
求人票の内容は、その会社が問題のある会社かどうかを見極めるうえで有効です。
記載内容を読んで少しでも怪しいと感じたら、応募は見送るようにしましょう。
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