- 転職の面接で使える、強力な逆質問を知りたい人
- 逆質問で面接官の心をつかみたい人
転職面接ではかならず「なにか質問はありますか?」と訊かれます。
いわゆる逆質問ですね。
ここでどんな質問をするかであなたの印象が変わり、合否を大きく左右します。
今回は、転職の面接で好印象をもってもらえる逆質問について、例をあげながら解説します。
内定ゲットに役立つので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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なお、面接で効く逆質問は、面接官が誰かによっても変わってきます。
(人事、現場責任者、社長、役員など)
今回は、「誰が面接官でも有効な逆質問」について解説します。
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転職の面接で効く逆質問5選【具体例を交えて解説】
① 調べてるアピールの質問
- 「うちの会社を事前に調べてくれているな」と思ってもらえる
- 「うちの会社に興味を持ってくれているな」と思ってもらえる
「事前に御社のことを調べていますよ」と匂わせる質問をするのは効果的です。
たとえば、以下2つの質問を見てみましょう。(太字で示している部分が、調べてるアピールの部分です)
質問例①
御社ホームページの広報ブログを拝読したときに、社内懇親会の写真を何枚か拝見しました。
御社では、懇親会や打ち上げなどのイベントは定期的に行われているのですか?
質問例②
私は、今後も成長していく会社で、自分自身の成長も実感しつつ働きたいと考えています。
御社の社員数は現在約40名と認識しておりますが、今後事業の成長とともに人数が増える予定はありますか?
このように、応募先企業の情報を質問にさりげなく混ぜこみ、「事前に御社のことを調べています」と暗にアピールしましょう。
面接官は「この人、うちのことを調べているな」と思い、好印象になりやすくなります。
② 実体験と意欲を混ぜた質問
- 強い意欲があると思ってもらえる
あなたが今まで仕事でしてきた経験をもとに、熱量を感じさせる質問をしましょう。
ここでのポイントは、自分の実体験をもとに語ること。説得力が生まれ、面接官の心に響きやすくなります。
たとえば僕は、内定をもらった会社の社長面接でこんな質問をしました。
○○社長 (面接官の名前) が求める御社の人材像を教えていただきたいです。というのも私自身、勤勉さが大切だと思うからです。
現職では現場責任者として、業務改善や効率化のためにできることを自主的に調べたり、プライベートの時間に勉強してスキルを身につけてきました。
そうして得たスキルを仕事に活かし、現場を成長させることに貢献してきました。
以上の経験から、仕事においては業務に役立つスキル・知識を自主的に学ぶ姿勢が大切だと思っています。
社長が求める社員の人材像についえ、教えていただけますか?
すると社長は「さっき会議してたときにも話してたけど、まさに勤勉な社員が欲しいと思ってますよ」と答えてくれました。
どうやら社長の求める人物像と重なるアピールができたようで、結果、内定をもらえました。
このように、「仕事で経験した具体的なエピソード」をもとに意欲を伝える質問は、面接官に刺さりやすいです。
あなたの仕事での実体験をもとに、本気の思いを伝えましょう!
③ すでに入社する気でいる質問
- やる気があると思ってもらえる
すでに応募先企業の社員になったかのような質問をするのも効果的です。
面接官から「この人、やる気満々だな」と思ってもらえるかもしれません。
典型的なのは、自分の応募職種についての質問。以下で例を見てみましょう。
御社で働くにあたり、くわしい事前知識を得ておきたいと思っています。
そこでお尋ねしたいのですが、御社の○○職(あなたが応募した職種)の現場では、いまどのような課題がありますか?
上記のとおり。
こうした質問をすれば、「応募職種についての知識を早い段階で積極的に得ようとしている姿勢」が伝わります。
面接官に「この人、もうウチで働くつもりなのかな?」と思ってもらいやすいです。
もうひとつ例を見てみましょう。
転職では、職場が変わるにともない、引っ越しが必要になることがあります。
その場合に効果的な質問が、以下のとおり。
かりに御社で働かせて頂くことが決まったとしたら、引っ越しが必要になるかと思います。
参考のためお伺いしたいのですが、御社の社員の方々は、普段どちらにお住まいですか?
○○さん (面接官の名前) はどちらにお住まいですか?
通勤の注意点などがあれば、お聞かせいただきたいです。
上記のような質問は、その会社で働くことをすでに具体的にイメージしていることを暗に伝えられる質問です。
面接官からすれば「この人はウチで働くことを現実的に考え、すでに準備しようとしているな」と思うので、好印象になります。
④ 面接官の発言を利用した質問
- 機転が利くと思ってもらえる
- 自頭がいいと思ってもらえる
僕が以前、とあるベンチャー企業の面接を受けたときのこと。
面接官は社長だったのですが、事業説明のときに以下のことを言っていました。
弊社は毎年新しい事業に挑戦しており、つねに変化があります。
仕事内容が毎回同じであることはありません。
私自身、それが本当に楽しいと思っています。
のちの逆質問タイムで、僕は以下のように尋ねてみました。
さきほど社長は「変化」という言葉を使われていましたが、私も変化することの大切さを認識しています。
というのも、現職の業務ではつねに新しいアイディアを試し、変化を推進してきたからです。
現場の責任者としてオペレーション体制を見直したり、こうすればもっと効率化がいいんじゃないかと仮説立てて仕事に取り組んだり。
そうするなかで、変化することの大切さを強く認識しました。
そこでご質問なんですが、変化することの大切さについて、社長のお考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
この質問がなぜ好印象になるか。
それは、面接官が話した内容を材料に、自分なりの思考や実体験をまじえて即興で質問を作り出しているからです。
逆質問はたいてい、面接が始まる前から事前に用意しているもの。
面接官もそれを承知しています。
ですが事前に用意できない質問を、本番中に即興で思い浮かべて言語化できるのは、機転が利くことの証明になります。
面接官としては「この人は思考力があって頭がいいな」と思うので好印象になりやすいです。
よかったら、ぜひ挑戦してみてください!
⑤ 面接官への個人的な質問
- 個人的に好意をもってもらえる
面接官への個人的な質問がオススメな理由。
それは、人は自分の個人的な話をした相手に好意をもちやすいからです。
以下で質問例を見てみましょう。
ちなみにここでは、
- 人事・現場責任者が面接官の場合
- 社長が面接官の場合
の2パターンに分けて解説します。
質問例① 面接官が人事・現場責任者の場合
○○さん (面接官の名前) が御社で働こうと思われたきっかけについて、教えていただけますか?
○○さん (面接官の名前) がお考えになる、御社の仕事のやりがいや大変なことについて教えていただけますか?
上記のとおり。
1つめの質問は、面接官の「これまでの個人的なストーリー」を聞き出せます。
2つめの質問は、面接官の「仕事における個人的な価値観」について聞き出せます。
人はこういう個人的な話をした相手にたいして、心理的な距離感が縮まった感じがして好意をもちやすくなります。
僕も一次面接では、ほぼ毎回この質問をしていました。
では次に、面接官が社長の場合の質問例を見てみましょう。
質問例② 面接官が社長の場合
○○社長 (面接官の名前) は御社の創始者ということですが、もともと事業を始めようと思われたきっかけについてお聞かせいただけますか?
これまでの事業の成長過程やその過程で感じた難しさや大変さ、また、それをどう乗り越えてこられたかについてお聞かせ願えませんか?
上記のとおり。
社長のなかには、自分の事業に本気で取り組んでいたり、事業を心から楽しんでいる人も多いです。
とくに社長が創業者なら、創業秘話について熱く語りたがっていることも多々。
ビジネスを始めたきっかけや苦労話など、喜んで話してくれるかもしれません。
もちろん、そういうアツい話をした相手である応募者に、社長は好感をもちやすいもの。
ウチで働いてほしいなと思ってもらえれば、こっちのものです!
面接官に個人的な質問をしましょう。好意をもってもらえ、採用されやすくなります。
まとめ:面接の逆質問こそ転職成功のカギ!
今回は、転職の面接で好印象をもってもらえる逆質問について、例をあげて解説しました。
逆質問では、あなたの魅力・やる気をいかに面接官にアピールするかが大切です。
ぜひ今回の内容を実践で活かしていただき、面接突破してくださいね!
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